富野由悠季

登録日 :2010/06/10(木) 00:35:55
更新日 : 2017/05/27 Sat 01:01:17
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この項目は、とても見れたものでは
ありませんから

見てはいけません!!




富野(とみの)由悠季(よしゆき)とはアニメ監督である。他にも作曲や小説などもよく手掛ける。本名は富野喜幸(読みは同じ)。
神奈川県小田原市出身。
かつては、虫プロダクションに所属し、日本アニメの草創期から知る、アニメ業界の中でもかなりの古株である。
主にロボットアニメの作品を担当する事が多く、その中でも代表作である機動戦士ガンダムはあまりにも有名。

上記の通り、監督をする他に、作詞、脚本、絵コンテ、演出、小説等も手掛け、幅広く活躍している。
ただし、監督以外の仕事をする際はペンネームを使い分けており、作詞家としては井荻麟(いおぎりん)
絵コンテ、脚本家、演出家としては斧谷(よきたに)(みのる)として活動している。
『Gレコ』では井荻翼として声優デビューも果たした。

役者の人選センスもかなりのもので、
今では実力派と称される池田秀一、戸田恵子、中原茂、川村万梨阿、大塚芳忠、平松広和、飛田展男、阪口大助、白鳥哲、朴ロ美らを、新人時代に抜擢している。
また、そのキャスティングの絶妙さから、当初は『キャラに合わない』『違和感がある』とファンに言われていても、
作品にハマればハマるほど『このキャラの声はこの声優じゃないと』とファンに言わせることが多い。

アフレコ現場には必ず立ち会って直々に演技指導をしている。
要求に応えられない役者にはブースに駆け込んで罵声を浴びせたりする事もあり、阪口大助や浅川悠新井里美らは、それで泣き出してしまったという。
特に阪口は鉄拳制裁もしょっちゅう食らっていた。(アムロ役の古谷徹もよく殴られたらしい。)が、阪口自身はラジオで否定していた。
渡辺久美子は『機動戦士Vガンダム』でのアフレコで、富野から罵声を浴びせられ続けた事で激怒し、
逆に「うっさいハゲ!」などと罵声を浴びせ返したらしい。
しかし、その過激なまでの指導を受けて急成長を遂げた声優は多く、上記の4人はその一例である。

作風は大きく二つに分けられる。
一つ目は主要キャラが次々に死んでいく、常にシリアスな展開が続く作風で、Vガンダムやイデオン、ザンボット3、ダンバイン等が当たる。
あまりにもシリアス過ぎる展開や凄惨な演出が目立つため、『黒富野』や『皆殺しの富野』と呼ばれることも。
しかし、むやみやたらとキャラを殺してるわけではなく、スポンサー等から役者の出演料の関係でキャラの殺害を要求された時は断ったという。

もう一つは主要キャラが殆ど死なず、コミカルな展開やほのぼの展開が続く作風で、主にダイターン3、ザブングル、∀ガンダム、ブレンパワード、キングゲイナー、Gのレコンギスタ等がこれに当たる。
こちらでは『白富野』と呼ばれ、近年はこの作品が多い。しかし、この作風に属する作品であっても後ろ暗い要素を含む場合もある。

独特なセリフ回しを使ったり、キャラとキャラとの会話が噛み合ってない演出をする事も多く、ファンからは富野節、富野台詞と呼ばれている。
例:
「悲しいけどこれ、戦争なのよね」
「エゴだよ、それは!」
「死ねよや!」
「オーガニック的な何か」
「とち狂ってお友達にでもなりに来たのかい?」
「このターンX凄いよォ!さすがターンAのお兄さん!」
「鈴木君には政治を司る新しい聖戦士をやってくれ!」
「海賊をやるなんてやめなさいよ!」


アニメ監督でありながらアニメ嫌いで、筆者含むアニオタを激しく敬遠してることでも有名である。
御大曰く、「アニメは子供が親に隠れてこっそり見るもので、大人になったら綺麗サッパリ忘れて道徳を学べ!」とか。

ただ、上記の事は過去の事。
今や現場スタッフからは鼻摘みものにされている。
さすがの御大も、よる年波には勝てないということか……

しかし、2014~15年にガンダムの新作『Gレコ』を放送。
発表前のインタビューには、
今までの『ガンダム』を否定する『ガンダム』があってもいい。そんな作品をもう一つやらせてもらえたら、と思っています 」と答えており、
ファン等から様々な反響を寄せられている。
そして2014年3月に、ジ・オリジンのアニメ化発表と同時に、 『ガンダム Gのレコンギスタ』 の映像を公開した。
2クールアニメとはいえ全話脚本を務めるなど、70代になっても成長し続けるのである。

道徳を学べと言うが本人は女性スタッフや女性声優にセクハラ、上記の通り暴力を振るう、放送禁止用語や下ネタを好んで使う(おま○こ、セックス)など、
本人は何も学んでない模様。
というかこういうエキセントリックな人なのでその辺ツッコむのも無駄な気が…。

自らをオタク嫌いと豪語するだけあって、萌え要素が多い現代のアニメを「若手声優を汚染した」と痛烈に批判しており、Gのレコンギスタのアフレコで嶋村侑がいわゆる「萌え声」で演じたのを目の当たりにして「相当な危機感を感じた」と語っている。



ファンからの愛称は「御大」、「御禿」、「禿」だがハゲと呼ぶとブチ切れる。
何故かというと、本当はハゲではなく 元々薄毛だったのがある時期を境に急激に進行したのを機に定期的に剃るようなったからである
この辺は自身が書いた人生相談本『富野に訊け! 』(文庫版では感嘆符が1個増えている)に載っている「ハゲてる人からのお悩み」への回答でカミングアウトしていた。


ガンダムに登場するメカ、キャラクターの名前も考えており、一度聞いたら忘れられない独特の名前が特徴。


ザンネック(斬首→ザン・ネック)
コンティオ(男の股間のアレの文字並び替え)
マラサイ(今更→マラサイ)
ボリノーク・サマーン(森のくまさん)

機動戦士ガンダムではメカのデザイン原案も描いており *1 、中には原案のまま採用されたものもある。(ビグ・ザム、ジオングなど)

そしてついにマンガの主人公にすらなってしまった
大和田秀樹作「機動戦士ガンダムさん」内の『トミノ伝』としてガンダム創意の番外編が連載。
マンガでの名前は富野ヨシユキとなっている。
ガンダム以外の富野に関するエピソードや劇場版完成後のエピソードなどをまとめた作品。
トミノ以外のキャラクターも基本実在の人物が出てくるが一部オリジナルキャラもいる。
作品として好評だったのか、後にこのトミノ伝のみを収録したコミック【「ガンダム」を創った男たち。】として上下巻で発売されている。
ちなみに連載に辺り大和田がとあるパーティーで冨野に直談判をしたところ
いきなり冨野から頭突きを食らって了承を貰ったらしい。


【作品一覧】
●アニメ
鉄腕アトム
海のトリトン(監督デビュー作)
宇宙戦艦ヤマト
勇者ライディーン(1?26話)
ラ・セーヌの星(27?39話)
無敵超人ザンボット3
無敵鋼人ダイターン3
機動戦士ガンダム
伝説巨神イデオン
戦闘メカ ザブングル
聖戦士ダンバイン
重戦機エルガイム
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダムF91
機動戦士Vガンダム
バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼
ブレンパワード
∀ガンダム
OVERMANキングゲイナー
リーンの翼
リング・オブ・ガンダム
ガンダム Gのレコンギスタ←監督作品の最新作


●小説
小説版ガンダム
ガイア・ギア(立派なガンダムシリーズだが黒歴史)
アベニールを探して(ガンダムシリーズ?)
オーラバトラー戦記
リーンの翼(フェラリオをドライバーで…)

●作詞
砂の十字架
哀・戦士
めぐりあい
銀色ドレス
シャアが来る
一千万年銀河
いくつもの愛を重ねて
ひなげしの旅のむこうに
ダンバインとぶ
みえるだろうバイストン・ウェル
スターライト・シャワー
復活のイデオン
疾風ザブングル
乾いた大地
等 

●解説書

映像の原則

アニメを含む映像分野における制作技術について書かれた指南書。
映画、TV、CM、MV、CG…etc、そして、実写・アニメーションにかかわらず、
すべての映像における演出の原則は同じであるという観点から、
映像制作の原則について詳しく説明している。
言い回しがわかり難い、文章が読み辛いという欠点もあるが、
アニメ黎明期の分野から映像業界に関わってきた人だけあってその解説には確かな理論性がある。

「これを読んでも内容が分からないという人は、映像業界に就く事はオススメできません」

とバッサリ断じているように、映像業界を志す人であれば一度は目に通しておくことをお奨めしたい1冊。

2002年に初版が、2011年に改訂版が出ている。
改訂版の方はわかり難かった文章が読みやすく改定されているのでそちらをお奨めする。


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