ザエルアポロ・グランツ

登録日:2012/10/13 Sat 20:20:33
更新日:2024/04/11 Thu 10:46:29
所要時間:約 8 分で読めます




※小説「BLEACH Spirits Are Forever With You」に関する内容も記述します。ネタバレにご注意を。








世界一嫌いだと言ってくれ

(BLEACH31 DON'T KILL MY VOLPUTURE)






君達のような低劣種が
この僕をこれ程迄に苛つかせ
あまつさえ全力で戦わせようとしている…

その事の方が余程―――

「悪い冗談」だ




#8 ザエルアポロ・グランツ        
Szayelaporro Granz

[種族]破面(アランカル)
[階級]第8十刃(オクターバ・エスパーダ)

 [司る死の形]狂気
 [帰刃]邪淫妃(フォルニカラス)
 [解号] 啜れ「邪淫妃」
 [虚の孔]亀頭
 [刻印]不明
 [CV]鳥海浩輔


漫画『BLEACH』の登場人物。


目次

 概要



十刃の一員。ピンク髪で眼鏡の様な仮面の名残りがある。
虚圏最高の研究者で霊性兵器開発のスペシャリスト。マッドサイエンティストの気があり、自身の研究の為ならあらゆる手段を使う。
身長/体重は185cm/67kg、誕生日は6月22日(かに座)。

自身の十刃の宮が研究室となっていて、回廊を好きに動かせる様に改造を施している。
更に従属官は沢山連れており、喰らえば治療薬となるよう改造している様子*1

グリムジョーの従属官イールフォルト・グランツは兄。しかしカス呼ばわりした挙げ句研究の為の道具としか思っていないあたり、情や敬意は無いようである。
ちなみにノイトラとは十刃落ち時代からそれなりに付き合いがあるようで、利害が一致した彼と共謀してネリエルを貶め、十刃の座から蹴落とした。
この際にネリエルの不意を突くため、ノイトラはザエルアポロの発明品を使用して自らの虚像を生み出していた。


 人物



芝居ががった言い回しを好む上、「服がボロボロになったから着替えたい」などという理由で戦闘中であろうとも敵に構わず自室に戻るなど、マイペースな気取った振る舞いが多く見られる一方、
想定外の反撃などで屈辱を味わされると普段の口調とは掛け離れた荒々しい言葉遣いで激昂する一面もある。
また、人間も死神も滅却師も等しく低劣種だと嘯きつつ、「その低劣さこそが罪なのだ」とまで断じており、せいぜい自身の研究材料程度にしか見なしていない様子。
「狂気」を司るだけあって、このような常人には理解不可能な危険で傲慢な思想を持つ一方、意外に真っ当な感覚も持ち合わせているようで、ペッシェが下半身からナニ究極(ウルティマ)という刃を取り出そうとした時には露骨にドン引きしていた。アニメだと石田はここで「これは放送出来るのか!?」とメタなツッコミを入れている

自身は戦闘力は高くないと語っており、前述の改造や相手の霊子を解析して能力を封じ込めたりとトリッキーな戦法を取る。
戦闘力は高くないと言えど、副隊長の始解程度なら軽々といなす程度の剣術や鋼皮(イエロ)は備えているようだ*2
敵への挑発のため敢えて相手の攻撃を間合いギリギリの所で回避するという悪癖も裏を返せば、自分に対する攻撃を的確に見切れている証と言える。……尤も結果的にその悪癖が墓穴を掘ることに繋がってしまうのだが。


 能力



鑑賞会は強制参加だよ


◇─ 帰刃「邪淫妃(フォルニカラス)


解号は「(すす)れ~」
曲芸の如く刀を口から呑み込んで解放する。解放すると背中に4本の細長い羽根が生え、身体が触手の様なドレスで覆われる。
ドンドチャッカ曰く「うどん」。
能力は十刃の中でもかなり多彩。後付設定ばっかとか言っちゃいけない。まあ多分改造はしているだろう。

ちなみに「フォルニカラス」はスペイン語で「姦淫する」という意味。
直球過ぎだろ。

使用技

  • クローンを生み出す
背中から大量の液体を噴射し、それに触れた相手のクローンを造る。
クローンは外見、能力共に本物そっくりだが、ザエルの美的センスにそぐわないものはデザインを変えることが出来る。
ただし作中で雨竜も指摘していたが、クローンで攪乱する運用とは矛盾するため、どういった理由で導入したのかは不明。

  • 球体幕(テロン・バロン)
羽で自分の全身を覆うことで相手の攻撃から身を守る。

  • 人形芝居(テアトロ・デ・ティテレ)
相手を羽根で包み込み、対象を模した人形を造る。人形の中には内臓のパーツが入っており破壊することで攻撃する。
例えば「estomago()」と(スペイン語で)書いてあるパーツを破壊すると対象の胃も破壊される。
対象者の霊圧や実力に比例してパーツの硬度が上がるという地味な弱点があり、小説版では剣八に全く通用しなかった。

  • 受胎告知(ガブリエール)
邪淫妃の真骨頂。
相手の体内に自身の卵を産み付け、相手の霊圧を吸いつくし口から這い出て蘇る。
アニメ版では倫理的にヤバいので寄生対象が吐き出した煙の中で細胞分裂(?)を行い、同時に霊圧を吸収して蘇生。
原作では涅ネムに孕ませプレイをしてみせた*3。また、原作だとザエルアポロが抜け出した後のネムは皺だらけの見るも無惨な姿に成り果てていたが、アニメでは幾らか表現が抑えられている。が、アニメもアニメでどうかと思うが…。
尚、以前の身体は融けてしまい、生物の体内に入ると神経を支配して意のままに操れる。
ザエルアポロは、死後に灰の中から蘇ることで自らの死すらも生命の循環に取り込む不死鳥にこの能力を例えており、「不死鳥の如く死と再生を間断無く繰り返す自身こそが完璧な生命」なのだと豪語していたが…


 過去



生前は錬金術師、兄は将軍。
兄が回収した敗残兵を使い人体実験を繰り返していた。ある日、殺してきた人間が虚となって兄弟を殺害。
しかし自身が置かれた状況に恐れるどころか歓喜。自分の命を奪った虚および自分が死んだことを未だ理解していない兄の魂魄を喰らい虚となる。
最上級(ヴァストローデ)大虚にまで登り詰めた彼は一度暴れ出した際の手の付けられなさから第0十刃の称号を貰うが、
本当に求めていたのは強さや地位ではなく「完璧な生命」
感情を高ぶらせ我を忘れさせる、兄の魂を基礎とした『戦士』の素質を切り離し中級(アジューカス)大虚に退化。十刃落ちとなってしまうも実験と研鑽を続け、科学者としての力で再び十刃に返り咲いた。
全盛期の実力はヤミーをも超え、完全虚化一護に匹敵する。(これは小説で判明した設定だが実際原作においても過去のノイトラとの会話からザエルアポロが一回十刃落ちしたという伏線はあった)

自ら弱体化した事について、ノイトラからは「正気じゃねえな。好きこのんで弱くなるなんざ、俺からすりゃ頭がぶっ壊れてるとしか思えねえ」と言われている。


 活躍



初登場は十刃が全員一堂に会した長卓子での会議。
その後は、ドルドーニ一護に敗れたタイミングで葬討部隊(エクセキアス)のルドボーンを差し向ける。ドルドーニから侵入者の霊圧記録を採取するためだと藍染に見抜かれ、冷や汗をかいていた。

そして、虚夜宮の研究室にて恋次石田、ペッシェ、ドンドチャッカと交戦。
霊子を解析して卍解などの一部の能力を封じたり、攻撃を無効化したりダメージを削ったり、恋次の捨て身の鬼道に加えて石田と恋次の連携でダメージを受けても従属官を食べ回復したり、更には帰刃の多彩な能力で翻弄するなど終始優勢に立つ。

しかし、遅れて参戦した涅マユリ相手にも能力を遺憾無く発揮するが軽く見切られる*4
ネムを人質にするという悪あがきも通じず最期は金色疋殺地蔵に食われ死亡した…と思いきや、人質にするためにネムを拘束していた肉体の一部が彼女に孕ませプレイをしたことで復活。
しかしそんなこともあろうかと言わんばかりにマユリ様が彼女の体内に「超人薬」を仕込んでおり、復活中にその器官を通ってしまっていたことで自動投与されていたため*5、どのみち復活したところで詰んでいた状況に。なお、この薬は時間感覚が大幅に延長される(一秒が百年程)効果がある。
最初こそ普通に行動しており洗脳した金色疋殺地蔵で攻撃するなどまだまだ戦う気満々でいたが、マユリがこの薬の存在を明かした辺りから徐々に薬の効果が出始め、感覚に肉体が追いつかず、最期はなす術無いまま心臓を貫かれ死亡した。


百年後までご機嫌よう


体感時間を極限まで引き伸ばされた状態で身体を刃で刺し貫かれるという想像を絶する苦痛は彼の視点で描写されており、早く自分の息の根を止めてくれることを願いながら苦悶の叫びを上げていた。
この時、人間と違って早々老いることのないはずの破面の彼が老人と化していたが、これはあくまでそれだけ(体感的には)長きに渡る苦しみを味わい続けたという本人の感覚を投影したイメージ像であろう。

文字にすると意外とあっさりしているが、初登場から決着まで連載で1年近く、単行本にして約5巻ちょい掛かっている。
まあ場面がちょくちょく変わり間にルキアVSアーロニーロ(中盤以降)、一護VSウルキオラ、グリムジョーVSウルキオラ、一護vsグリムジョー、一護VSノイトラ、ネリエルvsノイトラ、一護VSテスラ、剣八VSテスラ、白哉vsゾマリ、剣八VSノイトラ(序盤のみ)と結構他の戦闘が挟まっているがそれでもかなり長いものである。
なお、この戦闘の悪影響で久保先生の感覚が麻痺したせいかグリムジョー戦以降の戦闘の大半が長くなったため、一部ファンからBLEACHのテンポが悪くなった戦犯扱いされることも。

死後はアーロニーロと共に地獄に堕ちる。生前、人間だった頃に実験で人を殺しまくったのが原因だろう。
アーロニーロとは険悪な関係だったらしく一触即発の空気となったが、そこに地獄の咎人が現れたため一時休戦して、虚圏に戻る方法を聞き出すべく咎人のリーダー格である朱蓮と戦う。王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)を放ったりもしたもののアーロニーロ共々あっさり敗北する。

その後の消息は不明。

千年血戦篇では、星十字騎士団ペルニダによってネムを倒されたマユリの前に現れる。厳密に言えばマユリが作り出した幻影であり本人ではないが、一応再登場を果たしている。

ネムの死に絶望したマユリの前に現れ彼がネムを完璧だと思っていたことを嘲笑うが、マユリの左手によって顔を握り潰されあっけなく消滅。登場からわずか5ページで退場した。
しかしマユリ本人は「全く以てその通り」と彼の煽りを認めており、ネムを作り直す決心をさせる切っ掛けになった。
BLEACHでは前の章の敵が今の章の味方になるという法則がこの頃まではあったため、口こそ悪いものの一応この時のザエルアポロの幻影は味方と思われる。

また、虚夜宮の彼の保管庫に隠されていた破面達の死体はマユリによって回収された後にゾンビとして蘇生され、ジゼル・ジュエルの作り出したゾンビ軍団に対抗するため役立てられた他、滅却師との戦いが終わった後もそのまま使役されている。









※以下小説のネタバレ











#100 シエン・グランツ      
Cien Granz

冒頭で紹介した小説に登場。
一護が死神の力を失っている17ヶ月の間に、尸魂界に現れた破面。技術開発局に置かれたザエルの肉体を求めて襲撃。

正確にはザエル本人ではなく、かつて部下だったロカ・パラミア反膜(ネガシオン)の糸から復元された別人。
その事をマユリ様に指摘され一時絶望するも、自我が崩壊する寸前で自身がザエルアポロではない事に喜びを見出し、「シエン (100)」を名乗る。
ザエルには無かった兄の気質が入り混じっていることで、それを持たないザエルを自身より劣った存在と見做し、
全盛期の力を取り戻すために十刃落ちのピカロを利用し、捨て去った材料を集めさせた。
それにより圧倒的な力を取り戻していくが、代償としてかつての冷静さは失われている。


肉体もない霊子の塊に過ぎず、時間の経過や虚閃などを使うだけで少しずつ崩壊してしまう、
自身の体を保つために、地獄に侵攻し本物のザエルアポロを喰らう足掛かりとする為、
そして何より個となった自身を量産し無価値なものとする可能性を持つロカを許せず、反膜の糸のシステムを取り込むため狙う。

黒腔内で更木剣八と交戦。『死』を感じる事に喜び互角の戦いをするも、途中ロカの邪魔が入り中断。
自身の道具に戦いを邪魔された事に怒り狂い、ロカを殺しにかかる。
この時更木に再戦を約束している。

僕の全存在をかけて誓おう!君とまた、必ず殺し合うと!死の歓びを分かち合うと!


虚夜宮で彼女と対峙。完全虚化一護の力を再現しようとするロカの糸を断ち、愉悦の笑みを浮かべ勝ち誇る。
しかし、それは本物のザエルアポロになら通じるはずのなかった囮。彼女がコピーしたのは藍染を打ち倒した力(無月)だった。
正体も掴めぬ力の包む『死』の空気に浸ろうとするも、更木との『誓い』と甘美な殺し合いを果たす為に足掻き肉体の半分以上を崩壊させながらも辛うじて生き延びる。

石田やロカに勝てないほど弱体化していることを悟り、少しでも糧とする為に現世でドン・観音寺を襲撃するが、
彼の窮地に集まったピカロの攻撃を受け、ただ一つの心残り、更木との誓いを果たせなかったことを心中で詫びつつ消滅。

薄れゆく魂に伸びてきたロカの糸を受け入れることを躊躇し、
ザエルアポロの欲望もイールフォルトの衝動も失い、更木との約束だけが残り、漸く糸を受け入れ胎児となって眠りについた。ザエルの受胎告知とは違う形で生死の循環に辿り着いた。



後に、大虚(メノス)の森でアシド*6と戦う薄紅色に金のメッシュが入った子供型破面の姿がそこにはあった。

「強くなるんだ。…約束があるからね」





「完璧」を望む人は追記・修正をお願いします。

























地獄は()いぞ

虚の(くびき)から解き放たれる

(あな)は肉体のそとへ外れ…憎しみも苦しみも涙のように

脳から外へ溢れ出る



なんと本編最終話から二年後(千年血戦篇から十二年後)を描いた読み切りにてまさかの再登場。
死した隊長の魂を送り出すための儀式「魂葬礼祭」に必要な虚を捕獲するため現世の空座町に集っていた副隊長達と一護の前に地獄の餓鬼を何体も引き連れて現れる。

地獄で長い年月を過ごした影響か全身の至る所がどす黒く染まった禍々しい姿に変貌。
虚が中心(こころ)を失くした証であった孔は、皮肉にもまるで天使の光輪のような輪となって頭上に展開されている。
また、攻撃を行う直前には頭から血を流しつつ二本の角のような物を生やしていた(完全虚化一護およびそれの元である人工虚ホワイトの角と少し似ている)。
そして、彼曰く地獄の獄吏には千里眼が備わっているとのことで、藍染だけでなくユーハバッハも死神と戦って敗れたことや恋次が娘を授かったことまで把握していた。

因縁の敵の一人である恋次と再び相見え、石田やマユリがこの場にいないことを嘆きつつも、娘の苺花を抱えて逃げようとする恋次を容赦無く地獄の鎖で刺し貫いた。
そこで一護が鎖を断ち切って恋次と苺花を助けたために矛先を一護に向ける。

殺すぞ黒崎一護ォ!!!

誰だ てめーは?

……ここで思い出した読者もいたかもしれないが、一護はザエルアポロとは一切面識が無い。
そのまま本格的な戦闘へと突入した。

直接的な攻撃はあまり行わず主に発明や能力を活かした特異な手段で戦っていた本編の頃とは打って変わって、鎖を振りかざしてストレートに突撃するような力任せのシンプルな戦闘スタイルを見せており、
一護と恋次が本編中に様々な修行や戦闘を乗り越えて強くなったにもかかわらず、娘を抱えながらとはいえ全速力で逃げる恋次を容易く捕捉して蹂躙し*7、一護とも肉弾戦で互角に渡り合うなど、純粋な戦闘力は以前よりも上がっているようだ*8

戦いの中で魂葬礼祭と地獄の真実を語り、強大な霊圧で地獄の口を押さえ付けていた藍染とユーハバッハが消えると共に護廷十三隊の隊長クラスの霊圧を持つ者達が尸魂界で霊子に還れず次々と地獄に堕とされていった結果、地獄から現世へと続く出入り口が開いてしまったことを明かす。
更に突如地獄の門から突き出た双魚理の一刀と同じ形の巨大な刃によって胸を貫かれても全く狼狽える様子は無く、地獄という場所について今一度考えを改めるよう挑発しながら門の中に消えて行った。

ザエルアポロのこの事実上の宣戦布告によって新章「獄頣鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)」は幕を開けることとなるのであった。
おわり



追記・修正は地獄に堕ちて獄吏になった方にお願いします。

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最終更新:2024年04月11日 10:46

*1 原作だと従属官を直接そのままバリボリ貪るが、アニメでは流石に当時の放送時間帯的に問題がありすぎるからか従属官を一旦球体状のエネルギーの塊に変えてから摂取するという少しマイルドな形に変更された。

*2 油断したことで頭部に軽傷を負わされたが。

*3 肉塊と化したネムを原作では「干からびたベーコン」と嘲り、アニメにおいては「蝶が羽化した後の繭」だと言い放っている。

*4 実は石田に尸魂界で戦った時から監視用の菌を仕込んでおり、対策を万全に積んでから来たため。

*5 本来は一滴を25万倍に薄めたものが適量だが、ザエルアポロに投与されたものは原液。

*6 破面篇のアニメオリジナル回に登場した死神。キャラの原案は原作者による物。

*7 一応、こちらは霊印の限定解除がなされていなかったので本来の能力を発揮出来ていないものと思われるが。

*8 劇場版『地獄篇』においては、地獄に堕ちた咎人は地獄の番人クシャナーダに潰される度により強くなって蘇るという設定だったが、こちらの読み切りでもその設定が反映されているのかは不明。