ジム・キャノンⅡ

登録日 :2012/09/29(土) 00:58:08
更新日 : 2017/02/09 Thu 12:23:34
所要時間 :約 5 分で読めます






型式番号:RGC-83
頭頂高:18.0m
本体重量:47.3t
全備重量:66.9t
ジェネレーター出力:1,420kW
スラスター総推力:59,480kg
装甲材質:チタン合金セラミック複合材

武装:
60mmバルカン砲×2
ジムライフル
ビームキャノン×2
ビームサーベル
シールド

パイロット:
チャック・キース
チャップ・アデル


一年戦争後にオーガスタ研究所が造った地球連邦軍の量産機
ジム・キャノン量産型ガンキャノンを一つにした集大成的な機体であり、開発時にはそれらのデータが反映されている。コンセプトは「ガンキャノンの純然たる量産化」。

設計するにあたって、基礎的な部材は他のジム系MSとのなるべく高い互換性が得られるよう考慮された。
特に同時期に造られていたジム・カスタムとは生産ラインの大半を共用していて、基本フレームやジェネレーターなどはほとんど同じ構造である。そのジェネレーターは出力が高く、技術の進歩や生産性がアップしたことも手伝って採用された。

これを受けて肩には実弾砲ではなくビームキャノンを2門装備している。また、地上で精密射撃を行う際に機体の安定性を確保するため、腰にはスタビライズド・ギアが配置された。

全身にはチョバムアーマーが採用され、かなり防御力が高い。
これはガンダムNT-1のそれと概念は同じなのだが構造は違っていて、緩衝層やリアクティブ層を複合した装甲がフレームに直に取り付けられている。この名で呼ばれているのも便宜的にNT-1に倣っただけである。
直に取り付けられている為装甲の分離は不可能だが、放熱のために解放することは可能。劇中でもコックピット内で寝てしまったキースの代わりにモーラが外部から強制放熱のために解放させているシーンがある。
アーマーのエクステリアの一部はNT-1と同じであり、これによって重量を抑えつつ高い耐弾性を持たせている。

支援機として非常に優れた機体として完成した本機だったが、ジム・カスタムとの連携運用が原則だったことが仇となって少数しか生産されず、量産計画は頓挫。またティターンズが開発陣ごと計画を管理下に置いたことで後継機も造られず終いとなってしまった。



●武装
  • 60mmバルカン砲
頭に内蔵された連邦MSおなじみの武器。
迎撃や牽制、威嚇などに効果を発揮する。


  • ジムライフル
射程の長いマシンガン。汎用タイプをロングバレルに換装している。バレル以外にセンサーやマガジン、ストックなども換装可能。
55.6mmのケースレス砲弾を使用し、1マガジンにつき30発。ケースレスなので空薬莢は出ないため、廃筴口は不発弾の排出に使われる。


  • ビームキャノン
両肩に装備。
ジェネレーターと直結していて出力が高い。またエネルギーCAPシステムが予備の回路として組み込まれている。
ちなみに量産機で高出力ビーム砲を標準装備したのは本機が最初。


  • ビームサーベル
左腕にマウント。
グリップは他の機体の物より小さいが、これはあくまでも接近戦を仕掛けられた場合のフェイルセーフとして装備されているから。自分から接近戦を仕掛けることはほとんどない。


  • シールド
ジム・コマンド用をアップデートした曲面型。耐ビームコーティングも施されている。
裏に予備のビームサーベルやマガジンを装着できるタイプもある。



●劇中の活躍
主なパイロットはキースとアデル。
ガンダム試作2号機の奪還任務に就いたアルビオンに2機が配備され、キンバライド基地や月面のフォン・ブラウン市の戦闘などでガンダム試作1号機やジム・カスタムの支援に活躍した。

U.C.0087年時のグリプス戦役でも何機かが実戦に出ているのが目撃されている。



●派生機

◆ジム・キャノンⅡ(ティターンズカラー)
「GUNDAM LEGACY」に登場。
ジム・クゥエルと共にティターンズに配備された機体で、黒系統のカラーリングに変わっている。

ティターンズに転属したエイガーが乗り、ジェイクのザクⅡを撃墜している。


◆ジム・キャノンⅡ(エゥーゴカラー)
機動戦士Ζガンダム A New Translation」に登場。
こちらはエゥーゴカラーに塗り替えられたジム・キャノンⅡ。配色はネモっぽい。

ゼダンの門での戦闘に参加していて、最終決戦でもアーガマから出撃していく姿が映っている。


◆ジム・キャノンⅡ(ルシアン・ベント専用機
「ADVANCED OF Ζ 刻に抗いし者」に登場。
反ティターンズであるザンジバル級機動巡洋艦ケラウノスの所属機で、頭部のセンサー系が改良されている。

また人手も物資も足りないせいで接近戦にも対処できるようにしなければならず、左腕にはダブルヒートホークが装着された。
携行武装にはロングライフルも用意。

カラーリングは黒・白・青からなる縞模様の迷彩だったが、後に変更されている。


◆ジム・キャノンⅡ[ホワイト・コーラル]
カラバからもらったパーツを使ってルシアン機を改造。
頭部のセンサーが換えられ、肩にはアンテナを装着している。

両肩のビームキャノンは右が開放型の砲身を持つ新型メガ粒子砲に、左が照準器に換装された。
これらの改造のせいで上半身がかなり重くなり、それをフォローすべく脚の増加装甲を外している。



ガンプラ
HGUCで通常のジム・キャノンⅡが発売。




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