探偵!ナイトスクープ

登録日:2012/01/25(水) 14:55:19
更新日:2024/04/01 Mon 20:13:21
所要時間:約 13 分で読めます



(推奨BGM:ハートスランプ二人ぼっち)

パッパッパラ♪

この番組は、視聴者から寄せられ
た依頼にもとづいて、探偵局長が
優秀なる探偵たちを野にはなち、
世のため人のため、公序良俗と
安寧秩序を守るべく、この世のあ
らゆる事どもを徹底的に追求する
娯楽番組である。


パッパッパラ♪

ベッドノーマワーリーニー


探偵!ナイトスクープとは、朝日放送テレビ制作のバラエティ番組である。
1988年3月5日から放送開始。


【概要】

番組スタジオを一つの探偵局と見なし、レギュラー芸人扮する優秀な探偵が視聴者の依頼に答える様子を収録したVTRを3本放送するのが基本パターン。
関西特有の「ノリの良さ」が最大の売りで、VTR中でしばしば依頼者のキャラが
プロの芸人を超越していたり話が思わぬ方向に展開したりと予測不能の事態に陥ることがある。

この構成から番組は関西のみならず各地で人気となり、現在は全国のテレビ朝日系列局及び関東地方の独立局35局で放送中。
とはいえ、やはり関西と関東では笑いのツボがどうしても異なる以上、番組内のノリや下ネタ要素が少々合わないのか、関西ほどの圧倒的人気はないとも言われている。

番組の英語表記は night scoop ではなくknight scoop。当時平日に編成していた帯番組「ナイトinナイト」*1に因んだものとされる。

依頼は多岐に渡り、単なる街頭アンケートから悩み相談、素朴な疑問に探偵が体を張って答える内容まである。
大抵の場合は(成功するしないは別として)依頼を放り出す真似はしないものの、稀に続行不可能になり打ち切りのような形で締められたものも存在する。
最初期は比較的社会派の依頼で依頼者の同行も無かったがいつの間にか現在の依頼者やVTR中呼ばれた人達がぞろぞろついていくスタイルに。
現在、ほとんどの依頼内容は必ずと言って良いほど「バカバカしい」内容。だがそれが良い。一方、地元関西での絶大な人気と知名度を活かしてか、大手企業や研究機関がノリノリで協力することも。

放送開始から30年以上を超えた長寿番組であるが、司会・アシスタント・探偵は全員入れ替わっており、開始当初からの出演者は一人もいない。

依頼人には時折芸能人が登場することもあり、現在の局長である松本人志もその一人。
この他、素人時代のなかやまきんに君や黒木華が依頼人として登場したこともある。

毎年大晦日にはその年のベスト依頼を決める「年忘れファン感謝祭」が放送されており、同局の楽屋ニュースやオールザッツ漫才(毎日放送)とともに関西では恒例の年末特番となっている。

なお、テレビ朝日系の金曜23時台は『金曜ナイトドラマ』を編成(ABCテレビと静岡朝日テレビを除く)しているため、多くの系列局は『ナイトドラマ』放送終了後に『ナイトスクープ』を編成する局が多い。
また近年は番組編成によりテレ朝制作の深夜番組(『タモリ倶楽部』など)をぶつけられてしまい、全国単位で遅れネット化を余儀なくされてしまう。
局によっては、あの『新婚さんいらっしゃい!』の開始時間を5分ズラさせた事で有名な『アッコにおまかせ!』の裏に移動させられたりと、無謀すぎる苦戦を強いられている。


【番組内で誕生したもの】

  • テロップ
バラエティ番組で最初にテロップを使用したと言われている。話の要約や突っ込み、聞き取りづらいセリフの補完のためによく使われる。
本番組内で真っ黒な背景と白い文字のテロップは最早おなじみ。

「有名になった」と言うべきか。ゆで卵を電子レンジで作ると爆発するという話は本番組のVTRで広く知れ渡るようになった。詳しくはリンク先参照。

  • カーネル・サンダースの呪い
1985年優勝時に道頓堀川へ投げ込まれたサンダース像の祟りのせいで、それ以降の阪神タイガースが暗黒時代を迎えたという都市伝説。
元々ごく一部でネタとして言われていたものが、この番組で実際に道頓堀川の調査をしたことで一気に知名度が上がった。
ちなみに問題のカーネル・サンダースは大阪市の水辺整備事業の際に2009年3月10日に上半身、翌日に下半身と右手が水辺整備事業中の工事関係者により発見され、KFC日本法人に返還されている。

リンク先参照。

【出演者】

現在の出演者

◆局長
西田の跡を継いだ3代目局長。関西人かつ本番組の大ファンである事から選ばれた。
ちなみに同じ局の冠番組ではたむけんのオカン役だった。

◆秘書
  • 増田紗織
松尾降板以降長らく秘書不在で週替わりゲストが代わりを務めていたが、松本局長就任と共に久しぶりに登場した4代目秘書。朝日放送テレビの局アナで愛称「サリー」。
(就任時点で)歴代最年少レギュラーの22歳で、かつ番組史上初の局アナ秘書でもある。
西田局長に代わる泣き枠でもあり、依頼文を読む段階で既に泣いていたことも。

◆探偵
  • 石田靖
二枚目と力技担当。でもこう見えて、吉本新喜劇の元座長。
初依頼でいきなり全裸になった。体張り担当はその頃から変わらず。
番組における素人いじりの上手さから以降全国各地でロケ仕事を担当することが増え、最終的には新喜劇の座長を降りることに。
現在いるメンバーの中では探偵歴が一番長い。また、松本局長とは心斎橋筋2丁目劇場の頃からの付き合いで、MBS『4時ですよーだ』でも共演していた*2

  • 間寛平
お笑い界を代表するマラソンランナーで吉本新喜劇のゼネラルマネージャーも務める。
アースマラソン完走後、最初の仕事はこの番組の名物企画、真夜中の視聴率調査だった。
探偵局一の年長者だが、本人のキャラクターもあってイジられる側。
動物を相手にした依頼に定評がある。
なお、3人の局長の元で探偵を勤めているのは、石田と寛平の2人だけである。
最年長ということもあってか、局長不在時には時折代理を担当する。

  • カンニング竹山
当初コンビで全国区になった頃はキレ芸で売っていたが番組の意向により封印されたため、この番組では真面目で温厚な素を出しておりあまり切れず、2010年代以降は他番組でもこの路線に切り替わるようになった。
アッーな人達に密かな人気。ちょっとキワモノの依頼を任されるイメージがある。
相方亡き後は「カンニング竹山」名義が定着しているが、この番組では「キレ芸封印」の意向に合わせる形で「竹山隆範」名義での出演*3
澤部卒業後、男性では唯一となる非吉本所属タレント*4となった。

  • 田村裕(麒麟)
麒麟のバスケ担当。ホームレス中学生の印税(約2億円)は使い切ってしまった。
相席食堂に出演した時には途中からこの番組のスタイルになった。相方が『ラヴィット!』などMCの仕事が増加して東京では「じゃない方芸人」になりつつあるが関西ではちゃんとレギュラー番組を抱えている。

  • 真栄田賢(スリムクラブ)
やっぱり2013年組。闇営業で謹慎処分を受けた後、2020年4月10日分の放送で探偵に復帰した。

  • せいや(霜降り明星)
2023年から加入した新探偵その1。
同年4月7日放送分から登場。本番組は隔週金曜日の夕方に大阪での収録だが、その後深夜1時からニッポン放送で『オールナイトニッポン』の生放送があるためトンボ帰りするというかなりハードなスケジュール。
最初の依頼も「人は逆立ちでウンコを出せるか」と超ハードだったが、見事にやり遂げた。

  • ゆりやんレトリィバァ
2023年(ry
同年(ry

  • 永見大吾(カベポスター)
202(ry
同年5月5日放送分から登場。

  • 桂二葉
同年(ry
探偵では久々の落語家で、女流落語家の探偵は史上初。
「ぽかぽか」(フジテレビ)で共演している澤部からはエンド5秒*5についてアドバイスをもらったとか。

  • ウンコ班
探偵ではなく、ウンコに関する依頼に出演し協力を惜しまない構成作家の方々。それにしても酷い名前だ


◆主な顧問
  • キダ・タロー
最高顧問。浪花のモーツァルト。実は本人は難波のショパンと呼ばれたいらしい。
高齢とコロナ禍で顧問を一時的に呼ばなくなった関係もあり、2020年以後は番組に出演しなくなったが卒業では無く、2022年には局長代理として久々に顔を見せた。

  • 山田五郎
浪花が産んだウンチクキューピー。

  • ルー大柴
日本が世界に誇るエンターテイナー。とある依頼での関西中の涙腺を崩壊させた。

  • 桂ざこば
浪速の人情派。上方落語のプロなのに局長共々涙もろい。

  • 林裕人(旧名:林繁和)
元辻学園調理・製菓専門学校主任教授。
ナイトスクープの裏でフジテレビが「料理の鉄人」を放送していた時代、「料理人には料理人で」と対抗して呼んだのがこの人。以来、料理系の依頼でも調理師として登場する。
珍妙な食材を調理させらせたり、無理難題を押し付けられたり、自宅のキッチンを実験場に使われたりする可哀想な人。
たまに普通の料理を作るかと思えば「卵豆腐をプリンと偽って食べさせたら不味いと言われる」という、料理人として可哀想すぎる実験だったこともあった。
西田局長共々、涙もろい。
近年では、宮根誠司が司会を務める読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」内で放送されている「愛のスパルタ料理塾」のコーナー講師としても知られている。

  • 円広志
番組の主題歌「ハートスランプ二人ぼっち」やCMに入る前のジングル担当。
にも関わらず「あの人は今」で番組に依頼が来たり、主題歌をフルで歌える人が全くいない内容のVTRが流れたりと林先生と並んで、何かと不遇。
歌手としても島田紳助にも(『夢想花』で)「回って飛んでった」と言われる一発屋扱いだったが森昌子の大ヒット作「越冬つばめ」の作曲印税で糊口をしのぎ、現在は関西の情報番組で司会やコメンテーターを務めるタレントとして知られる。
2022年には主題歌をNHKの「わが心の大阪メロディー」で披露して大きな話題となった。

他にも、映画や舞台の宣伝で来た人や阪神タイガースのOBがよく顧問として出演することがある。

◆各種専門家の先生
  • 谷 均史先生
通称「ナイトスクープ医療担当」のお医者さん。
依頼の検証のためなら自分の乳首も勃たせるしオナラも出すし嗅ぐ、下手な若手芸人より体張らせられる先生。
専門は小児科医なので乳幼児のしつけや教育に関して助言を行うことも多いが、出演する個性豊かな子供たちには通用しないことも。

  • 山田 善春先生
通称「ナイトスクープ物理担当」の教授。
しょうもない実験にも「興味深いですね」と理解を示し、最適の手順を教えてくれる。

  • 山本 芳邦社長
様々な香料を研究・作成する「山本香料」の社長。
匂いを消したり再現したりなんでもなんとかしてくれる。

  • パンチ佐藤
明るいキャラクターで知られる元プロ野球選手。アマチュアの方々をきちんと指導し正しく導いてくれる。

この他、経験者やプロとして過去の依頼者などが登場することも多々ある。

過去の出演者

◆局長
  • 上岡龍太郎
漫画トリオ出身のピン芸人で、本番組および同時期に始まった「鶴瓶上岡パペポTV」(読売テレビ)で人気を博し、全国区でブレイクするきっかけを作った。
不人気番組から立ち上げた自負を持っていたため、VTRの内容につい批判を述べることがあり、
初期には探偵に対して「クビ」「もう探偵はやめろ!」「レベルが低すぎて話にならん!」などと罵倒する発言をしており、後述する収録方式の変更の遠因となることに。
また、自身のオカルト嫌いからオカルト関連の依頼についても手厳しく批判することがあった。
芸能生活40年を機として芸能界から引退し、局長も辞任。
引退後は兄弟漫才師のミキの伯父として注目されることもあった。
2023年5月に他界し、追悼企画として傑作選が放送された。

  • 西田敏行
上岡の引退後、8カ月ほど代理で探偵たちがつないでいたが、視聴者などから
「局長を据えて欲しい」との意見が多く寄せられたことから、新局長を迎えることになった。
新局長の条件として、
①『探偵!ナイトスクープ』のファンであり、かつ阪神タイガースのファンでもあることが望ましい
②探偵局員より年長者であること
③上岡クラスか、それ以上の大物
それらの条件を全て満たす人物として、かねてから同番組の大ファンであった西田に白羽の矢が立った。
涙もろく、感動的な依頼が終わった後には必ず局長の泣き顔のアップから入る。
2011年ナイトスクープ年末感謝祭で「局長の泣く確率は?」というクイズが挙げられ3週に1回は泣く結果。
依頼内容が、感動的な内容を予感させるときにはハンカチをあらかじめ取り出していたり。
思いがけないところで泣き出すことも。

高齢化と番組方針の転換が理由で2019年10月に番組降板を発表。同年11月22日の放送で松本に局長の座を託し番組を去った。

◆過去の秘書
  • 松原千明
石田純一の元嫁ですみれの母親。ごく初期に一年だけ秘書を務めた。
出演した最後の放送では、名字の「松原」と「松原」遠く消ゆるところという歌詞に引っ掛けたダジャレで
文部省唱歌の『海』を歌って見送った。
2022年にハワイで急逝。

  • 岡部まり
安定の秘書。在任期間21年はベテラン探偵に匹敵し、「ナイトスクープの秘書=岡部まり」のイメージは未だに根強い。
依頼文に性的な言葉が含まれていると、岡部がそこで詰まったり噛んでしまい、探偵達がわざと読み直させるというパターンがあった。
2010年7月の参院選に出馬したため急遽降板(ただし落選)。現在は年末のナイトスクープ感謝祭に出演し、西田局長退任回にも登場したほか、上岡龍太郎追悼特番(ナイトスクープとは異なる)にも登場した。

  • 松尾依里佳
2010年9月より3代目秘書に任命。
久しぶりに若い秘書。
『Qさま!』などのクイズ番組にも顔を出す京大卒の才媛で、バイオリニストでもある。
産休に伴い2017年いっぱいで卒業。タレント活動も再開したが本番組には戻らず、西田局長が降りるまでの10ヶ月に渡り代理秘書が続いた。

◆過去の主な探偵
  • 桂小枝
自称「局次長」
「よろしくお願いします。桂小枝です。しかしまぁなんですなぁ~」
主にパラダイスと小ネタ集。
かつては上岡初代局長の座を狙っていて、途中退席事件の翌週の収録で局長の席に座ろうとしたが
直後に上岡が登場し未遂に終わる。上岡局長が引退後に「局長代行」としてその夢は叶った。
現在は顧問として不定期にカムバックしている。

  • 越前屋俵太
スーツで海に飛び込むでおなじみ、第一回から出演していた探偵。風変わりな服装でスタジオに登場するのが恒例だった。
お馴染みの視聴率調査や抽象的なテーマについて意見を引き出す「調べてください」シリーズを担当した。
上岡局長のダメ出しに思いっきりブチ切れて反論したこともあり、これがきっかけで番組の収録方式が撮って出しから現在の隔週2本撮りに変更されたという経緯がある。
現在は書家としても活躍している。

  • 槍魔栗三助
「やりまくり さんすけ」と読む。
実は俳優の生瀬勝久氏で、駆け出し時代にこの名前で第一回から出演していた。
番組第一回では道頓堀に沈むカーネルサンダース像を捜索した。
探偵卒業後もABCとの関係は続いており、今は本町奉行所の筆頭与力。

  • 松村邦洋
山登りなど体力関連の依頼になると息を切らして全くしゃべれなくなる。
デブが関連する依頼はたいてい松村。
VTRフリなどで西田局長のモノマネなどをするが、局長は松村にはなんか冷たい。
卒業後もVTRにちょくちょく出てくる。

  • 長原成樹
元ヤン。沖縄大好きリゾート探偵。病弱。「ガオーさん」の中の(ry

  • 北野誠
キダ最高顧問曰く、「中途半端」な探偵。一身上の都合(ABCのラジオ番組での事。詳しくは調べて頂いた方が早い)により降板したが、2016年4月の放送で顧問として再登場。

  • たむらけんじ
普通に服を着ており、サングラスはかけていない。
関西では本番組を含め、素人イジリやレポーターをメインの仕事としていたちょっとおもろい焼肉屋。
活動拠点をアメリカに移すため、2023年3月で番組を卒業。

  • 澤部佑(ハライチ)
2013年に加入した新探偵の一人。探偵局最年少。
2023年3月で番組(ry

  • 橋本直(銀シャリ)
こちらも2013年組。ここではいつもの青衣装ではない。
2023(ry
余談だが、2016年のM-1グランプリではハライチ、銀シャリ、スリムクラブの3組が決勝進出した為、ナイトスクープ対決が実現し*6、最終的には銀シャリが優勝した。

【シリーズ化している依頼】

  • 視聴率調査
関西では探偵ナイトスクープを見ているのか?
タイトルに「視聴率」と入っているがビデオリサーチは関わっていない。
実際にナイトスクープが放送されている時間帯に、探偵(越前屋俵太→間寛平)が一般のお宅に突撃訪問し「視聴率を調査する。」と言って強引にABCテレビを点けさせようとする。
探偵は約1時間と限られた時間を走り続ける姿、訪問されたお家の方のリアクションなどが必見である。

ガオーさんが夜に寝ないで遊んでる子供たちに説教。
リンク先参照。

  • 爆笑!小ネタ集
本当にどうでもいい小ネタや実験を連続で放映。高確率で下ネタがある。
特に、小枝探偵が担当する際には、秘書が「続いては、小枝探偵による爆笑小ネタ集…」と言っただけで客席は勿論、出演者たちからも拍手と歓声が上がるほどの人気企画。

集客や情報が少ないアミューズメントパークや個人が手作りで作っている謎の建造物を小枝探偵が突撃取材する。
はがきの依頼にはほとんど「パラダイスを見つけました。小枝探偵行ってらっしゃい!」と小枝探偵が指名されている場合が多い。
「ん~これはなんですのん?」

  • 林先生の料理
依頼者が見つけた食材や依頼者のめちゃくちゃな思いつきを実際に料理にする。料理をするのは林裕人辻学園日本調理師専門学校(辻調ではない)主任教授。

探偵と依頼者が林先生にお願いしに行く
→林先生が断る
→探偵が「でけへんねや」と挑発
→林先生が挑発に乗って料理をする
この流れがお約束。

  • これまで持ち込まれた食材
依頼者の母乳、巨大シジミ(実はドブガイ)、ウミウシ、ジャンボタニシ(スミリンゴガイ)の卵など。
その他にも、
人型(等身大)のチョコレート、依頼者の子供の足の再現料理、マンホールの蓋でワッフル、巨大フランスパンも作っている。
また一昔前の映画や東海テレビの昼ドラなどでおなじみの革靴料理(フェラガモ)を作ったことも。

  • 人生山あり谷あり
人生にはどんな山があり、どんな谷があるのか?
探偵が通行人に自分の人生を線グラフで表してもらい、
その人の人生について調査する。

  • 苦手克服
「○○嫌い(または苦手な物事)を克服したい」という依頼者の苦手を克服したい、嫌いなものを克服したいという願いを叶える。
「犬が苦手なのを克服したい」というものから「野菜が全く食べれない(粉末のうどんスープすら濾して使う重度の野菜嫌い)のを克服したい」というものや、
幼稚園の先生からの「動物嫌いを克服したい(その数週間後には遠足の引率で屋外で動物と触れ合える動物園に行くことが決定済み)」という切実かつ急を要するものも。
最終的には克服出来るが、大抵力業かつ荒療治。ものによっては依頼者どころか視聴者をも恐れさせる。


ほかに、「日本全国のアホとバカの分布図」*7で1991年日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞受賞・第29回ギャラクシー賞選奨・第9回ATP賞グランプリ受賞。
この受賞がきっかけで、関東地区でも放送されるようになり知名度が上昇したともされる。

本物の大スクープとして、依頼者が見つけた魚の標本が深海魚ナガチゴダラの稚魚の世界で初めての標本だったことも。なお、持ち込んだ研究所の方が実際に執筆した論文がこちら↓
南日本から得られたナガチゴダラの浮遊稚魚の記載と生時における体色の特徴
Acknowledgments(謝辞)の部分には田村探偵と依頼者、番組名が記載されている。

このように論文レベルの発見や世に知られていない才能の発掘から、奇人変人個性豊かな人々との触れ合いまで、非常に幅広い内容の依頼をこなしている番組であるといえる。


【余談】

「斬られ役の先生を『徹子の部屋』に出してあげたい」という依頼で取り上げられた福本清三は、その後実際に徹子の部屋に出演し*8「5万回斬られた男」として有名になった。

「モンキーターンを決めたい」という依頼をした当時6歳の数原魁は、後に競艇でプロデビューを果たした。

唯一調査が中断した依頼として「謎のビニール紐」がある。これは依頼人の店の前にある電柱にビニール紐がくくられており、その本数が回を追う毎に増えているというので原因を調べてほしいというもの。ところが調査をすればするほど紐の数や括り付けの範囲が広がり、番組側が最終的に「調査打ち切り! 本件に関する情報は今後一切、取り扱いません」というテロップを出して打ち切りとなった。

ページ冒頭の「この番組は~」は、実際の放送でも毎回冒頭で流れるのだが、これがかなりのスピードで流れる。
そのため「番組に合わせてあの文章を読み切ってみたい!!」という依頼が採用されたこともある。

コンヤモー♪

オーチーテーユークー


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最終更新:2024年04月01日 20:13

*1 英語表記はknight in night。かつては月曜日から木曜日の帯番組で、現在は金曜日の『ナイトスクープ』を含めて各曜日が単独番組であるが、レーベル名は使用されている。ちなみに『ナイトスクープ』は当初『ナイトinナイト』とは別番組の扱いだったが、2016年からは『ナイトinナイト』の金曜日という扱いになっている。

*2 『4時』での石田は今田耕司・東野幸治の「Wコウジ」と「3ばか大将」というトリオを組み、東京進出したダウンタウンに代わり司会も短期間だけやっていた。

*3 以前は本番組以外でもタモリ倶楽部やアッコにおまかせ!で「竹山隆範」名義だった。

*4 ただし、芸人デビュー時は福岡吉本所属で、現在も福岡を拠点にローカルタレントとして活躍する田中健二(ケン坊田中)と「ター坊ケン坊」というコンビで活動していた。同じく福岡吉本出身の博多華丸・大吉は同期である。

*5 番組最後の5秒で探偵がギャグを披露するもの。

*6 ネタ順も銀シャリが4番目、スリムクラブが5番目、ハライチが6番目と並んでいた。

*7 「方言周囲論」の例として日本語学上大変貴重な調査結果とされる。

*8 当初はスタジオを借りて小枝扮する「偽黒柳」が話を聞いていたが、偶然本物が現れたことで興味を持ち出演が決まった。