微妙な通常モンスター(遊戯王OCG)

登録日 :2010/01/31(日) 01:51:51
更新日 : 2017/07/12 Wed 18:21:21
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「上級ならモリンフェン様が最弱だろ」
「いやいやレオ・ウィザードも捨て難い」
「時期的にも誰得なシェイプ・スナッチだよ」



遊戯王OCGで初期の通常モンスターについて語らう際、必ずといっていいほど話題になるのが「最弱の上級モンスターは誰か」。
その弱さゆえ、逆に知名度の高くなっているカードとしてはモリンフェンレオ・ウィザード等が存在する。

だが、忘れないでほしい。
彼ら以外にも、候補となりうる上級モンスターはいるのだということを……



【地味で微妙なモンスターたち】
《ガジェット・ソルジャー》
星6/地属性/機械族/攻1800/守2000
戦うために造られた機械の戦士。
さびない金属でできている。

海馬瀬人が使用するモンスターの1体。
原作ではレベル4だったが、OCGでは上級モンスターになってしまった。

さりげなく「ガジェット」の一員であり、その元祖。
一応「起動兵士デッドリボルバー」の強化には使えるのだが、
普通に三色ガジェットを使った方が遥かにお手軽なのは言うまでもない。
「さびない金属」で出来ているらしいが、「酸の嵐」で破壊される。


《サンド・ストーン》
星5/地属性/岩石族/攻1300/守1600
地下から突然目の前に現れ、触手で攻撃してくる。

低い攻撃力に無駄に高いレベルとポテンシャルは十分なのだが、守備力が1600と微妙に高くあまり目立たない。
「触手で攻撃」とあるが、エロ同人の触手要員でこいつを使う人はいないだろう。

しかし、こいつを語る際に外せないのは「岩石の巨兵」。
同じ属性・種族・攻撃力で レベルが高いにも関わらず守備力が劣る のはいわずもがな、
何と「サンド・ストーン」と「岩石の巨兵」は登場したのが同じパックなのだ。
まさに出オチもいいところである。


《サキュバス・ナイト》
星5/闇属性/戦士族/攻1650/守1300
魔法を唱え、相手を血祭りにあげる悪魔の魔法戦士。

悪魔、魔法使い、戦士と、種族がわかりづらいフレーバーテキストをしている。どれだよ!
コウモリの羽を模した面積の小さいヌーブラ(?)を付けているので、おっぱいがとんでもなくエロい。
何度かこのカードの絵柄のお世話になったデュエリストもいるのではなかろうか

攻撃力がそこそこ高いが、そのせいでギリギリのところで「カオスエンドマスター」でリクルートできない。
この残念具合がネタになりそうなものだが、
攻撃力 1610 の「ダーク・キメラ」というニアピン野郎のせいで全く目立たない。
でもエロいのでry


《死の沈黙の天使 ドマ》
星5/闇属性/天使族/攻1600/守1400
死を司る天使。
こいつに睨まれたら、死から逃れられない。

初期に多い、イカした名前のモンスターの1体。
当初から闇属性の天使族というアイデンティティを守ってきたが、近年の堕天使ブームによってそれも失墜した。
少しイってしまった感じの眼も何故か寂しく見える。
しかし、《カオスエンドマスター》でリクルートできる最高攻撃力なので、この中ではマシな部類とも言える。


ダーク・キメラ
星5/闇属性/悪魔族/攻1610/守1460
魔界に生息するモンスター。闇の炎をはき攻撃する。

初期のモンスターの中でもかなり中途半端なステータスの持ち主。
上述のように「カオスエンドマスター」の効果でリクルートできない範囲での最低攻撃力を持つ、ある意味最も悲惨なカード。
弱小カードとしての知名度はレベル・属性・種族が同じ「モリンフェン」に劣るが、実際はこちらの方が使い道がないと言える。


《ボルト・エスカルゴ》
星5/水属性/雷族/攻1400/守1500
ネバネバの液をはきかけ、動けなくなったところに電撃アタック!

「エア・イーター」や「フレイム・ケルベロス」といった、扱い易い通常モンスターがノーマルで封入されるようになったvol.6で、
「俺もいるぞ!」といわんばかりに登場した微妙カード。
「電撃アタック!」とあるが、エロ同人のリョナ要員でこ(ry

何気に長い間、雷族の通常モンスターとしては最強のステータスを誇っていた。
今では下級の「ジェムナイト・ルマリン」に抜かれている。


《キラー・マシーン》
星5/闇属性/機械族/攻1450/守1500
大きく反った剣を振りかざし暴れる、殺人マシン。
vol.7で大量に登場した、機械族不良品シリーズの1体。その中でもステータスの低さではこいつがぶっちぎり。
さっさとリメイクなりリコールなりしていただきたいものである。

「シェイプ・スナッチ」と比べると、攻撃力が250高い分守備力が200低い。
「地獄の暴走召喚」でもして存分に暴れさせてやろう。
ノヴァ」の素材になり、そこから「インフィニティ」にランクアップできると考えると、案外侮れないかも。


《ラムーン》
通常モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻1200/守1700
月に住む魔法使い。月の持つ魔力で相手を魅了する。

BOOSTER3で登場した魔法使い。
守備力はそこそこあるが、攻撃は「レオ・ウィザード」や「サンド・ストーン」よりも低い1200しかない。

光属性かつ魔法使いなので「プレアデス」や「魔導皇聖トリス」などの素材にはなる。

真DMではこいつと「アサシン」を融合させると、なぜか 「進化の繭」 になる。


《シーホース》
星5/地属性/獣族/攻1350/守1600
ウマとサカナの体を持つモンスター。海中を風のように駆け巡る。

なんだこいつ……
シーホースとはタツノオトシゴのことで海外名はまんま「Tatsunootoshigo」。
なのだが、イラストは 上半身がウマで下半身がサカナ と訳がわからない状態になっている。
お前のようなタツノオトシゴがいるか!(むしろケルピーでは…)
たぶん「海に住んでいる馬」だといいたいのだろう。


ただし、ステータスで考えても地属性・獣族とサカナの要素がまるでない。
せめて水属性だったなら「伝説の都 アトランティス」の効果を受けられた。だからどうしたというレベルではあるが。

「カイザー・シーホース」や海馬社長とも関係ない。
「サンダー・シーホース」という後輩が最近できた。かわいい。でも関係ない。
むしろこっちはタツノオトシゴな見た目であり、真にシーホースと言える。

このようなわけのわからんモンスターではあるが、
何と、ニコニコ動画のとある人気企画動画で マスコットキャラクターになっている
これだけならばここに書くことでもないが、なんとその企画をTFスタッフが ネタ にした。
そのデッキの中にシナジーが薄いこのカードが採用されている。(エクゾディオスの攻撃力上昇に使えるけど)

一人の決闘者の(なりゆきでの)愛がイメージを変える。そんなこともある……


●微妙な融合モンスター
初期は、攻900守700の《フュージョニスト》を始めとして能力値が低く効果も持たない融合モンスターが多かった。

だが、かつては《魔導サイエンティスト》《突然変異》等で特殊召喚されたり、
現在も「簡易融合」によってシンクロ召喚のサポートとして多くの初期融合モンスターが使われている。

きちんと融合召喚される機会はほとんど無いが、まともな働き口が見つかった分、上記の通常モンスターよりは救われているといえるだろう。

とはいえ、《メタル・ドラゴン》《スケルゴン》のように、「星6以上かつ低ステータス」のモンスターも何体か存在している(《簡易融合》で特殊召喚できるのは星5以下)。
彼らが救済される日は来るのだろうか。




【現在】
最近は通常モンスター自体の新登場が少なくなっている。
効果モンスターで「微妙」と評されるものも多いが、大半はなんとかして使い道を見つけられる。


そういう意味では、上記のような誰得カードの登場は淘汰されたといっていいだろう。


しかし、当時を知る者にとっては古きよき時代を思い出させてくれるカードたちであることもまた事実である。
遊戯王OCGも10周年。ヴァリュアブルブック1を開いて、過去を思い返してみるのも悪くはないだろう。

また、シンクロやエクシーズ等の召喚が増えてきたようにどのカードも素材としての価値を持ち得るようになった。
我こそはと思う者は自らの手で使ってみても良いかもしれない



サンド・ストーン「なんで俺らはレベルが5なんだろうな。せめて4なら……」
シーホース「まあそう腐らないでください。時代の流れには逆らえませんから(僕は公式でネタにされたけどね)」
キラー・マシーン「しかし、俺らみたいな踏み台がいなければ今日の発展はありえなかったろうぜ」
ボルト・エスカルゴ「今は大人しく押し入れの中で眠ってようや。いつかマスターにリクルートされる日までな」



サキュバス・ナイト「……」
ダーク・キメラ「がう」



この他にも日の当たらないカードたちはたくさんいます。
追記・修正して記憶に留めてあげましょう。

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