ダライアス

登録日:2009/05/28(木) 03:18:13
更新日:2024/03/06 Wed 22:57:20
所要時間:約 7 分で読めます








WARNING!!



A HUGE BATTLE SHIP

KING FOSSIL-A

IS APPROACHING FAST.






「巨大な何かが動き始めた――。」

異星人ベルサーの来襲により、死の星と化したダライアス。

生き残ったプロコとティアットの2人は

新鋭機「シルバーホーク」に乗り込み、ダライアス星からの脱出を決意する。

だが、そこにはベルサーによる死の罠が待ち受けていた…



概要
タイトーが1987年2月に販売した横3画面横スクロールシューティングゲーム。
後に前日談として『Gダライアス』が出たので、ダライアス史としてはエピソード2、この後は『ダライアス外伝』、『ダライアスII』、『バースト4部作』と続いていく。

全7面構成で、ボス破壊後にステージの進路が分岐。このどちらか選んで次のゾーンに進んでいく*1
最終ゾーンにはゾーン別に用意されたボスがおり、倒すと分岐別のエンディングとなる。



ゲームシステム
8方向レバーで自機「シルバーホーク」の操作。
ショットボタンで対空ショット。
ボムボタンで対地ボムを放つ。

途中出現する赤・青・緑にカラーリングされた敵を破壊するとパワーカプセルが出現し、取得することによってシルバーホークの強化をはかれる。
カプセルには敵弾を打ち消す判定があるため臨時のシールドとして使うことも可能。

また、特定の地形には得点を得られる白カプセル(50~51200点)や1UP、画面内の敵を殲滅する金カプセルが隠れており数発の攻撃を当てると出現する。

パワーアップはショット、ボム、アーム(シールド)の3要素があり、
ショットは赤カプセル、ボムは緑カプセル、アームは青カプセルを取ることによって強化される。

強化は3レベル・7段階に分かれており、カプセルを8個取ると次のレベルに移行できる。

  • 対空ショット

ミサイル(初期段階)

貫通性のない直線的に飛ぶミサイルを放つ。
カプセルを取り続けることで単装→二連装→三連装と強化され、同時発射数も増える。
連射の効きと攻撃幅が強みで、使い勝手がよい。

レーザー

敵を貫通する短い直線レーザーを放つ。
カプセルを取り続けることでレーザーの長さが伸び、威力が高くなる。
上下幅が狭く当たり判定が弱い。
しかも貫通するために弾切れを頻発し、非常に使いづらい。
特に4面ボスのファッティグラトン(ピラニア)をレーザーで倒せるかが腕の見せどころになる。
このため慣れないうちはミサイル最大レベルでパワーアップを止める「ミサイル止め」が推奨されるが、後述のウェーブにするためにはレーザーでの攻略が必須となる。

ウェーブ

敵も地形も貫通する上下幅の大きなウェーブを放つ。
カプセルを取り続けることでより巨大化し、威力が高くなる。
弾数はショットの段階に関係なく常に三連射。
非常に強力な装備であり、単純な威力もレーザーとは比べものにならない。
地形を無視して攻撃できる利点によって、狭いステージを攻略するのに非常に役立つ。
きらびやかな効果音と共に3画面を走っていくウェーブは非常に美しくカッコイイものであり、初心者はミサイル保持でのクリアが基本となるが、
ショットをウェーブにすることが出来たときの感動は大きい。

  • 対地ボム

ボム(初期段階)

前方下へと小型ボムを投下する。
当たり判定が大きく、空中の敵にも使いやすい。
前身しながら撃つと通常よりも遠くへ、後退しながら撃つと手前へ落とすことができ*2、地形の砲台等を狙い撃ちするのに重宝する。
カプセルを取り続けることで当たり判定が更に大型化。見た目の変化がないのでパッと見は地味だが、狙い撃ちが重要な本作では決して無視できない。
弾数は下記のツインボム、マルチボム共に各方向毎に二連射で固定。

ツインボム

前方上下にボムを放つ。
短距離ながら真正面にも攻撃判定が出るため、堅い敵に張り付いて撃ち込めば驚異的な威力を発揮する。

マルチボム

ツインボムに加え、後方上下にもボムを放てる。
自機の真上・真後・真下にも攻撃判定が出るため自機周辺に死角がなくなる。
後ろからも敵が積極的に攻めてくるダライアスでは非常に強力な装備である。

  • アーム

ノーマルアーム(緑色)

青カプセルの最初の1個を取得すると全方位シールドのアームが張られる。
形は楕円型でグラディウスのフォースフィールドのようなもの。
全方位からの攻撃を防げる。耐久値が残り1発分になるとシールドのサイズが小さくなる。
未装備の状態で回収すると3発分の耐久力*3を持ち、アームが付いている状態でカプセルを取得し続けることで1発分ずつ増えていく。
そのため、ノーマルアームの耐久値が残り1発の状態で青カプセルを回収する場合、そのまま回収するよりも
一旦アームを剥がしてから青カプセルを回収した方が耐久値が1発分多くなる。シリーズ通して覚えていて損はしないテクニック。

本作のみアームの判定が自機の判定を覆うような形となるため、アームを貫通する攻撃が自機に直撃したり
ボス本体やパーツに自機が直接接触したりするとそのまま即死してしまう。

スーパーアーム(銀色)

カラーリングが変化し、アームを装備している状態でカプセルを回収すると耐久値が2発分増加する。
青アイテムが多いゾーンを通ればに一気に10枚以上回復させることが可能。
ただし、このアームへ成長した頃には同時に道中の敵の攻撃も激化していることが大半のため、油断は禁物。

ハイパーアーム(金色)

スーパーアームの効果に加えて、地形への接触をはね返りで防ぐことができるようになる。
ただし狭い地形などで接触してしまい、はね返りで反対側の地形に再び接触してしまうとミスになってしまう。
ドリブルと呼ばれる現象であり、狭いゾーンを攻略する際には注意が必要。
とあるゾーンではあえてスーパーアームで止める攻略法が推奨されることも。*4
昔からずっと「上限がない」と言われていたが、実は25枚の制限があることが2019年発覚。



特徴
スクロールシューティングゲームとしては極めて異例の大型筐体を用いたゲームが本作である。

過去の同社製シューティングゲーム「ワイバーンF-0」にも使われたハーフミラーと呼ばれる透過性のある鏡を使い、モニター3台を互い違いにセットすることで横一直線に繋がった広大なバトルフィールドを作りあげることに成功した。

設備が非常に豪華な筐体で、

  • コントロールパネル
  • ステレオスピーカー
  • コインシューター
  • ヘッドホン端子挿入口
  • ボディソニック(重低音振動機)内蔵・背もたれ&クッション付きベンチシート

がすべて筐体にセットされており、プレイ中は大音量でステレオスピーカーから金属的なサウンドがかき鳴らされ、ボディソニックを内蔵したベンチシートから低音がドコドコ響き体全体に直接振動が伝わるという非常に迫力のあるプレイができた。

筐体は2タイプあり、モニターサイズが15インチと19インチのものが存在し
19インチは筐体ごと大きく設計されている。
初期出荷分は19inで、後から「もうちょっと狭いスペースに置きたい」というリクエストに答えて15in筐体が出荷された。
画面保護パネルに鍵がついていたら19in、無かったら15in。

横に広い戦闘空間のため、適度な配分でショットをばらまかないと弾切れを起こしてしまう。
このため「狙う」射撃が必要となり、ゲーム攻略に幅を広げた。

また、3画面であることを活かしてボスは全て1画面に及ぶような巨大なものとなっている。
巨大さを活かしやすいため全て水棲生物がモチーフになっており、筐体が持つ迫力とともにプレイヤーに絶大なインパクトを与え、好評だった。

後のダライアスシリーズのボスは初代からのインパクトを引き継ぎ、そのほとんどが巨大なものになっている。

またタイトーサウンドチーム「ZUNTATA」によるOGRこと小倉久佳氏が中心となったBGM・SEも評価が高く、熱狂的ファンを多数生み出した。
意図的にゲームと関係のないような曲調を奏でつつも一体感を出す独特の手法は、ゲームミュージックに新たな風を送り込む事に成功した。
その人気は、当時ダライアスの筐体にヘッドホン端子が付いているのをいいことにラジカセを持ち込んで、サウンドを録音した者がいたほどである。
後にサウンドトラックも発売され、今現在もダウンロード販売及びサブスクリプションサービスで配信中。

一方、パワーアップ方式に難があり、自機を強化するために多数のカプセルが必要となることが欠点として挙げられる。
一度でもミスをすると復活したときに装備が各レベルの最低値まで戻ってしまうこともあり、場所によっては一度でもミスするとそのままなし崩し的にゲームオーバーになってしまうこともザラではなかった。

またゾーン別の難易度を把握しておかないと攻略が容易でないことも一つのネックとなった。



現在では

稼働から30余年経ったダライアス。

基板も寿命をむかえつつあり、「シューティングゲームなのに大型筐体」といった欠点や、他のゲームのスペースを取るために筐体が処分されたり、客層の単純なシューティング離れが進んだこともあり
稼働可能なダライアスが少なくなりつつある。
また、「基板は所持しているが純正筐体がない」といったロケーションでは筐体を自作したり
他の筐体を改造したものに基板を入れて稼動するケースも見られる。

現代においてもシューター・オールドゲーマー問わず非常に高い人気を誇っており遠出をしてまでプレイする人は多い。

現在ではとても希少なアーケードゲームの一つであり、その所在は以下に確認されている。

長野県  ニャライズ(NEW.VerとEXTRA.Ver。その場で遊びたいバージョンを指定する方式)
東京都  高田馬場ミカド(OLD.Ver)
     秋葉原HEY(EXTRA.Ver。またNEW.Verも基板自体は所持していて、NEW&EXTRAの2台体制で稼働していた時期がある。15in筐体。)
埼玉県  ウェアハウス草加店(New ver。閉店したウェア川崎九龍城から移設)
愛知県  天野ゲーム博物館(NEW.Ver)
大阪府  新世界レトロゲーセンザリガニ(TAITO AMERICA.Ver)
奈良県  アミューズメント CUE 奈良三条店(OLD.Ver。またNEW.Ver、EXTRA.Verの基板も所持しており、入れ替え対応可能)



基板のバージョン

  • OLD.Ver

国内向け初期バージョン。最初期のバージョンでは無敵バグがあったため修正された。
レーザーとウェーブに対するボスの耐久力上昇が非常に著しく、3~4面ボス辺りから永久パターン防止キャラの登場が避けられなくなる。
これがミサイル止めクリアが編み出されるきっかけともなった。
ミサイルに対する耐久力はかなり低く、張り付いてボムとともに強化ミサイルを撃ち込むことでほぼ瞬殺にもっていけるボスが多数存在する。
基板バージョンの特徴は、タイトル画面無印、デモ画面におけるGAME OVER表記が白フォントであるといった点から確認可能。

現代の視点から見てもかなりアンバランスな調整だが、現在でもスコア申請がされる程の稼ぎの熱さや
不沈艦のごとく泳ぎ回る堅いボスとの対戦感といった点から、玄人からの人気が高い。

  • NEW.Ver

国内向け中期バージョン。
レーザーとウェーブに対するボスの耐久力がかなり下げられた。
ストロングシェル(V及びV'ZONEラスボスの亀)のように、OLD.Verでミサイル張り付き(正確に言えば、レーザーでも可能)瞬殺ができたボスは耐久力に大きな調整が入っている。
また、6面ボスのアイアンハンマー(シュモクザメ)の頭部にショットを弾く判定が追加されたため、ミサイルでは少々倒しにくくなった。
基板バージョンの特徴として、デモプレイ画面におけるGAME OVER表記が赤フォントになっているため、これで確認できる。

システム自体の問題も有り、レーザーの使い勝手はさほど良くないままではあるが、全体的にバランスよく調整されておりプレイしやすいバージョン。

  • EXTRA.Ver

国内向け最後期のバージョン。当時のゲーメストで著名な石井ぜんじの監修によるバージョン。
武器に依らず、ボスの耐久力が更に大幅に下げられた。ボスのヒレ等、部位破壊ができるものを破壊すると本体にもダメージが加算されるようになった。
敵機パターンも道中が大幅に変わったポイントがあったり、一部地上的に微妙な耐久力がもたされていたり、ボスの攻撃がまるで違うものまである(例:5面ボスのキーンベイオネットと6面ボスのアイアンハンマーは自機の認識軸の拡大化、Z及びZ' ZONEのグレートシングとX ZONEのオクトパスはパターンがまるきり違う等)。
最終ステージクリアー時に、所持残機数が得点に加算されるようになった。1機100万点という破格ぶりで、これは永久パターン防止キャラのヤズカ・タカーミィやボスの放つミサイル系の攻撃を破壊し続け、残機潰し得点稼ぎへの歯止め策である。
基板バージョンの特徴として、タイトル画面にて「EXTRA VERSION」の表記が出る。

アイテムを回収してガンガンパワーアップしていくプレイスタイルでの難易度が改善され、ボス戦のテンポがよくなった一方で、
無意味に厳しくなった道中に反して全般的に柔らかすぎるボスや、稼ぎのポイントの削減といった調整によって評価としては賛否両論といったところ。
皮肉にも現在最も残存数の多い基板である。

  • TAITO AMERICA.Ver(北米版)

北米市場向けに市場向けに発売された、いわゆる海外版。
基本的にOLD.Verを踏襲しているが、ボスの耐久値はNEW.Ver準拠になっており
道中の敵の出現パターンに国内版から若干の変更が加えられている箇所が存在する。
国内用3バージョンにはない要素として2P側(TIAT機)単独でのゲームスタートが可能になり、
途中参加時や2人同時プレイ中、ミス後の自機復帰の際に専用演出が追加されている。

基板バージョンはタイトル画面のライセンス名にて確認可能。
OLD Ver.がベースのため、デモプレイ画面のGAME OVER表記は白フォントである。



移植版

「横3画面仕様」というハードの性能差以前に物理的にあまりにも高すぎる壁が存在していたため、
当時の移植作は1画面用に大幅なアレンジが施されている。
横3画面仕様も含めた完全移植は解像度16:9のHDモニターが普及したアーケードアーカイブス版(PS4)でようやく実現した。

  • スーパーダライアス(PCエンジン CD-ROM2)

初の家庭用移植。
原作のゲームデザインをテレビの1画面に巧みに落とし込んでおり、ダライアスシリーズ全体の移植タイトルの中でも特に評価が高い。
アーケード版の原案段階では存在した「全26ゾーン全てに専属のボスを配置」を実現し、
BGMも原作のものがほぼそのまま使用されている。
ウェーブで敵を破壊すると得点が入らないという致命的なバグがある。

  • ダライアスプラス(PCエンジン、PCエンジンスーパーグラフィックス)

シリーズ唯一のHuカードソフト。スーパーグラフィックスでプレイするとチラツキが少なくなる対応品。
完成度は悪くないものの、スパダラが先に登場した上にPCESGの普及率の低さもあって影が薄い。

  • ダライアスアルファ(PCエンジン)

スパダラの裏技であるボス連戦モードのみを収録した作品。
プラス発売記念キャンペーンでのみ配布された非売品のためプレミアがついており、入手困難。
雰囲気でも味わいたいのならコズミックコレクションCEに収録されているのでそちらをどうぞ。

  • サーガイア(ゲームボーイ)

初の携帯機作品。タイトルはⅡの洋題から。
据え置き機に比べてスペックの制約が大きいGBとしてはかなり頑張った移植であり、容量の関係で大きくアレンジが加えられている*5にもかかわらずプレイ感覚はそう変わらない。特にGBの限界に迫るBGMは好評で、イヤホン等でプレイするとステレオサウンドによる臨場感を存分に味わえる。
スパダラと並ぶ名アレンジ移植として評価が高い。

  • ダライアスR(ゲームボーイアドバンス)

Gダラver.2以降シリーズが休止していた時期に発売されたことや、同ハードの数少ない横シューであることなどから期待されたが、蓋を開けてみれば上記の作品群に遠く及ばないクソ移植ぶりでファンを絶望のドン底に叩き込んだ。
特にBGMはシリーズの名曲のクソアレンジの寄せ集め*6という有様で、挙句ファンタジーゾーンのラスボス曲の盗用疑惑まである*7など問題点だらけ。
ダラバーがシリーズを復活させた今日では最終作としての価値も消失してしまった。
強いて評価点を挙げる時は、「パッケージのセンスが良い」「終盤の自機は強くて爽快」と言われる。

  • アーケードアーカイブス版(PS4)

アーケード版稼動開始30年目にして史上初の完全移植。オート連射等の追加以外にシステム面での変更点は特にない。
3つ全ての国内基板バージョンが遊べる(OLD.Verはアップデートで追加された)のに加え、新規にスコアアタックモードも収録されたゴージャスな仕様。
更にウーファーや5.1chサラウンドに対応し、実機での三画面筐体における画面のズレを再現できるシステムを実装、挙げ句の果てにボディソニックもコントローラーの振動で再現するなどかなりの気合の入れよう。
なお、フレームレートの関係でオリジナル版よりもゲームスピードが若干早い。
同ハードでリリースされているダラバーCSと遊び比べてシリーズの歴史を感じてみるのもいいだろう。


  • ダライアス・ジ・オリジン(PC、スマートフォン)

楽天ゲームスで配信されているブラウザゲーム版。「楽天ダライアス」とも呼ばれる。
ゲームプレイでたまるコインを利用して、出撃前に装備をある程度強化したり、パワーアップカプセルの出現率を上げることができる。
レーザーやウェーブを装備していけばクジラを含む大概のボスが文字通り秒殺可能なのを筆頭としてゲームバランスがかなり大味なので熟練のシューターには物足りないかもしれないが、
難易度そのものはかなり低く、グラフィックやサウンドの再現度は高いので初心者でも気軽に遊べるし、移植版が家になくても雰囲気を楽しむことは十分に可能。
登録不要*8かつ基本無料で遊べるのもポイント…だったが楽天ゲームスのサービス終了によりプレイ不能になった
布教にはうってつけかもしれない


  • ダライアスコズミックコレクション版(Nintendo Switch/PS4/PC)

レトロゲーム移植に定評のある有限会社M2による移植。
アーケード版国内向け3バージョンを収録。特装版ではそれに加えて上記のダライアスアルファも収録。
インストラクションカード表示やオンラインランキング機能に加えて、同社が展開する『M2ショットトリガーズ』シリーズでおなじみとなったガジェット表示機能を追加。アームの残り枚数や取得した銀アイテム全てのボーナス点を確認しながらのプレイが可能になった。
これによりアームの最大枚数が25枚という事実が明らかになった。
また、PS4版では一部の効果音やゲームスピードでアーケード版実機と若干の差異があったが、こちらではアーケード版実機とほぼ同じものになるように調整されている。
一方で5.1サラウンドは未搭載。画面ズレ設定も簡易的なものとなっており、それらを期待したファンからはやり玉に上げられることもある。
アップデートで最終ゾーン別のハイスコアボードと、振動によるボディソニック再現が追加になった。
2020年PS4版発売に合わせたアプデで、待望のトレモが実装。
最初からフルパワーでベルサー集団を蹂躙なんてのも出来るようになりました。
2021年11月18日にはSteam版も発売。
Steam版限定機能としてPCの自由なモニター・音声環境を活用し、マルチモニターやウルトラワイドスクリーン、サブウーファーに対応。
つまりモニター3台、サブウーファーを用意すれば限りなくアーケードに近い状態でのプレイ可能になった。


  • メガドライブミニ版

新作
復刻版ゲーム機に関わらず新作(大事な事なので2度言いました)。
ダライアスIIは移植されていたが、初代は移植されていなかったメガドラで、初代を動かしたら?という豪快過ぎるif。
普通の会社員がメガドラ用開発キットでちまちま作っていた同人作品だったが、それをM2とSEGAが拾い上げ、タイトーを説得して収録にこぎつけた*9
基本的にはPCE版のスパダラに近いバランス調整が行われており、ボスも26体収録されている。
オプションでボスの数をAC準拠の11体に減らしたり、ハイパーアームのドリブルが起こるようにしたりと細かい部分も光る。

追記・修正は捕鯨を達成してからお願いします

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最終更新:2024年03月06日 22:57

*1 この分岐点が地形化されているが、この点のせいでボス撃破後にいきなり出てきた分岐点の地形に激突してミスする事例が多発したため、後のシリーズタイトルではボス撃破後にゾーン選択画面に移行することで対策している

*2 マルチボムで追加される後方側のボムについては逆になる。

*3 この点は後述のスーパーアーム、ハイパーアームも同じ仕様

*4 Yゾーンの通称“縦穴"。自機1機分の縦に長い通路を通らないとならない場面が最低2回は現れる。スーパーアーム以下の状態であれば通過は何ら難しいものではないが、ハイパーアーム状態で通過しようとすると初見ではほぼ確実にドリブルが起こる。その原因は、ハイパーアーム時の地形に対しての接触判定が後方方向に寄っているため。ハイパーアーム状態での通過自体は充分可能である。他にはLゾーン等にも似たような状況がある。

*5 分かりやすい点はルート分岐の廃止。その代わり周回時間がやや長めになっめいる

*6 素人でも分かるレベルで音が外れている、音色のチョイスがおかしい、サビ前で不自然に切れてループ、など。原題から取って「OGR Freeze」「Say Baka」「幻滅人」などと呼ばれている。

*7 セガの見解がない以上疑惑止まりであるが、最初から最後まで酷似している。

*8 次回プレイ時にコインを引き継いだり、スタミナ回復などのための追加課金を行うためには楽天ゲームスへのログインが必要

*9 「流石に海賊版を収録するのは社会倫理的に駄目ではないか?」という声が強かった。