龍可

登録日:2011/01/02(日) 00:07:40
更新日:2024/03/29 Fri 18:02:52
所要時間:約 6 分で読めます







龍可とは遊戯王5D'sの登場人物である。
CV:寺崎裕香

概要

龍亞とは双子の兄妹。龍亞が兄で龍可は妹である。
遊戯王にしてはキャラクターに本名や親が存在することが多い5D'sの中では珍しく、龍亞ともども名字が不詳。
幼少期からシグナーに覚醒しており、デュエルモンスターズの精霊の声を聞ける。

トップスの出身であり、中々に豪華な家に住んでいる。ちなみに、親は海外出張しているために龍亞と2人で暮らしている。
料理はハンバーグ程度なら作れる模様。しっかりした妹である。
龍亞との仲は良好で、子供っぽい龍亞に呆れることもあるが本心では兄として頼りにしている。

触角のような非常に特徴的な髪型をしているため、それをネタにされる事もしばしば。

病弱体質であり、遊星らに会うまではほぼインドア生活だった。
今ではそんな設定忘れられてるかと思いきや、最近になって思い出された。

デュエリストとして

使用するデッキは【妖精】。天使族・植物族を用いたキュアバーンに近い戦術を用いる。
何でも精霊達の声を聞いてデッキを組み上げたらしく、妖精モチーフではないカードも散見される。

エースモンスターは他力本願竜ことエンシェント・フェアリー・ドラゴン
本人のデュエル数が少ないのもあり、デュエルで使われた数が片手だけで数えられる
ぶっちゃけ、2回しかデュエルで登場していないライフ・ストリーム・ドラゴンより目立った活躍がないことにも不遇さに滑車がかかっている。

そして、龍可自身もデュエル回数がかなり少なく、本編での白星はディマク戦とアポリア戦だけ。
なんと、単独での勝利が一度も描かれていない。
一応、第77話のルチアーノとの会話から、デュエルの成績自体は優秀であるようだが……。

デュエル中も精霊とお喋りしたり精霊の力を借りたりするなど、電波ビンビンに見えるが作中の描写はかなり大人しめ。
GXの十代達とは違い、今のところ彼女のみが精霊の声を聞ける事もそれに拍車をかけている。

というか龍亞同様、
  • 魔法カードを主体とするデッキである
  • 子供なのでDホイールに乗れない
という部分が響き、後半戦のWRGP以降は完全に割を食った形である。


劇中での活躍

【ダークシグナー編】

エンシェント・フェアリー・ドラゴンの導きのままに、明朝までに塔を封印しなければならないという状況にもかかわらず精霊界に旅立ち、レグルスを探すことに。
現実世界での龍亞vsディマクのデュエル中に帰還。

自縛神の攻撃で負傷した龍亞の代わりにデュエルを続行し、ディマクからエンシェント・フェアリー・ドラゴンを取り戻し、
龍亞のエースであるパワー・ツール・ドラゴンと共にデュエルに勝利した。


【WRGP編】

子供には無理だと諦めていたライディングデュエルがまさかのデュエルボードの登場により可能になる。
これでWRGPへの参加も問題ないぜヒャッホイと思ったがそんなことはなかった

結局、WRGPでは主に龍亞アキブルーノと共にピッドで遊星達のデュエルの解説や応援をするのみであった。
台詞が一言も無い回もあった。

もっとも彼女の場合、フィールド魔法を用いた戦術が基本になるので、スピードスペル以外の魔法が実質使用不能のライディングデュエルとは致命的に相性が悪いのだが……。


【アーククレイドル編】

元キングと龍亞と共にアポリアと戦う。
龍亞が死んだショックで心臓の鼓動が弱まり、ライフが減っていったが、ライフ・ストリーム・ドラゴンの効果で何とか一命を取り止めた。

その後、他力本願竜の効果によって機動要塞を破壊し、余り意味の無かったフィールド魔法を発動させた。
久しぶりのデュエルだもんね!
また、このデュエルが龍可の最後のデュエルとなった。

Z-ONE戦後は両親と共に暮らすためにネオドミノシティを離れることに。

8年後では大学に通っており、友人もいる。
その容姿は周りの男子が思わず頬を赤くし立ち止まってしまうほど魅力的である。
ちなみに触角は無くなっている。
また、非常に重要な事だが、大学の女友達と並んだ際、明らかに一番胸が小さかった。


【漫画版】

とある理由で「前世」ともいうべきこの世界ではアニメとは設定が色々違う。
両親は存在自体語られず、サテライトでもかなり治安の悪い区域で龍亞と二人暮らしだった。

ある時に病気を患い、さらに治療代を求めての賭け決闘に敗北した龍亞がイェーガーの誘いに乗り、
「機械龍パワー・ツール」と契約したことから運命が狂い始める。

パワー・ツールの闇の瘴気にのまれた龍亞はアニメとは正反対の軽い性格になっていたが、遅れて龍可も「妖精龍エンシェント」と契約。
この時、龍亜が初めてプレゼントしてくれたものである絵本「森の黒魔法使い」への執着心と思い入れに付け込まれる形で契約したらしく、
フードを目深に被ったクール系毒舌ガールに変貌。

ゴドウィンの手駒として決闘竜の適合者探しを行っていた。
ちなみにおもに決闘しているのは龍亞の方で、龍可はDホイールの後部座席に乗っているだけ。
ただし、デッキ自体は龍可のもので、そこにパワー・ツールと装備魔法、ディフォーマーサポートが入っている。

当初は龍亞にヤンデレ気味の執着を垣間見せていたが、D1GPの2回戦でそれが一気に悪化。
状況を「森の黒魔法使い」に準えた(ゴドウィン=王様、遊星=黒魔法使い、龍亞=かかし、龍可=国で一番賢い老婆というキャスト)ゴドウィンの誘導に引っ掛かり、遊星と対戦。

闇の瘴気の浸食が進行し、スターダストを「黒魔法使いの化身の竜」と呼び、遊星に対しては「黒魔法使い」、
龍亞に対しても「役立たずのかかし」呼ばわり、と現実と絵本の世界を混同しつつある状態の中、
パワー・ツールが戦闘破壊されて正気に戻った龍亞を乗っ取りバトルを続行。

エンシェントをシンクロ召喚したのち罠カードとのコンボで遊星と互角に渡り合ったが、
スターダストの効果を逆用して速攻魔法コンボに繋がれたことで、エンシェントの破壊とともにライフを削りきられ敗北。
同時にスターダストの力で闇の瘴気が消え去り、ようやく元に戻った。

素の性格はアニメ版に近いが、病弱設定がない分しっかり者で、アニメより弱気な龍亞を引っ張る役所になっている。
また、上記の経緯からともども遊星への信頼度が爆上がり中。


また、実はアキが敗退してから陰陽祭で再登場するまで唯一の女性キャラだった
※D1GPでの女性キャラはモブを除くとアキ、シェリー、ラン、龍可の4人。この内2回戦に出てきたのは龍可のみ。


使用するデッキは【森】。
発動後、自分のターンのメインフェイズ1にデッキ・手札・墓地から序章→第二章→第三章→最終章→序章……と入れ替わる、
フィールド魔法「Fairy Tale」を張り、「森の」と名のつくモンスターで固められている。

フィールド魔法がある時に特殊召喚できる「森の忍者 バット」や、バトルを放棄してチューナーを引っ張り出す「森の盗賊 チップ」などで素材をそろえ、
エンシェントを召喚したのちは「Fairy Tale」の循環発動でドローしつつカードを破壊しながら立ち回る。

この世界では龍亞とデッキを共有しているため、エクストラにはパワー・ツール、
デッキ内にはモンスターをディフォーマー化する永続魔法や、パワー・ツールの強化に使われる装備魔法が色々入っている。

普通に考えたら結構な確率で事故る、というかパワー・ツール以外にマトモな打点を持ったモンスターが皆無
遊星戦でもメインアタッカーは完全にパワー・ツールだったし。

一応ステータスアップの魔法などはあるが、基本的には罠の再利用や破壊効果の速攻魔法でそのあたりをフォローしている。


【ゲーム作品において】

タッグフォースシリーズでは4からの登場だが、パートナーにすると非常に厄介
デッキはガチガチのロック+キュアバーンだが、肝となるビッグバンガールをサーチする術が乏しいため、ビッグバンガールが手札にくる頃にはフィールドがモンスターで埋まってる事もザラ。

チューナーがシンクロデッキにしては少ないため、どこぞのウナギなんかは召喚される事すら稀。
お気に入り登録で抜けない古の森もネック。プレイヤーのデッキは必然的に戦術が限られる。

TF5では一定の条件で龍可(DA制服)が登場。
こちらは電池メンを主流としたデッキで、攻撃力がやや乏しいものの爆発的な展開力と優れたサーチ能力を持ち合わせるためかなり強い。
やや低めの攻撃力も豊富なサポートカードやオネストでカバーするなど隙がない。
龍亞のモノマネで恥ずかしがりながらシャキーンとか言う姿は一見の価値あり。可愛い。

なお、通常Ver.の最高レベルデッキは【終焉のカウントダウン】。
アニメのオリカも交えたフリーチェーン防御カードを大量に積んでおり、
普通のビートダウンで挑んだ場合は非常に強力。…バーンデッキで焼き尽くさないであげてよぉ!

ストーリーではコナミくんに、兄の捜索からダークシグナーとの戦いまで、実に様々なお願いをしに来る。

最初は遊星のような、『兄』的な役割をコナミくんに求めていたようだが、EDでは異性として意識しているような描写がされており、
EDスチルのタイトルも『楽しみな将来』等、嫁にもらう気満々なものになっている。

そして、ついに6のEDでは大人版龍可のスチルに。かわいいすぎる………  アキのEDも相当(CERO的な意味で)破壊力抜群だったが、こちらも負けず劣らず。

とりあえずコナミくん爆発しろ。   何?雪乃?ツァン?委員長?だれそれぇ?

そのTF6では、DA制服verの出現条件が3人クリアと非常に緩い。
クリアしたら龍可と一緒にマーサハウスへ行きましょう。違った一面が見れるよ!

制服verでのパートナーデッキは5と変わらず『電池メン』。
龍亞の制服verと組まれるとカード同士のシナジーもあってかなりの強敵コンビになる。さすが双子というべきか。
パートナーにする場合、デッキ構築の際には龍亞の制服verのデッキを参考にするのもいいだろう。

通常verのパートナーデッキは、シモッチバーンに光属性獣族専用の万能リクルーター『アーマード・ホワイトベア』を使ったデッキ。
チューナーにケルベラルも入っており、たまにセームベルから繋いでユニコールを特殊召喚したりと、戦闘面でもそれなりに戦える。
油断してるとシモッチからのギフトカードが飛んできて思わぬ一撃を喰らう事も。

ロック系のカードはほとんど抜けており、5のようにプレイヤーの動きを止める事はないので安心してタッグを組める。

禁止デッキは時械神+シモッチバーン。
サンダイオン・ミチオンのコンボやシモッチギフトであっという間にライフを削りきってしまう恐ろしいデッキになっている。


デュエルリンクスにおいてはキャラデッキが非常に作り辛く、使用カードの中にはOCG化しておらずタッグフォースにも存在しないカードが多いのが問題。
エースカードのエンシェント・フェアリーやレグルス、妖精竜はもちろん、「踊る妖精」や「そよ風の精霊」など、精霊世界で出会ったモンスターたちに使用時の台詞が存在する。
また、妖精に関連するカードにも専用ボイスがあてられており、最近のカードだと妖精伝姫にもボイスがある。
ちなみにTFオリジナルのサポートカード「二重波紋」の存在によりパワー・ツール・ドラゴンにも台詞が用意されている。
さらに、機械竜 パワー・ツールにも専用ボイスが存在。漫画版の兄によるハイテンションな召喚口上が恥ずかしいようで、少々照れながら口にしている。

変わったところではエンシェント・フェアリー・ドラゴンが収録されたパックに同時収録されていた「エンシェント・ホーリー・ワイバーン」にも専用台詞が存在する。光属性チューナーを要求するレベル7シンクロで、ライフが上回っている場合にその差分パワーアップする効果を持っているため、ライフ回復カードと相性が良い。
いっそのことこれを軸にしたキュアビートで組むのも手か?


〇主な台詞


「聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる! シンクロ召喚! 降誕せよ!エンシェント・フェアリー・ドラゴン!!」

「はいはい地砕き地砕き、パワー・ツール・ドラゴン破壊よ」

「龍亞のはドラゴンじゃないけどね」

「古代の儀式に、あんなロボットみたいな竜出てくるわけないでしょ」

「止めてよね。龍亞が私に勝てるわけないでしょ」

「私のこと守ってよ……!」

「そんなことない! 龍亞は私にとって、最高のヒーローだもん!」

「しゃ、シャキーン……」

「私は絶対に許さない! 精霊たちを傷つけ、私の一番大切な人を傷つけたあなたを!!」


「これからは、わたしがあなたの傍にいるからね!」









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