ミュウ(ポケモン)

登録日 :2011/02/04(金) 22:39:47
更新日 : 2017/05/29 Mon 11:52:14
所要時間 :約 9 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場する幻のポケモン


データ


図鑑No.151
分類:しんしゅポケモン
英語名:Mew
高さ:0.4m
重さ:4.0kg

タイプ:エスパー
特性:シンクロ(相手の技でどくまひやけどの状態異常にかかると相手も同じ状態異常になる)


HP 100
攻撃 100
防御 100
特攻 100
特防 100
素早 100



概要


長い尻尾と 薄いピンクの体色 が特徴的な小型で可愛らしいポケモン。
またその身体は顕微鏡で見ないと認識出来ないほど短い体毛にビッチリと覆われている。

個体数が異常に少なく、更に姿を自在に消す能力も持っている事から「幻」と呼ばれるほど希少な存在で、
南アメリカの奥地で発見されるまでは絶滅したとまで思われていた。

高い知能と適応性を持ちあらゆる技を使いこなす。
また全てのポケモンの遺伝子を持つらしくその適応力の高さも合わせて全てのポケモンの先祖だと考えられている。
じゃあポリゴンの遺伝子も持っているのか? という疑問も湧くが、ポリゴンが開発される以前の研究結果ということも考えられる為、
多分あまり突っ込まない方がいいのかも知れない……。

ご存知あのミュウツーの産みの親。
ゲームではミュウツーはミュウの子供を遺伝子改良して産まれたポケモンであるとされる。
しかし映画ではミュウのまつ毛から得られた遺伝子情報により作られたという事になっている等作品によってその設定は微妙に異なっている。


ゲームでのミュウ


ゲーム内の通常のプレイでは一切入手する手段は無く、公式によるイベントや配信によってのみ入手可能な所謂「幻のポケモン」。
中でもミュウは初代で初めて限定配信されたポケモンで幻のポケモンの先駆けとも言える存在。

当時の発売当初の設定ではポケモンは全部で150匹だとされておりミュウの図鑑No.151は存在せず、
ミュウは「ポケモンやしき」の日記内でミュウツーの出生の秘密でのみ語られる、所謂 設定のみの存在 であった。

しかしプログラマーの遊び心によりデバッグ用プログラムを抜いたときに余った容量を使ってミュウの内部データだけはこっそり内緒で入れていた。
ミュウのデザイナーはゲームフリークの森本茂樹氏。キャラクターデザイン、鳴き声、能力の設定、図鑑のテキストまですべてを彼が作成した。
極端なオールマイティ型の能力がその遊び心を象徴していると言ってもいいだろう(オールマイティ型にすれば細かいステータス配分を考えずに短時間で作成できる)。
ちなみに一部のゲーフリ社員は上記の事情を知っていたが、Nintendoは知らなかったとのこと。


そしてある時そのミュウの内部データが、
デバッグ時に修正出来ていなかったバグにより露出(例外処理にならなければならないのにミュウがいたため例外処理にならなかったことによるバグ)。

本来であればバグを修正出来ずにリリースしたことは重大問題になるのだが、
逆に正規プレイでは出てこないと言う神秘性が全国のプレイヤーの心を一気に掴むこととなる。
これにより 「ミュウというポケモンはちゃんと存在する」 という噂が流れ(これ以前から「151番目のポケモンは存在する」という都市伝説はあった)、
これを受けた田尻智がこのミュウを「子供達にプレゼントしたい」と発言した事からコロコロコミックやゲームショー等によりミュウの配布は始まった。

このミュウは前述の設定の通り「覚えさせる手段があるならどんな技でも覚えられる」という特徴を持ち、
更にあのミュウツーと関係が深いという事もあって多くの子供達の憧れの的となった。

しかも配信でしか正規の入手法が無いレアポケな為、ミュウを持っている子供はまさに英雄のような扱いを当時受けていた。

それ故にミュウを欲しがる子供は多く、バグで手に入れたがる者もいた。
しかし失敗してけつばんになったりデータが破損したりする場合もあり、ある種タマムシシティのスロット以上のスリルを味わえる。
失敗したら取り返し効かないけどな!


その後の世代でも映画等による配信が定期的に行われている。

特に特徴的なのが第三世代(GBA)後期に配信された「ふるびたかいず」により行く事の出来る「さいはてのことう」でのミュウ捕獲イベントで、
ここの看板からミュウツーを作る際のミュウの捕獲にあのフジ老人が関わっていた事が伺える。


アニメでのミュウ


あの名作映画『ミュウツーの逆襲』に登場。
CV:山寺宏一

前述の通り、この映画のミュウツーはミュウのまつ毛から作られた。

ミュウそのものはクローンポケモンVS本物の戦いの際に突如参戦。
クローンのミュウツーに対する本物としてミュウツーに戦いを挑み、設定的には自分より強いミュウツーを完全に手玉に取るという末恐ろしい活躍を見せた。


ミュウと波導の勇者ルカリオ』では世界のはじまりの樹に生息。
CV:こおろぎさとみ

変身で様々なポケモンに姿を変え周囲を翻弄するイタズラっ子として序盤から登場。
終盤では涙するポケモン達を見て命の危険を省みず【対話】で解決するという漢っぷりを発揮。あれ?それなんてイノベi。


対戦でのミュウ


全種族値オール100というバランス型の能力を持った禁止級の幻ポケモン。
因みにこの種族値は後の多くの幻のポケモンに受け継がれている。


単純なアタッカーから積み、嫌がらせ、サポートまでもはや何でもありで、初見では何をやらかすか全く予想出来ないという恐怖。
一応、技バリエーションのライバルにドーブルがいるがあちらは低い能力のおかげで活かせる技が偏っている為比べる意味は薄い。

前述の通り「教える方法のある全ての技を習得可能」という特徴を持ち、その技バリエーションは他の追随を許さない。
(ただし例外的に御三家専用技と「りゅうせいぐん」だけは教えられない)
また、性別不明なので「メロメロ」は覚えることは出来るがバトルで使うと失敗する。

しかし同じエスパータイプでほぼ全ての能力が勝っているあの息子ことミュウツーが最大の壁……。
一応技バリエーションは勝っているもののミュウツーもミュウの特徴を反映してか異常な技バリエーションを持っており、
肝心な部分は息子もほぼ全て網羅している……。

その為普通に使っていてはミュウツーの劣化になりがち……。
やはりミュウツーはミュウの改良型であった……。
しかしミュウツーには無い独特な小技も多い為やはり油断はならない。
自力習得できるポケモンは他にメタモンしかいないレア技の「へんしん」や「だいばくはつ」「とんぼがえり」「バトンタッチ」等の意外な技を交えればミュウツーとの差別化も容易。
過去作教え技も含めれば「さいみんじゅつ」「ねこだまし」などの技もある。
積み技も豊富であり、「つるぎのまい」「わるだくみ」「バリアー」「ドわすれ」「ビルドアップ」「めいそう」「ロックカット」と強力なものが多い。

なんだかんだで母も強かった。


クリスマスカップでは、設定が何かと比較されるアルセウスとの組み合わせが話題となった。
初手はミュウの「ねこだまし」でサポートしつつ、アルセウスは「つるぎのまい」を積む。
次のターンでアルセウスは「しんそく」で一体狩り、ミュウはアルセウスに「へんしん」することで、
二段階攻撃力アップしたアルセウスが二体並ぶ という恐ろしいコンボが使えるのである。
問題は、「ねこだまし」を覚えさせられるのがXD限定の為、輸送の手間に加え厳選難易度も極めて高いことである。
ましてや「ふるびたかいず」ありで「さいはてのことう」産が捕獲されないままのROMがいったいどれだけ残っているのか……
持っている人は大切にしよう。

第六世代ではミュウツーがメガシンカを獲得して差を付けられた感があったが、第七世代で専用Zワザを獲得し、その差を縮めた。
バンク解禁により配布された「ミュウZ」を持たせることで、「サイコキネシス」が変化したZワザ「オリジンズスーパーノヴァ」が使えるように。
威力185で、技が決まると「サイコフィールド」が展開される。
メガシンカで攻撃性能に秀でたミュウツーに対し、Zワザで攻撃も補助もできるミュウと、それぞれの個性が強調されているのも面白い。


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