スレードゲルミル

登録日 :2010/10/23(土) 03:46:34
更新日 : 2017/03/20 Mon 11:08:24
所要時間 :約 5 分で読めます






『我こそは、メイガスの剣なり』


『スレードゲルミル』

全高:53.7メートル
重量:402.3トン
メカデザイン:富士原昌幸


スーパーロボット大戦シリーズに登場する、ゴツくてデッカイスーパーロボット。
パイロットはゼンガー・ゾンボルト及び、ウォーダン・ユミル
名は北欧神話に由来し「吼え猛る巨人」を意味する。

初出はスパロボα外伝。圧倒的な存在感でプレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とした。

本機は本来グルンガスト参式だったものが、後述する『マシンセル』によって異形の変異を遂げたものである。
余談となるが、α外伝の段階ではグルンガスト参式はゲームに登場 する寸前で指パッチンで真っ二つ にされ、設定の中でのみ存在が語られる機体で、後に登場する際は設定とは逆転し本機を参考にデザインされたという。

主な武装は、背部にマウントしたスラスターと一体化した巨大なドリルを腕に合体させて打ち出す「ドリルブーストナックル」と、これまたアホのように巨大な剣「斬艦刀」のみという、まさにロマン溢れまくる機体。



『マシンセル』

ナノマシンを利用した特殊金属体。
本機の装甲は殆どがこれで構成されており、自己修復、形状変化など非常に応用の利くシロモノ(解りやすく言えばナノスキンやDG細胞のようなもの)。
早い話が能力欄にとりあえずマシンセルって書いときゃ HP・EN回復がデフォでついてくる わけである。
また、兄弟機であるゲルミルシリーズはすべてマシンセルが使用されている。
人間に植え付けて不老不死に近い状態にもできたりするが、顔色が著しく悪くなるので注意が必要。
バルマーのズフィルードクリスタルを解析して誕生した。


『α外伝』

シリーズ初登場。
パイロットはゼンガー・ゾンボルト。
はるか未来へ飛ばされたロンドベルの前に 何の前ぶれもなく 現れ、鮮烈なデビューを飾った。
地球の後継者を名乗るアンセスターの尖兵として、アースクレイドルの守護を任されている。

インチキじみた超射程のドリルブーストナックルと、当たればマジンカイザーすら一刀のもと叩き斬る斬艦刀は、多くのプレイヤーに絶望とトラウマ、そして ロマン をもたらした。
武装はこの2つだけという潔さと、ゼンガーのキャラクターも相まって非常に人気が高い。
中でも特筆すべきはやはり斬艦刀だろう。

肩アーマーの一部を組み合わせるや、そこから伸びるながーい柄。
このとき誰もが思ったろう

「槍か!?」

いや、違った!
そこからさらに伸びる伸びる巨大な刃!

必殺!斬艦刀・稲妻重力落とし!! (※横薙ぎ払いです)

濡れる。

ちなみにこの斬艦刀、エフェクト作りに膨大な時間がかかりすぎてしまい、本来あるはずだった他の武装がお蔵入りしたというエピソードがあったりする。さもありなん。
だから武装がドリル・ブーストナックルと斬艦刀のみに


敵として登場するが、HARDルートでは終盤お助けキャラとして参入する。
さすがに敵の時より弱体化しているものの、性能は十分。
ネオ・グランゾンの縮退砲すら涼しい顔して受け止め、斬艦刀を思う存分振り回す鋼の救世主。



『OGシリーズ』

パイロットはウォーダン・ユミル
シャドウミラー隊の所有する特機として登場する。
アースクレイドルの防衛任務は変わらず。

ジガンぶった斬ったりゼンガーとムービー付きで一騎打ちしたりと大活躍。
また、OGSではα外伝でお蔵入りした頭部のドリルを使った突進技「ドリルインフェルノ」やマシンセルを最大展開して放たれるド派手技「星薙の太刀」が追加されるなどかなり優遇されている。
悪人顔のケツアゴオヤジを大量のベルゲルミルごと吹き飛ばすシーンはなかなかに爽快である。

HPが異様に高い上にイベントで撤退するため、倒すのは非常に困難。



『鋼の救世主』

デザインした富士原先生による漫画。最終話「THE END OF WAR」で登場する。
我が子になんてことをと言いたくなるくらいスーパーロボット軍団にフルボッコにされる。
斬艦刀は折れ両腕を失い土手っ腹に風穴が空くほどボロボロになっても、斬艦刀を口にくわえメイガス=ソフィアを守ろうとする
そして、旧友フォッカーとの一騎打ちに敗れ大破した。

最後のカットにはアースクレイドルに突き刺さる斬艦刀と、それを見守る男が描かれている。



【武装】

  • ドリルブーストナックル
参式のものと同じく、背中に装備されているドリルを腕にはめて射出するロケットパンチだが、
普通に飛んでく参式とは違い、ドリルブーストナックル同士がぶつかり合いながら飛んでいく演出になっている。


  • 斬艦刀
肩アーマー下部が外れて展開して束になり、そこから長い剣が形成される。
今やゼンガーの代名詞的な武器だが、他の機体の斬艦刀とは異なるのはスレードゲルミルがその名にふさわしく咆哮するカットインが入るところだろう。


  • ドリルインフェルノ
頭の角が高速回転して放つ頭突き。富士原氏がデザイン中に イナズマの如き天啓を受けて 頭部にドリルホーンを追加し、それを使用した技として考案したもの。α外伝では時間不足で没ったもののOGSで見事採用された。
漫画「鋼の救世主」でコンバトラーVと真ゲッター2とのドリル対決で両腕を失ったスレードゲルミルが、殴りかかってきたマジンカイザーにカウンターで放ったのが初出。
単行本巻末の設定集では戦闘アニメ用の演出が書かれているが、OGSでほとんど同じものが再現されている。
しかし漫画の演出からファンには、たとえ腕が無くともその心、不退転を象徴する奥の手のイメージが強く、「なんで腕があるのに頭突きするの?」と評判はイマイチ。
ちなみに、コクピットのある頭部をとんでもない勢いで前後に振り回す技でもあるため、人造人間のウォーダンですら「きつい」と言わしめる負荷がかかり、ゼンガーに至っては吐きそうになっていた。


  • 斬艦刀究極奥義「一閃“星薙の太刀”」
斬艦刀の究極奥義。こちらも漫画「鋼の救世主」が初出。
最大出力に非常に長く伸びた斬艦刀で大地を巻き込みながら薙ぎ払う一閃。
後方で待機していたラー・カイラム、アイアン・ギアー、フリーデン、ソレイユすら巻き込まれかけたことからもその長さの異常さが分かる。
しかしその刀身はスーパーロボット総出で食い止めている間にツインバスターライフルの一点集中射撃を受け、脆くなったところをダンクーガに殴り折られた。

漫画での演出から実装されたら、MAP兵器かALL攻撃ではないかと予想されていたが、OGで実装された時は威力こそ高いものの普通に単発攻撃だった。
確かにMAP兵器されても困るのだが、なんか拍子抜け。

OGSではウォーダンが最期のイベント戦闘で放ち、量産型ベルゲルミルをまとめて粉砕して見せた。





我が名はゼンガー、ゼンガー・ゾンボルト!!

我こそは、追記・修正の剣なり!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/