鬼道(BLEACH)

登録日:2009/08/06(木) 23:33:32
更新日:2018/07/31 Tue 13:34:18
所要時間:約 9 分で読めます




読み方はきどう。
BLEACH』に登場する死神にしか扱えない高尚な呪術。
死神の戦闘方法のひとつであり「斬(斬魄刀)」「拳(白打*1)」「走(瞬歩*2)」と並び重要。
真央霊術院でも必須とされている。

基本的には印を結び、詠唱をしてから放つ。
印や言霊の詠唱を無視して鬼道を放つことも出来るが、詠唱を無視した場合は通常よりも性能が劣化する。

数字が大きくなればなるほど、扱いが難しくなり、技術が必要とされる。
逆に扱いが上手ければ、数字の大きな鬼道を詠唱破棄しても十分な威力で使用できるようになる。
しかし鬼道の番号が上がるほど扱いも難しくなるため、鬼道の達人でも九十番台の詠唱破棄は困難。

事前に重ねて詠唱しておくことで別々の鬼道を連続使用することも可能。
当然扱いがかなり難しくなるらしく、この使い方はあまり見られない。


戦闘で使われるものとして縛道と破道があり、縛道は読んで字の如く技相手の動きを封じたりする補助的な技が多く、逆に破道は直接攻撃的な技が多い。
また、傷病者の救護には回道と言う回復用の鬼道が使用される。


純粋に鬼道を得意とする隊もあるが、一般の隊でも鬼道の上手い死神はいる。
作中の隊長格では雛森桃や朽木白哉、朽木ルキア、伊勢七緒等が鬼道の達人とされている。
特に雛森は既存の鬼道を組み合わせて使用するなど達人っぷりを遺憾なく発揮している。
また、伊勢七緒は鬼道の腕だけで副隊長まで上り詰めたと豪語しており、作中ではその応用として滅却師の力を断つ結界を開発した。
ただし、回道は雛森やルキアでもそれほど上手くは扱えず、四番隊隊員や元四番隊の吉良イヅルのほうが秀でている。


逆に鬼道が苦手な隊長格の例として更木剣八や阿散井恋次、大前田希千代、斑目一角が挙げられる。
とはいえ、恋次の場合はコントロールができないだけで破道の威力自体は十刃がひるむ程度はある。
しかし、大前田の場合は二十番台の鬼道すら暴発する始末である(ちなみに父親は達人クラス。原因は当時の隊長の夜一だが)。
斑目一角は射場鉄左右衛門との会話からすると苦手な上に学ぶ気も使う気もない。使用可能かどうかは不明。
更木剣八の場合は苦手というよりはまったく使えない。
卍解もしていない隊長なので彼はかなり特殊といえる。


死神の中には護廷十三隊とは別に鬼道衆という鬼道を専門とした団体もある。こちらは十三隊と違ってあまり表に出ることはない模様。
場合によっては護廷十三隊と共同作戦も行う。
鬼道衆は鬼道の専門部隊なだけに護廷十三隊の一般的なレベルとは別次元のレベルらしく、
長の握菱鉄裁は一定空間の時間すらも停止させ、副長の有昭田鉢玄も縛道の九十九を詠唱破棄で使用していた(無理をしたとのことだが)。


ちなみに死神代行の黒崎一護も「俄か死神」であるため基本的に鬼道は使えない。
剣八と一護は真央霊術院を卒業していないので仕方ないとも言えるが。



以下、作中に登場した鬼道

■縛道

縛道の一・(さい)

相手の動きを封じる。

縛道の四・這縄(はいなわ)

鬼道の縄で相手を縛る。

縛道の八・(せき)

鬼道の盾で攻撃を排斥する。

縛道の九・(げき)

「自壊せよ。ロンダニーニの黒犬。一読し、焼き払い、自ら喉を断ち切るがいい」
赤い光を飛ばし、敵を縛る。

縛道の二十一・赤煙遁(せきえんとん)

煙幕を発生させる。

縛道の二十六・曲光(きょっこう)

対象を霊圧で覆い、見えなくする。

縛道の三十・嘴突三閃(しとつさんせん)

三角形に配したクチバシ形のクリップ状の物で、相手の動きを封じる技。

縛道の三十七・吊星(つりぼし)

鬼道の幕で、落下してくるものをキャッチする。

縛道の三十九・円閘扇(えんこうせん)

丸いバリアのような物を作り出す。

縛道の五十八・掴趾追雀(かくしついじゃく)

「南の心臓、北の瞳、西の指先、東の(きびす)、風持ちて集い、雨払いて散れ」
対象の居場所を追跡する。

縛道の六十一・六杖光牢(りくじょうこうろう)

「雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて(これ)を六に別つ」
六本の光の帯で相手の動きを奪う。

縛道の六十二・百歩欄干(ひゃっぽらんかん)

大量の白い棒を飛ばして敵の動きを封じる。

縛道の六十三・鎖条鎖縛(さじょうさばく)

太い鎖で動きを封じる。

縛道の七十三・倒山晶(とうざんしょう)

逆四角錐の形をした結界を張る。

縛道の七十五・五柱鉄貫(ごちゅうてっかん)

「鉄砂の壁 僧形の塔 灼鉄熒熒(けいけい) 湛然(たんぜん)として終に音無し」
五体を鉄柱で封じる。

縛道の七十七・天挺空羅(てんていくうら)

「黒白の(あみ)、二十二の橋梁、六十六の冠帯、足跡(そくせき)・遠雷・尖峰・回地・夜伏・雲海・蒼い隊列、太円に満ちて天を挺れ」
複数人の居場所を捕捉し、伝達を行う。

縛道の七十九・九曜縛(くようしばり)

九つの黒い玉を発生させて動きを封じる。

縛道の八十一・断空(だんくう)

八十九番以下の破道を完全防御する防壁。チート。

縛道の九十九・(きん)

黒い帯と大量の鋲で対象の動きを禁じる。

縛道の九十九 第二番・卍禁(ばんきん)
縛道でありながら、対象を滅することもできる「封殺型」。「禁」から派生して発動する。
  • 初曲・止繃(しりゅう):包帯のような布が対象に巻き付き、全身を包み込む。
  • 弐曲・百連閂(ひゃくれんさん):大量の杭が刺さり、完全に固定する
  • 終曲・卍禁太封(ばんきんたいほう):巨大な「卍」が彫られた碑石のようなものを落とし、圧殺する。


■破道

破道の一・(しょう)

弱い衝撃を飛ばす。白哉がルキアに付いた氷を砕くために使用。

破道の四・白雷(びゃくらい)

ルキアや白哉が使用。指先から文字通り雷を出す。

破道の十一・綴雷電(つづりらいでん)

物質を伝って電流を流す。

破道の十二・伏火(ふしび)

霊圧を蜘蛛の巣のように張り巡らせ、敵を捕らえて攻撃する。

破道の三十一・赤火砲(しゃっかほう)

「君臨者よ、血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ、焦熱と争乱、海隔て逆巻き南へと歩を進めよ」
掌から火球を放つ。

破道の三十二・黄火閃(おうかせん)

黄色い帯状の炎を放つ。

破道の三十三・蒼火墜(そうかつい)

「君臨者よ、血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ!心理と節制、罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ」
掌から蒼い炎を放つ。ルキアが多用する。

破道の五十四・廃炎(はいえん)

円形の炎を放ち、対象を燃やす。

破道の五十七・大地転踊(だいちてんよう)

周辺の岩石を浮かばせて飛ばす。

破道の五十八・闐嵐(てんらん)

斬魄刀を回転させて竜巻を放つ。

破道の六十三・雷吼炮(らいこうほう)

「散在する獣の骨、尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪、動けば風、止まれば空、槍打つ音色が虚城に満ちる」
掌から広範囲に雷撃を放つ。


破道の七十三・双蓮(そうれん)蒼火墜(そうかつい)

「君臨者よ・血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 蒼火の壁に双蓮を刻む 大火の淵を遠天にて待つ」
両手で蒼火墜を放つ。

破道の七十八・斬華輪(ざんげりん)

鬼道で生成された刃を円状にして並べ、相手を攻撃する。

破道の八十八・飛竜撃賊震天雷炮(ひりゅうげきぞくしんてんらいほう)

掌から極太の雷を飛ばす。

破道の九十・黒棺(くろひつぎ)

「滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる、爬行(はこう)する鉄の王女、絶えず自壊する泥の人形、結合せよ、反発せよ、地に満ち 己の無力を知れ」
黒い重力の奔流で対象を棺のように囲い、圧砕する。藍染の十八番。
彼の放つこの術は詠唱破棄の上本来の三分の一以下の出力でも隊長格を一撃でダウンさせる威力がある。余談だが九十番台は詠唱破棄での扱いは難しくなる。

破道の九十一・千手皎天汰炮(せんじゅこうてんたいほう)

「千手の(はて) 届かざる闇の御手 映らざる天の射手(いて) 光を落とす道 火種を煽る風 集いて惑うな我が指を見よ 光弾・八身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲塔 弓引く彼方 皎皎(こうこう)として消ゆ」
光の矢が術者の後ろから無数に降り注ぐ。

破道の九十六・一刀火葬(いっとうかそう)

刀の形をした巨大な火柱で焼く。さすがのヨン様も火柱から脱出するしかなかった。
が……触媒には焼けた四肢が必要で、一刀火葬で使用した部分は日常生活レベルでも使い物にならなくなる(さすがに井上織姫が治せないほどひどい代償ではないが)。そのため禁じ手扱いされ、ホイホイ使える代物ではない。

破道の九十九・五龍転滅(ごりゅうてんめつ)

霊圧で巨大な龍を作り出して相手を攻撃する。

■裏破道

三の(どう)鉄封殺(てっぷうさつ)

竜の頭部のような霊圧で対象を叩き割る。


追記・修正頼みます

この項目が面白かったなら……\ポチッと/