メタ発言

登録日 :2010/12/26(日) 20:38:51
更新日 : 2017/09/09 Sat 18:27:39
所要時間 :約 7 分で読めます




「連射パッドなど使おうと思うなよ?」

「テレビの音量を上げてみてはどうでしょうか?」

「いいことがあったときには、こまめにセーブした方がいいよ。」

「やっぱり消失か!!」

「聞こえる聞こえる、正月から負け犬の叫びなんか聞きたくないという視聴者の声が」

「みんなは○○がどこにいるかわかる?」
「そう!ここにいるのね!」

「これは設定にありましたよね?」

「漫画のキャラがそんなん言うたらアカンねん!」

「…次はTVドラマ化かなあ」
「えっアニメとかじゃなくて?」

「ギャグ漫画でいちいち細かいこと気にすんな!!」

「作者が最近うんこを漏らしました」

「1クールで番組終わりだぞ?まだキャラクターグッズとかCDドラマとかまだ色々やんなきゃ!」

「この番組はあと3本で終わりなんだぞ!」


「勝ったッ!第3部完!」

「最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ」


メタ発言とは小説・漫画・アニメ・ゲームetcにおける登場人物達が、 「作者や視聴者にしか知り得ない知識」 についての発言をすることである。

冒頭に書いた発言や登場キャラクターによるチュートリアル、舞台等である「台本通りにやれ台本通りに!」や、
視聴者、読者、果ては制作サイドまでも対象にした発言などがこれに当たる。

ちなみに、メタ発言とはメタフィクション発言の略。

メタはギリシャ語で「~を超えて」等の意味がある。

そもそも作品とそれを見ている者の間には第四の壁というものがあり、作品中の登場人物達はこちら側の存在を認識出来ない(しない)のが常であるが、
メタ発言とはこの壁を越えた発言をあえてすることである。

チュートリアル以外では大体がネタ発言や作者の弁明だったりする。

「仕方ないよ作者が作者なんだもん」

「一時間という短い枠におさめるには仕方が無いんですよ」

「おおっショート漫画だから展開が早いぞ」

「漫画じゃなかったらとっくに死んでるっつーの!」


アメコミのキャラクターであるデッドプールは改造手術の影響により読者と彼の間にある第四の壁が壊れており、
しばしばこちら側(読者)に向かって話しかけてきたりする。

「スパイダーマンの『クローン・サーガ』よりヒデェ…」

「俺が化け物と戦っているのに、お前はテレビの前でゲームかよ!?」


小島監督の作品、特にメタルギアシリーズはメタ発言が多かったりする。

「雷電、今すぐにゲーム機の電源を切るんだ!」

「2Pの接続端子にコントローラを繋ぐんだ!」

(コナミつながりで)「 ときメモ が好きなようだな」

「後はゲーマーとしての勘を信じなさい」

「ブラックアウト!」
    ヒデオ
       
       




メタ発言はそれを見たり、聞いたりした人間を思わずニヤリとさせる効果があるが、使い所に気をつけなければならない。

ライトニング「何故裏切った!?」

カイン 「これ以外の展開を作者が見つけられなかったんだよ!!」

……夢ぶち壊しである。

またメタ発言しそうにない世界観やキャラで、いきなりメタ発言させると間違いなく滑る。
入れれば必ずウケが取れるものではないのである。
このあたりは下ネタに通じるものがある。


物語シリーズにおいては登場人物が、
「メタ発言に注意しなければ。」
などと言い出す始末である。
戦場ヶ原「私と羽川さんが手を組めば、千石ちゃんを倒せるはずなのよ!」
羽川「あなた、その子のこと、まだ知らない設定でしょう……?」



仮面ライダーディケイドでは各ライダー世界の融合と消滅の真相が「視聴者である人々からライダーの物語の記憶が薄れ、忘れ去られる運命にあった事」であり、
メタ要素が物語の中核を担っていたといえる。前々年度放送の「電王」はともかく、前年度放送でまだ記憶に新しいであろう「キバ」がそこそこ改変されてたのは気のせい。

「ディケイドに…物語はありません」

これ以外の特撮ではライオン丸GがOPで全く自重しないメタ発言をしたり、
海賊戦隊ゴーカイジャー非公認戦隊アキバレンジャーでも従来のスーパー戦隊シリーズの存在を全肯定するメタ発言も頻発した。

「やっほー2ちゃんねる実況板のみんな、見てるー?」
「どうせ誰も聞いてないのでこのあらすじ辞める!」

メタ発言は近年の作品に始まったことではなく、タイムボカンシリーズやドラえもん、各種手塚作品等に見ることができる。

「全国の女子高生の皆さ~ん」
「次回からはタイムボカンじゃなくてタイムガイコッツが始まるのよ」

「お説教なんて面白いもんじゃないからね。長々やると、このマンガの人気が落ちる」
「いいや、二ページほどやる!」

アニメ星のカービィではアニメを作る回でアニメキャラがアニメや声優について語るというある意味メタ回があった。

「でもカメラワークはしっかりしてるわ」

「動いてるように見せてるだけよ」

「こういうアニメは安く作れるね~」

カワサキ「カブーの声を頼まれたんだ……」

※カワサキとカブーは同じ声優


「死んでも声を合わせるのが声優ZOY!!」


さらに、忍たま乱太郎(原作:落第忍者らんたろうでもメタ発言がかなり多い)でも。

「読者の皆さんこんにちは!」

「あ~カメラさん、こっちこっち」

「読者が状況が分かっていれば私も分かったことになる」






恐らく一番有名なメタ発言は、様々なアニメの冒頭の
テレビを見る時は部屋を明るくして離れて見て下さい。

ドリフの伝説のコント中に発生した
観客『志村ー!後ろ!後ろ!』
志村「あん?後ろ?」

であろう。




「これ以上、メタ発言について情報はあるか?」

「もう無いよ」

「そうか。なら追記・修正を依頼しよう」

「だからもう情報が無いんだって」

「お前じゃない。いまこの項目を見ている君だよ、君。君に追記・修正をお願いしたい」

「え?誰?」

「下にある「項目変更」というところをクリックすれば編集が出来る。文字数制限には気をつけてくれ」

「!?」

「ああ、『項目ロック』というのは押さないでくれよ。編集が出来なくなってしまうからな」

「って。どれだよ!?そもそもどこの話なんだ?」

「っと、これは前のWikiの話か…失礼」

「何、前って?」

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