氷輪丸

登録日 :2009/06/03(水) 05:34:51
更新日 : 2017/07/10 Mon 14:39:35
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氷輪丸(ひょうりんまる)
BLEACH」に登場する刀。

CV:浜田賢二(斬魄刀異聞)

日番谷冬獅郎斬魄刀
刀自体は普通の刀よりも少し長い程度だが、彼の身長に対しては長いため背負っている。

斬魄刀解放と共に柄尻に鎖で繋がれた龍の尾のような三日月形の刃物が付き、溢れだす霊圧が触れたもの全てを凍らせる水と氷の竜を創り出す。

斬魄刀そのものにも、触れたものを凍らせる能力が付加する。

能力が及ぼす効果範囲は広く、四方三里( 半径約12km つまり市丸ギンと1km差)もあり、それにより天候に影響を与える。
氷雪系最強の斬魄刀。


斬魄刀人気投票では1位を獲得している。解号は「霜天に坐せ『氷輪丸』」。
日番谷自身が映画で主役級に扱われたりするほどの人気キャラなのもあり目にする機会も多いのだが、愛染相手にはかませ扱い。
まあこれは日番谷が雑魚と言うよりは相手が強すぎる。

卍解の名は『 大紅蓮氷輪丸 (だいぐれんひょうりんまる)』。
氷なのにどこが大紅蓮やねんと思う人も居るかもしれないが、仏教の八大地獄と対を成す「八寒地獄」の最下層「摩訶鉢特摩地獄」は
余りの寒さから亡者どもの身体が裂け、飛び散った血が凍りつくことから「大紅蓮地獄」の異名を有している。
恐らくそれから取られたのだろう。

解放と同時に、刀を持った腕から連なる巨大な翼を持つ西洋風の氷の龍、及び三つの巨大な花のような氷の結晶となる。
このとき刀身の鍔が微妙に変化している(氷輪丸の本体を日番谷自身にまとわせたような形態)。

能力は単純に始解の出力が増大したもので、始解と卍解の性能の変化はほとんど無い。氷と凍気を自在に発し操る。
刀以外の部分は全て氷でできている為、たとえ砕かれても水(液体としてその場に無くとも空気中の水分など)さえあれば何度でも再生可能という特性を持つ。
その他にも、敵から受けてできた傷口を氷でふさぐことで、一時的に出血を止めることなどができる。
氷で像を作ったり、光の反射を生かして風景ごと相手を騙すなど、卍解としては珍しく小手先というか繊細な技も可能とする。

なお大紅蓮氷輪丸の使用技は千年氷牢や氷天百華葬をはじめ作中随一の数とバリエーションがある。


日番谷自身がまだ幼いため、卍解は未完成であり、持続時間が短い。背後にある花の結晶は日番谷の残りの霊力を示すもので、時間と共に花の花弁が一枚ずつ砕け落ちていき、 十二枚の花弁全てが散った時、卍解も消える
……と言われていたが日番谷自身は最初からこれを肯定も否定もしていない。

実は花の結晶が全て散ることで大紅蓮氷輪丸は初めて完成を迎えるのである。
またお得意の後付けかよ 」なんて言われそうだがよく見ると辻褄が合わないことは何も言っていない。
破面のシャウロンが「散ったら卍解は消える」と作中で自信満々に推理したことで状況から見て「 そういうことなんだろう 」と受け取ってしまったことが原因かもしれない。
より正確に言えば、最初にそれを発言した号では日番谷が返答しないことに注目して「これは次号でシャウロンがなん…だと……?するな」と予想した読者も多かったのだが、
その次号では日番谷がいかにも余裕のない戦い方をしたこと、結局限定解除で勝ったこと、その限定解除でさえ不意をつけなければ苦しかったと述懐したこと、一度セリフに上がっただけの設定だった限定解除がこの重要な場面で再登場した衝撃で、もう誰もシャウロンの推理を疑う者はいなくなっていた。

ただしこれまたよく勘違いされているが、登場当初は氷輪丸は完成してはいなかったので(愛染が封印された後の約2年の修行中に完成したと言っている)、
それ以前においては花弁が無くなると能力が解除されてしまうか、完成がすぐ途切れるか、完成に至らないかのいずれかだと思われる。
しかも完成したとは言えこの形態になるのには時間がかかるため、まだ発展途上だとも思われる。


最終章突入に辺り、日番谷の卍解の完成自体は仄めかされていたものの(※どういうものかは不明だった)長らく日の目を見なかったが、
ジェラルド・ヴァルキリー戦でついにお披露目された。
本人曰く卍解の力を完全には制御できていないために 少し老け 、日番谷自身の肉体が急成長して大人となり、手足や首周りに氷の衣装が形成される。
巨大隕石を一撃で粉砕した更木剣八以上の攻撃力に加え、直接触れなくても手を向けるだけで対象物を氷結させ、しかも「氷結させた物質の全ての機能を停止させる」という効果が付与された事で、戦闘能力がこれまでとは段違いに向上している。
さらに任意で氷の翼を生やす事により、朽木ルキアの「袖白雪」のように日番谷本体に触れた者を一気に氷結できる。
自身が直接氷結させる以外にも、足を4歩進めた者の地水火風の全てを凍結する「四界氷結」なる技が発動し、相手が距離を詰める・技の構えを取るなどの当たり前の動作をしただけで勝手に凍りつくなど、これまでとは趣の異なる能力も見せた。


本体

大きな翼を纏った氷の龍。
「潤林安」当時の日番谷の夢の中や『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』の作中に現れた。
まだ幼く出会ったばかりの日番谷を「小僧」と呼んだが、現在は「主」呼びである。

アニメオリジナルでは刀を扱う都合上か、端正な外見の青年の姿で登場した。

ちなみに『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』ではタイトルの通り、同じ銘の斬魂刀が登場。
日番谷の親友・草冠宗次郎が所持者であり、能力も日番谷のと同系統だった。
何故、同じ銘で同じ能力の斬魂刀があったかは不明。
四十六室としてはあってはならぬことであるらしく、日番谷と草冠は尸魂界への反意など無かったにもかかわらず決闘を強いられた。
卍解は会得していないが、本来なら卍解を使わなければ斬れない王印を増幅された霊圧の始解で斬り、
最後は所持者自身が氷輪丸になった。
龍というよりは怪獣に近い姿となる。

氷輪丸は性質上、大気中の水分が無ければ能力を使用できないというか物理的に維持が出来ない。
なので総隊長の卍解によって乾燥し始めた頃合いになると使用不可になると日番谷自身が説明していたが、この時は滅却師に奪われた状態(しかも奪った直後なので修練しているはずもない)である。
そして氷輪丸自身も天候(言い換えるなら大気)を操る力を持っているため、残火の太刀に接近していればともかく(※太陽並の熱源の近くに居て維持出来る方がむしろ凄い)距離が離れている上で日番谷が操っていれば対処可能ではないかとも思われる。

世界が完全に燃え尽きるほどの段階にまでなれば無理かもしれないが、結局の所氷輪丸がしょぼいというよりは残火の太刀がやばすぎる。


また氷輪丸に限らず、残火の太刀の影響が強くなってくると大体の氷雪系・流水系の斬魂刀が使えなくなる可能性が高い。




追記・修正頼むぞ。

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