ストレンジボイス

登録日 :2011/10/02(日) 15:06:49
更新日 : 2015/09/22 Tue 18:05:53
所要時間 :約 3 分で読めます




全員殴り殺してやる。


ストレンジボイスとは、江波光則のライトノベルである。
いじめをテーマに、徹底的に救いようのない現実社会を描き出した問題作。
ライトノベルらしくない暗く重く過激な小説しか書かない江波光則のデビュー作であり、読み終わった後は厭な気分になること請け合い。
萌え美少女と仲良くなってドキドキの日常を……というのがお望みの人にはまずおすすめできない。
作家の海猫沢めろん氏や社会学者のチャーリーこと鈴木謙介氏から絶賛された。


★あらすじ
激しいいじめによって引きこもっていた遼介が卒業式にやってくるらしい――いじめの当事者である日々希と、見てみぬふりをしていたクラスメイトを殺すために。
そんな噂が流れ出した中学三年の冬。
傍観者となって日々を過ごしていた少女・水葉は担任に頼まれて卒業記念品を渡すため訪ねた遼介の家で、鍛え上げた身体で何もかもを殺そうとする遼介の姿を見る。
日々希・水葉・遼介――復讐は、そして三人の行く末はどうなるのか。


★登場人物
  • 水葉
主人公。過去の経験から、傍観者に徹して必要以上に人と関わるのを避けている。
が、学校のPCをハッキングして他人の小論文のデータを見たり、日々希をつけ回して破滅に追いやられるところを見たりと、ある意味後述の2人よりヤバい。

  • 日々希
遼介をいじめていた中心人物。木刀が数本折れるまで殴り続けて骨折させる・ギプスを割るなど異常なまでに虐め続けていた。
が、誰でも虐めるわけではないらしい。
親が払えなかった借金を払うため、タコ部屋にぶちこまれて同僚から死ぬまで虐め続けられる「仕事」をさせられることになる。

  • 遼介
いじめられていた少年。肥満体型だったが、引きこもり中に筋トレをしまくってマッチョになる。
卒業式に乱入して復讐を遂げようとするが……

  • ディームス先生(蓮見)
水葉達の担任。水葉に負けず劣らずの傍観者。

  • 網代木
ディームス先生の知り合いの裏社会の男。


  • 直人
日々希の取り巻き。遼介の噂以降日々希にいじめられて多香子と美穂に見捨てられ、追い詰められるようになる。
遼介へのいじめがいじめグループによるものという嘘ブログを書き、最終的に自殺未遂をかます。

  • 多香子
  • 美穂
水葉の友達。かなりの薄情者で、自分が巻き込まれないために水葉をないがしろにする行動を取る。
直人にいじめの主犯という嘘ブログを書かれ謹慎処分に。高校の入学取り消しにも怯えていた(実際は処分保留ですんだが)。


追記・修正はいじめっ子を殺してからどうぞ。

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