ガロード・ラン

登録日 : 2009/12/17(木) 23:32:31
更新日 : 2017/05/19 Fri 18:31:29
所要時間 :約 5 分で読めます




ガンダム、売るよ!



平成のアナザーガンダム三部作の一つ『機動新世紀ガンダムX』の主人公。

名前の由来は「我が道を走り行く」→「我道走る」→「我・ロード・ラン」→「ガロード・ラン」。

服装が『黄金勇者ゴルドラン』の原島タクヤと似ている(顔立ちからすればジェイデッカーの友永勇太っぽい)

声が見かけの割に老けているのは禁句。





〈搭乗機〉
ガンダムX
ガンダムXディバイダー
ガンダムDX




15歳。身長161cm・体重53kg。
戦災孤児であり、ずっと一人で生きてきた少年。モビルスーツ乗りから機体を奪ってはメカ屋に売り払って生活していた。
生身のまま動作中のモビルスーツを奪うだけあって「モビルスーツ」という物を熟知している。
父はメカニックであったためか、パイロットとしても優秀で飲み込みが早い。
荒廃した地球をたった一人で生きてきたため他の技術も高く、電子解錠機や睡眠薬入りストローなど隠し持ち、ピッキングや足音を立てず歩く等のいろいろとアレな技能を持っている。


オールドタイプではあるが、訓練の結果ベルティゴのビットを先読みをし撃ち落とす、水中で接近してきた相手にビームサーベルを押し当てて起動することで熱量をそのまま伝導させる形でぶち抜き撃破、ある程度動いただけで宇宙戦に馴染む等、抜きん出た成長性や適応性を持ち合わせており、ジャミルやキッドから操縦センスや順応性は天才的と評されている。そしてティファが絡むと異常に(明らかにNTより)強くなるのはある意味お約束。
また、ある程度はシステムのバックアップもあったとは思われるものの、宇宙革命軍が地球攻撃用に用意したコロニーレーザーに対しツインサテライトキャノンで超長距離砲撃を敢行。
一射目は威嚇、二射目で意図的に外装が剥げる程度に掠めさせると続け、三射目で直撃させるという神業を披露した。
地球の裏側からラグランジュポイント上のコロニーレーザーを撃ったこの時のコロニーレーザーとの距離は少なく見積もっても約38万km超と言われており、ガンダム史上最長の狙撃(砲撃)記録保持者である。
ゴルゴかお前は

ダブルエックスの初陣に於いて敵機十数機をライフルすら持たずビームソードのみで全機撃墜する様には最早素人の面影は無い。
(あまつさえ最初の一機に至ってはなんと パンチ一発 で撃墜している)
更に敵部隊が増援に現れた際には、敵の目の前でツインサテライトキャノンをぶっ放し、
人工島ゾンダーエプタを丸ごと消し飛ばして見せることで相手を威嚇して全軍撤退に追い込んでいる。
不殺主義がやりたいわけではなく、戦略的に見て効率の良い方法として不殺を選ぶと言うシチュエーションも珍しい。

アベル・バウアーが操るラスヴェートとの空中戦では相手がフラッシュシステムを起動し、
ビットMSの4機+本体1機の連携攻撃に加え、本体とビットが区別がつかないことで苦戦を強いられたが、
ティファが地上から本体を指差したことで本体を見極め、搭載されたフラッシュシステムの破壊に成功した。
直接の通信手段もなし、かつ緊迫した状況下で地上のティファに気付き、その指差しだけで本体を見極めたのである。
(このシーンではニュータイプではないはずなのにティファに対して精神感応している。愛の力があればガロードでもニュータイプ化できるのだろうか。
更にラスヴェートが生身のティファを殴り潰そうとするとこれに素早く反応し、ビームソードで腕を斬り落とすことで守った。

先輩であるドモンやヒイロがいろんな意味でぶっ飛んでいるためガロードは地味な印象を受けるが、やらかしたことは彼らにも負けないレベルのチート。
機転も利いて度胸もあり、生身での戦果は訓練を受けたエージェントであるヒイロより上かもしれない…


荒廃した世界で孤独に生きてきた為、原作序盤は幼さや思慮のなさからの独断的行動やミス等のお叱りで殴られることもしばしばで、フリーデンを去るウィッツ達を引き留めようとして殴られたりもしている。
……回数的には「殴り合いがお仕事」のドモンの次ぐらい。

というか、アイツとドッコイドッコイ。似た者同士だからか・・・


原作中盤~後半にかけては人間的にも成長し、自分だけでなく世界全体に目を向ける視野の広さも持ち合わせていく。
それが原因でティファが自分以外にも目を向けていくガロードに寂しさを感じてNT能力が低下するといった事も起こったりした。


フリーデンに拐われたティファ・アディールの奪還を依頼されるが、ティファが嫌がったため二人で逃げ、彼女の導きでGXを手に入れた。
その後ひとまずフリーデンのクルーになるが、今まで一人で生きてきたため集団に馴染めずGXごと逃走した事もあった。この時ガンダムを売ろうとした。

その件がきっかけでエニル・エルに誘惑され、貞操を食われかけるもティファを思い出して振り払い、離れてから改めて戦う決意をして舞い戻り、以降惚れた女の子であるティファを守るために戦う事になる。


途中ニュータイプのカリスと戦い敗北、ニュータイプとオールドタイプの圧倒的な力の差に絶望するも、ジャミル・ニートの言葉によって立ち直り、特訓を重ねて勝利し自信をつけた。

その後も15年前の戦争経験者と関わる事で大きく成長していくことになる。

終盤でティファとは両想いになり、戦いが終わった後は二人で世界を巡る旅に出た。



ティファが度々「もう会えない」というような未来を予知したが、その未来を愛の力でことごとく変え続けた漢である。
作中でも「天才的」と称される操縦センスに加え、僅かな訓練でファンネルをも全弾撃墜するありえない成長速度、作中最強クラスのNTパイロットさえ冷や汗を流す程の異常な速度の宇宙適応、等々の超人的な描写に加え、ラブパワーでニュータイプの予知すらも超えた彼は視聴者から“最強のオールドタイプ”と渾名されたりする。

上記の経緯や各種の熱い想いからくる言動からティファぞっこんで常にティファのことばかり考えて行動しているティファバカのように勘違いされがちだが、
ティファ救出やDX奪取を助けてくれたカトックの最後の言葉や、エスタルド共和国での様々な出会いに感化されて「この世界で自分が出来る事」を模索し始めるなど、きちんと周囲から与えられた考えを吟味し、成長している主人公でもある
(ただし、そちらに意識が行き過ぎて若干ティファが放置気味にされて 欲求不満(性的な意味ではなく) になったりもしたが)。

なお、微妙にラッキースケベ体質な部分があり、ティファが全裸で泳ぐ場面を偶然目撃したり、パーラのおっぱいに2回も顔を突っ込んだり(しかも同じ話の中で)している。
が、真に驚くべきは状況が状況とはいえ、パーラの件では顔を赤らめすらしていない(一度目は気絶中にティファの夢を見て思わず飛びつき、違和感に気づいたところでどつかれて怪我の痛みに呻いた。二度目は敵襲時に鑑が揺れたせいで意図せずも顔を胸に突っ込んでしまった)。
が、ティファが泳ぐのを目撃した際にはしっかり顔を赤らめてるほか、後半ではティファの うなじに見とれて 顔を赤らめた一幕も。上記のエニルの誘惑にも耐えたことといい、性欲面でまで一途とは最早脱帽ものである

また、監督が同じであるため、髪型が『勇者警察ジェイデッカー』の主人公と、服装が『黄金勇者ゴルドラン』の主人公と似ている。
この事から機動新世紀ガンダムXは「勇者ガンダム」と呼ばれる事もあるらしいがガロードは勇者に相応しいと思う。


敵対関係ではニュータイプを憎悪しティファを付け狙っているフロスト兄弟から(勝手に)宿命のライバル扱いされ、
幾度となく戦うことになる。
アシュタロンのハサミで後ろから羽交い絞めにされて「今だよ兄さん!」→妨害が入って失敗の流れはもうある種の様式美。

また、スパロボなどではパプテマス・シロッコリボンズ・アルマークといったニュータイプ系の悪役から、
オールドタイプであることを理由に一方的に格下扱いされて侮蔑的な言葉を投げかけられることが多い。
しかし、ニュータイプであったために辛い境遇にあったティファや、ニュータイプという存在に固執するあまり歪んでしまった
フロスト兄弟を見てきたガロードには彼らは「能力の有無でしか他人を測ることが出来ない哀れな連中」でしかなく、毅然と言い返して真っ向から対峙した。
あと、何の因果かジュドーに声が似ているアーバ・リントからダブルエックスの売り渡しを迫られ、
拒否したことで微妙な因縁が出来たことも。

そしてガロードといえば、何と言ってもその声。
初見では担当声優である高木渉氏の声に違和感を覚える人は少なくないし、キャラクターとしてもぱっと見はカッコよくないのだが、作品やキャラにハマればハマる程、「ガロードは高木ボイスでなければダメ」と感じる様になってくるし、真っ直ぐな熱血主人公ぶりは非常にカッコ良い。
ちなみに当の高木渉氏は「まさかガロード役で受かるとは思ってなかった」と語った事があるらしい。

また、ガンダムXの打ちきり(実際は打ち切りではないのだが)が決まった際には、高木は「自分の演技のせいでは…」と泣き、かないみか等になぐさめられたとか。


イベントでは「ガロードと共に成長した」という旨の発言をするなど、少なからず愛着があるようだ。


■ゲーム等


  • スパロボシリーズ
能力はどのシリーズでも安定して高い。初登場はα外伝から。
HPが減ると能力が爆発的に上がるチート技能ガッツをガンダム主人公で唯一所持しており発動すれば無双も可能な強キャラ。
以降のシリーズでも強運等便利な技能を持っていたりティファからNT補正を受けられたり更に条件を満たせばティファが専用サブパイロットになる等、わりと優遇されている。
ただし、作品によっては最大の火力を誇るサテライトキャノン系武装の使用に際し、月に加え、原作では数秒で済んだチャージ時間がなぜか3ターン(=3分)も必要になり、ステージによってGファルコンと合体させて運用する、ディバイダーと切り替える等の工夫が必要になる場合もある。

ストーリー面では上記のレントン・サーストンキングゲイナーゲイナー・サンガと年齢や性格、そして「一途に一人の相手を愛する」点から意気投合(ACE3でも共演した際に仲良くなっている)。レントンと厨二病全開な連携を披露したり、ゲイナーが例の一世一代の告白をした際に便乗してガロードがティファに愛を叫ぶ→レントンも続こうとするが途中で遮られるという連携(?)を見せる等、非常に仲が良い。通称「少年恋愛団」「青春三馬鹿」。
なお、不思議っ娘同士だからかティファもエウレカと仲が良かったりする。
また、Rでは状況が状況で焦っていたとはいえOVA竜馬をクソ中年と呼ぶという恐ろしい真似をしでかしたこともある(幸い今作の竜馬はネオゲの方で、「せめてクソ青年と呼べ」とあまり気にしていなかったが)。


  • Gジェネシリーズ
GジェネFの頃はオールドタイプという事もあり格闘と射撃は高いものの回避が低かった。また、ある作品ではGXのサテライトキャノンがNT専用武器なせいで使用不可だったり、携帯機Gジェネシリーズでは条件を満たしてexステージに進まないと登場しない場合があるなどの扱いを受けていたが、携帯機シリーズではGXやガロードのIDコマンドが優秀だった為、戦力としては有用だった。
キャラクターにアビリティが追加されたウォーズ以降は能力も高くテンション上昇で攻撃力が上がる「炎のMS乗り」や武器の消費ENを減らす「ジャンク屋」等強力なアビリティを多数持つ為、最近のGジェネ作品では非常に強力なキャラクターとなっている。


【名言・迷言】

「いわゆる、ホールドアップ、ってやつ?」

「好きになっちゃったんだから当ったり前だろう!」

「ガンダム、売るよ!」

「ティファに手を出すなあ!」

「俺、走るよ。考えないで走る!」

「過ちは繰り返させない!」

「これがお前達の求めていた戦争か!?」

「よーし、月が見えた…!」

「俺は貴様らを認めないっ!」

「誰だって悲しみや苦しみを背負って生きているんだ!」

「そんな勝手な理由で、世界を滅ぼされてたまるかぁ!!」

「ああ、よく知ってるよ。ニュータイプのことなら…」

「XはXでも、こっちはDXだぜ!」

(きたぜ…俺のハートにマイクロウェーブが!)










「ティファアアアアアアアアァーッ!!」
「追記・編集してくれたら、俺神様信じる」

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