スバル・ナカジマ

登録日 :2010/01/06(水) 06:32:52
更新日 : 2016/09/24 Sat 13:35:52
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この手の力は壊すためじゃなく、守るための力。

悲しい今を打ち抜いて……悲しい人を助けるための力。


出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT


魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物。
声:斎藤千和

15歳。髪は紫がかった青色でショートヘア。
肉親は父ゲンヤ・ナカジマと姉ギンガ・ナカジマ。母クイント・ナカジマとは幼い頃に死別している。

普段は明るく活発で能天気だが、時折内気で感傷的な面を見せる時がある。結構なお姉ちゃん子でもある。
アホっ子のようだが頭脳明晰で、陸士訓練校を首席で卒業している。

また魔法を半年の短期間に加えて格闘技を習得する片手間で覚えて入学していたりもしている。
とっさの機転の良さも加えて、実はかなり高スペックな人。
ただしデスクワークは大の苦手である。

魔導師ランクは陸戦B、階級は二等陸士。魔法体系は「近代ベルカ式」魔力光は薄い水色。
ベルカ式にもかかわらず騎士ではなく魔導師で登録している。理由は後述。

使用デバイスはローラーブレード型のインテリジェントデバイス「マッハキャリバー」、
篭手型のアームドデバイス「リボルバーナックル」の二つを併用する。

並外れた体力と魔力の持ち主で、本人曰く4~5日は寝なくても大丈夫。
軽く20kmを遠泳し、潜水に至ってはボンベによる酸素供給無しで1時間もの潜行が可能。
人間ひとりを10数メートルから数10メートル上空に投げ上げる腕力を持ち、それを即座にジャンプして受け止める跳躍力も有する。
さらにガンナーであるティアナよりも高い視力を持つなど、なかなか人間離れした所がある。
大飯食らいはその極み(一応、自重もできる)。

好物はアイスで、見つけると目が輝き頭にアホ花が咲く。

戦闘スタイルは高い機動力で懐に飛び込み、一撃で打ち倒すというもの。
「魔導師」というより「格闘家」である。しかし衝撃波を打ち出すなどの遠距離攻撃も出来る。

11歳の時に空港の大規模火災に巻き込まれ、死にかけた所を高町なのはに助けられたことをきっかけに、
なのはに憧れて魔導師の道と管理局入りを志した。
その際にはそれまで通っていた普通の学校から、時空管理局を目指していたギンガの指導の下訓練に励み、陸士訓練校に入る。
魔導師として登録しているのはこのため。

ティアナ・ランスターとは親友で、寝起きに胸を揉む 程度 の仲である。
彼女とは陸士訓練校で出会い、最初は険悪だったものの、自主訓練に付き合ったり、
感傷的になったティアナを支えるなどの面を見せ、段々とかけがえのない親友になっていった。

ティアナと一緒に士官として活躍する中、魔導師のランク昇級試験にて、憧れの高町なのはと再会。嬉しさのあまり涙を流した。
試験後はティアナと共に、機動六課へ引き抜かれ、訓練や実戦を重ね成長していく。

ティアナがなのはに有無を言わさず撃墜された際にはなのはに対して怒りを露わにしたが、
その後はなのはの過去と彼女が自分たちに本当に「教えたかったこと」を知る。

しばらくして機動六課にギンガが編入され、そして管理局地上本部の警備を命令されるが……。




以下ネタバレ


















実は人間ではなく「戦闘機人」と呼ばれる戦うためのサイボーグである。コードネームは「タイプゼロ・セカンド」
姉・ギンガも戦闘機人であり、コードネームは「タイプゼロ・ファースト」
人間離れした身体能力はこれに由来する。
戦闘機人モードになると瞳が金色になり、魔力がなくとも「インヒューレントスキル」(通称、IS)と呼ばれる特殊能力が使用出来る。

地上本部がスカリエッティ博士率いる戦闘機人集団「ナンバーズ」に襲撃され、ギンガは行動不能にされてしまう。
その場に駆けつけるも、手足を引きちぎられボロぞうきんのようになったギンガの姿を見て怒り狂い戦闘機人として覚醒。
ギンガを傷つけたナンバーズへ突撃する。

チンクの反撃によって重症を負うもただではやられず、自らのIS「振動破砕」で彼女を戦闘不能にまで持ち込んだ。

しかし時既に遅く。ギンガは拉致されてしまう。

ギンガの拉致、愛機の損傷、自らも腕部神経ケーブル断裂という大怪我を負い、スバルは失意に号泣する。
しかしティアナの声援やマッハキャリバーの言葉を聞き復活。再び機動六課の隊員として闘いを挑む。

最終決戦ではスカリエッティに魔改造・洗脳されたナンバーズXIIIことギンガと死闘を繰り広げる。
一度は戦意を失い撃破寸前まで追いつめられるも、マッハキャリバーの激励によって戦意を取戻す。
互角の攻防の末、なのはから継承したディバインバスターA.C.Sで倒すことに成功した。

再び意識を取り戻したギンガから左手用のリボルバーナックルを預かり、戦艦内に閉じこめられたなのはたちを救出に向かう。
魔力が遮断された戦艦内で戦闘機人モードを発動。両手リボルバーナックルで強固な隔壁を破壊し、なのはたちを無事救出する。

事件が解決し、機動六課が解散した後はゆりかご内での活躍がかねてより希望していた特別救助隊の眼に留まり、スカウトを受ける。
ティアナやみんなと別れることに寂しさを覚えながらも、機動六課解散後に正式に特別救助隊へと転属した。

特別救助隊では災害救助の最先鋒・フォワードトップとして現場に立ち続け、事故に巻き込まれた人々を救っている。

戦場で鍛えた破壊突破速度と機動力、魔導師・戦闘機人としての生存能力の高さ、
ウイングロードによる自身以外の機動性向上能力、要救助者の危機を察知する感覚、危険な場所に突入できる意思と勇気。
その力は関係者をして「人命救助の為に生まれ育った」とさえ形容されるほどの実力を示しており、夢であった特別救助隊で活躍している。



●各作品での活躍

サウンドステージX
ようやく主人公。StSから三年後が舞台。
港湾警備防災部特別救助隊の防災士長。

この作品を境に、StS時点とは、キャラクター造形に若干の変化が生じるようになる。
歳を重ねたことによって、妹・後輩というイメージが強かったStS時点とは一転し、後輩の姉貴分キャラとして扱われることが多くなった。
また、レスキューの仕事に従事することによって、人の命についてより深く考えるようになったらしく、
力及ばず助けられなかった人々に対して、度々思い悩む場面が描かれるようになっている。


Vivid
19歳(2010年5月号キャラクターファイルでは18才)。Xから変わらず湾岸警備隊特別救助隊の防災士長。
そしてヴィヴィオの友人。
第五話で勝負のダメージで動けなくなったノーヴェとアインハルトを回収し、自身の家まで運んだ。
ノーヴェ曰く「姉貴の家」とのことなので、Xから引き続き実家を離れて1人暮らしをしている模様。
相変わらずの大食漢で、自宅での朝食や合宿でのバーベキューの皿も山盛りだった。
イクスヴェリアの友達であり、教会本部によくイクスの見舞いに訪れている。

合宿旅行にも参加し、基礎訓練ではなのはのハードトレーニングにも余裕でついていけたようで、
疲労の様子を見せる他メンバーを尻目に、息も切らせずなのはと談笑していた。
ちなみにヴィヴィオに格闘の基礎を教えたのはスバルである。
19歳だが、当然インターミドルチャンピオンシップには出てません。


Force
21歳。
港湾特別救助隊のレスキューレンジャー。役職は防災士長でXから変わらない。
八神はやての用意した2枚の切り札の1つ。どうやらストライカーだけでなくエースの称号も得たようだ。
数年前にトーマを保護しており、彼からは「スゥちゃん」と呼ばれ慕われている。なのは曰く、トーマは「スバルの弟のような子」。

フッケバイン戦ではヴォルフラムに搭乗したフッケバイン突入部隊の一人として参戦。
突入時はヴェイロンと戦闘になり、ソードブレイカーでディバイダーを破壊するという活躍を見せるも、
戦闘中にトーマのディバイドゼロ・エクリプスに巻き込まれ活動不能に陥った。
そしてエクリプスに感染したトーマと衝撃の再会を果たし、彼から別れを告げられたが、
はやてから「トーマ救出」の任を受けトーマのディバイダーを破壊、戦闘力を激減させた。

トーマの回想シーンでは、上記の悩みに未だ折り合いをつけられていないことが明かされている。
「今にも泣き出しそうな笑顔」で強がりながらも、命を守るために戦い続ける、その姿には涙を禁じ得ない。
ちなみに「作りすぎ」にも程があるくらい食事を作っている。ぶっちゃけ用具をどうやって持ってきた!?


○INNOCENT

スバル3.png
出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT
中島スバルとして登場。
8人家族の4女、アインスとかと同じでクイントも生きており、N2Rメンバーも家族。
港第三小学校の2年生で、ティアナとは同級生。

胸がない幼いためStSスバルと比べてさらにボーイッシュ度が上がっている。



●主な魔法や能力

○ウイングロード
魔力によって光る道を空中に作る。これに乗ることでスバルは空中戦が可能になる。
初期は行き先がばれるという弱点を持っていたのだが、のちに進化していく。
ナカジマ家の遺伝スキルであり、ギンガも使用していた。

○リボルバーシュート
リボルバーナックルから衝撃波を放つ。ある程度の飛距離がある。

○ディバインバスター
スバルがなのはの魔法を見よう見まねで再現したもの。
戦闘スタイルの関係上、オリジナルと比べ射程は短いが威力は遜色ない。
初使用の様子見てブロウクンファントムだと思ったやつ。正直に手をあげな

○バリアブレイク
腕を敵のバリアに突き刺し、強制介入しバリアを破壊する魔法。
ここから零距離のディバインバスターへと繋げる。

○足技
足技も得意で敵ロボットを足で挟み込んで組み敷いたり、マッハキャリバーによって全自動でコイツをした。

○プロテクション
突撃する性質上必要となる非常に強固なバリア。ヴィータ直伝。

○「振動破砕」
スバルが持つインヒューレントスキル。接触時に高振動を発生させ、対象を破壊する。
物理的にもそうだが、内部に機械を埋め込んである戦闘機人には致命的なダメージを与える。
事実、チンクは少しかすっただけで基礎骨格から造り直さなくてならないほどの大ダメージを受けて戦闘不能まで追い込まれた。
反面、その振動がスバル自身にも伝わり、身につけたデバイスと共に甚大な影響を被る致命的な欠点がある。

○振動拳
戦闘機人モードを制御したスバルが新たに生み出した必殺技。
無造作に周囲に広がるIS「振動破砕」のエネルギーを拳のみに集中し、
物体に圧倒的破壊力を直接叩き込む力技。なお、使用にはマッハキャリバーの協力が不可欠である。
Forceでは新装備ソードブレイカーによって対鋼破砕にチューニングして出力することで、対象の武器を効率的に破壊できるようになった。



【余談】
当初そのバリアジャケットデザイン&リボルバーナックルと名前からGEAR戦士 電童ネタが流行る。
その後、セットアップシーンがものすごく某勇者王の合体シーンぽかったためにヴィータ&リーゼロッテリア姉妹に続いて勇者王ネタの的となる。
が、よりにもよってそのネタが流行った後に実はスバルとギンガがサイボーグ(本当は戦闘機人だけど)だと判明し、このネタが確固たるものとなる。

ちなみにスバルのセットアップシーンとガオファイガーのファイナルフュージョンは効果音含めて入れ替えても違和感がないという怖ろしいもの。
マッハキャリバーのクリスタルが変身時にGストーンのようにせり上がって装着されるシーンもある、ある意味で完璧な仕様。

さらにガオガイガー第一話のフルバージョンファイナルフュージョンに
スバルのBGMとSEを混ぜた奴だとSEのタイミングまでピッタシである。何それ怖い。

またネタの延長でプロテクションとリボルバーシュートがそれぞれプロテクトシェード、ブロウクンマグナム呼ばわりされたり、
ディバインバスターがその初使用時、ブロウクンファントムのバンク映像そっくりだったためにブロウクンファントム呼ばわりされたりした。


とらいあんぐるハート3に登場した城島晶がスバルの元ネタなのではないか、とファンに勘ぐられているが公式からの返答はない。

名前の由来はおそらく富士重工の自動車ブランド名であるスバルと、富士重工の前身である中島飛行機から。
だが、共々、中島みゆきの楽曲『地上の星』の影響を疑われている。






最後にネタバレ


スバルとギンガともに母「クイント」の一種のクローンである。2人はクイントが施設から保護し、娘として育てられた。
スカリエッティはギンガとスバルを欲したが、二人の製作者は彼ではない。

しかしナンバーズ9番こと、ノーヴェはクイントの遺伝子を基に造られており、製作者は違えどスバル(とギンガ)とは姉妹であるとも言える。
スバルやギンガの魔法「ウイングロード」とノーヴェのIS「ブレイクライナー」が似ているのもそのため。
後にノーヴェはチンク・ディエチ・ウェンディと共にナカジマ家に引き取られる。

三人も死んだ妻と同じ顔の娘がいるゲンヤの心境はいかほどに……。



追記・編集お願いします。あ、あとで一緒にアイス食べませんか!?

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