アルバート・フィッシュ

登録日:2011/07/28(木) 18:49:08
更新日:2024/03/10 Sun 10:36:27
所要時間:約 5 分で読めます




※WARNING!!※
以下の項目には精神衛生上、好ましくない言語、表現が含まれます
閲覧の際は自己責任でお願いします。








「満月の狂人」

「グレイマン」

「ブルックリンの吸血鬼


昔々、そうした数々の「いわくつき」のあだ名で呼ばれた、1人の老人がいた。





その男の名は、アルバート・フィッシュ。


1910年~1934年にかけて、アメリカ合衆国ニューヨークを恐怖のどん底にたたき落とした「アメリカ犯罪史上、最悪の殺人鬼」である。


彼の自供によれば、この24年という歳月の間に実に400人もの人を殺害したと語っている。

しかし彼が史上最悪と呼ばれる由縁は、その人数だけが問題ではない。

彼が手にかけた被害者の大半が幼い児童であったこと、そして何よりも





殺害した子供の肉を食べた事である




アルバート・フィッシュはワシントンD.Cに生を受けたが、フィッシュの家系は代々、精神疾患を患う人間が多かった。

そんな経緯から、彼は養護施設へと預けられたが、その施設では教育としてを用いていた。

しかし、彼はそれを自ら尻を出して嬉々として受け、あまつさえ「勃起」したという。

その後、塗装工を営みつつ結婚。6人の子供をもうけるが、その子供達にも、釘のついた板を手渡し「自分の尻を叩いてくれ」と命じ、絶頂したという。


この他にも、自らで骨や陰部に大小様々な針を打ち込む、酒に浸した綿を直腸に詰めて火をつけ、体の中を焼かれるような痛みで快楽に浸るなど…


彼の異常性を語る上で外せないのは、彼の中にはこのような常軌を逸したマゾヒズムサディズムが同居している点が挙げられる。

彼が殺人に手を染め始めたのも結婚を境にしてから。

彼が58歳の時に殺害した9歳の少女のケースを例に彼の手口を挙げると、
彼は返り血がつかないように全裸になり、暴れる少女を絞殺した後にコマ切れに解体し、オーブンで調理して食したという…


しかも彼は、この少女を殺害した旨を母親に直筆の手紙を差し出している。

以下、手紙の最後の部分を抜粋。


私がオーブンで焼いた彼女の小さなお尻の、なんて甘美で柔らかだったことでしょうか。彼女の全部を食べるのに9日間要しました。
私が望むなら彼女をレイプできましたが、それは行いませんでした。彼女は処女のまま天に召されたのです。




彼は最終的に1936年に逮捕され、裁判にかけられた。

弁護側は「彼の殺人は神から啓示されたもの」と、フィッシュの精神異常を語ったが棄却。
電気椅子による死刑が言い渡され、同年1月16日に執行された。彼はこの瞬間をも「最高の快楽が得られる」と楽しみにしていたという…。




○余談

  • 彼は身体の様々な箇所に針を刺したが、爪と指の間だけはあまりの痛さに快感を得られなかったという。
    この事が、この方法が拷問においていかに有効な手段かを示したとか。

  • ロックバンド「マリリン・マンソン」のドラマー、ジンジャー・フィッシュは、
    自らの美の象徴としてダンサーのジンジャー・ロジャースから、狂気の象徴として彼から名前を取っている。

  • 最後の言葉は、「私は何故、ここにいるのかわからない」だそう。前述と明らかに言葉の雰囲気が違う。
追記・修正は満月の夜にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 殺人鬼
  • シリアルキラー
  • ド変態
  • 狂人
  • サイコパス
  • ペドフィリア
  • カニバリズム
  • 異常犯罪者
  • サディスト
  • マゾヒズム
  • キチガイ
  • 変態のデパート
  • 一見は紳士 ←実は…
  • アルバート・フィッシュ
  • 平山夢明
  • 検索してはいけない
  • 異常快楽殺人
  • 検索してはいけない言葉
  • 羊たちの沈黙
  • ハンニバル・レクター
  • アリエナイザー
  • サタノファニ
  • 変態紳士
  • マジキチ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月10日 10:36