鷲巣巌(アカギ〜闇に降り立った天才〜)

登録日 :2012/11/14(水) 17:16:43
更新日 : 2017/05/25 Thu 10:09:52
所要時間 :約 4 分で読めます




鷲巣巌とは『アカギ~闇に降り立った天才~』の登場人物。また、スピンオフ作品『ワシズ~閻魔の闘牌~』の主人公でもある。
アニメ版の声優は津嘉山正種。見事にこの狂気の老人を怪演した。
また、ドラマ版では津川雅彦が演じた。

戦後の日本を裏から支配し巨万の富を築いた闇の帝王と呼ばれる男。
通称、『昭和の怪物』。

闇の帝王の名に恥じぬ卓越した先見性と頭脳、悪魔じみた傲慢さと狂気、そして神に愛された「剛運」の持ち主。
たまに感情的になって騒いだり、自制心をなくすこともある。

戦前は内務省の官僚として特高に携わったが、前述の先見性から日本の敗北を予見しており、将来はないと判断。太平洋戦争を機に脱退した。

戦後は経営コンサルタント会社「共生」を設立。
内務省時代に掴んだ人脈やスキャンダルを駆使して戦後の日本復興に多大な功績を残すと共に巨財と絶対的な権力を築き上げ、国家を闇から牛耳るようになった。
その威光には歴代の首相さえ跪く。

財産は相当のもので、後述の事件隠蔽のために相当の資産を漁られ、雀の涙と評される金額でさえ5億もの金を残していた。
ちなみに、『アカギ』本編では「当時の5億は現在の50億に相当する」と説明されているが、正確なレートは約20倍である。
外伝『ワシズ』ではそれに伴い「当時の3億は現在の60億相当」と説明されている。

しかし老境に入ったことで死への恐怖と絶望から狂い、「鷲巣麻雀」を仕立てて若者の命を弄ぶ狂気の男に変貌したという。

鷲巣麻雀とは、鷲巣は金、対戦相手は自身の血液を賭けて闘うという命を賭けた麻雀。
イカサマ防止のルールも幾つか存在しているが、この麻雀では4分の3が透けて場にいる全員に絵柄が見える透明な牌を使用するため、そもそもイカサマしようとした時点ですぐにバレる。

剛運と自身の金によって護られる鷲巣は麻雀においても圧倒的な強さを誇る。それはすでに勝負というより、一方的に獲物を狩る虐殺に例えられるほど。
実際数人の若者を鷲巣麻雀によって殺害している。
その中にはアカギに化けたニセアカギも含まれており、彼を「死にたくなーい」と言わせて殺害した。
だが、何度も殺人を繰り返していたためか、ニセアカギ殺害時には罪を隠蔽するための工作が杜撰になっており、
数多くの物的証拠・状況証拠を残してしまい、もみ消すために相当の財産を消費したようでしばらくは自粛も考えた模様。
アカギとの対局はご無沙汰になる獲物なので、断る理由もなく受けて立ち、こうして現在も数時間(現実の時間に換算して 約15年 )に渡る闘いを繰り広げている。

単純な麻雀の腕前だけではアカギに遠く及ばないものの、圧倒的な剛運によって食らいついていく。
その運力は並外れた運を誇るアカギをして桁が違うと評するほど。
地獄篇(後述)を経た6回戦終盤からは体力的には絶望的であるものの、瀕死ゆえに常に冷静かつ剛運を超えた 超運 が発動。
(アカギ)(鷲巣)には届かない」の台詞をはじめ、完全にアカギより格上という扱いに切り替わった(ひたすら勝利を重ねてきたアカギが自身の格下宣言を繰り返すため、違和感を感じる読者もいる模様)。

彼の狂気じみた打ち回しに恐怖を感じ、度々してやられるものの剛運によって好配を招き寄せ徐々に血液を奪っていく。
運が全く働かずツモも配牌もダメな時もある。
また、ツキすぎるために降りようとしても安牌ではなくテンパイになりうるツモばかりになり、「わしって…降りるのに向いてない!」と絶望したことも。

  • 『ワシズ』の鷲巣
本編のインパクトある名言・珍言により人気が出たのか、スピンオフ作品の主人公に抜擢された。
本編よりかなり前の時代の為かかなり若々しく肉体的、精神的に全盛期の鷲巣。
絶対音感やらワシズコプターなど暴れたい放題の活躍を見せている。
老境に入ってから狂ったそうだが若い時から狂ってるような……?

最近、老人編に入った。

一部珍言

『ロンッ……!ロンッ……!ロンッ……!ロンッロンッ……!ロンッ……!ロンッ……! ロォンっ……!』

『わしは…君らとは違うんです!』

『鈴木君の九索!ロォ~~ン!!』

『黙れっ!塵芥!』

『おまえ…いいこと言った…!!そう!そうじゃ!!わしは生きてる限り 勝つ王っ!!』

『英語ならキング!ドイツ語ならケーニッヒ!イタリア語ならレッ!レレレ!レレレ!レレレのレッ!』

『乗りはせんっ…!奴の苦し紛れの戯言…ツイッターに!』

『これぞ……ワシズコプター』

鷲巣が剛運によって引き寄せた手配。(個人的な見解)
○三カンツ リンシャンツモ ドラ4ハネ満
○Wリー 一発 七対 ドラ4 倍満
○小四喜 字一色 W役満
○リーチ ドラ12 数え役満
○国士無双 (5巡でテンパイ)



以下、ネタバレ



アカギに満貫を食らい、とうとう1900ccの血液を失う。
一般人の致死量は2000ccの上に老体の鷲巣に1900ccの採取はほぼ致命傷。
……とうとう終わったか?
因みに上記の満貫のアガりのやり取り
鷲巣「長かった……!!」
アカギ「鷲巣……同感だッ…!!」
のやり取りは多くの読者に共感を呼んだとか。

その後、全額と引き換えに血液採取の回避を提案する部下を
「ここで約束を反故するような男は鷲巣巌ではない!!」
と一喝。
また自らの部下の名前を全員把握しており、部下も涙ながらに説得するなど、慕われている一面を見せた。
そしてアカギに最終局で今度こそ倒すと宣言。
しかし、1900ccの血液採取を前に意識朦朧になり、半死半生の状態になる。
その直後、急に舞台が変化。
唐突にあの世へ意識が移り、地獄の鬼と対峙するという超展開に発展。
共にいるあの世の住民を従え、閻魔大王率いる地獄の軍勢と生き残りを賭けた壮絶な死闘を繰り広げている。
……アレ? 麻雀漫画だよねコレ?

どうやら鷲巣との闘いはまだまだ終わらないようである。


なお作者曰わく鷲巣麻雀編の後もまだ連載は続くようで、どうやら鷲巣は ラスボスではない 模様。
一体ラスボスは誰なのやら。




  • 余談
ヤンデレ彼女の作者であるのお気に入りである。 


  • ゲスト出演
◆戦国大戦 1600~関ヶ原 序の布石、葵打つ~
戦国大戦にまさかの徳川家康名義でゲスト出演。CV:銀河万丈
3コスト武力9統率8の鉄砲隊で、計略は敵の武力を下げる妨害陣形・「逢魔が時」。
士気は8と徳川家にしてみれば非常に重いがその効果時間は1試合の3分の2を超える60c超。
さらに徳川家固有のシステム、三葵・三煌のうち蒼煌点灯中は陣形内で敵を撤退させると相手の城ゲージを削ることができるという凶悪な計略。
ただし、蒼煌点灯中にこの家康が撤退してしまうと自分の城ゲージを半分以上も失ってしまうため、敗北がほぼ確定するというリスクも抱える。
まさに鷲巣の負け=破滅を見事に再現したカードで人気も高い。
また、ゲーム中のポリゴンモデルの再現度が異常に高く、セガの本気が垣間見れる。




追記・修正は鷲巣麻雀をしながらお願いします。

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