封印されしもの(ゼルダの伝説)

登録日 :2011/12/07(水) 15:07:30
更新日 : 2016/10/16 Sun 13:03:22
所要時間 :約 7 分で読めます




ネタバレ注意!!


The Imprisoned
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出典:『ゼルダ無双』公式サイト
©Nintendo ©コーエーテクモゲームス





ゲーム『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』に登場する。


物語開始時のプロローグにて語られた伝説では、突如大地を引き裂き、魔族を率いて現れたと語られる。
ハイラルの三大創造神である女神ディン、ネール、フロルが残した秘宝トライフォースを狙って大地を荒らし、数多くの人間を殺し続けた。
その後、トライフォースを守護する女神ハイリアによって封印される。


現代の魔族長ギラヒムが復活させようとする邪悪な存在で、その姿は単純ながらも異形。
体の半分近くもある巨大な口を持ち、赤黒い鱗のようなもので全身を覆われている。
そんな身なりなため、プレイヤーから「汚いムック」とか「むしろ可愛い」とか言われ放題。
非常に巨大であり、二足で歩行するが、目玉は確認出来ない。


作中では既に封印された状態で登場するが、大地に降り立ったリンクの持つ女神の剣・スカイウォードソードに反応し、封印を破ろうとする。
が、この時は完全に覚醒しきってなかったためか、スカイウォードを封印の石柱に浴びせるだけで事なきを得た。

本格的に覚醒するのは、封印の神殿にて時の扉が出現した時。
スカイウォードソードと同じく、時の扉が女神ハイリアによって残された物だからだろう。
この時は封印を破り、その姿を現した。

封印を破ったこいつは、封印の地の螺旋状の地形を底から進み、頂上の封印の神殿に辿り着くとゲームオーバー。
4本の足爪を両足全て破壊して転倒させるか、背中に飛び乗り、石柱を叩き込むのを繰り返すことで封印できる。
この際方向が限定されているのになかなか気づかなかった人もいたのではなかろうか。

再びリンクによって封印を施されたが、徐々にその力を増しており、このままでは何度封印しても甦る事が明らかになる。



しばらくして、再び封印を破り復活。
腕を生やした上に、前回はこちらを狙う時にのみ生じる衝撃波がデフォルトになり、さらに追うのが難しくなる。
腕で崖をよじ登ろうともするが、バドの設置したマシーンを使うことで叩き落とすことができる。
そうしてリンクは二度目の封印に成功する。

その後、ゼルダと再会したリンクは、ゼルダの口から全てを聞くことになる。
ゼルダこそが、女神ハイリアが人間に転生した姿である事。
そしてゼルダが封印の地で数千年の眠りにつく事で、封印されしものの封印を確固たる物に出来る事。
しかしそれは時間稼ぎに過ぎず、その間に何としてもトライフォースの力で封印されしものを消滅させねばならない事。



トライフォースを見つけるために必要な勇者の唄を完成させようとするリンクの前で、三度目の復活を果たす。
今回は腕だけでなく尾も生やした姿となっている。
円形の翼で空中に浮き、封印の神殿を襲おうとするが、同じくマシーンを使えば墜落させることができる。
だが、2回目の際には崖崩れにより再装填ができなくなるが、バドの咄嗟の判断によりリンクが直接飛び乗り、封印が成功する。



そして、遂には四度目の復活を果たそうとする。
しかし、リンクの願いを受け入れたトライフォースにより、スカイロフトの女神の島ごと空の塔を封印の地に突き立てられる。
結果、封印されしものの存在は、現代において消滅した。

そう、現代においては。

封印されしものが消滅した事で目覚めるゼルダを、突如現れたギラヒムが過去の世界へと連れ去ってしまう。
ギラヒム曰く、「封印されしものの復活の可能性が途切れた世界に用はない。過去に戻り、女神の魂を用いて復活させる」とのこと。
この事から、 いくら万能の力トライフォースと言えど、時空を越えてその力を干渉させる事は出来ない 事が明らかになった。

ギラヒムを追って、リンクもまた過去へと急ぐ。
ギラヒムを追い詰めるが、間一髪の所で間に合わず、封印されしものが復活してしまう。
そしてギラヒムの施した儀式により、ゼルダの魂を取り込んだ「封印されしもの」は、真の姿を得て「終焉の者」として完全復活する。



・終焉の者

CV:最上嗣生

「封印されしもの」が、女神ハイリアの魂を取り込んだ事で理性と知性を得て、その邪悪な力を人間体へと凝縮させた、魔の根源とも評される魔族の王本来の姿である。
この時点だと、女神の魂が完全には定着していないので、どの程度本領を発揮出来ているかは不明。

人間体といっても非常に巨漢であり、リンクの上背の倍近くある。 豪鬼とかバーサーカーではない
剣の魔精霊ギラヒムを自らの剣として振るう。

言動は落ち着いているとは言え、性格は冷酷で、魂の抜けたゼルダを用無しと吹き飛ばした。
その目的は「魔族の手による永遠の支配」であり、そのためにトライフォースを狙っていたという。
自らが見てきた人間は命乞いをするか、女神ハイリアに助けを求める者ばかりであったため、
自らに立ち向かうリンクと、吹き飛ばされたゼルダを必死に救ったバドに僅かながら驚きを見せていた。


リンクに興味を持ったからか、邪魔の入らない所で一対一の決闘を承諾する。
その舞台は、天空だった。どういう訳か時のオカリナでトライフォースが封印されていた聖地に似ている。
邪悪な存在の終焉の者が、太陽の輝く青空に佇む姿は、プレイヤーに幻想的な雰囲気を与えた事だろう。



最初は単純に剣を振るか拳攻撃、距離が離れた場合に突進攻撃するくらい。
攻撃に対して盾アタックしても動じないが、成功させれば反撃が通る。また攻撃をかわした後に横から攻撃しても一応通る。


ある程度ダメージを与えると天候が雷雨になり、剣に雷を帯電させる。
不用意に攻撃するとシビれ、プラスカウンターで実質3ダメージは受けることになる。
攻撃も密着していると3連続攻撃を繰り出してくるので、盾アタックの戦法ではこれを全て成功させなければならない。
また、時折雷光を放ってくるが、これは盾アタックでないとガード不可で、不意に打たれると避けるのはかなり難しい。
その後に再び溜める際には攻撃できるが、接近していると衝撃波で結局こちらもダメージを負ってしまう。

実は、向こうと同じようにこちらも剣を掲げることで同じ雷光を放つことができる。
だがファイが「スカイウォードは使えない」と話すので、気づかなかった人も多いと思われる。


体力を削ると吹っ飛ぶので、この際にとどめをすることで決着となる。
ただし、1度目は必ず失敗する仕様で、またそれ以降でもけっこうタイミングはシビア。



死闘の末、リンクに倒された終焉の者はリンクを称賛する。
しかし、同時に自らの怨念が存在する限り、勇者の魂と女神の魂、そして自身の復讐の念は輪廻から逃れられないことを語る。
そして高笑いを上げながら、その残留思念はマスターソードへと封印された。

終焉の者の台詞から、おそらく後のガノンドロフが彼の転生体だと思われる。
同時に、リンクとゼルダの魂も各々の時代のゼルダ作品の主人公と姫として転生していることが明らかになった。



シリーズ全体で見てもかなり手強いボスだが、廃人剣聖の域に達すると20秒で倒せるようになる。



ゼルダ無双


封印されしものが巨大魔獣として登場。
シナリオのスカイウォードソード編第2話で初めて出会う。

姿は身体に足が生えたバージョンで、一回り小さくなっている(それでも十分大きいが)。
戦い方も本編と同じで足先を攻撃すると転ばせることができ、その際にウィークポイントが発生する。
この時キャラクターにもよるが、必殺技を使うと足先を一気に破壊できるのでお勧めである。

ある程度進軍すると、空を飛んで砦を破壊しようとする。
このとき狙っている砦にパワフルピッチャーマシンが配置されているので、これを使い撃ち落とそう。
ただし砦を自軍の領地にしていないと作動できないので早急に制圧すること。時間をかけすぎると封印されしものの破壊光線で一気にお掃除される。


一部アドベンチャーモードのステージや、3DS版の『緑衣の少女編』では異常にサイズの小さい個体が登場したりする。
『緑衣の少女編』ではリンクルから「かわいい!」と言われてしまっている。


終焉の者は本作には登場しないが、本作におけるガノンドロフの姿や技がどこか終焉の者に似ている。
また、ガノンドロフのLv3武器の名称がいずれも「終焉の○○」となっている。



追記・修正よろしくお願いします。

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