ケイサル・エフェス

登録日 :2010/06/06(日) 17:02:52
更新日 : 2017/08/18 Fri 20:49:55
所要時間 :約 5 分で読めます




我はまつろわぬ霊の王にして、

遍く世界の楔を解き放つ者なり。

全ての剣よ、我が下に集え。

彼の者達の意思を、その下僕たちを、あまねく世界から消し去らんがために。

わが名は霊帝。

全ての剣よ、我が下に集え。


第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~に登場するキャラで、αシリーズのラスボス。



□ケイサル・エフェス

年齢:不明 (50万年くらい)
全長:不明
重量:不明
声優:水木一郎
戦闘曲:終焉の銀河


□概要





以下、重大なネタバレ注意





ゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター)の創世神ズフィルードとして伝えられている存在。
真の霊帝であり、真のズフィルードである。

本来は二体の惑星防衛システム「ガンエデン」の内の一体、ゲベル・ガンエデンの中枢であるサイコドライバー能力者ゲベル。
バルマー星におけるファースト・サイコドライバー「アウグストゥス」である。
50万年前、銀河に栄えた文明が滅亡に瀕した時、その中で地球に住んでいた者達が講じた人類存続の策の一つ。
滅び行く地球から旅立った2体のガンエデンは、新天地に相応しいバルマー星にたどり着くとバルマー人を創造する。
ひと仕事終えた後、故郷が恋しくなったナシム・ガンエデンはバルマー星をゲベル・ガンエデンに任せて、滅びたはずの地球に向かって再び旅立ってしまった。

ゼ・バルマリィ帝国創世の時より支配者である霊帝として君臨していたが、本編の約五百年前に自らをガンエデン・システムから切り離した。
そしてイデやゲッター線、ビムラー、ザ・パワー、Gストーンなどに代表される「無限力」 *1 と相反する「負の無限力」と結びつき、ケイサル・エフェスとなった。
「無限力」は因果律を掌握しているため宇宙の運命そのものであり「アカシックレコード」とも呼ばれている。
そして宇宙にふさわしい知的生命体が生まれるまで 『アポカリュプシス』 という災厄を起こして宇宙を滅ぼし新たな知的生命体を生み出すループを繰り返している。
この「繰り返される生と死」の無限ループの中でアポカリュプシスで滅ぼされた者たちの無限といえる数の怨霊たちこそが「負の無限力」である。

バルマー人が崇める霊帝ルアフ・ガンエデンは彼が身代わりとして立てた偽りの霊帝に過ぎず、ゲベル・ガンエデンの力の源は失われている。
(ルアフ以前にも代理の歴代霊帝を立てていたとされるが、その頃のゲベルはまっとうにガンエデンの中に宿っていた筈である)
普段は自身を卵に還元した状態で、バルマー星の宮殿地下、聖堂玉座の裏にある巨大な台座の上で眠りについている。
シヴァーやアルマナを含め、ほとんどの人物はその存在を知らない。
だが並行宇宙の番人たるイングラム・プリスケンはその存在に気付いており、ケイサル・エフェスはユーゼス・ゴッツォを操ってその存在を縛っていた。
『α』の後、アストラナガンで直接対決しに来たので返り討ちにしてたらしい。
ユーゼスは操られながらも真の霊帝に気付いていたらしく、彼の非凡な才が伺える。因果律を歪める霊帝にCPSを完全にして対抗するつもりだったようだ。しかし主人公達が予想外に強くなったので霊帝打倒は主人公達に託している。

さすがに霊帝ルアフはゲベル・ガンエデンの中に宿っていると勘違いはしていたものの、負の無限力と融合していることは知っており「まつろわぬ神」と呼んでいる。
バルマーの裏死海文書を解読すればその存在が示唆されるのだが、バルマー人では霊帝を除けば勝手に盗み読んで解読したユーゼスくらいしか正確な内容を知らない。
しかし地球だとユーゼスを通してエヴァ勢が裏死海文書を解読済みなので、冬月先生も「まつろわぬ神」を知ってたりする。


ケイサル・エフェスの目的は 「アカシックレコード(正の無限力)に代わり、この宇宙を支配する事」 。実にシンプルである。
だがそれは 全宇宙のあらゆる生物が死滅し、代わりに宇宙が悪霊と怨霊のみが徘徊する地獄となる 事を意味している。
ルアフを倒し、アポカリュプシスを乗り越えて正の無限力に認められたαナンバーズを抹殺する為に活動を開始する。
アポカリュプシスを乗り越えたαナンバーズが歓喜に包まれる中、突如として卵の姿で現れる演出は中々不気味。

会話ウィンドウなどでは年季を感じさせる老人の姿だが、これは偽りの姿。
真の姿は「終焉の銀河」使用時に出現する異形の姿である。

負の無限力というだけあってその力は圧倒的で、帝国製機動兵器を無尽蔵に出現させ、更にゲベル・ガンエデンさえもコピーして出現させる。
およそ存在その物が悪意と恐怖の塊であり、その影響力はαナンバーズの勇者達……戦闘マシーンとして育てられたヒイロ・ユイ剣鉄也は勿論、勇者王たる獅子王凱をして圧倒的な威圧感を与えた。 
その恐るべき力にαナンバーズは追い込まれ、あわや全滅という所まで追い詰められる。

しかしその時、リン・ミンメイリリーナ・ドーリアンなどのαナンバーズの後援者達、ゲペルニッチなどの過去に戦い和解できた者達、そしてシャア・アズナブル渚カヲル、イングラム・プリスケンなどの過去に散った英霊達が登場。
彼らの想いを受けて立ち上がり、熱気バサラの「GONG」によってケイサル・エフェスの悪意を無力化し、打ち破った。
このシーンは他にも剛健太郎、鈴原トウジ、獅子王麗雄、兜剣造、司馬遷次郎、プリンス・ハイネルなどが生死に関わらず登場しており、オーケストラアレンジのBGMとなった主題歌の「GONG」と合わさり非常に熱いシーン。
ちなみにアスラン曰くラスティもいるらしい。出世したなラスティ。


我に流れ込む悪意の波動は無限ではなかったのか…!


ぶっちゃけ無限と言えるほどの悪霊の力全てを掌握してるわけではなく(他にもムゲとか居たし)、だからこそ銀河中から悪霊をかき集めるためにディス・レヴを欲したりもしたわけで。

元々ガンエデンはアカシックレコードに滅ぼされた古代人の生き残りのようなものなのでアカシックレコード憎しは仕方ないし、ガンエデンはアポカリュプシスを乗り越えることが第一なので、無限力に対抗できる負の無限力と融合するのも確かに合理的と言えるだろう。
しかしアカシックレコードに人々が認められ、もうアポカリュプシスが起きなくなったにも関わらず、認められた人々を抹殺してアカシックレコードの力を削ごうとする等、ガンエデン開発目的からすると本末転倒。
同胞であったナシムに説得されても「アカシックレコード側についた裏切り者」として聞く耳を持たない、悪霊達の王に相応しい「妄執と怨念の権化」に成り果てている。
最後の足掻きにヱルトリウムに取り憑いて道連れを図ったりイルイ・ガンエデンを取り込もうとしたりするが、発動したイデと対消滅する形で宇宙から消え去った。
ハード最終話では悪足掻きをすることなく、「因果の鎖と無限力がある限り自分は再び現れる(意訳)」とラスボスお決まりの捨て台詞を吐いて消滅した。

メカニックデザインはディス・アストラナガンと同じく金子一馬。
その為、デザインラインが機械的ながら有機的でなおかつおどろおどろしい物となっている。
さすがは悪魔絵師。

声優はなんとアニソン界の帝王こと水木一郎ゼェェェェェット!
GONGイベント後の戦闘前会話には、兄貴が今まで歌ったアニソンの歌詞ネタが台詞の随所に散りばめられており、探してみると面白いかもしれない ゼェェェェェット!

スパロボオリジナルのボスキャラとしては、今の所ペルフェクティオと並んで一番スケールのでかい敵。
負の力を依り代とする部分は、ヴォルクルスやダークブレインにも似ている。

OG世界に登場するかは不明。一応ゼ・バルマリィ帝国の親玉という立場だが、出ない可能性も十分ある。


□武装

  • 絶望の宴
MAP兵器。
典型的な放射型で、割と厄介。

  • 霊帝の福音
頭部が迫り出し、口からビームを発射する。
ズドォン!と塔が倒れるような音を立ててこちら側に顔を向ける演出はビビる。
福音(冥土の土産的な意味で)とあるのでラーゼフォンのボイスみたいなものかもしれない。

  • 終焉の銀河
第三次αの副題にして、ケイサル・エフェスの最強武器。
古えの白き祭壇(通称:兄貴のライブステージ)に、 黒い肌と紅い三眼、2本の角、6つの腕を生やした『真のケイサル・エフェス』 が顕現。
セフィロトの樹を描いた札から無数の悪霊達を呼び出し、敵を飲み込む。
スパロボオリジナルの敵キャラには珍しいトドメ演出付きの技で、撃墜されると悪霊達に纏わり付かれ、悪霊達の中に引きずり込まれてしまう。
強力な全体攻撃なので、下手をすると「柿崎ぃぃぃぃぃぃ!」な事になる。


尚、撃墜時の『ハォォォォォォォ!』は兄貴の持ち歌である超人バロム1の擬音歌詞『ブロロロロ~』を加工してある。
因みに攻撃は全てリアルカットインである。









我が名は霊帝ケイサル・エフェス……
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