ボブ・ロス

登録日 :2011/06/21(火) 22:27:10
更新日 : 2017/04/21 Fri 11:07:42
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「ね? 簡単でしょう?」











ボブ・ロス(1942~1995)はアメリカの画家である。
アフロとフサフサのヒゲが特徴。
リンパ腫により52才の若さで逝去した。

画家になる前は、アメリカ空軍に20年在籍していた。
この時の経験や体験が、彼の独特の画風に生かされている。
(駐在先がフロリダだったので、彼の描く絵画には雪山や針葉樹林が多い)


○ボブの絵画教室

彼の名が広く知れ渡るきっかけになったテレビ番組。
1983年から1994年まで、アメリカで放送された。
日本は勿論、メキシコやイギリス等、世界数カ国でも放送。
日本では1990年代にNHKBSにて放送。
吹き替えを担当しているのは、石井隆夫氏。

30分という短い時間で、1つの絵画を完成させる。
始めは絵の具をぐちゃぐちゃに塗り、何を描いているか分からない。
だか、番組終了が近付くにつれ、素晴らしい絵になっていく。

風貌と、独特の温和な口調が受け、多くのファンを獲得した。
日本の吹き替えだと、柔らかい印象を感じる彼の声。
実際はかなり低くて渋い声をしている。


○ボブ・ロス画法

彼の独特な画法は、ボブ・ロス画法と呼ばれている。

油絵を描く場合、一度色を塗った後に、乾くまで待ち、別の色を塗り重ねていく。
なので、油絵は完成までにかなり時間がかかる。
しかし彼は「ウェット・オン・ウェット」と言う手法を使い、短時間で描いてしまう。
→未乾燥の塗膜に描画したり、油分の多い絵の具を下塗りして、時間を短縮する方法。
そこに、筆やナイフ等を使い、細部を工夫しながら塗っていく。
これにより、絵が苦手な人、絵をあまり描いた事が無い人も、気軽に油絵を描く事ができる。
彼の遺した功績は大きい。



彼の死後、番組にある依頼が届いた。
「ボブ・ロスに会って絵の指導をしてもらいたい」
だが、既に故人となっていたため、依頼は叶わなかった。
その代わり、吹き替えで声をあてていた石井隆夫氏と一緒に、
ボブの絵画教室を見ながら絵を描く事になった。
結果は……察してほしい。

だが、これによりボブ・ロスの知名度がアップ。
DVD発売に繋がった。



余談だが、彼の息子も画家であり、代役としてボブの絵画教室に出演した事がある。
今は画家活動はやっていないらしい。












こうやって追記・修正して……簡単でしょう?

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