ベース(楽器)

登録日 :2011/04/01(金) 01:18:32
更新日 : 2017/11/13 Mon 07:37:07
所要時間 :約 5 分で読めます




ベース(エレキベース)とは、楽曲の中で重要なパートの一つである。

大抵、太いスチールの弦が四本張っており、この弦を弾くことによって音を出す。
しかしエレキベースの場合、それだけでは大きな音が出ないので、アンプと呼ばれる機器とベース本体をシールドと呼ばれるケーブルで繋げる必要がある。

バイオリンをでっかくしたようなウッドベース(コントラバス)もあるがそれは別の話。


その名の通り基礎となるパートであり、ベースが無い楽曲は薄く、まるで重みの無い物になってしまう。


そんなベースも残念な事に、お世辞にも人気とは言い難い。


理由としては以下

  • 地味
  • とにかく 地味
  • そもそも聞こえない
  • やっぱり 地味


要するに 地味 だからである。



楽器やバンドを始めるであろう中高生の時期はやはり目立つギターやボーカルをやりたい方が多いはず。

ドラムは確かに目立つが他の楽器に比べ揃えるのはなかなか難しい(金銭的な意味で)のでやる人数はギリギリ上辺りであろうか?



確かにギターやボーカル、ドラムやキーボードに比べると 地味 だが、


ベースだって目立つ事が出来ます

ベースだって目立つ事が出来ます


大事な事なので二回言いましたよ。



それはスラッピング、またはチョッパーと呼ばれる演奏方法だ。

だいたいは第4、第3絃を親指で叩き、第2、第1絃を人差し指で引っ掛け、音を出すと言うもの。


何も言わず、一度適当な動画サイトで見て聴いて欲しい。


半端じゃ無いくらい格好いいから!


「ベース好きはマイナーな楽器選んで通ぶりたい厨二病」といった勘違いをされることもしばしばある。
しかし、実際に楽器を触るくらい音楽に関心がある人間はそもそもベースをマイナーな楽器だと思っていない事がほとんどである。
またリズムを重要視するジャズなどの音楽ではベースはほとんど花形と言っても過言ではないくらい人気がある。

要はベースにもベースなりのかっこよさがあるのだ。



◆演奏方法◆

ギター同様、ピックを使うこともあれば指を使って弾くフィンガーピッキングもある。
この二つの特徴を上げてみると…



●ピック

音の輪郭をハッキリとできる。

速いピッキングが手軽にできる。

細かい動きが難しい。



●フィンガーピッキング

音はまろやかになる。

テクニカルなプレーがしやすい。

早弾きには向かない。


~と大まかにこのような特徴がある。
ノリの良い疾走感を出したいならピック、テクニカルな変態感を出したいならフィンガーピッキングで。


何故か世間体では ピック<<<<フィンガーピッキング の不等式になっている場合があるが、それは未経験者の戯れ言。
経験者になってなおそんな事を言う奴は居ないはず。居ない…はず


◆共通する技術◆


ベースは音の性質上、複数の音が同時に出ることを好まない。

一音一音確実にミュートしていくのが重要であり、これが中上級者と初心者との大きな差である。

左手の余っている指でミュートするのが基本だけど、肝心なのは無駄な音を消すこと。

極論を言えば 音さえ消せるのであればイチモツを使って消しても良い


◆左手の技◆


●スライド…弦が鳴っている途中で押指している指をスライドさせることによって音を階段状に変化させること。
●ビブラート…弦が鳴っているうちに押指した指で弦を上下に動かすことで音を震えさせること。

●ハンマリング…左手の指で弦を叩いて音を出すこと。プリングオフは逆に引っかくようにして音を出す。

●タッピング…ハンマリングとプリングオフを組み合わせた奏法。両手でやる強者もいる。




◆フィンガーピッキング◆

基本は人差し指と中指で弾く。これをツーフィンガーといい、さらに薬指をたしたものをスリーフィンガー。ビリー・シーンは最速スリーフィンガーで有名だ。

特殊な弾き方でスラップというのもある。上で軽い説明があるため省略。名人としてラリー・グラハムが有名だ。


◆ピック◆

●ピックの持ち方
基本的な握り方は人差し指の脇腹と親指で挟む方法。注意点は 親指からピックの弾く角を90゜に挟む 事。

●弾こう!
弦に対して90°に手首のひねるようにして弾く。ピックを弦に対して深く入れるか、浅く入れるかでかなり音質が変わってくる。

振り下ろすダウンピッキング、振り上げるアップピッキング、ダウンとアップを組み合わせたオルタネイトピッキング。

チキン、エコノミー……まだまだあるが、この三つを覚えておけば十分。



先ほど、人気が無いと書いたが最近はそうでも無くなってきた。

そう!
けいおん!秋山澪ちゃんのおかげだ。


ギターをやろうと思っていたが澪ちゃんの 可憐 な姿を見てベースにした方もおられるのでは?
しかもレフティの
↑右利きの方は素直に普通のを使いましょう。

しかし、露骨に「けいおん!を見て音楽を始めました」なんて言ったあかつきにはけいおん厨や萌豚のレッテルを貼られてしまうだろう。
特に純粋な音楽好きにはあまり良い顔をされない。






ちなみにバンドが解散した時一番仕事が来るのがベースである。
なぜなら必ず必要かつ本人の色がでないからだ。逆にギターやボーカルは自分でやって行くしか道はない。
浮き沈みの激しい音楽の世界でかなりベースは安定した地位を持っている。
その一方で日本の芸能界においては、ベーシストが「音楽より芸能面で有名になる」または「ベース経験の後に俳優等として活躍する」ケースが何個かあり、
前者の例はザ・ドリフターズの故いかりや長介やTOKIOの山口達也、後者の例は寺尾聡(元サベージ)や岸部一徳(元ザ・タイガース)が挙げられる。
また、かの矢沢永吉も「キャロル」時代はベース兼ボーカルだったという。


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