浦島太郎

登録日 :2012/09/24(月) 09:17:38
更新日 : 2017/10/08 Sun 11:06:04
所要時間 :約 5 分で読めます




浦島太郎とは、日本に古くから伝わるおとぎ話の一つ。



昔々、浦島の息子で浦島太郎という名の漁師がいた。浦島太郎は老いた両親を養う為に漁をしていた。
ある日、浦島太郎が海岸を歩いていると亀を虐める子供達がいた。


的なノリで子供達を追い払った。

数日後、その亀が浦島太郎の元を訪れて、

「竜宮城に い か な い か

と誘うので、浦島太郎は亀の背に乗ってほいほいと海底の竜宮城に向かうのであった。

竜宮城では乙姫が浦島太郎を歓迎する。

「――我が迷宮にようこそ」

浦島太郎は竜宮城で楽しい時間を過ごすが、地上の両親が恋しくなり、乙姫に帰る旨を伝える。

その際、乙姫は浦島太郎に玉手箱を譲渡。

「開けたらダメ、ゼッタイ

その言葉を背に、浦島太郎は地上へと帰るのであった。


なんと、浦島太郎が地上を離れている間に地上は長い時が経っており、家もなく知っている人物も全てこの世を去っていた。

絶望した浦島太郎は乙姫から貰った玉手箱を開けるが、中から白い煙がぽぽぽぽ~ん。
浦島太郎はおじいさんになってしまったのでしたとさ。

ちゃんちゃん。


原典は定かではないが、日本書記や万葉集にその存在を確認出来る。
で、丹後国風土記で現在の形に近くなり、御伽草子で広まったとされる。

初期の段階は設定に様々な差異があり、
  • そもそも亀を助けるという過程を踏まず、陸上で直で亀姫に出会う
  • 浦島太郎←浦嶋子
  • 竜宮城←蓬莱山
  • 玉手箱←玉匣(化粧箱)
  • すぐに亀が連れていくのではなく、数日後に使いの者が来た
  • 竜宮城が海底ではなく島
  • 玉手箱を開けた結果が老人ではなく鶴に変身
  • 老人になった直後、そのまま死亡

といった感じで、時代や文献によって差異がある。

また、助けた亀は乙姫の親戚だとする説も。


乙姫が手渡した玉手箱には様々な解釈があり、これといったものは判明していないようである。

  • 竜宮城で過ごした時間を閉じ込めていた説
  • 竜宮城で好き放題していた上に約束を破った罰説
  • 玉手箱は元々は化粧道具を入れる品であり、開ける=浮気した浦島太郎に復讐する説

また、昔は上記の通り箱を開けると鶴になるという内容だったので、
鶴になって長い時を過ごすとか竜宮城に帰還出来るようにとか、割と自由な発想が可能である。


でもって外と浦島太郎が過ごした時間が違うという点から、そういった事象に浦島太郎の名がつけられる事がある。


  • ウラシマ効果
アインシュタインの相対性理論。
要は運動している物体の方が静止している物体より時間が遅く進むという話。

  • 浦島太郎状態
知っている土地を長年離れて、久々に戻ったら風景がかなり変わっていたり、
知人が多く引っ越していたり、外界にいた為に新たな流行や文化についていけない状態。


アニメでも浦島太郎がモチーフとして使われる事があり、例えばポケモンのオレンジ諸島編の序盤にて、
浜辺に打ち上げられているラプラスをイジめている現地のヤンキーをサトシが倒して、その後ラプラスに乗せてもらうというものがある。

■トリビア
亀が陸にあがるのは産卵のため、甲良干しの為、そして寒さで身体が動かず打ち上げられるの3パターンである。

日本に来る亀に、甲良干しをする種類はいない。
また、海水温が低く打ち上げられたのなら浦島太郎に海へ帰されてもまた打ち上げられてしまうだろう。

よってこの亀は産卵に来た メス亀 のようである。
つまり冒頭の悪ガキ達は、夜遊びついでに亀をイジメて明け方に漁へ出る時の太郎に発見された事になる。






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