ゼアノート(キングダムハーツ)

登録日 : 2010/02/01(月) 12:15:14
更新日 : 2017/07/27 Thu 01:01:41
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この項目はKINGDOM HEARTSシリーズのネタバレばかりです。



□概要□

「KINGDOM HEARTSシリーズ」に登場する人物。
時代を超えて現れる存在で、シリーズ中にゼアノートの名を持つ者は複数存在している。Ⅲまでの作品におけるラスボス格とされる。

元は圧倒的な力を持った一人の老人であったが、彼が憑依・ハートレス化・ノーバディ化・過去の時代の自分を現在に連れてくる……とあらゆる策を講じた結果、
シリーズにゼアノートの名を持つ者が溢れ、遂には自分の分身を集めて「真・ⅩⅢ機関」なる組織を作ってしまった。

ゼアノートの最終目的は、均衡の崩れた光と闇のバランスを修正して新世界を創造し、その間の出来事を全て見届けること。
こう書くと一見いいことをしようとしているともとれるが、実際には今の世界を消滅させることと同じである。
その為、ソラリクミッキーといった世界を守ろうとする者達と対立している。



□時間移動□

自分が誕生した時~現在の自分までの時間を自由に行き来することが出来る能力。 尚、3Dの発言からすると現在の時点以降へ飛ぶことは出来ないようだ。

この能力には一度使えるようになれば過去から現在の全ての自分が能力を共有するという性質がある。
使えるようになった時点より過去の自分は使える事実を知らないが、
青年ゼアノートの場合は未来からやってきた自分にその力があることを教えられ、さらには力を移されていた。

一方で数多くの制約があり、以下のようなものがある。


☆初めに時を超えるには自らの肉体を捨てなければならない。
テラ=ゼアノートがハートレス化したことで条件を満たした。この時、過去から未来全てのゼアノート(の心を持つ者)達は、同時に条件を満たしている。
条件的ならソラも満たしてるが・・・どうなんだろうか。

☆時を超えた先に自分が存在しなくてはいけない。
これは前述のように現在から未来へ行けないことも含む。
この「自分」は「自分の心を持つ者」のことで、例え宿っているのが他人であっても問題ない。
ゼアノートはこれを利用し、様々な時代の他人に自分の心を植え付けている(シグバール、サイクスが該当)。
時間を超える条件は真XIII機関メンバー全員が満たしている。
しかし、実際にそのことを知っていて力を使えているのは闇の探求者アンセムと青年ゼアノートだけである(3Dの時点での話)。
他のメンバーは条件だけ満たしている状態。もし誰かが力を使って召集をかければ、全員は時間を超えてやってくることが可能なのだ。
ディレクターは、マスター・ゼアノートが肉体を捨てて得た力(闇の探求者アンセムのことを指しているのだろう)と語っているため、今後は彼が呼び出すのだろう。

☆超えた先からはその時間の流れ通りにしか進めない。
詳細不明。パラレルワールド不可ということだろうか。

☆超えた先の時間に起きた事実は書き換えられない。
過去改変は事実が確定してしまっているから不可能、ということらしい。
ただ、一番先の時代では事実も何も不確定ということで制限もない様子。

☆未来を見た後に元の時代に戻ると未来での記憶や経験はなかったことになる。
しかし、それらの記憶や経験は心に標として残るため無意味にはならない。

本編では詳細不明。
メモリアルアルティマニアによると、3Dでソラが眠りにつくまで見ていたことで、
青年ゼアノートが過去に戻ると同時に全時代のゼアノートがそこまでの意識を共有することが可能になっていた。
これが標となり、標の影響を無意識に受けた彼らはχブレードの素材集め(アンセムのセブンプリンセス誘拐とゼムナスのXIII機関設立)を行っていたとされている。


□ゼアノートの系譜□

※3Dまで。


成長・脱毛
マスター・ゼアノート

テラを乗っ取る
テラ=ゼアノート
(賢者アンセムの弟子ゼアノート)

分裂
┏━━━┻━━━┓
ハートレス化    ノーバディ化
↓       ↓
┃       ┃
┗━━━┳━━━┛
消滅・人間に戻る
再生ゼアノート
同性同名同盟
一人EXILE
キャラの使い回し
真・ⅩⅢ機関結成



マスター・ゼアノート
CV:大塚周夫

歴代最強と呼ばれ、闇の力を操るキーブレードマスターの老人。マスターじじい。
全ての時代のゼアノートの中心となる存在。
キーブレードマスターが代々継承してきたキーブレードのうち、最古の一振りを保有している。
力だけでなく頭脳も飛び抜けており、作中の登場人物の殆どは彼の掌の上で踊らされている。
しかし、それ以上に特徴的なのは彼の持つ底知れぬ探求心であり、彼を邪悪な思想へと傾倒させた原因となっている他、圧倒的な力の源泉にもなっている。
後に記憶喪失となっても、心と体が分離してもその探究心とレポート癖は変わらないほど。

BbSでは計画の為に年老いた肉体を捨てて若い肉体に乗り換え、「χブレード」と呼ばれる究極の鍵を生み出そうとしていた。
また、マレフィセントに7人のプリンセスの知識を与え、彼女達を集めるように誘導していた。

当初、新たな肉体に相応しい素質を持つヴェントゥスを弟子にしたが、肉体を乗っ取る為の条件である心の闇に身を委ねることを拒み続けた為に断念。
代わりに彼を「純粋な光と闇の交差」という条件から生まれるχブレードの素材にしようと画策。
ヴェンの心から抜き出した純粋な闇でヴァニタスを作り、純粋な光となったヴェンと衝突させχブレードを作り出そうとするが失敗に終わる。
一方で新たな肉体は心に闇を秘めた逸材である青年テラを見つけたことからそちらに変更し、謀略の末に彼を闇に染め上げ、肉体を乗っ取ることに成功する。

邪悪な人間ではあるが、もともとは兄弟弟子エラクゥスを実の弟同然に思っていたりとリクに近い性分だった様子。
またヴェンに対しては彼との出会いを「運命的」と称し、闇を植え付けるのに失敗した時も「(ヴェントゥスが)優しすぎた」と判断。
そしてヴァニタスを生みだした結果、心が消滅しかけているヴェントゥスがせめて安らかに眠れるように自分の故郷(デスティニーアイランド)に連れて行くなど、
それなりに思い入れがあった様子。まあ何にしても現在ははた迷惑な悪党であることに変わりが無いけど。


爺さん時の戦闘スタイルは、闇を纏ったサンダガやブリザガ、局所的な大地の隆起等の魔法と、テレポ(瞬間移動)を駆使した連続斬りで戦う。
この作品は、敵に関してはムービーより実際のバトル中の演出や戦闘技の方が派手になる傾向があるものの、
爺さんに限っては大分しょぼい感じになっている他使用した技のバリエーションが少ないこともあり、

「これから乗っ取るテラの肉体は、キーブレード戦争で生き残れる程度の強さに仕上がっていれば良く、より重要なのは若さ。
折角のテラの若い身体が満身創痍になると、キーブレード戦争を生き残れなくなり本末転倒」

という理屈で、
実はかなり手加減していたら予想外にテラが強くて軽く窮地に陥った元ネタと同じ流れではないか。なんて言われたりもする。

この爺さん形態の必殺技は、連続斬りから繰り出す『アルテマフリーズ』。相手の首を片手で絞め、その手に込めた渾身の魔力を解放して相手を凍結させる。
大氷塊が出現する最後の時までまともに喰らうと即死しかねない大ダメージを負うが、ぶっちゃけ抜け出すのは容易なので、そうそう貰うことはない。



テラ=ゼアノート
CV:大塚明夫

計画の末にテラの肉体を乗っ取ったマスター・ゼアノート。通称テラノート。

しかし、憑依直後に、鎧に宿ったテラの思念に周囲を封鎖され、それを突破する為に一騎打ちに応じるも敗北。
その後はχブレード崩壊の衝撃でレイディアントガーデンに飛ばされ、一時的に記憶喪失に。

飛ばされた先でテラに導かれたアクアと再会するがこの時に記憶が戻り、マスターの人格が表に出てきて激突する。
この戦いでは、当人曰く「闇の深淵」たる力、後のシリーズでは恒例となる通称スタンドさんをキーブレードを変質させて具現化させる能力を披露する。

戦いの末にテラの心が抗い、マスターがテラの心を追放しようとした影響で闇の世界へと沈むも、アクアによって地上へと帰される。
しかし、入れ替わりでアクアが闇の世界に堕ちてしまった。戦闘後は記憶喪失に戻り、賢者アンセムに拾われる。

後にアンセムが使役したスタンドはこの戦闘で発現したものであり、ゼムナスが語りかけていた鎧はこの時に託されたアクアのものであった。

心の中ではテラとゼアノートが互いに主導権を争っており、
テラは新たな策として自分の心に他者の心(誰のことかは明らかになっていない)を宿し、ゼアノートに対抗しようとしていた。

本人は記憶喪失になったものの、以前からの協力者であり事前にゼアノートの心を植え付けられていたブライグが事情を察して、
何かとお膳立てしていたようであり、結果的にゼアノートの思惑通りに動いたようで、後に肉体を捨てて時間移動の力を手に入れた。


上記の爺さん状態と比べると、ゲーム的にはかなり強い。
スライドさんなどと揶揄される程に弱いスライドも、無敵時間が長くなることでかなり強化されており、
テラのコマンド技を連発してくるコイツは、ストーリーボスとしてはかなり強い部類。
即死を防ぐリーヴ系を封印していると、少しガードのタイミングを誤ると即死しかねないため、ゲームが得意でないプレイヤーにとっては鬼門となる。

必殺技は、連続瞬間移動をしつつ巨大どんぐり人の倍近いサイズの8つの岩塊を隕石の如くぶつける『ロックストーム』。
アクア戦では、通称スタンドさんが地面からタイミングをずらしつつ8回飛び出す強力な技『ダークエリアル』と、敵を異空間に引きずり込む『ファントムチャージ』。

この岩は追尾性能が高い上に広いステージに広範囲に展開した後に追尾を開始するので、立ち位置を誤るとフルボッコにされる。
ぶっちゃけスライドマスターのヘボいスライド以外の回避技なら、対処も容易なのだが



闇の探求者アンセム
CV:大塚明夫

テラ=ゼアノートのハートレスでⅠのラスボス。
誕生から暫くは精神体だったが、Ⅰの終盤でリクを乗っ取り肉体を得た。
世界の心を集めることでキングダムハーツを出現させようとしたが失敗。しかし、時間移動の能力を手にするというもうひとつの目的は達成した。


ゼムナス
CV:若本規夫

テラ=ゼアノートのノーバディ。ⅡのラスボスでⅩⅢ機関の指導者。
人の心を大量に集めてキングダムハーツを作りだそうとしたが失敗し、消滅させられた。


青年ゼアノート
CV:奥田隆仁

登場する中で一番過去のゼアノート。時期的にはゼアノートが故郷を飛び出す直前。つまりマスター・ゼアノート本人である。
未来からやって来た闇の探求者アンセムにより時間移動の能力を移されていた。
3Dでは「13の闇の器」を揃えるべく、ソラとリクのマスター承認試験に乱入。
二人を闇に染めようとするも、リクは闇に完全な耐性を持ってしまったため断念、ソラは闇に染まる直前でリクに助け出されてしまう。
演技も入っているのかもしれないが、ソラに対して気さくに接し、故郷に「狭い」と忸怩たる思いを抱くさまはリクを彷彿とさせる。


再生ゼアノート

アンセムとゼムナスが消滅したことで、人間に戻ったゼアノート。
一番先の時間の存在にあたる。尚、分裂時にはテラの肉体であり、3D冒頭でもこのテラの肉体で復活しているのだが、
ゼアノート軍団集合時には何故か肉体を奪う前の姿で登場した。
復活直前に王様によって時間が止められ手も足も出ないかと思われたが、なんと意識だけを青年ゼアノートの肉体に同化させ、リクに襲いかかってくる。
人間離れした芸当にも程がある。


真・ⅩⅢ機関

時を超えて集められた13人の闇の探求者。全員がゼアノートの心を持つ。
13人なのは「13の闇の探求者と7人の光の守護者」の伝説に従ったためで、巨大な光と闇の交差を起こしχブレードを完成させようとしている。
これに対抗するために7人の光の守護者を集めるのがⅢのストーリーになるとか。
闇の方はまだしも、光の方は「純粋さ」という点で不安があるため、この方法も成功するかは不明。
判明しているメンバーは再生ゼアノート、アンセム、ゼムナス、青年ゼアノート に加え下記の人物がいる。
更なる候補にはヴァニタス、テラ(ゼアノートが「こちら側」と発言している為) 等が挙がっている。


ブライグ/シグバール
CV:大塚芳忠

かつての機関No.2。
ある目的のためにゼアノートに手を貸しているらしい。 『BbS』でのテラ戦~キーブレード墓場での決戦の間にゼアノートと化した様子。
ガチで記憶喪失になったゼアノートに面食らうもあれこれサポートし、彼の目的達成に貢献。
またゼアノート(およびゼムナス)がテラの影響を受けていることを察している。
3Dでは他の機関員が人間として再生してる中、アイザ/サイクスと共に行方不明状態。
ソラを「キーブレード使いの器ではない」と嘲笑い(実際、棚ぼた的に使えるようになったもの)、彼をゼアノートの器にしようとするも、
彼の決然たる意志と、その後ろに浮かぶ仲間たちのビジョンに感ど…じゃなくてうろたえ撤退。
今後どう繋がっていくのか。


アイザ/サイクス
CV:佐藤銀平

かつての機関No.7。ウバサァーイ!
アクセル/リアと共に「目的」を秘めていたりと謎が多い。
ゼアノート化のタイミングは不明だが、約10年前(BbS)の時点では普通の少年だった。
あんだけ心を求めていたのに、「ノーバディに心が無いと言ったなアレは嘘だ」な展開の上、
機関の真の目的が機関員をゼアノートの器にすることだったのだから哀れなモノ。


弟子ノート「めいでん様、先日登録させていただいた項目の追記・修正の許可を」

アンセム「あらゆるキモヲタはこの項目を追記・修正するべきなのだよ!」

ゼムナス「実のところ、何も追記・修正してほしくはない」

テラ「俺達は外部リンクで結ばれた友だ」

マスター爺「アニヲタWikiだ。お前らも追記してみろ。100円やる」

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