なんでもおまんこ

登録日 :2009/06/13(土) 14:13:44
更新日 : 2017/06/05 Mon 14:42:22
所要時間 :約 4 分で読めます




なんでもおまんこ


なんでもおまんこなんだよ
あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ
やれたらやりてえんだよ
おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな
すっぱだかの巨人だよ
でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
空だって色っぽいよお
晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ
空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ
どうにかしてくれよ
そこに咲いてるその花とだってやりてえよ
形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ
花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ
あれだけ入れるんじゃねえよお
ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお
どこ行くと思う?
わかるはずねえだろそんなこと
蜂がうらやましいよお
ああたまんねえ
風が吹いてくるよお
風とはもうやってるも同然だよ
頼みもしないのにさわってくるんだ
そよそよそよそようまいんだよさわりかたが
女なんかめじゃねえよお
ああ毛が立っちゃう
どうしてくれるんだよお
おれのからだ
おれの気持ち
溶けてなくなっちゃいそうだよ
おれ地面掘るよ
土の匂いだよ
水もじゅくじゅく湧いてくるよ
おれに土かけてくれよお
草も葉っぱも虫もいっしょくたによお
でもこれじゃまるで死んだみたいだなあ
笑っちゃうよ
おれ死にてえのかなあ









作者は、かの有名な詩人・谷川俊太郎。
詩集「夜の●ッキー●ウス」に収録されている。

「鉄腕アトム」の歌や、「春に」「二十億光年の孤独」などの教科書にも掲載されるような名作でお馴染みの谷川はこんな危ない詩も書いていた、
ということでそれなりに有名な作品。


ある種病的なニオイがするが、ありとあらゆる事象をおまんこに結びつけることのできる発想は脱帽物。

ちなみに谷川本人もお気に入りらしい。



「なんじゃこりゃwww」と笑い飛ばす事もできるのだが、

読んだ後に生まれるこの気持ちは何だろう……。


改変コピペにもなりそうだが、そこは侵してはいけない神聖な領域な気がする。



追記・修正はおまんこを感じながら行って下さい。

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