ピーチ姫

登録日 :2012/04/30(月) 21:29:05
更新日 : 2017/06/28 Wed 23:46:43
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ピーチ

マリオシリーズでお馴染みの姫でありシリーズにおけるヒロイン的存在。金髪のロングヘアーにピンクのドレスが特徴。
性格は優しくおしとやかで、所謂『敵の親玉にさらわれるヒロイン』の代名詞。

キノコ王国の姫であり、一応は王国のトップらしい(キノコ王国のトップがなぜ人なのかなどとつっこんではいけない)。
お城には世話役のキノじいや多数のキノピオがいる。
政治を行っている描写はないが、国民からの信頼は厚い。

当初、クッパがピーチをさらう理由は
『自分がかけた呪いを解く力をもっている』
からだった。
実際、初期のピーチには『強力な魔力の持ち主』という設定があり、現在も地味にだが設定は残っている様子。
(最近の作品にもそういう設定が見られるのもあるし、マリオRPGのヒステリックボムも、自身の魔力もあってなかなかの大火力を誇る)
だが、今では『本当はピーチの事が好きでさらっており、(サンシャインにて)クッパJr.にはピーチがママだと嘘をついているため』という理由になっている。
しかし、サンシャインのラストにて実際はママで無い事にJr本人は気付いていたらしいと言う事も判明した。

背丈は高く、マリオよりも頭1つ大きい。年齢不詳(マリオやルイージが既に立って会話もしている時期に、ベビィピーチはおしゃぶりして乳母車に乗っているため、彼らより少し年下の可能性が高い)。
普段持っているパラソルは、日傘の他にも攻撃に使う事もある。
他にもフライパンやラケット、ゴルフクラブまで武器にする。
スーパーマリオUSAでは空中浮遊が可能で、以降スマブラシリーズやスーパーマリオ3Dワールドで彼女の個性の1つになっている。
(なお空中浮遊は元々『マリオUSA』の元となった『夢工場ドキドキパニック』のキャラクター、リーナの能力。
 その後の作品でもピーチ姫独自の能力として採用され続けた結果、現在では元々別人の能力だったとは思えないほどに彼女の個性として定着している。)

スーパーマリオUSAで初めて操作キャラクターになり、
以降はスーパープリンセスピーチではいつもとは逆パターンでピーチがマリオ達を救ったり、スーパーマリオ3Dワールドで操作キャラクターになった。
他にもペーパーマリオシリーズではスパイ活動やスニーキング、高速タイピングを披露するなどマリオとはまた違った器用さを見せた他、
スーパーマリオ3Dランドでは囚われながらも襲ってきたクリボーをパラソルで撃退したり一時的だが脱走にも成功している。
さらわれ役の代名詞というイメージはまだ覆らないだろうが、彼女もただ助けを待つだけのヒロインではなくなってきているのだ。

というか、2017年のE3で行なわれた『スーパーマリオオデッセイ』の発表に合わせた同作のプロデューサー、小泉氏へのインタビューによれば、
「ピーチ姫はとても強い女性だと思うんです。でも,ごくたまに誘拐されるんじゃないかな? と、私は思っています。」とのこと。
スーパーマリオくんを始めとしたメディアミックス作品でも何かと「強いピーチ姫」の姿は描かれており、
特にコミックボンボンの本山版マリオシリーズでは国内でマリオUSAが発売される以前よりピーチ姫を冒険・戦闘要員として描き、マリオの相棒として大活躍させていた。

お転婆なデイジー姫、ミステリアスなロゼッタと比べるとピーチは良くも悪くも正統派なキャラだが、
いざというときのマリオ達顔負けの行動力や冒険、スポーツ、料理、はては魔法までなんでもござれのハイスペックさなど、
やはり彼女はマリオ兄弟やクッパと並ぶマリオシリーズの顔である。
特に料理については、ケーキを焼いてマリオを招いたり、マリオストーリーでケーキを作ることになったり、
ゲームボーイギャラリーの「シェフ」では彼女が操作キャラになっている等、よくクローズアップされるため、ピーチの代表的な特技としてよく知られている。
劇中の人物の反応から考えて味も良いようだ。誰だ、マリオストーリーで洗剤をケーキに入れさせたやつは
ちなみにマリオストーリーで作るケーキはどんなに無茶苦茶に作っても(味はともかく)外見はちゃんとケーキの形をしている。


服装は前述の通りピンクのドレスが基本だが、サンシャインのみノースリーブの白い夏用(?)ドレスを着用。
サンシャインのみの出番で終わらせるのは惜しいところ(3Dワールドのファイアピーチは色使いがこのドレスに似ている)。
普段着のドレスもサンシャインの前後でデザインが少し変わっている(腰回りとスカートの裾)。

顔つきはシリーズ通して碧眼と少し厚めの唇が特徴。ハードの性能向上のおかげで時が経つごとに可愛く、かつ美人になっている。
また、スポーツゲームや3Dワールドで登場した一部の変身では髪型がポニテになる。
服装も体操服、ミニスカテニスウェア、バイクスーツ等種目に応じて色々変えてプレイヤーの目を楽しませてくれる。
基本的にドレス姿なので少々わかりにくいが、スタイルもかなりいい。


○パーティゲームでのピーチ
基本的にマリオのパーティ系ゲームではほぼ全てに登場している。
64まではややイジワルなお姫様という設定があったが、キューブ以降はデイジーのレギュラー化にともないその設定はほぼ無くなっている。
スポーツ系はもっぱらパワーは低いがテクニックに優れるタイプが多い。


○スマブラでのピーチ

DXより参戦。ゼルダ姫と共に珍しい女性キャラとして注目された。
こちらではマイペースな面が強く出ており、アピールで踊ったりと自由奔放。
妙にお尻で攻撃する技も多く、そっち方面でネタにされる事もしばしば。
性能は非常に独特で使い手を選ぶが、空中浮遊の汎用性や火力の高さ、下Bの使い勝手の良さ等から強キャラとされる。
俗にいう「5強」のうちの1体であり、DXの大会では頻繁に目にした事だろう。

Xでは前作で強すぎた反動からか性能が若干下方修正され、やや火力が落ちた。
また前作で復帰力は全キャラ中トップだったがピットの登場により2位に転落した。まぁそれでも相変わらず高いが。

forではジャンプ力がDXの頃の水準に戻り、他キャラの滑空能力が無くなったため再び復帰力トップクラスに返り咲いた。
また横スマッシュの武器が決まった順で出るようになって、空中上攻撃が頭上に虹を出すものに変更され、他の技も一部が演出変更された。

性能が控え目になったとはいえそのトリッキーな性能は健在であり、使いこなせれば非常に強力なファイターなのには変わりない。
総じて上級者・職人向けファイターだと言えよう。

最後の切り札は奇妙なダンスを踊って敵に催眠効果とダメージを与え、さらに大量の桃を出す「ピーチブラッサム」。
ピーチに近いほど効果も大きく、強制スクロールステージでは場合にもよるが可憐な見た目とは裏腹に凶悪な技と化す。
ただしふっ飛ばし効果は無いうえ、空中にいる敵などには無効。また当然桃は相手も食べられるため、相手を回復させてしまうリスクもある。
forでは大きい桃になり数が減少したが、その分で回復量が増え相手に奪われるリスクが減少したともいえる。

亜空の使者では、ゼルダ姫と共にマリオとカービィの戦いを観戦していた。
だが、突如現れたボスパックンにより、ゼルダ姫と共に籠に閉じ込められてしまう。
ここで片方だけ助ける事になる。

その後、亜空軍に連れ去られるがメタナイト達が救出。
スネークからじっとしているように指示されるが、無視してシークと共に戦艦ハルバードを探索。
一触即発の危機になったシークとフォックスにお茶を差し入れたり、デュオンとのバトル前に彼女だけよそ見してたり、
Mr.ゲーム&ウォッチにパラソルを貸してあげたりと、やっぱりマイペースな一面が強調されていた。

また、スネークとメイ・リンの無線での会話にて、メイ・リンが「毎回マリオが助けにやってくるのがロマンチック」と感想を述べたのに対し、
スネークは「城のセキュリティはお粗末だ」と一蹴している(それにメイ・リンは「夢がないのね」と呆れていた)。


○余談
2014年にスーパーマリオとベンツのコラボCMが流れ、マリオ、ルイージ、ピーチは人間の役者が起用され走行するバージョンが有り、
その時のピーチはクッパを返り討ちにしてくれそうな逞しい風格を漂わせる女性であった。



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