地球頂きます!

登録日 :2011/11/24(木) 06:59:54
更新日 : 2017/07/02 Sun 10:10:15
所要時間 :約 4 分で読めます







ウィーヒッヒ!


HAHAHA!


笑い事じゃないんですよ!


そうやって笑っている間に!


奴らは攻撃してくる!!


それはわかったけどなあ、しかし


俺達が働かなくなってから攻撃するとは


宇宙人も相当怠け者じゃないか!


そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!


まあいいからいいから!


くそぉ!!


そうムキになるなよ、郷


皆が仕事をやめたお陰で交通事故はゼロ!


素晴らしいじゃないか!!


そうよぉ!


ついでにその宇宙人にもヤメタランス病を


移したらいいんだわぁ!


ダメだよぉ!


もう正気なのは僕と郷さんしかいない!


二人でやっつけるんだ……宇宙人を!


よし!ついて来い!(キリッ!




ヒッ!


郷さん!?


……やめたぁ


郷さーーん!!



「地球頂きます!」は『帰ってきたウルトラマン』48話のエピソード。


【ストーリー】

次郎のクラスメイトで怠け者の少年・勝が拾ったカプセルから、怪獣ヤメタランスが現れた。
ヤメタランスの発する「怠け放射能」の影響により人々が次々と無気力になっていく中、勝だけは逆にやる気を出してしまう。
一方、ヤメタランスを迎え撃つMATも放射能の影響で無気力に……。
ウルトラマンの力の影響なのか耐える郷だったが…… やめた。


【概要】

ウルトラセブン』程ではないがシリアスな話が多い『帰ってきたウルトラマン』ではかなり珍しい話で、「怪獣使いと少年」等とは真逆の意味で異色と言える話。

脚本は『ウルトラQ』最終回の「あけてくれ!」を手掛けた小山内美江子。
一般には『3年B組金八先生』などが有名か。

また、演出でも警官や泥棒、聖火ランナーがやる気を無くす事への影響をコミカルかつわかりやすく描写している。


【登場人物】

郷秀樹ウルトラマンジャック
MAT隊員。
勤務中に串団子を三つも食おうとしていたところ、勝に出会う。
その後、ヤメタランスが送り込まれ、危険なことを察した。

ヤメタランス出現時にはやる気の無いMATに喝を入れるが全く効かず、勝と共に対処しようとするが、ウルトラマンの力を持ってしても強くなった放射能の影響は免れずやる気を無くす。

しかし、ヤメタランスの願いを聞きウルトラマンに変身。やる気を失いかけるが、しっかり働くウルトラブレスレットのウルトラスパークを放ち、ヤメタランスを宇宙に投げ飛ばす。
その後現れた黒幕ササヒラーを倒し、騒動を終えた。

●勝
怪獣ママゴンに日夜苦しめられる将来有望なニート候補生。
ヤメタランスの入ったカプセルを拾い顔に黒い斑点が着く。
本来なら放射能の影響でやる気を無くすが、そんなやる気など元から無いため逆にやる気が出てしまう。
ヤメタランス出現時には自らの手で葬ろうとマットガンを乱射する。
物語が終わると元のやる気の無い少年に戻ってしまった。

怪獣攻撃隊 MAT
やる気の無いクレームに苦しめられる。

ヤメタランス出現時にはなんかおかしいワンダバが流れて、マットアローで出撃するもやる気をなくし、勝手に脱出、パラシュートから地上を楽しく見下ろす。
その後はメンバー一同で ハイテンションでブランコを乗り回す。

しかし、ヤメタランスがいなくなるとワンダバと共に正気を取り戻し、ウルトラマンを援護した。

●坂田次郎のクラスの先生
厳格そうな先生だがやる気を無くす。

●坂田次郎のクラス
案外静かに授業を受けていたが、ことごとくやる気を無くす。

●ママゴン
勝の母親。
MATでも退治できない怪獣だがやる気をなくし、住宅に火を点けてしまう。

●泥棒
やる気を無くす。
ある意味皮肉。

●警官
やる気を無く

●消防士
やる気を無

●結婚式場にいた人々
やる気を

●聖火ランナー


【怪獣】

●なまけ怪獣 ヤメタランス
ササヒラーに送り込まれた怪獣。
体から出す怠け放射能で人間のやる気を奪い、怠け者にしてしまう。
本人はこうなることを望んでおらず、マサルに自分を開けるなと忠告するが人間が直接その言葉を聞くことはできず、MAT内の郷にしか理解できなかった。

悪意のない怪獣ではあるのだが、空腹になると自分の意志では抑えきれず周囲にあるものを何でも食べ、際限なく成長して巨大化するという地味に危険な特性を持っている。

一人称は「僕」で語尾に「 - なのだ」と付けるしゃべり方である。(当時放送されていた『天才バカボン』のバカボンのパパの喋り方が元ネタ。)

何ともやる気の無い造形をしている
(昭和ウルトラシリーズは全体的に終盤になると次回作の為に着ぐるみの出来が少しアレになる傾向がある)。

周囲にいるすべての生物、ひいてはウルトラマンすらもやる気をなくさせるその能力に、「ウルトラシリーズで最強の怪獣は?」という議論でたびたび話題に上がる(主にネタとして)。
その能力はあのベリアル陛下を恐怖させるほど。
モエタランガと同時に登場したらどうなるのだろうか。

その後長く再登場はなかったが、『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』にて登場。
ウルトライブを擬似的に再現できるシミュレーションバトルにて、千草がライブする。千草「ゆるキャラ?」 友也「違います」
怠け放射能でヒカル、千草、健太をまとめて腑抜けにしてしまい、当の千草も 「まだ映画終わってない」 とメタ発言をかましてしまうほど困惑していた。
その後友也によってライブが解除され、戦いは再開されるのだった。


●宇宙怪人 ササヒラー
ヤメタランスを送った黒幕。
混乱する街を嘲笑していたが、ヤメタランスが宇宙に送り返され、計画が失敗したので自らウルトラマンに挑んだ。
実力的には大した事はなく、スペシウム光線に敗れる。
ウルトラマンとイカがモチーフ。 



ヤメルノヲヤメルノダ!


ボクヲオオキクスルノヲ


ヤメテクレーッ!





追記・修正…… やーめたっ。

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