友達(人間関係)

登録日:2011/04/28(木) 21:04:13
更新日:2024/03/04 Mon 13:47:40
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◇友達とは……

人間関係の一つなのだがぶっちゃけ曖昧。
その為これはもう一つの哲学といってもいい。

<友達>……友好的な関係であり、お互いに気兼ねなく接する事ができる。
という感じで大体あってる。

ただ何処からが友達で何処からが知り合いなのかは人それぞれなので、一概に決めるのは非常に難しい。

「友達」の中にも「親友」や「悪友」等友達以上の関係もある。
また異性との場合友達から恋人になることもある。

<一般的な友達のライン>
  • 普通に話せる。
  • 自分が相手のことを友達だと思ってる。
  • 相手も自分のことを友達だと思っている。
  • 一緒にいて楽しい。
  • 損得抜きで付き合える。
  • 気がついたらつるんでいた。

大体こんな感じだろうか。


◇友達について(2)

友達、とは上記のように利害を超えた人間関係の一種である。
利害を超えた人間関係で代表的なのは「肉親の情」だろう。
家庭とは人間、特に現代日本において(本来なら)最も身近なコミュニティである。
これを内のコミュニティだとすれば、友達とは外のコミュニティと言えるだろう。

人間が学校や社会に出る時、多くはまず友達作りから始めないだろうか?

これは気を許せる人間関係を外にも作っておこうとする自然な行動であり、身を守る意味も兼ねている。野生動物でいう「群れ」を形成する為だ。

ところがこの友達というのは不思議なもので、上記のように利害を超えて行動することがある。
これは友達という存在が学校生活、社会生活、そして私生活における心の比率が大きければ大きいほど顕著であり、時に肉親の情に勝るとも劣らないものになる。


◇美徳として

上記では非常に野暮な言い方をしてしまったが、これら友情とは非常に貴重かつ時に一生モノの財産となるものである。

自分の時間を割いて相談に乗ってくれたり暗い気分を吹き飛ばしたりしてくれるだけではない。
例えば親、もしくは恩師等は余程の事がなければ先にこの世から去ってしまう。これは疑いようの無い事実である。

その時に友達、恋人でもいい。彼等はいなくなった家族の分も支えてくれる支柱となり得るのだ。


◇友達を作る上での問題点


◆友達が出来ない
人間が生きる上で深刻な事態の一つがコレである。
当然である。外に味方や気を許せる人間がいないというのだから、最悪外出自体を避けようとするようになってしまうだろう。
その様な人には優しい気持ちで軽く声をかけてあげよう。

◆友達と思っていたのが自分だけだった
勘違いから生まれるパターン。
大抵は始めは普通の友達だったが、ある出来事により途中から友情が崩壊して起こるケースが多い。
他には完全に利害関係が一致していただけだったり、内心で見下されていたパターンなど。
創作でもよく描かれる。
人間関係って難しいね。

別のパターンだと男女でのものがある。
私、やっぱり友達だなんて我慢できない! アナタが好き!!
といったものである。無論男女逆のパターンもある。

◆悪い友達関係だった
所謂「悪友」よりももっと悪い、徒党を組んで犯罪行為や迷惑行為を共に行う関係の事である。
要するにモヒカンヒャッハーな連中の事である。
もしくは完全に利害関係だけでつるむ場合。しかし友情が介在しないので正直分類に困る。

◆仲違い
大切な相手ならコレだけは避けたい。喧嘩したまま事故で死別したり等すれば残りの人生ずっと悔やむ事になる魔女になってからでは遅い。遅いのだ。
後悔してる友情があるなら、早めに何らかの手を打っておこう。

◆嫉妬
どんなに友情の仲が良くても、必ず自分と相手を比べるものがある。自分にない物を持ってると何処かで羨ましがるのが人間。
まあ大人になると「他所は他所、ウチはウチ」と上手く割り切れる人も居るが、学生の間は中々難しいだろう。
『嫉妬する』ならまだしも、自分が良かれと思ってやることを『嫉妬される』のは厄介。勝手に友情が崩れていくので対処法がない。

◆数を自慢する
よく「友達が少ないと恥ずかしいよな。その点、俺はかなりいるぜ」と言うことを耳にするが、友達というのは数の問題ではなく、善いか悪いか質の問題である。
SNSなどのフォロワー数を友達と言っている場合もある。


◇友達のバリエーション


親友
友達の最上級。友達自体その人によって定義は曖昧だが、久しぶりに再開したその場で飲みにいけるぐらいなら親友と言えるかもしれない。
一生に3人できれば幸せなんて言葉もある。

◆悪友
所謂悪戯仲間(性的な意味ではない)。
喧嘩に明け暮れたり、エロいモノを貸し借りしたり、ナンパしたり、他愛も無い悪さに共に興じて馬鹿やって遊べる関係。
要するに気が置けない友人ということで親友と大体同じ。羨ましいという人も居るだろう。
一方で、まるでためにならない友人を指すことも割と多く、文字通り悪い友人を指す場合もある。

◆旧友
最後に会ってから少し時間が開いてしまっている友人達。
最終的な学校を卒業した以降の、数年会っていないクラスメイト等が当てはまるのではないだろうか。

◆友達の友達
友達の別の友達で、趣味などが合えば自分にとっても大切な友人になり得る。
こうした繋がりで人脈が増えていくことも珍しくない。
一方で苦手な人だったりすると、元の友達に対してもフラストレーションが溜ることとなる。


◇友達関係のバリエーション


◆男×男
最低限気が合う奴らなら結構ノリだけで関係が成り立つ。
比較的さっぱりというか悪化することは少なく(そもそも気の合わない人と無理につるむことが比較的少ない)、喧嘩しても案外次の日には何事もなかったように話せる時もある。
二次では川原で殴りあったり昨日の敵は今日の友だったりすることも多く、現実でも喧嘩がきっかけで仲良くなることもある(逆もある)。
とはいえ、頻繁に殴るような仲なんてものは友とは言わないが、その多くは不良やDQNで、しかもリンチなどが多い。

◆女×女
基本的に男と変わらない。ネトラジ等で繰り広げられるガールズトークに思わずドキドキする喪男も多いだろう。
男同士よりも互いに依存し、群れる傾向があり、何処へ行くにも何をするのにも友達と一緒な人も少なくない。
女同士の友情が深すぎて近寄れない?それはお前がヘタレだからだよ。

◆男×女
これも普通にあるパターン。
恋愛関係には至らないが、長い事友達として付き合っていく内に恋愛感情が生まれる事もある。当然必ずではないが。
男女でも友情は当たり前のように成立する。しかし元々は気が合うだけの他人から始まっている為、男女の間違いや意識が問題にあがってしまう事もある。
また、年を取るにつれて羞恥心などで自然消滅したり、同性との付き合いが増えて自然消滅したりすることも多い。
年を取ってからも下手に接触すると、その気が毛頭なくても浮気を疑われることになるのでやはり消滅しやすい。
他にも異性が大多数を占める環境においても、男女問わず居心地が非常に悪いことが多いので、結局同性の友人を求めたりしがち。

◆人間×動物(モンスター)
サトシピカチュウに代表されるように、人間とそれ以外の種族が友情を育むパターン。
ハートフル作品なら心に響きバトル作品なら燃えに燃える。
現実でもペットと仲が良いということはあるが、意思疎通の問題などから友とまでは言えないパターンも多いか。

◆人間×ボール(球、玉)
キャプテン翼(親友&嫁ゲット)に代表されるように、まずはここから初めよう。
メジャー、マイナー問わず日本国ではどんな球技でもそこそこ競技人口がある為コミュニティが作り易く、
また本人の技術成長いかんによっては飯のタネになったりもする。
でも怒りをボールにぶつけるのはやめましょう。


上記の通り一生モノの友達とは中々出会えないだろう。もし出会う事ができたなら、それは人生墓まで大事にしなくてはならない事を忘れずにいよう。


「ほらよ、修正しといたぜ」
「お、サンキュー。……ん?」

なんだコレ……修正だけじゃない!! 追記までしてあるじゃないか!!

「お、お前……これ――」
「おっと! 野暮な事言いなさんな。俺とお前の仲だろ?」

ニヤッ

「……ありがとな」

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最終更新:2024年03月04日 13:47