パンドラ(テレビドラマ)

登録日 :2011/08/04(木) 19:01:41
更新日 : 2017/03/11 Sat 13:08:03
所要時間 :約 4 分で読めます




パンドラはWOWOWで2008年4月〜5月に放送された医療サスペンスドラマ

WOWOW連続ドラマ第一作
医師、刑事の二つの視点でストーリーは進み、単純な医療サスペンスよりもスピード感とスリリングがあり重厚な内容となっている
全8話だが、一時間CMを挟まず進むため結構長い

脚本は「GOOD LUCK!!」、「14才の母」、「白い巨塔」などで有名な井上由美子

三上博史、柳葉敏郎、國村隼、小野武彦などのベテラン勢から、山本耕史、谷村美月、小西真奈美などの実力派まで有料放送ならではの豪華キャストが脇を構え、クオリティの高い作品となっている


■あらすじ
港東大学病院内科医の鈴木は18年にも及ぶ研究の末、あらゆるがんを死滅させる特効薬を発見する
それまで見向きもされず1人で研究をしてきた鈴木だったが、特効薬が完成すると周りは目の色を変えた

ギリシャ神話に登場した女性、パンドーラーが開けてしまった箱に準えて、「パンドラ」と名付けられたその特効薬は文字通り、単純に世界を救うものではなく、様々な厄介を招くことになる

パンドラの箱の最後に残ったものは「希望」とも、「絶望」とも言われている。特効薬、パンドラが最後にもたらすのは希望か?はたまた絶望か?


■特効薬、パンドラ
港東大学病院内科医の鈴木秀樹が発見したあらゆるがんを死滅させる特効薬の名前
風邪のウイルスに抗がん剤を乗せ身体に行き渡らせ、がんを死滅させる
がんの特効薬の発見を「パンドラの箱を開けることになる」と揶揄する太刀川の言葉を飯田が聞き、鈴木に名前を提案した。
何故、パンドラの箱を開けることになるのか?
日本人の3人に1人はがんで死ぬ。がんが撲滅されたら、平均寿命が伸び高齢化にますます拍車を掛ける、年金も保険制度も壊滅、特効薬を巡りあらゆるビジネス地図が塗りかわり、場合によっては戦争さえ起こってしまうかも知れない
このような世界を変貌させてしまう、がんの特効薬の発見は正に太刀川の言うところの「パンドラの箱を開ける」と言うことである


以下ネタバレ含む



■登場人物/演者

  • 鈴木秀樹/三上博史
港東大学病院の内科医。ヒトデの再生力に目を付け、18年がかりでがんの特効薬を発見する
特効薬の発見のために、出世を諦め、家族を捨て、周りには変人呼ばわりされてきた。そのため特効薬を発見した当初は誰からも信じられず、治験も許されなかった。医学部の「誇り」ではなく、「埃」と言われている
幼い頃、母をがんで亡くして以来、人生の全てをがん撲滅に注いできた純粋な人物だが…

  • 水野愛美/谷村美月
鈴木と偶然知り合った少女。小児がんで幼少時から手術を繰り返してきたが、転移がひどく余命幾許もない。鈴木と出会い、特効薬の治験に協力する

  • 的場真一/柳葉敏郎
殺人事件の捜査線上に挙がった水野愛美を追う刑事
責任問題にもなりかねない大胆な捜査で次第に孤立していく
家族に問題があり、それを挽回する為に無茶な捜査をしていると周りから言われている

  • 飯田小夜子/小西真奈美
港東大学病院の外科医。「上が来ないから」と言う理由で鈴木の研究室に寝に来る。言動から察するに良く来てるっぽい
パンドラにいち早く気づき、治験が許されず袋小路の鈴木に助け舟を出す。が、研究データを盗んだり、狡猾な面もある

  • 大田黒茂行/國村隼
港東大学病院医院長。パンドラには当初は世迷い言と耳を貸さなかったが、後に特効薬を我が物にしようと色々と画策する

  • 深見甚一郎/小野武彦
ゴルフ好きでいい加減な厚生労働大臣だが、割と鋭い
がんノイローゼで彼の言葉により、大田黒は焚き付けられた

  • 緑川富士夫/山本圭
町医者。6年前がんの特効薬の治験で死亡者を出し、大学病院を去った。パンドラは彼の研究が下地になっている

  • 太刀川春夫/山本耕史
新聞記者。本作のストーリーテラーであり、がんの特効薬について「パンドラの箱」と揶揄する。飯田とは付き合っている模様


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