説明

登録日 :2012/06/18(月) 12:52:14
更新日 : 2017/03/12 Sun 12:19:45
所要時間 :約 7 分で読めます




´・ω・`)<せつめいってなぁに?


解 説 し よ う !

説明とは、わかりにくい物事をわかりやすく かすことである!


かいせつってー?>('ω'`)


解説せねばなるまい!

解説とは、わかりにくい物事を りやすく くことである!


(´・ω・`)<……よくわからないよー。
おじさんのばかー。>('ω'`)




(以下普通の文)


ということで『 説明 』の説明である。

世の中誰しもわからないことは沢山ある。
そういうわからない物事・事柄をわかるように述べること(または述べたもの)が説明である。
大抵の商品には取扱説明書が付いている。


【説明の手法‐1】
説明には様々な手法があるが、もっとも有名なのは『三段論法』というやつだ。
即ち、

①アナルはケツ穴である
冥殿はアナルである
③故に冥殿は ケツ穴である

というような、 大前提小前提結論 からなる説明方法である。
因みに誤解されがちだが、三段論法は必ずしも三段である必要はなく、五段でも八段でも構わない。


なお、段の内容を間違えると、

①冥殿はアナルである
②アナルは人間にもある
③故に 冥殿は人間である

といった衝撃的な文章になってしまうので要注意。
マジレスするとアナルは他の生物にもあるので②を小前提とするのは誤りであり、①②から③は成り立たない


【説明の手法‐2】
説明が必要なのは、なにも言葉の意味や定義に関してだけではない。
駅までの道順、競技のルール、人物について、商品について、この前通った法案etc……。

自分の知らない事柄は、何であれまず説明を受けることが必要となる。
そして大抵の説明は、大きく分けて
①初めから順序良く話す
②全体をざっくり話す
という2つに大別される。
どちらが優れているということはないが、説明する事柄や状況に応じて使い分けることが求められる。


例えば道順を訊かれた場合、今いる地点から目的地まで順を追って説明する( )必要がある。

(悪い例)
駅までの間にはコンビニが2軒あって、それぞれの角を曲がると着けます。

いきなりこんなことを言い出したところで、相手にわかるわけがない。
何が目印かより、まずどっちに行くかが重要なのであって、目印の話はそれからである。


また、商品や企画を説明する場合には真っ先に『それが何であるか』( )を明らかにする必要がある。

(悪い例)
まず会員登録後にホームページでログインして頂きます。
すると個別メニューとオンラインフィールドへのアクセスボタンがあって、個別メニューでは自分のパーティを編成できます。
編成したパーティはオンラインフィールドで他ユーザのパーティを戦わせることが出来ます。
いわゆるMMORPGで、戦闘システムはドラクエと一緒です。

……ナメてるにもほどがある。
最後まで聞かなければそれが何であるかわからないのは、説明として 最悪 である。
この場合、まずこう言えば事足りる。

「ドラクエのような戦闘システムのMMORPGです」

わお、超わかりやすい。


この使い分けは前提条件があるかどうかで決まってくる。
前者には『駅までの道順』という前提があるが、
後者にはないのでまず『ドラクエ風MMO』という前提を与えなければならない。
先に の説明を行い、そのあと を行えば良いのである。


【説明の手法‐補足】
もちろん上の2つ以外の場合もある。
細かい部分を分かりやすくする為に例を挙げたり、補足の為に説明する事柄の反対のことに言及したりする。
アニヲタWikiで言えば、そういう目的で項目リンクを使用するのは有効な方法である。

また、例えばこの項目に限れば、項目名からして『説明』の説明なのは明白で、さらに『説明』自体が一般用語なので普通の説明は全く無用である。
いきなりしょーもない小芝居小ネタから入っているのはそういうこと。


……余談だが、ネタを説明するのはうすら寒いものがある。
特にそれが滑った後だと輪をかけてつまらなくなるので、自らそれをする人は『笑いのセンスが無い』というレッテルを張られる。

感情に訴える笑いを、理性に訴える説明でまかなおうとしても無理なわけである。
(他者が当人にわざわざ説明させることで笑いを生む場合もあるが)

余談終了。


【説明と解説の違い】
冒頭の小芝居だけでは、説明と解説の違いは全くわからないだろう。
実際、辞書の一次説明でもそこまでの違いは見受けられない。

ただ用法まで見ると、
(説明は)使われる範囲が広く、客観的な感じがある。
「解説」は、(中略)ある事柄について分析し、その生じた理由や背景、他に与える影響などにまで言及することが多い。
(デジタル大辞泉より抜粋)
と書いてあるので、一般的に持たれる『解説の方がより詳しい』というイメージは概ね正しいようだ。


わかり易い例としては、専門用語に関してが挙げられるだろう。

例えば『グルタミン酸』について、一般人に必要なのは『味の素に入ってる旨味成分』という説明だが、
理系学生はそんなことは当然として、アミノ酸であることぐらいは知ってるので
『酸性極性側鎖アミノ酸に分類される非必須アミノ酸で、興奮性の神経伝達物質の一種』
という情報の方が必要で、これは解説に当たる。

興味を持たせるのに必要なのは説明 で、
興味のある人に必要なのが解説 とも言えるかも知れない。


【説明下手】
話の長い人・下手な人は毛嫌いされがちだが、その原因として「説明が下手」というのが結構な割合を占めてくる。
一口に説明下手と言っても

  • 説明の順序立てが下手
  • はしょりすぎ
  • 不必要に詳しい
  • 脱線が多くて本筋が伝わらない

等様々な傾向性があるが、総じて言えるのは、

『相手に 伝わりやすい ように心がけていない』

ということ。
状況や相手によってキーワードを絞るのは難しいが、重要なことである。


また、創作物においては『 説明しすぎ 』というのは非常に大きなマイナスとなる。
良い作品にする為には説明不足も大事な要素。
らしい。



【おわりに】
説明には限界がある。
世の中のことを何一つ知らない者にもわかるように説明するのは不可能に近い。

最後に一つ例を挙げよう。


東西南北と左右を知らない者に「右」を教えるにはなんと説明すればいいか。


広辞苑を引くと、

右:南を向いた時、西に当たる方。⇔左

南:日の出る方に向かって右の方向。⇔北

西:四方の一。日の入る方角。⇔東

左:南を向いた時、東に当たる方。⇔右

東:四方の一。日の出る方。⇔西

北:四方の一。日の出る方に向かって左の方向


……どうよ、説明のしようなんて無いでしょう。
堂々巡りですよ。
たらい回しですよ。

つまり右を説明することは不可n



(´・ω・`)<おじちゃーん。

……ん? 何だい坊や?

(´・ω・`)<みぎってどっちー?

ああ、右っていうのはね。


こっちのことだよ

わかった!
ありがとおじちゃん!>(・ω・*`)


……。


何事も辞書や言葉だけに頼ってはいけない。
時には身振り手振りを交えることも大切だ(特に外国人相手の場合はこちらの方が有効)。

いつでも、その時その時に合った一番いい説明を選びたいものである。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/