フェリ・ロス

登録日 :2009/08/01(土) 22:47:44
更新日 : 2016/11/12 Sat 18:07:19
所要時間 :約 5 分で読めます




鋼殻のレギオスの登場人物。

CV:中原麻衣/釘宮理恵
(アニメ、ドラマCDの順番)

第17小隊の念威繰者。武芸科2年生。白銀の髪、銀の瞳、色素の抜けたような白い肌を持つ小柄な少女。
ツェルニの生徒会長カリアン・ロスの妹で、彼女自身もツェルニの生徒に広く知られており、ファンクラブも存在する。
情報貿易に特化した流易都市サントブルグの出身で、情報売買を生業とする富豪の家に生まれた。念威繰者としての才能が極めて高く、幼い頃から念威繰者としての教育を受けてきたが、ある時から自分の将来が決められていることに嫌気が差し、自身の才能を嫌悪する様になった。念威繰者以外の将来を探るべくツェルニにやって来たのだが、カリアンによって無理矢理武芸科に転科させられてしまったため兄を憎んでいる。
当の兄は彼女の写真を自分の机に飾るほど彼女のことを愛しているのだが…。

小隊の訓練・試合に対して積極的ではなかったが、自分と同じ様に武芸の才能に恵まれながら別の生き方を模索するレイフォンに好意を持つようになり、少しずつ自分の力をレイフォンのため、そして他人のためにも使うようになっていく。


無口で表情の変化に乏しく感情表現が苦手で、他人にあまり興味を抱かず1人でいることに特に苦痛を感じないことと相俟って友人は少ない。感情表現が苦手な代わりに、怒りを感じた相手(主にレイフォン)のスネを蹴飛ばす。
念威繰者の例に漏れず記憶力に優れ学力は高いものの、それ以外にこれといった特技は無く、特に料理は恐ろしく下手。
水着はスクール水着を着用。


レイフォンへの好意から彼に「先輩」と呼ばれることを嫌い、2人きりの時は自分の事を「フェリ」と呼ばせ、レイフォンに対しては「フォンフォン」と言う珍獣のようなあだ名をつけて呼ぶ。
また、メイシェンやリーリンら、レイフォンを取り巻く様々な女性を敵視しており、たびたび焼きもちを妬いている。


戦闘では重晶錬金綱の杖に付いた花弁のような形状の念威端子を操り後方支援を行う。この念威端子を都市外に飛ばして誰もいない世界を知覚することは彼女の密かな趣味でもある。その念威は無意識の流出で長髪全体が光り輝くほど膨大な量で、都市からの移動が1日以上かかるほどの離れた場所にも念威が届き、念威端子無しでもある程度索敵などを行える。




◆念威操作
剄脈を持つ人間の中でもさらに一部の人間は、剄脈が「念威(ねんい)」と呼ばれる通常の剄とは異なるエネルギーを発する。これは手を触れずに物体を操作し、その物体を介して遠方の物を見たり音を聞いたりすることができるもので、赤外線など電磁波も知覚できる。これらの能力を利用して広範囲に渡る情報の収集・伝達を行う技術を「念威操作」と呼ぶ。


念威操作は、修得が困難と言う理由で一部の者しか使わない化錬剄と異なり、使用できるか否かは完全に先天的な適性に左右されるが、この適性を持つ者は逆に活剄や衝剄などの通常の剄技が使えない。
発現が排他的なのは、武芸者とは能力の母体となった人物が違うから。
念威の適性を持ち、念威操作を行う武芸者を特に「念威繰者」と呼び、念威での索敵や情報伝達などによりほかの武芸者をサポートする役割を担う。


念威を使用する際には頭髪や眉毛、睫毛などの一部が光を発する特徴があり、この光の強さは念威の強さに比例する。
通常の剄技は使えないため、身体能力は一般人とそれ程変わらないが、念威を用いた知覚と情報伝達の速度は通常の武芸者以上。
また、念威の媒介となる物質を爆弾として扱う「念威爆雷」と言う技術も存在し、これが念威繰者の主な攻撃・防御の手段となる。

念威繰者は膨大な情報を収集し処理するために脳が強靭にできており、一般人や通常の武芸者と比べ記憶力が優れている者が多く、念威繰者は生まれつき学力的天才児とされている。
一方、膨大な情報の処理に伴う感情の動きを一々肉体に反応させていては情報処理のスピードが遅れると言う理由から、感情の動きに肉体が反応することをシャットアウトしてしまい、感情表現が苦手な者も少なくなく、フェリもその1人である。

第1回女性キャラ人気投票において、見事1位を獲得し、「ミス・ツェルニ」の称号を手に入れた
そのため、彼女主役の短編がしばらくドラゴンマガジン本誌で連載された。泳げないフェリたんや、お漏らし(のようなもの)をするフェリたんにファン達は狂喜乱舞した

また、このミス・ツェルニの設定は作品本編にも引き継がれている


作品ファンからは異常な人気を誇る彼女であるが、作者はあまりヒロインとしては考えていないようで、本編では時折出番があるだけで後は空気であることが多い。
おのれ雨木め。

……とか言ってたら、終盤に入って他のヒロインがレイフォンと距離を取るなか、パートナーの座をゲット。
さらに19巻『イニシエーション・ログ』では、兄妹で一巻丸々ジャックし、本編エピローグでは新しいもめ事に巻き込まれたレイフォンと共に旅立った。
ドラゴンエイジにて連載された、コミック版「鋼殻のレギオス MISSING MAIL」では、作者の溢れ出すフェリラヴにより、その素晴らしきヒロイン力を余すところなく発揮してくれた。
他のヒロインなど存在しないかのように活躍し、他キャラと比べて絵の力入れように差がありすぎ、その姿は80年代の少女漫画のように美しい。
他女性キャラからの視点だと、キラキラトーンだけでなく背景に華まで咲くという優遇っぷり。
ちなみにこの漫画、レイフォンも無気力なヘタレから、超絶かっこよくてフェリに憧れる好青年になっている。あとヒツジ。
そのあまりのテコ入れぶりから、ファンの間では「これはフェリ先輩が書いている同人誌に違いない!」と考えられ、「フェリ同人」の愛称で親しまれている。
レギオス関連の話題でフェリ同人という単語が出たら、大体はレギオスの同人作品のことではなく、このコミック版の事なので注意しよう。




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