遠野四季

登録日 :2011/04/07(木) 04:16:33
更新日 : 2017/04/03 Mon 22:42:08
所要時間 :約 5 分で読めます





騙されるな!俺がお前の兄貴だ!
俺が遠野シキなんだ!!


TYPE-MOONの作品、月姫の登場人物。


誕生日:9月29日/血液型:A型
身長:178cm/体重:65kg


遠野家の真の長男であり、遠野家の養子となった遠野志貴(七夜志貴)の義兄で、秋葉の実兄。
そして、アルクェイド・ブリュンスタッドの仇敵であるミハイル・ロア・バルダムヨォンの今回の転生体でもある。
通称はシキで、ファンからの愛称は秋葉の兄であるからハルオ。


幼少期に養子として来た志貴とは親友であり、秋葉が嫉妬するほど仲が良かった。
かつてはいつも三人で遊びあい幸せな日常を過ごしていたが、ロアの転生先に選ばれていた為に事件が起こる。

遠野家を始めとする異形の血を引く家系の者は成長すると人の意識より化け物としての意識が表に出始め、攻撃的な一面が強くなり日常生活を送れなくなる。
遠野家の人間は人間としての意識で異形の血を抑え、完全に反転するまでは通常生活を送るのが常だった。
しかし、四季は元々生まれつき異形の血が濃かったのに加えてロアの意識によって『四季』の意識が消滅させられた為に非常に早く反転したのである。

反転直後、近くにいた秋葉を襲撃するも、それを庇った志貴を殺害。
駆けつけた父親である遠野槙久の手により、反転したものは処罰するという決まりによって四季もその場で殺害される。

しかし、四季は自身の混血としての能力である接触融合呪詛「蝕離」で志貴から命を奪った為に何とか生き伸び、死亡した志貴もまた秋葉によって蘇生された。
この事態が周囲に判明する事を恐れた槙久は地下室に四季は幽閉させ、戸籍も志貴を長男とする事で四季の存在を隠蔽して事態を収束させる事とするも、
監禁された四季当人は遠野四季と言う存在は居なかった事にされた上に自分が居るべき場所を奪われ、ある意味自分は志貴に殺されたとし、監禁生活の中で志貴への憎悪を深めていく事となる。

槙久としては父親としての情もあり、二度も実の息子である四季を殺す事が出来ず、また四季の状態が良くなればまた元通りの状態にする事を予定していた。
だが、槙久に元々(能力目的で)強姦されて凌辱を繰り返された上に四季にも暴行と凌辱を行われた為に完全に心が壊れた琥珀が遠野家に復讐する計画を行うために四季に『槙久は四季を死ぬまで表には出さない』という嘘を吹き込んだ事で、志貴のこともあって槙久も憎悪し、脱獄後に殺害。
その後は街に下り、住民の血を吸う吸血鬼事件を引き起こす。

そして、死亡した父に代わって秋葉が当主となり、槙久に勘当された志貴を呼び戻す……と、本編に繋がっていく。


表ルート、裏ルートで姿が違うのは四季とロアのどちらかの意識が強く出ているかによって姿が決まる為。
表ルートではロアが、裏ルートではシキが強く出ている。

裏ルートのロアは反転する際に異形の血によって上手く表に出る事が叶わず、シキに破壊衝動を送るだけの存在になっている。シキ曰く「頭の中にもう一人いて全てを破壊しろと訴えてくる」。
その為に本来はロアの転生体が得る筈の最高位の魔術知識を得る事が出来ず、また魔術回路自体はあるもののシキの魔術回路は大して優れた能力を持っていない模様。

ロアの精神よりシキの精神が強いので、裏ルートではアルクェイドにではなく秋葉に異常な執着を寄せる。
その執着ぶりはシスコンと言って差し支えないのだが、狂気じみたものが垣間見える恐ろしいシスコン。

あるルートで誤って秋葉を殺害した時は動揺して吐いたり、秋葉が志貴と肉体関係を持ったのを知った際には志貴に激怒した。
極め付きには志貴に真っ二つにされて、死に掛けの際に上半身だけで秋葉に近づいて助けを求めるなど、異常な執着を秋葉に見せていた。
因みにその時の秋葉は反転していた為に笑いながらグチャグチャにされて殺された、哀れ。


反転後程ではないが、秋葉に対する執着はロア以前からあったようで秋葉が自分より志貴に懐いている事に内心では嫉妬していたようである。
そんな執着を向けられている秋葉当人はそこまで四季を慕っておらず、寧ろ苦手意識すら持っていたようで反転してからは志貴のみを兄としており、「自分の兄は志貴だけ」と四季に面に向かって断言すらされている。
秋葉が四季が苦手とした理由は兄は自分とは違うモノにしか見えなかった……とか。


混血として能力は「不死」と「共融」。
欠損した肉体を再生させるのではなく、その部分がなくても生きていけるように作り替える「拒死性肉体」を持つ。
さらに血液を硬質化・変形させて血の刀などを作り武器とする。
そして接触融合呪詛「蝕離」は他人の肉体を摂取し、自身の肉体に還元する。臓器移植の何でもありバージョン。

トリッキーな戦い方をし、バッドエンドでは志貴を串刺しにして殺したりしている。
しかし、反転した秋葉には遠く及ばずあっさりやられた。


彼本来の性格はとにかくおしゃべり。結構な社会不適合者的で突飛な発想やよほど優れた相手しか記憶しない我儘さを持つ、という非常に敵を作りやすい性格。

しかし、志貴とは親友になれるほどに馬が合い、反転前はとても仲が良かった。それは本編でも変わらない。
互いに正体を知らない状態で対面した際はコーヒーを飲みながら談笑していた程である。
尤も肝心の会話は殺人についてとかで、出会った際にもいきなり殺しあいを始めたりとかなりハジケていたが。
本人曰く「久し振りに人と話して楽しかったよ。」とのこと。人…?


一応秋葉に対しての愛情は本物で、秋葉も苦手意識があるとはいえ肉親の情もあるようで、シキの死に対して少し思う所もある模様。
更には親友であった志貴は記憶操作によって完全に存在を忘れられていて、秋葉には当主として処断しなければならないと思われたり、翡翠には元凶として深く憎まれ、琥珀には最早何の感情も抱かれていないなど、結構不憫な人。

カーニバルファンタズムでは涙ながらにその事を嘆いていた。姿はロア寄りだけど。

四季「志貴は俺の事覚えてないし、秋葉はあんな態度だし、何だかな〜」

ネロ「飲み過ぎだぞ。ロア」

四季「ネロは、ネロはこんなに優しいのに〜」

琥珀が書いた洗脳探偵にも四季の姿で一瞬登場するが磔にされ口にこけしを突っ込まれ体には"シスコン"と書かれていた…

歌月十夜でも出番があり、志貴と仲良く話している。
ロアより人気があるのでメルブラではロアよりハルオ追加しろよという意見も多いらしい。
が、実装は未だに叶っていない。

アニメ版ではビジュアルは四季、中身ロアで登場している。

漫画版『真月譚 月姫』では、終盤で四季として志貴と対峙。
ロアの持つ魔術の知識と生き物の『生』を見る魔眼(『生』を断つことで直死の魔眼とほぼ同じ効果をもたらす)を利用して優位に立って志貴の左腕を断ち、"点"(死の"点"ではない)を突いて彼を殺害したと思い込む。
その際に四季の意識はかなり薄くなり、ロア寄りの思考になった様子。

その後はロアとして動くも、アルクェイドを瀕死に追い込まれた怒りで覚醒した志貴に『死の"点"』を突かれて、殺された。


ちなみに幼少期は志貴と本当に仲が良く、もし自分が『反転』したらその時は殺してくれ、と頼むほどだった。




濃すぎる遠野の「血」はすべからく魔に近付いていく
そうなったら俺もオマエもバケモノになるのさ
本物のバケモノに
もしも俺がそうなった時は頼むぜ

…オマエが
俺を…

頼むよ
ナナヤ…





追記・修正は服についた血を拭ってからお願いします。

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