雨崎千羽矢

登録日:2011/01/13 Thu 19:30:00
更新日:2023/12/03 Sun 09:12:42
所要時間:約 6 分で読めます





「さあ、いってこい!
目指すは、勝利の二文字だけ!」
あめざき ちはや


パワプロクンポケット13に登場する彼女候補のキャラクター。


●人物

主人公の親友にしてライバル、雨崎優輝の一つ下の妹。優輝の事は本人に対しては「おニィ」、他では「アニキ」とも呼ぶ。
性格は腹黒で生意気。積極的な姿勢や歯に衣着せぬ言動で主人公や兄を圧倒する事もしばしば。
押しの強い主人公と一緒に、小さい頃から優輝を振り回してきた。

物事に熱中する前にそれを極めてしまうほどの天才であり、そのため無趣味。今欲しいものは「時間」である。
中学時代はバスケ部とバレー部、陸上部をかけ持ちし、卓球部とソフトボール部には助っ人として参加していた。
学校のテストは全教科100点取れて当たり前。しかしその事で何故か父親に怒られ(理由は後述)、以降は意識してオール70点をキープする。

運動神経抜群、頭脳明晰、さらに容姿は端麗とまさに言うことなし。まあ口を開けば生意気な娘だが。
今までに数多の男子から交際を求められたが全て断ってきた。

主人公と優輝と餅田の三人が強力な同じチームでプレイすることを理想としていて自分も混黒に入学するが、主人公はケガが快復しても開拓に残留、さらに優輝まで開拓へ移ってしまったため断念する(一応最終的に優輝は混黒へ戻る)。

それからはマネージャーとなり『勝利の女神』として混黒野球部に貢献、試合の作戦立てでも天才的実力を発揮する。
その実力は開拓分校との対戦時には相手マネージャーの冴花に反則まがいの行為を余儀なくさせるほどで、最終的に作戦なしの真っ向勝負となり主人公たちに敗れる。

しかしその後体調を崩し、二年生の終わり頃からは学校も休みがちになってしまう。このとき彼女としてのルートでなければ千羽矢の身に何が起こったか知ることはできない。

その後地方大会決勝で元気そうな姿を見せ、開拓高校に挑むも再び敗れる。
「負けてさわやか混黒高校!」


  • 以下ネタバレ含む













●彼女候補として

初詣では主人公に対して自分からアプローチをかけている事と多くの告白を斬ってきた事から、主人公には早い時期から惚れていた様子。
優輝とは血が繋がっておらず、小学生の頃に雨崎家に引き取られていた。優輝からはその時から一目ぼれされていたが、千羽矢本人は兄としてしか見ていなかった。

ちなみに千羽矢ルートでは主人公のケガの真相がわかり、元凶の先輩に人知れず報復している。

主人公と優輝の側にいられる木村冴花を「自分にはないものを持ったライバル」と決め食ってかかる。
キャッチボールと称して全力投球を繰り返す千羽矢と冴花の燃えっぷりは一見の価値あり。


校内戦の後のデートで主人公に一番大事なものを渡して立ち去ろうとするが、追ってきた主人公の前で倒れてしまう。
ちなみに好感度が足りないと主人公は追いかけることなく攻略失敗。

桧垣先生の診断で生まれつき細胞の異常により寿命が短いことが主人公に知られ、短命だからこその天才的素質だったのだろうと語られる。
そして千羽矢は次第に痩せ衰えていく。


※以下エンディングと千羽矢の正体に関わる更なるネタバレ



























●バッドエンドルート
手術を受けさせないままでいるとコレ。
千羽矢の体が快復することはなく、地方決勝戦後は急激に弱っていく。
開拓高校が甲子園の決勝へ進む頃には目も見えなくなり、主人公が交わしてくれた「甲子園で優勝する」という約束のため気力だけで生きている状態となる。
その後たとえ優勝を果たしても、もう一つの「リンゴを食べさせる」約束を守れずに息を引き取る。

また決勝前に敗退しても当然千羽矢は助からないが、このとき普段は温厚な優輝の「なんで勝ってやれなかったんだ!」と叫ぶ兄としての男泣きが見られる。


「千羽矢の全身の細胞を健康なものに入れ替える手術をすることで助ける事が出来る」と言う医者が現れ、その提案にのることで以下の3つのルートに分岐される。
●ビターエンドルート
千羽矢に脳の移植手術を受けさせて病院から連れ出さない、もしくは連れ出せずにいるとコレ。
ジャジメント内では再生能力者のウルフェンの細胞を移植されると噂されており、肉体は快復するものの次第に精神がおかしくなっていく。
この時千羽矢が実はオオガミ製のアンドロイドである事がプレイヤーに明かされ、千羽矢は天才的頭脳と並外れた運動能力、更に不死身の再生能力を有したバケモノとされてしまう。

その後病院を抜け出し超能力者「ストームレイン」と交戦、全身を焼き尽くされてしまうが、直前に引きちぎって隠した体の一部から再生する。
この時には千羽矢であった頃の記憶はほぼ全て失っており、ホンフーから「ハームレス」(意:無害)の名を与えられジャジメントの一員となる。
ハームフルでハートレスでネームレス?気にするな。

しかし主人公の「名前だけ」はホンフーの超能力でも忘れる事はなく覚えていた。

千羽矢は手術前から自分が無事で済まないと予感していたようで冷凍卵子を残しており、主人公は後に母親によく似た女の子を授かる。
しかし、監視対象として親子ともども監視されており後味の悪い結末となっている。


●グッド?エンドルート
手術を受けさせ病院から救出するとコレ。
主人公ともどもジャジメントから追われるがホンフーの根回しのおかげで見逃してもらう。

その代わりとして覚悟を見せるよう言われ、千羽矢は自分のハートをホンフーに渡す。ジャジメントの撤退後は主人公と森の中で弾道UPイベント

このルートでは千羽矢は「オオガミベビー」と呼ばれるアンドロイドの一人であったことが明かされ、亡き大神美智男が当時の大神グループ幹部に養子として引き取らせていた事が判明する。能力を高めるため、「製造段階で意図的にテロメア異常を植え付けられている」ように偽装されている。手術により「自分の遺伝子を書き換える(実質的な不死)」能力を持つ完成されたアンドロイドとして目覚めた。

このルートは更に以下の二種類に分岐する。

●その1
複数ある時間制限付きの選択肢で全て正解を選ぶとコレ。
千羽矢の体は能力に目覚め命の危険は去る。
肉体にバケモノとしての片鱗が見られるが主人公からは気にしないと言われ、ジャジメントの監視役に「私は世界で一番幸せなバケモノだー!」と言い放つ。
その後も主人公と幸せに生きていく。

●その2
時間制限付き選択肢で一度でも不正解を選ぶとコレ。
好戦的・肉食的(文字通りの意味で)なもう一つの人格が覚醒し、たびたびおかしな言動をしたり近所で変な事件が増えたりする。
ジャジメントの監視役は…、トッテモオイシイヨ!




余談:

  • 13の裏サクセスでは腹黒を通り越して性悪のロリババァですがもちろん二人は別人、無関係です。14の裏サクセスでも出演してるがもちろん別人。

  • グッド?その1を見る前にグッド?その2を見ると、アルバム画面で他のエピローグが消えたり一度見たエピローグが閉じたりするバグがある。

  • 直接の続編であり、シリーズの最終作である14には彼女のクローンであるハームレスが登場している。
13を経験したユーザーは一瞬ビビるだろうが、よくみると容姿(目の色)も異なるので別人ではある。
冷静に考えると、13でどのルートを歩もうが千羽矢の遺伝子情報はジャジメントが入手してハームレスが生まれる事は確定事項。
しかし、千羽矢自身がどんな正史を歩んだのかシリーズが終了した現在では推測することは難しいだろう。ただ、ビターエンドルートでは「ハームレス」は千羽矢本人であるとされているためその線はやや薄く、また13本編では木村冴花ルートを辿った可能性が高く、死亡した可能性が高い。
なお、クローン個体のハームレスは『科学的に説明できない理由』で、度々オリジナルの千羽矢の記憶がフィードバックを起こしている。




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最終更新:2023年12月03日 09:12