ブラックフェザー・ドラゴン(遊戯王OCG)

登録日 :2010/03/05(金) 09:31:54
更新日 : 2016/09/18 Sun 12:48:37
所要時間 :約 6 分で読めます





黒き疾風よ!
秘めたる想いを
その翼に現出せよ!
シンクロ召喚!
舞い上がれ!
ブラックフェザー・ドラゴン!




ブラックフェザー・ドラゴン

【ドラゴン族・シンクロ/効果】
☆8 ATK 2800/DEF 1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分がカードの効果によってダメージを受ける場合、代わりにこのカードに黒羽カウンターを1つ置く。
このカードの攻撃力は、このカードに乗っている黒羽カウンターの数×700ポイントダウンする。
1ターンに1度、このカードに乗っている黒羽カウンターを全て取り除く事で、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の攻撃力を黒羽カウンターの数×700ポイントダウンし、ダウンした数値分のダメージを相手ライフに与える。


「ブラックフェザー・ドラゴン」は、『遊☆戯☆王5D's』に登場するモンスターカード、及びそれを元にしたカードの名称。
あらゆる効果ダメージを無効にし、代わりに「黒羽カウンター」を自身に置く珍しい効果を持つシンクロモンスター。
その代償として黒羽カウンター1つにつき、700ポイント攻撃力が下がるデメリット効果を持つ。
しかし、その黒羽カウンターを全て取り除く事で相手モンスター1体の攻撃力をそれまで自分が下がっていた数値分だけ下げ、更に下がった分のダメージを相手に与える効果まで持つ。

このように効果ダメージメタと言うべき効果を持っている。
こいつがいる限りバーンデッキは何も出来なくなってしまう。

ただダーク・ダイブ・ボンバー亡き今、バーンダメージを受ける機会が減ったため自身の効果が発揮されにくくなった。
基本的には素材指定がない打点2800のモンスターとして運用し、バーンデッキとぶつかった場合に優先的に出すことになるだろう。

だがこいつのレベルは 。シンクロモンスターのレベル8枠は強力なモンスターぞろいの 激戦区 である。
素材指定無しのモンスターだけでも、


……と、当時からそうそうたる顔ぶれが揃う。

この後も強力なレベル8のシンクロモンスターは増加。
クリムゾン・ブレーダーや漫画版5D'sの決闘竜、ARC-Vで登場したスカーライトなど、様々なものが存在する。

15枚のエクストラデッキのスペースを、当たるかどうかも分からないバーンデッキ対策のためにこいつ入れたいかと言われると微妙。
ついでに言うと最近のバーンデッキは速攻でライフを削りきる【チェーンバーン】が主流なので、入れたところでシンクロ召喚が間に合わないという状況も考えられる。

ならば本家BFならばこいつの居場所が……と思ったら、
なんとこの《ブラックフェザー・ドラゴン》は「BF(ブラックフェザー)」と名の付くモンスターとして扱わないので、 BFデッキとのシナジーはほぼ皆無
鳥獣族でもないのでゴドバの共用もできない。
せいぜい墓地に落ちた後のダムドの弾ぐらいか。哀れ。


それでも特有の効果を持つこのカードがいらない子であるわけはなく、以下のデッキでは他を差し置いてエクストラに積まれる可能性がある。


『サイキック族デッキ』

コストや効果でダメージを受けるものが多く、それらを踏み倒してバーンダメージに変換できるこのカードの有用性は高い。シンクロに長けた種族なので場に出すのも容易。


『ドラゴン族デッキ』

レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを擁するため、倒されても蘇生が可能。またミンゲイドラゴンや一族の結束を採用している場合、エクストラもなるべくドラゴンで固めた方が動きやすい。

しかし、決闘竜(漫画版遊戯王5D's)を始めとする強力なドラゴン族シンクロが増加。エクシーズの台頭もあって使われることはまず無い。
バーンメタとしても完全上位のバーン対策効果を持つマテリアルドラゴンが存在するため、やっぱりいらない子扱い…
そもそもミンゲイや結束に頼る構築自体が廃れ気味なのでドラゴンで統一する意味すら



……とまあ、全体的に不遇な存在ではあるのだが、


こいつが立っている限り相手からのバーンダメージが完封される のは紛れもない事実である。

そんなわけで、バーンデッキが多用されやすいシングル戦では活躍できる可能性がある。
具体的には遊戯王オンラインやジェンフェスでのシングル限定戦などではメタカードとして活躍した実績がある。

このような効果はメタカードとして活用するのが一番だろう。
うまく相手を見て使うことが大切である。


攻撃名は「ノーブル・ストリーム」
ダメージ無効効果は「ダメージ・ドレイン」。
相手モンスターを弱体化させる効果は「ブラック・バースト」。



アニメにて

アニメでは、第95話「クロウvsボルガー」にて初登場。
クロウのD-ホイール「ブラックバード」の中に隠れていたが、クロウがデュエル中にシンクロ召喚し、その姿を現す。
アニメではスピードワールド2など、効果ダメージが多いので現実よりは活躍。
後述の95話でのクロウが悲しみを堪えながらの半涙声での詠唱は一見の価値有り。



シンクロ召喚時に遊星達の「竜の痣」が反応しており、「赤き竜」に関連のあるドラゴンなのかも知れないが、今の所詳細は不明。
シンクロ召喚早々にダメージ効果の無限ループにより、どんどん攻撃力が下がっていった。
クロウを守り、ダメージを受け続ける様は、どこぞかの星屑龍を遥かに上回るドMっぷり。
ドラゴンな筈なのに、ドラゴンっぽくないのはツッコんではいけない。

WRGP本選でのチーム太陽戦では、チーム太陽の主力である手を繋ぐ魔神を破壊。
その他にスピードワールド2のダメージ効果を無効化したりとある程度活躍していた。

だがドラゴン族・封印の壺によって守備表示にされ、その結果眠れる巨人 ズシンの召喚を許してしまう。
返しのターンにズシンの一撃で一発K.O.で退場させられたりと、クロウのエースカードなのにかませ犬的な扱いで散々だった。

チームラグナロクの“トリック・スター”ブレイブとのデュエルでもシンクロ召喚される。
この時、初めてBFD専用サポートカード《ブラック・ソニック》が登場した。

その効果は「自分の場に存在するBFDが攻撃された時、相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て除外する。」といったもの。
攻撃された時という発動条件が存在するが、その効果はミラーフォースの強化版といったものであり、かなり強力。
しかも対象をとらず、さらに直接除外ゾーンにぶち込むため、“スターダスト・ドラゴン”や“我が身を盾に”などに引っ掛からないといった利点もある。
OCG化すれば、今の不遇な立場を脱却できる……かもしれない。

決勝のチーム新世界戦ではゴッズ史上最高の 15500のリアルダメージ を受け、ライフが尽きたクロウが召喚、遊星に託された。
ボロボロになりながらも、絆を語るクロウは浅沼さんの神演技も合わさって非常にカッコイイ。クロウファン必見。


なお、 素材を残しとけばスターダストになったんじゃね? とか言ってはいけない。
っていうか結果的にはBFDを残さなかったら遊星は勝てなかった可能性大。


余談

ところでこのブラック・ソニック、アニメのテキストを良く見ると何故か「ブラックフェザードラゴン」ではなく、 「BF」 と書かれている。
テキストの間違いか、あるいはアニメの世界はBFDをBFと扱いとなりテキスト通りの効果なのかもしれないが…

もし後者ならただでさえ猛威を奮っているBFが更なる領域に…… 流石にないですよねコナミさん?
OCG化するならBFD縛りにしろよ!絶対だぞコナミ! 

……などということが5D's放映当時には言われていた。


そして、ブラック・ソニックは年月は流れコレクターズパック-伝説の決闘者編-にてOCG化され収録された。
現在ミラフォが無制限でBFも全盛期程の力は無くなったせいかレアリティはノーマル。
その結果はというと…BF限定でBFDは対応していませんでした。
BFDではなく逆にBFで縛られてしまったことにより、不遇さが際立つ結果となってしまった。無念。


TFSPではWCSシリーズ同様パックが現実と同じ収録内容とほぼ同じレアリティ(アルティメットやシークレットがウルトラ扱い)で再現されている。
BFDが初収録されパッケージモンスターになったパックTHE SHINING DARKNESSも存在するが、
設定ミスのせいか一部のカードを除きレアリティが一つ前のナンバーのカードのものになっている。

このカードの前は神光の宣告者(スーパーレア)だが何故か神光の宣告者はこのズレの影響を受けておらず黒羽を狩る者と同じレアリティとなっている。
つまり BFDはノーマルとなっている。 パッケージモンスターなのに…
THE SHINING DARKNESSは「ブラックフェザー・ドラゴン」の40番から「カオス・ゴッデス-混沌の女神-」の44番までは全てウルトラレアとなっており、
このミスによって ウルトラレアから外されてしまったのはBFDのみ となっている。

妙な所でも扱いが不遇である。






黒きアニヲタよ!
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シンクロ召喚!!舞い上がれ!
ブラックフェザー・ドラゴン!!

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