ティナ・ブランフォード

登録日:2010/01/07 Thu 00:20:36
更新日:2024/03/08 Fri 13:22:08
所要時間:約 5 分で読めます




帝国に操られていた
生まれながらに魔導の力を持つ謎の少女……



   / /  二__、,-_´=´_二  _ノノ: : : ヽ`\ミヽヽヽヽ'l
   ヽ ヽ-'ノ-、`//,-、ヽ三彡ノ::::::::: : lノノ ノノヽヽヽlノlノノ
   - ̄´二ヽ////ヽl ll-ヽ彡,`-'`-,'彡//ll ,', ll llノ
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    ノノ ヽ l_ヽ_ヽ  ,'┬.。,-,=ノノ l lヽヽ、ノl/ヽ\\ヽ`ミ
    ヽ二ノノヽ'ヽ゚l  ' ' ̄'´`ヽノO l ),'。'/ノ´,ヽ-ヽヽ`
       ノ/´ヽ、i,!         ノノ ,-゚'-、/l o ノ ,/,'
       l l  ヽノ丶、-       l  l`´ ,l /l ○l lll (ヽ
       ヽ二ノl  ヽ=.--    ヽ /,` ̄ ヽl  lヽ丶二
           丶  `ヽ´    /ミ/    l´│-ヽヽヽ、
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わたし…名前は…ティナ…

【プロフィール】

Tina(ティナ) Branford(ブランフォード)

ジョブ:魔導戦士(まどうせんし)
年齢:18歳
身長:160cm
体重:48kg
誕生日:10月18日
血液型:不明

好きなもの:動物
嫌いなもの:人がいっぱいいる場所
趣味:モーグリをふかふかすること
宝物:砕けた魔石のかけら
瀕死必殺技:ライオットソード
CV:福井裕佳梨DFF&DdFFより



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    |    ノ   |_/  |     /    /~ ̄`'、 ̄`ト ヽ !
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    / イ  |   /  l    , -、,|   |   |:::!  /  |   |
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              `}ヽ!   メ- イ`-、_ノ
         / ̄`ー''"ト `ーイ  ノノ
       レ ̄   フ /`ト- 、_,, ィイ
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       \ /   //    /./
          フ    / l    / /
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           `ー|`ヽ、-イー'イ
              |    ̄T |
             /      L └ 、_
              / ` - '   \  ` -、
            ゝ、_,、____`=、 ̄
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【概要】

FINAL FANTASY Ⅵの主人公の一人。一番最初に登場する神秘的な雰囲気を漂わせる儚げな美少女。
天野氏の公式設定画では金髪で瞳はブルー。ドット絵では緑色の髪。
※Vジャンプで掲載されていた情報によると、正確には髪の色はアッシュブロンド。瞳の色は淡いブルー。
ゲーム開始後は名前の表示が「??????」。奪取目標であった氷漬けの幻獣と共鳴し、気を失う。
反帝国組織リターナーのジュンに助けられるも、目覚めた彼女には記憶がなかった


【人物像】

FF6の世界では失われたはずの『魔法』の力を有していることからガストラ帝国に利用され、『あやつりの輪』をはめられ秘密兵器として使われていた。
その副作用でストーリー開始時点では記憶を失っているため、彼女の境遇や何故魔法が使えるのかは中盤まで謎。

ティナ自身は争いごとを好まない性格だが戦闘能力は高く、一般兵では扱えない魔導アーマーの武装も使いこなすことが出来る。
そのため、序盤で魔導アーマーに乗ってナルシェに来た時はウェッジ・ビックスよりも技が豊富。
帝国に操られていた時には、魔導アーマーに乗った帝国兵50人を3分で皆殺しにする程の実力があった。
ただし長年『あやつりの輪』で人間の感情を抑えられて育ったため、彼女は『愛』という感情を知らないし上手く理解できない。
ティナはそのことに違和感を抱いており、『愛』とは何かという事に苦悩し続けている。


【能力】

『まほう』

戦闘では序盤はオリジナルコマンドが『まほう』のみ。
のちのち中盤で記憶を取り戻すことで、下記の固有コマンドを使えるようになる。
FF6では魔法の扱いが特殊で、序盤で魔法を使えるキャラは彼女とセリスしかいない。
ファイアやケアルといった基本的な魔法だろうと重宝するので使い勝手は非常に良い。
一見魔法主体のキャラと思いきや、戦士系の武器・防具も装備出来るため、ライトブリンガーを持たせてごり押しする事も可能。
またティナは魔石なしでもレベルアップで魔法を習得できる。
ティナ曰く「気がついた時には自然と使えるようになっていた」


『トランス』

彼女だけが持つ固有コマンド。魔導研究所をクリアし、ティナが戦線復帰すると使用可能になる。
戦闘中に一定時間の間だけ『幻獣』に変身する事ができる。変身すると下記のようになる。
  • ティナのATBゲージが緑色に変化し、トランス持続時間ゲージになる
  • 全ステータスが強化
  • 与えるダメージが全て2倍になる
  • 受けるダメージ全てが半分になる
  • リジェネの回復量が2倍になる
  • 自ターンが即回ってくる
トランスゲージは時間経過で徐々に減っていき、空になるとトランス状態は解除される。
一度トランスを行うと、しばらく再度のトランスが不可能となるが、戦闘で魔法習得値を溜めることで、再び使用可能になる。
ただしトランス状態の持続時間は直前の戦闘までに溜めた魔法習得値に依存する為、解禁直後などではすぐにトランスのゲージが尽きてしまうので注意。
「もどる」を選択して解除する事も可能。また石化するとトランスは強制解除される。

メインの主人公であるため、仲間14人の中でもバランス型の能力値をしており固有コマンドも頼りになる。
魔法がメインながら強力な武器や防具にも恵まれているので、前衛でも安心して戦える。
特に序盤では最初からケアルとファイアが使えるので、これが文字通りの命綱になる。
武器は剣や騎士剣が装備可能。初期魔力も高めなのでFF6名物ゴリ押し戦法を使いやすいキャラ。
GBA版リメイクでは専用装備として騎士剣アポカリプスが追加されたが、性能は微妙。
バランスのいいキャラ性能なのでどう育成しても活躍できる。


【FF6本編】

作中では氷漬けの幻獣と共鳴反応を起こし気を失うが、反帝国組織リターナーに所属するジュンに介抱される。
目を覚ますも自分の名前以外覚えておらず、帝国の兵士という理由ですぐにナルシェのガード達に追われる身になってしまう。
一度は追い詰められてしまうが、駆け付けたロックやモーグリ達に助けられ、以降はロック達と行動を共にするようになる。

あやつりの輪の呪縛から解かれた後は、物語が進行していくにつれ次第に自分の過去を思い出していく。

エドガーに口説かれても、その意味が分からず困惑してしまう。
「私の口説きのテクニックも錆びついたかな?」
「そうなのね…普通の女の人なら、その言葉に何かの感情を持つのね。でも、私は…」

ティナを追ってきたケフカが差し向けた魔導アーマーとの戦闘中、ティナが魔法を使ったのを見たエドガーロックは激しく取り乱していた。

だがなぜ魔法が使えるのか、自分はいったい何者なのか、という悩みを抱えつつ、仲間達と共に大きな運命に立ち向かってゆく。







以下、ネタバレ注意








後に幻獣界にて、ティナの正体は幻獣・マディンと人間・マドリーヌの間に生まれたハーフである事が判明する。
さらに「トランス」とは彼女の中に眠る幻獣の力を解放する事であった事も分かった。

かつて幻獣界に人間界から迷い込んでしまったティナの母マドリーヌ*1がマディンと出会い、互いに惹かれあい恋に落ちた。
やがて二人の間にティナが産まれるも、そこへ魔導の秘密と幻獣界について探り当てたガストラが軍を率いて襲撃。
マドリーヌは幻獣達に人間の軍を手引きしたと疑われてしまい、猜疑心のショックで赤ん坊を抱えて封魔壁へと駆け出してしまう。
飛び出したマドリーヌを追いかけてマディンが結界のゲートへと向かった時、幻獣界の長老による封魔壁の魔法が発動。
結界内に戻ろうとした時、赤ん坊だけが外界に飛び出してしまい、それを追いかけた二人も外界に放り出された。
放り出された親子三人は、運悪くガストラ皇帝が飛ばされた場所に落下。マディンは二人を庇ったのかピクリともしない。
マドリーヌは赤ん坊を抱えて瀕死の状態で、ティナが幻獣の子と気付いたガストラ皇帝に娘を奪われた挙句、撲殺される。
こうしてティナは幼くして親を亡くし、ガストラにより魔導計画の礎となり十数年後、ゲーム冒頭に繋がるのだ。


【世界崩壊後】

世界崩壊後はケフカによって焼き払われた村で、親を殺されるも辛うじて生き残った子供たちのママとして世話をしている。

だが村で生活するうちにティナは戦う力を徐々に失ってしまっており、村を襲撃したフンババに手も足も出ないまま敗れてしまう。

しかし絶体絶命の窮地により、子供たちを必ず守るという強い意志…
すなわち子供たちへの『愛』という感情が芽生えていたことを自覚した瞬間、彼女は再び戦う力を取り戻した。
子供たちの未来のため、そしてこれから生まれてくる新しい命のため仲間達とともに世界を破滅へと導く元凶を討つ決意をするのだった。

「わたし… 戦う!
なんとなく…わかりかけたの…
私の中にめばえていたのはきっと…
…… ……
「愛する」 ということ…
今ある命だけじゃなく、これから生まれてくる命もたくさんある。それを守るためにも!」


ゲーム開始してから最初に登場するキャラクターであり、物語の中心とも呼べるキャラクターだが、中盤で一時的に離脱する。
世界崩壊後も仲間にしないままラスダンの『がれきの塔』に進む事が可能だが、エンディングには必ず駆けつける。
この演出が16人全てが主人公と銘打つこの作品でティナがその代表格として語られる大きな理由のひとつだ。




エンディングでは崩れ行くがれきの塔の中で最後の力を振り絞って、仲間を出口へ導いた。

創造主である三闘神から生まれた幻獣と魔法が世界から消滅したため、ティナも消滅するかと思われたが…
人間として大切なもの(=愛すること)に気づいていたティナは『幻獣』ではなく『人間』として世界に残り、消滅は免れた。
ただしおそらく三闘神を倒した事で、マディンの血に由来する『魔法』の力は失ったと思われる。


DISSIDIA FINAL FANTASY

DISSIDIA FINAL FANTASYでは他の主人公候補達を抑えて参戦。
明確な主人公がいない本作ではあるが、公式にはやはりティナが主人公の代表格なのだろう。

コスモス側の紅一点ということもあってか性格は序盤寄りの控えめで気弱な雰囲気。
ケフカに執拗に追われつつ、自分の持つ力に思い悩む描写が多い。
オニオンナイトやクラウドの助力を得て、暴走する力を使いこなす事が出来る様になる。
続編のDDFFでは過去の戦いでカオス陣営に所属。
ケフカに洗脳されて無理矢理戦場に駆り出されていたが、ヴァンに強引に連れ出される形で助け出される。
(この時ティナがケフカに反抗していたのは他人に意思を奪われる彼女に同情したクジャが、ケフカに一杯食わせたい思惑もあって洗脳の魔法を弱めたから)
彼と別れた後は秩序の聖域まで自力で辿り着くが力を使い果たし気を失う。
以降はコスモスにより戦士として転生する事となる。

打って変わってNTのストーリーモードでは崩壊後フンババ戦以降の決意を新たにした母性溢れる彼女を見る事が出来る。
これにはスコールもタジタジ。

衣装はドット絵と天野絵を合わせたようなデザイン。髪色は金だが、アナザーではドット絵のような緑色にゲーム画面でお馴染みの服装になる。
3rdフォームは『スノーホワイト』
白いレオタードに青いマント付きボレロと腰布。背中に小さな水玉模様のコウモリの羽がある。
幻想的な雰囲気でファンからも人気が高い。
4thフォームは『モノトーンストライプ』
こちらは黒のハーフトップに半透明の水色のマント。下は白黒ストライプと水色の腰布。
髪のポニーテールが他の衣装より短めになっていて可愛らしい雰囲気だ。

これらは数多くある天野氏によるティナのイメージイラストが出典。
細やかで神秘的な衣装の数々は天野氏のお気に入りキャラであるティナならでは。


コンセプトはマジックマスター。豊富な魔法を使って戦う。
EXモードではトランスする。
UT版では強キャラだったが、DDFFで最下ランクの実力に落ちてしまった。

ディシディアはCERO『C』のゲームであるがCになった最大の要因はこのティナのトランス状態である。
まぁ、要するにえろいのである。特にヒップのラインとか。
実際、CERO:AのゲームであるチョコボGP出演時にはトランス前の服を着ている。

アーケード版でもVer. 1000、即ち最初から参戦。
中~遠距離戦闘に向いたtype:SHOOTに分類されていて、魔法キャラクターの中では一番性能的に素直。
技は多分に漏れず大幅に変更され、父親であるマディンの召喚魔法ケイオスウェイブが近距離攻撃として使用できるようになった。
固有システムとして、魔法を使わないまま数秒経つと自動で溜める魔力チャージを持っているが、
溜め版は連射が利かなくなり攻撃中に移動できなくなる傾向があるため、必ずしも使い勝手が良くなる訳ではない。
Ver1.100のカラーバリエーション導入で、水色基調の魔導戦士B、桃色基調の魔導戦士Cが追加された。


余談

北米版では名前が「Terra(テラ)」に変更されている。
これは、日本人には「ティナ」という名前がエキゾチックに響くのに対して、
北米ではありふれた名前に感じられてしまうため(日本で言う『花子』みたいな)。

Terraという単語は、ラテン語で「地球(earth)」を、ギリシャ語で「魔物(monster)」を意味する。
前々作に登場するじいさんではない。後のシリーズの猿と黒パンツの出生にも関係ない。


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「人と幻獣……相容れぬものならば私は生まれなかった……」

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最終更新:2024年03月08日 13:22

*1 どうやって迷い込んだかは不明だが、人間界が嫌になって人里から離れて辿り着いた。人間界への未練もない、と本人は話している。