ゲオルグ・プライム(幻想水滸伝)

登録日:2012/04/19 Thu 21:26:33
更新日:2024/03/07 Thu 19:42:34
所要時間:約 5 分で読めます




時が過ぎれば
すべては雲のように流れ去る
今はこれ以上ないと思えても、
それにとらわれる必要はないさ。



ゲオルグ・プライムとは、幻想水滸伝シリーズに登場するキャラクターである。

太陽暦420年生まれ
宿星…天異星
年齢…29歳(幻水V)
   41歳(幻水II、幻水外伝Vol.1)
CV小谷津央典(幻水V)

『二太刀いらずのゲオルグ』という二つ名を持つ凄腕の剣士。
名前だけなら『I』の時点から登場している。
赤月帝国では帝国六将軍、ファレナ女王国では女王騎士、グラスランドでは黒い月の戦士という経歴と実力の持ち主だが、本人はその輝かしい経歴には興味はなく、雲のように生きている。

初登場は『II』の終盤からとなり、以降は外伝、『V』に登場。いずれもその実力を発揮し、主人公達を助けてくれる。


◇シリーズにおいての活躍◇
※ネタバレ注意

◇幻水I
設定上でのみ登場。
赤月帝国の皇帝継承権を巡る継承戦争にて、後の第十七皇帝バルバロッサ・ルーグナー陣営に所属し、テオ・マクドールをはじめとする五人の名将と共に活躍した事で赤月帝国六将軍の一人となるが、継承戦争終了後に「契約は果たした」と言い残し赤月帝国を去っていった。


◇幻水II
ゲームの終盤、ナナミとの逃走ルート中に出会う。(逃走しなかった場合でも、同じ場所で勧誘可能)

倒れた主人公をナナミが背負いながら逃走中、ゾンビに囲まれたときに現れ、ゾンビを蹴散らすという、最高にかっこいい登場の仕方でイベントが発生する。

主人公が同盟軍のリーダーであることを見抜きつつ、逃走を引き止めはしない。
このときの問答は逃走ルートの名シーンのひとつとして名高いため、気になる人は是非ggr…むしろプレイして欲しい。かっこいい。
(注)このルートの場合リドリーが死亡する
だが息子が入るので問題は無い

仲間としての性能だが、設定通りの凄腕であり、加入時のレベル補正が主人公のレベル+10
加入が終盤なので、下手したらレベル60〜70で加入する場合も。強いってレベルじゃねえぞ。

ただし、純粋な剣士タイプなので、物理系ステータスは高いが、魔法系は無いに等しい。
特に魔防は紙レベルなので、装備でフォローしよう。気がついたら1人だけ死んでるときもしばしば。

リッチモンドからは「ずいぶんととぼけたオッサン」と評価された。
色々な意味で。


◇幻想水滸外伝
Vol.1のグリンヒル編で登場。
グリンヒル郊外の戦いでの選択肢で、LPを消費する方を選ぶと登場。
すぐさま状況を把握し、ナッシュに加勢してくれる。なにこのオヤジマジでかっこいい。

また、秘密度を高い状態にしてクリアすると、隠しCGを見ることができる。
幸せそうだな、ゲオルグさん……。


◇幻水V
ゲーム序盤から、ファレナ女王国の女王騎士として登場。
女王騎士隊長のフェリドとは昔からの仲であり、それが縁で女王騎士となった。
時系列的には赤月帝国の継承戦争の終了後であり、一人で各地を放浪していた際、旧知のフェリドから誘われて女王騎士に就任した為、実は女王騎士としては一番の新米。
29歳とまだ若いが、老け…じゃなく、貫禄は既に充分過ぎる程ある為、全く新米に見えないと言うのは禁句。

序盤は王子達を見守る保護者的な役割だが、中盤からはパーティーから離脱。
終盤になって改めて仲間になる。

『II』のシステムである調査で少しだけ触れられた女王殺しについての詳細が語られるが、やむを得ない選択ではあったものの、彼自身はこの罪を否定していない。

実力はあるが、実質的な加入がかなり遅いため、育成は少し手間はかかる。
そしてやっぱり魔防は低いので、フォローが必要。

大きな特徴としては、彼にしかない『チャージ』がある。所謂居合い斬り。
他のキャラと違い、攻撃回数は1回しかない彼だが、このチャージが発動したときは通常の三倍までダメージが増加する。

そのためスキルは丹田、獅子奮迅、活殺自在、明鏡止水などの攻撃重視となる。

協力攻撃は縁攻撃、女王騎士剣技、真・女王騎士、ファレナの4種類。

今作では2や外伝ではしていなかった眼帯を左目にしているが、これはある理由でつけているだけであり、実は両目とも視えている事がEDで明かされる。

ちなみに、1の赤月帝国六将軍の集合イラストの時点でこの眼帯はつけており、2で彼が眼帯をしていなかった事を不思議に思っていたファンもいるので、後付けと言えど5のEDが彼の眼帯着用を辞めた一応の理由説明となっている。


◇甘党

顔に似合わぬ甘党オヤジ!!
ゲオルグ・プライムどの!!!!

ゲオルグ・プライムという男の代名詞。

ゲオルグ=甘党の式が成り立つほどのド甘党であり、シリーズ通して初期装備にチーズケーキ、外伝でも特大プリンを平らげ、公式アンソロでも定番ネタとして扱われている。
あるまじろん見てプリンが恋しくなったりとか。

ちなみに上記のセリフは、幻水IIの料理対決のとき、ゲオルグが審査員に選ばれたときのフー・タンチェンのもの。
えらい言われようである。(事実だが)

本人は大して気にしていない模様。

しかし年もあるのか、Vでは道具屋で大量のチーズケーキを購入していたが、IIでは一食にケーキ3つ程度になっている。それでも十分すごいが。
『III』のトーマスや『IV』の主人公と凄く気が会いそうな気がする。(後者は二次設定だが)


初登場のときはあんなに渋くてかっこよかったが、この設定ひとつですっかりネタキャラ(いい意味で)だが、そんなギャップこそが、彼が愛される要素のひとつ…なのかもしれない。





追記、修正は料理対決でチーズケーキを作ってからお願いします。

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最終更新:2024年03月07日 19:42