登録日:2012/10/04(木) 22:46:51
更新日:2024/04/21 Sun 14:31:32
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「なんか先輩がこの紙読んだら小遣いくれるって言うからよー……めんどくせーけど読むか。えーっと」
『汎用性とは、幅広く利用出来る性質の事である。』
「ぼんようせいとは、はばひろくりようできるせいしつのことである」
『例えば、カードゲームなら状況を問わずに使える強いカード、要は
グッドスタッフが汎用性が高いと言える。』
「たとえば、カードゲームならじょうきょうをとわずにつかえるつよいカード、ようはグッドスタッフがぼんようせいがたかいといえる」
『ポケモンには
汎用理論という戦術があるが、正直知名度は低い』
「ポケモンにはぼんようりろんというせんじゅつがあるが、しょうじきちめいどはひくい」
『機械のパーツなんかも汎用性が高いパーツを多く使っていれば、交換の時に替えの入手が簡単という利点がある』
「きかいのパーツなんかもぼんようせいがたかいパーツをおおくつかっていれば、こうかんのときにかえのにゅうしゅがかんたんというりてんがある」
『汎用を英語にするとgeneral purpose。generalは一般的な、purposeは目的という意味である』
「ぼんようをえいごにするとヂェニェラル パープォス。ヂェニェラルはいっぱんてきな、パープォスはもくてきといういみである」
『また、汎用の対義語は専用である』
「また、ぼんようのたいぎごはせんようである」
「ふぅ、だいたいこんな所か。これで録音したモンを持っていけばミッションコンプリートだな。マジチョロイぜ」
という茶番は置いといて、この汎用という単語、非常に読み間違えが多い単語である。
読みは「はんよう」が正解なのだが、汎の漢字に凡というパーツが含まれているせいか、「ぼんよう」と読まれがちである。
凡庸という単語が存在する事もそれに拍車をかけている。
凡庸だと「平凡でこれといった取り柄がない事」、つまり並みであるという意味しかなく、汎用とは全く違った意味となる。
ようの字も違うし。
が、汎用性を「ぼんようせい」と読んだとしても語感が悪くないためか、他人から指摘されるまで違和感を持たない人も多い。
そんなでは他人から汎用性のある人間だとは思われず、凡庸な人間だと思われてしまう事受け合いである。
もっとも、
読み間違えて恥ずかしいのは何も汎用に限った事ではないが。
アニヲタっぽい汎用な物
みんな!丸太は持ったな!!
beatmaniaIIDXにて、その曲専用のムービーではなく様々な曲で使われるムービー。作品毎に、曲のジャンル別で何パターンかが存在する。
「漢字の読み間違いが酷かったのと英語がネイティブ発音過ぎてムカつくとか言われて、金貰えなかった……なんだよこの展開はよチクショー……」
- 「汎用性が高い」を謳い文句にしてる物よりも一点に特化された物の方が汎用性が高いと思うのはACシリーズのやり過ぎなんだろうな -- 名無しさん (2015-03-06 16:02:56)
- 没用と間違えていた時期がある… -- 名無しさん (2021-03-29 21:48:44)
最終更新:2024年04月21日 14:31