富野由悠季

登録日:2010/06/10 Thu 00:35:55
更新日:2024/04/06 Sat 03:34:11
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ありませんから

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人物

富野(とみの)由悠季(よしゆき)とはアニメ監督である。他にも作詞や小説などもよく手掛ける。本名&旧名義は富野喜幸(読みは同じ)。
1941年11月5日生まれ。神奈川県小田原市出身。日本大学芸術学部映画学科卒。
かつては、虫プロダクションに所属し、日本アニメの草創期から知る、アニメ業界の中でもかなりの古株である。
主にロボットアニメの作品を担当する事が多く、その中でも代表作である機動戦士ガンダムはあまりにも有名。

上記の通り、監督をする他に、作詞、脚本、絵コンテ、演出、小説等も手掛け、幅広く活躍している。
若手時代は異様なほどの描画スピード&作業量を誇る原画マンとして知られ、ジャンルを問わず多種多様なアニメ作品に携わる“コンテ千本切りの男”として業界内に名を馳せた。
監督以外の仕事をする際は様々なペンネームを使い分けており、作詞家としては井荻麟(いおぎりん)*1
絵コンテ、演出家としては斧谷(よきたに)(みのる)*2として活動している。
また、『Gレコ』では井荻翼として声優デビューも果たしている。

役者の人選センスもかなりのもので、今では実力派と称される池田秀一、戸田恵子、中原茂、矢尾一樹、川村万梨阿、大塚芳忠、平松広和、
飛田展男阪口大助、白鳥哲、朴ロ美子安武人福山潤といった名だたる面子を一躍有名人にしてみせた(中には、アニメ未経験だったり新人だった頃に抜擢されて大成した者までいる)。
そのキャスティングの絶妙さは、当初は視聴者に『キャラに合わない』『違和感がある』等と評されていたとしても、作品が最終回を迎える頃には結局『このキャラの声はこの声優じゃないと』と言わせてしまうほど。

アフレコ現場には必ず立ち会って直々に演技指導をしている。
その指導は非常に厳しく、要求に応えられない役者にはブースに駆け込んで罵声を浴びせたりする事もあり、阪口大助や浅川悠新井里美らは、それで泣き出してしまったという。
特に阪口は鉄拳制裁もしょっちゅう食らっていた……と言われていたが、後に苛烈な指導*3は受けたとは語っているものの、
鉄拳制裁については「殴られてはいない」と明確に否定している(因みにアムロ役の古谷徹はよく殴られたらしい。)
渡辺久美子は『機動戦士Vガンダム』でのアフレコで、富野から罵声を浴びせられ続けた事で激怒し、
逆に「うっさいハゲ!」などと罵声を浴びせ返したらしい。
しかし、その過激なまでの指導を受けて急成長を遂げた声優は多く、上記の4人はその一例である。
ちなみに『ガンダム Gのレコンギスタ』で出演した逢坂良太には「何も心配していないから大丈夫」と優しい声をかけたとか。

「道徳を学べ」等の説教臭くもある真面目な発言をしている富野であるが、当の本人は非常にエキセントリックなエピソードに事欠かない人物であり、
女性スタッフや女性声優にセクハラ、放送禁止用語や下ネタを好んで使う(おま○こ、セックス)などの問題行動も多く、「おまいう」という感覚でそういった発言や富野自身を嫌う者も多い。
ただしこの辺りは歳を経る毎に丸くなっていき、近年では過激な発言はほぼ見られずそういった発言を望むファンやメディアに対するリップサービスとして使う程度になっている。

例を挙げれば、『重戦機エルガイム』のファンネリア・アム役を演じていた本多知恵子氏は、美人で低身長(144cm)だったためか富野によく尻を触られていたらしく、
撃退法を井上遥氏に相談したこともあったらしい(wikiより)。

ファンからの愛称は「御大」、「御禿」、「禿」だがハゲと呼ぶとブチ切れる。
何故かというと、本当はハゲではなく元々薄毛だったのがある時期を境に急激に進行したのを機に定期的に剃るようなったからである
この辺は自身が書いた人生相談本『富野に訊け! 』(文庫版では感嘆符が1個増えている)に載っている「ハゲてる人からのお悩み」への回答でカミングアウトしていた。

そして大和田秀樹作「機動戦士ガンダムさん」内にて、富野氏を主役に据えた『トミノ伝』という形で初代ガンダムの制作秘話などが漫画化された。
漫画内での名前は富野ヨシユキとなっている。
ガンダム以外の富野に関するエピソードや劇場版完成後のエピソードなどをまとめた作品で、
富野ヨシユキ以外のキャラクターも実在の人物がモデルだが、一部オリジナルキャラクターも登場する。
作品として好評だったのか、後にこのトミノ伝のみを収録したコミック【「ガンダム」を創った男たち。】として上下巻で発売されている。
ちなみに連載に辺り大和田がとあるパーティーで冨野に直談判をしたところ、いきなり冨野から頭突きを食らって了承を貰ったらしい。

作風

大きく二つに分けられる。
一つ目は主要キャラが次々に死んでいく、常にシリアスな展開が続く作風で、Zガンダム、Vガンダムやイデオン、ザンボット3、ダンバイン等が当たる。
あまりにもシリアス過ぎる展開や凄惨な演出が目立つため、『黒富野』や『皆殺しの富野』と呼ばれることも。
しかし、むやみやたらとキャラを殺してるわけではなく、声優の出演料をケチったスポンサーが口減らしのためにキャラの死亡退場を要求してきた時は断ったという。

もう一つは主要キャラが殆ど死なず、コミカルな展開やほのぼの展開が続く作風で、主にダイターン3、ザブングル、ZZガンダム、∀ガンダム、ブレンパワード、キングゲイナー、Gのレコンギスタ等がこれに当たる。
こちらでは『白富野』と呼ばれ、近年はこの作品が多い。しかし、この作風に属する作品であっても後ろ暗い要素を含む場合もある。

富野節

言語センスが非常に独特であり、彼の監督作品では、普通の日常会話ではまず出てこないようなセリフ回しが出てきたり、キャラとキャラとの会話が噛み合っているように見えないという演出がしばしば見受けられる。
これについては、本人の志向が実写…というか表情アップでの感情表現などのない舞台劇のためではないかとも言われ、
ファンからは「富野節」「富野台詞」と呼ばれている。


これらはまだ意味がわかる方だが、日本語としては文法がおかしいものも含まれる。その中には意味合いをストレートに読み取るのが難しいものもある。


こうしたその場の勢いで飛び出したと思われるような発言をすっと差し込んでくるのも、また富野節であろう。

また、ガンダム等に登場するメカやキャラクターの名前をしばしば考案しているが、これもまたセンスが独特であり、ダジャレを巧みに活かしたネーミングは一度聞いたら忘れられないと評価が高い。


トリアーエズ(取り敢えず)
TINコッド(男の股間のアレ)
ザンネック(斬首→ザン・ネック)
コンティオ(男の股間のアレの文字並び替え)
マラサイ(今更→マラサイ)
アッシマー(あっ、しまった!→アッシマー)
メタス(目、多数→メタス)
ボリノーク・サマーン(森のくまさん)

ネーミングに留まらずメカのデザイン原案も手掛けており*4、中には原案のまま採用されたものもある。(ビグ・ザム、ジオングなど)
本人曰く、(自分と同年代の名だたるアニメーターに比べたら)絵はヘタな部類に入り、実力ではとても敵わないので、純粋な画力に依らない“質より量”のスタイルで生きていくことにした…とのことで、
彼が手掛けたコンテやデザイン原案は「確かにヘタだ」「言うほど悪くはないのでは?」等と評価が分かれている。
ちなみに、冨野が手掛けた絵コンテは、「動かす意欲を刺激する」「システム化されたコンテマンとは違う、意欲が見えるコンテ」と好意的に解釈する関係者がいる一方で、
『機動戦士ガンダム』などで富野と仕事をしている安彦良和氏は「絵を描く手間を考えていない」と苦言を呈しており、実際に動かす段階で本筋に関係ない部分は省略したりすることもあったという。
それと40年近くいじられ、公式からも黒歴史にしてくれないズムシティ公王庁も富野デザイン。これは著書で凄く後悔している

また舞台演劇志向な作風であるがゆえに、登場人物には臨場感を求めた「自然な会話」を意識して行っている傾向がある。
そのために富野作品では、序盤に世界観設定や重要用語の説明を行わないまま話が展開し、初見の視聴者がよくわからないまま重要用語らしきものが連呼されたり、世界観設定に関わる発言や推測らしきものが次々飛び交うと言う、ともすれば不親切な作劇も富野作品の特徴の一つである。
特に富野カラーの強いブレンパワードGのレコンギスタなどは「考えるな、感じるんだ」とでも言わんばかりに世界観や用語の詳しい説明が日常会話の中でサラッと済まされたり、そもそも説明自体が無かったりするままに物語が進んでゆくため、「途中で公式の用語集やWikipediaなどを見ないと物語の全容が掴めない」という視聴者も少なくない。

アニメ嫌い?

アニメ監督でありながらアニメ嫌いを公言して憚らず、このサイトを見ているようなアニオタを激しく敬遠していることでも有名*5
御大曰く、「アニメは子供が親に隠れてこっそり見るもので、大人になったら綺麗サッパリ忘れて道徳を学べ!」とか。
このことについては、御大が生きてきた時代背景やそこから来る経歴が関係している。
というのも、彼自身本来は映画業界を志望していたが、富野の大学卒業前に大手映画会社は既に大学新卒者の採用をやめており、
学部の関係上、就職口が虫プロしかなく「志望していた演出の仕事ができるならばこの際なんでも構わない」という気持ちでアニメ業界に進んだという。
当時アニメは子供のものという認識しかなかったため、大の大人が“おもちゃ屋の宣伝番組”であるアニメの仕事をやるのは非常に恥ずかしかったと述べている。
それ故に、アニメにハマる大人に対して強い嫌悪感を抱いているのかもしれない。
実物大ガンダム竣工式でのスピーチなど"おもちゃ"に対する複雑な感情があったと読み取れる発言も多い*6
ちなみに、本人は現在でも出来るものなら実写ドラマの監督がやりたいという野心があると語っている。

自らをオタク嫌いと豪語するだけあって、萌え要素が多い現代のアニメを「新人や若手の声優たちを汚染した元凶。」と、『Gのレコンギスタ』の制作発表会において痛烈に批判し、
その『Gのレコンギスタ』に関しても「オタクには観てほしくない。観ても内容を理解出来ない。」とまで断言したエピソードはあまりにも有名。
また、『Gのレコンギスタ』のアフレコでは、ヒロインを演じた嶋村侑が所謂「萌え声」で演じるのを目の当たりにして、
「相当な危機感を感じた。まずはこの子たちを現代のアニメから浄化する作業から始めないといけないなと思った。」と語るほど衝撃を受けたらしく、
嶋村に対して作り声ではなく地声で演じるよう指導したらしい。

しかし、後述にもあるマンガ「トミノ伝」でも書かれている通り、アニメファンからの支持があったにもかかわらず『機動戦士ガンダム』の打ち切りが決まった際、
富野は敢えてアニメ雑誌に打ち切りに事を掲載し、アニメファンの力を借りる事で同作の知名度を上げ、後の劇場版や続編の制作に繋げている。
故に、アニメ文化をよりメジャーなものに確立した事を考えると「アニメオタク文化を確立させた張本人のくせに、何をいまさら」とツッコミたくなるが、
逆に言えば、自身はあくまでアニメ文化のメジャー化を望んだだけだったのにそれが思わぬ方向に行った事に対して、ある意味責任を感じたからなのかもしれない……。
近年では、アニメ文化が一般的になった事に対して想像を超えたとし感慨深い様子も見せている。

また、「ブレンパワード」以降キャラが次々に死んでいく「黒富野」の要素をあからさまに表に出さなくなった点は、
一説には『イデオン』や『Vガンダム』に影響を受けた『新世紀エヴァンゲリオン』の、当時としては異様な完結に、自身の暗い作風の悪影響の大きさを知って考えを変えた、とも言われる。
確かに「ブレンパワード」のキャッチコピー「頼まれなくたって生きてやる」は劇場版エヴァを意識させるものだが、この情報源はたまに出回るコピペなので、真偽は定かではない
キャッチコピーに関しては、「ブレンパワード」放送前に公開されて大ヒットを記録したジブリの『もののけ姫』のキャッチコピー「生きろ。」を意識したものとも言われている。
ただまぁ、エヴァに関して度々言及している事も事実なので全くの無関係というわけでもなさそうではあるが。

2014~15年には、『∀ガンダム』以来久しぶりに富野氏が総監督を務めたガンダムシリーズのTV作品『ガンダム Gのレコンギスタ』が放送。
発表前のインタビューには、
今までの『ガンダム』を否定する『ガンダム』があってもいい。そんな作品をもう一つやらせてもらえたら、と思っています」と答えており、
ファン等から様々な反響を寄せられている。
そして2014年3月に、『ジ・オリジン』のアニメ化発表と同時に、『ガンダム Gのレコンギスタ』の映像を公開した。
2クールアニメとはいえ全話脚本を務め、更には最終話において「井荻翼」名義で声優デビューなど、70代になっても成長し続けるのである。

他クリエーターへの発言

世間で話題となったアニメ・漫画作品に対しては辛口な評価をすることで度々注目されることがある。
しかし決して頭ごなしに否定しているのではなく、作品を見たうえで細かい指摘をしている。
進撃の巨人をまだ連載途中*7であったにもかかわらず、エログロ漫画と評価するなど作品や作者の核心を突く指摘をすることも多い。

中でも同年生まれ*8である宮崎駿に対しては長年に渡って批判的な発言しているが、同時に高く評価する発言もしている。
一緒に仕事した時も自分のコンテを没にした宮崎を「あの野郎…」と愚痴りつつも「才能に触れれる」ととても充実していたことも明かしている。
実際未来少年コナンに関わっていた時富野のコンテはよく没になっていたが、逆に採用されていたのはあの高畑勲。
彼が亡くなったあとに富野も「高畑さんは自分が20年経って気付く仕事をしていて、自分はその影響下で仕事をしていた」「高畑さんは師匠だった」と語っている。
両者をよく知る押井守は「虫プロ関係者嫌いな宮さんが虫プロで苦労した富野さんは唯一気に入っている」「よく電話して交流している」と発言している。
高畑勲のお別れの会では宮崎が富野を笑顔で迎え入れる一幕が撮られているため、少なくとも険悪な仲でないことは確かのようである。

また鈴木敏夫に対しても対談で「僕はあなたに捨てられた」「生きる道を半分失った」と言ってしまうほど特別な感情を抱いていた。
鈴木も仕事の相性でいえば宮崎よりも富野氏の方が遥かに良かったと自負していた。
だが鈴木は宮崎とジブリを設立し以後は彼を支え続け宮崎を世界に轟かせる監督へと導いた。
富野は「あなたは宮崎とジブリを作って成功の道を歩んだ、捨てられた僕はひとりで頑張るしかなかった」と口にした。
これに対して鈴木は「富野さんにはガンダムがあった、でも宮さんには何もなかった」と答えた。
当時富野はガンダムが当たり、その影響で雑誌アニメージュが発行部数を伸ばすなど界隈に大きな影響を与え、鈴木は当時徳間書店の編集長の立場にありその影響力を人一番理解していた。
一方宮崎はコナンやカリオストロを手掛けるも大きな名声を得るどころか後者に至っては興行的に失敗しており代表作と言えるものがなく鈴木が特別に特集を組んだほどであった。
この一言に富野も合点がいったようで和やかな表情になったという。*9
なおこの対談では鈴木経由ではあったものの宮崎が「コンテで使えたのは富野だけだった」と何度も口にしていたこと。
アニメージュのガンダム担当編集が当時学生でアルバイトをしていた橋本名人こと橋本真司であったことなど数々の新情報が公になった。

一緒に仕事をした漫画家の長谷川祐一には対しては「女の子の趣味が合わない」「キャラクターの目がデカすぎる」などと文句を零していたものの、その漫画力の高さは連載当時から認めている。
後年にもあえて名前はあげずに「ガンダムエースでずっと連載している絵が下手な彼の漫画の上手さをなぜ他の連載作家らは真似しないのか」とツンデレ気味に褒めていた。

小説

小説執筆活動もしており、『機動戦士ガンダム』などの初期のガンダムシリーズのノベライズは監督が自ら務めていた。
映像がないこともあってか生々しい性描写があったり、アニメ版に比べて登場人物の死亡描写が壮絶になるなど、「アニメ作品の小説版は原作に比べて内容が重くなる」というイメージを確立させるのに一役買ったことは間違いない。
氏の手掛けた小説は、登場人物たちの会話が主で人物描写・背景解説などの所謂『地の文』が少なく、漫画のような擬音を多用するなど癖の強い文体で知られているが、これには事情があり、
小説を書いたのは生活費を稼ぐためであって氏には元々小説を執筆するようなノウハウは無かった*10
ただでさえ特異な言語センスを持つ監督が我流で書いているということもあり、彼が手掛けた各種書籍は、ファンであっても「文章力は気にするな」と生暖かい目で評価する者が多いが、もちろん純粋に高く評価している者も少なくない。


作品一覧

アニメ


小説

小説版ガンダム
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
ガイア・ギア(立派なガンダムシリーズだが黒歴史)
アベニールを探して(ガンダムシリーズ?)
オーラバトラー戦記
リーンの翼(フェラリオをドライバーで…)

作詞

翔べ!ガンダム
砂の十字架
哀・戦士
めぐりあい
銀色ドレス
シャアが来る
一千万年銀河
いくつもの愛を重ねて
ひなげしの旅のむこうに
ダンバインとぶ
みえるだろうバイストン・ウェル
スターライト・シャワー
復活のイデオン
疾風ザブングル
乾いた大地


解説書

映像の原則

アニメを含む映像分野における制作技術について書かれた指南書。
映画、TV、CM、MV、CG…etc、そして、実写・アニメーションにかかわらず、
すべての映像における演出の原則は同じであるという観点から、
映像制作の原則について詳しく説明している。
言い回しがわかり難い、文章が読み辛いという欠点もあるが、
アニメ黎明期の分野から映像業界に関わってきた人だけあってその解説には確かな理論性がある。

「これを読んでも内容が分からないという人は、映像業界に就く事はオススメできません」

とバッサリ断じているように、映像業界を志す人であれば一度は目に通しておくことをお奨めしたい1冊。

2002年に初版が、2011年に改訂版が出ている。
改訂版の方はわかり難かった文章が読みやすく改定されているのでそちらをお奨めする。


余談

彼をモチーフにしたキャラ


先述した「Gレコ」最終話に登場した富野監督が声を演じた老人だが、ゲーム『スーパーロボット大戦X』ではまさかの隠しキャラとして登場。
あるステージにおいて富野作品の主人公(アムロ、カミーユ、ジュドー、シーブック、ベルリ。残念ながらルート分岐の都合、万丈やショウは不在)かシャアを特定のマスに置くと、
「戦いを見ている…ずっと長い間…」と寂しげに答えた後、出会った記念としてアイテムをくれる。
なおその際、アムロは「この感じ…まるで父さんみたいだ…」と呟いている。

富野由悠季とアニヲタwiki(仮)

2021年の10月15日に行われた『サンライズフェスティバル2021 ブレンパワード上映会』のトークにおいて、
「ブレンパワードを見返したが自分でも分からず、ムック本を読んでも分からなかったが、アニヲタウィキの記事を読んだら理解できました。ライターの方にお礼申し上げます。」と発言。*11
この項目や他の作品の項目を見たかは不明であるが、もしかしたら…?





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最終更新:2024年04月06日 03:34

*1 名前の由来は、ガンダムの制作会社であるサンライズ(現在はバンダイナムコフィルムワークス)の本社の当時の最寄り駅、西武新宿線上井草駅が、同路線にある「井荻駅の隣」というものから。

*2 名前の由来は、夫人の亜阿子さんの旧姓から。

*3 新人特有の「返事をしすぎる」点で「わかってないのにはいと言うな」とキツく叱られたらしい。

*4 メカデザイナーの大河原邦夫のスケジュールの都合。ガンダム放送当時は仕事を掛け持ちしていたためスケジュールが逼迫していた。

*5 というよりもアニメ監督には意外とオタク嫌いな人が多い。宮崎駿や庵野秀明もオタク嫌いである事を公言している(庵野は殺害予告までされてしまったのが原因のようだが)。

*6 ガンダムのみならずスポンサーから押し付けられたイデオンのデザインをボロクソに言っていたりする。Vガンダムの時はスポンサーから相当口出しされたらしく、本気で刺し違えようと思っていたと発言している。

*7 時系列としてはアニメ1期終了後

*8 宮崎駿は早生まれなため実際は富野が1年後輩になる

*9 一連のやり取りは冨野も怒り心頭で話したわけではなく愚痴を言う程度のニュアンスで口にしており、お互い苦しい時代の宮崎の当時を知る数少ない戦友でもあるのでどこまで本気で言っているのは本人にしか分からない

*10 一方で、自身の監督作品の主題歌の作詞は、有名作詞家の阿久悠氏と交流があったことから予めノウハウを会得していたとのこと。

*11 現地に作品記事を印刷した紙も持って来ていたとか。