リオレウス

登録日 :2009/06/30(火) 16:23:49
更新日 : 2018/02/21 Wed 20:06:38 NEW!
所要時間 :約 15 分で読めます




リオレウスとは、モンスターハンターシリーズに登場するモンスターである。

◆もくじ


◆概要


種族:飛竜種
別名: 火竜
危険度:☆5、☆4(MH3Gのみ)


「リオス」と呼ばれる赤い甲殻に身を包んだ飛竜種の雄個体。
空中を飛行する能力を持った数多く存在する飛竜種の中でも、特に飛行に特化した進化を遂げており、主に空中で行動することから「空の王者」と呼ばれる飛竜種。
生態系の頂点にも立ちうるその実力と危険度の高さから「飛竜の王」とも謳われるという *1

「陸の女王」と呼ばれる 雌火竜 リオレイアと対をなし、協力して子育てを行う。
リオレイアが地上で狩りをし、子育てを仕事としているが、リオレウスは持ち前の飛行能力で空から縄張りの監視と侵入者の排除を行う。ハンターと交戦の際はまるで連携をとるような行動を見せたという。

「空の王者」と銘打つだけあって飛行能力は非常に優れており、その気になれば丸3日間休むことなく飛び続けることも可能。そのため行動範囲は広大でさまざまな地方で発見されることから、モンハン世界ではかなりメジャーなモンスターとして知られているようだ。「自然の象徴」として色々な所でモチーフにもされていたりする。

森と丘のような温暖な地域で主に活動しているが、火山のような極限環境でも縄張りを作る事ができる等、環境適応力も高い。流石に寒い地域は苦手なようだが。

空中での機動力は飛び回る小鳥を捕えられるほどの精度を持つ。さらに10数メートルもある対象を持ち上げ飛行することも可能であることから、あの巨体を浮かせる翼の筋力にもかなりの余裕もある。

狩りの際は空中からの奇襲を主としているため視力も優れているが、これを逆手に取った強烈な閃光などを直視すると平衡感覚を失い、墜落してしまう弱点も存在する。

別称の「 火竜 」が示す通り体内には火炎袋と呼ばれる内臓器官をもっており、ここから作り出した火炎球を吐き出して攻撃する。火炎球はすさまじい熱量をもちリオレウス自身の喉をも焼き焦がしてしまうそうだが、リオレウスはこれを自身の凄まじい新陳代謝で回復させてしまうという。あれだけ簡単にボンボン放っているが、実はそれだけ苦労もしているのだろうか。

戦闘の際はこの火炎袋と、飛行に特化した能力を生かした戦法を用いる。

飛行中の空気抵抗を減らすため、リオレイアのように背中や尻尾の毒棘はなくなりシャープなフォルムをしているが、代わりに足の爪に毒があり、空中からの蹴りに使用する。


全作品皆勤のシリーズを代表するモンスター。初代モンスターハンター、モンスターハンターG(亜種)、モンスターハンターポータブル、海外版モンスターハンター:ワールドのパッケージを飾ったモンスターである。

名前の由来はギリシャ語で獅子を意味する「Leo」、王を意味する「Basiléus」から。
デザインのモチーフとなったのは鷲で、一般的にイメージできる「ワイバーン」そのものといったベーシックな見た目をしている。

初期にデザインされた飛竜であり、リオレイアと対になる飛竜としてリオレウスを作り、これをベースに初心者の壁となるクック先生を、火山に適応したグラビモスというように他の飛竜がデザインされたようだ。
ある意味リオスの番こそが真の『祖龍』。


リオレウス亜種

別名: 蒼火竜
危険度:☆5、☆4(MH3Gのみ)

大空のように蒼い甲殻に身を包んだリオレウスの亜種。
滅多にお目にかかれない希少な存在らしく、設定では見たものの運命を激変させるという。
体格は原種よりも大柄。基本2色展開なリオレウスのデザインでは珍しく、青の他に翼膜は緑色をしている。

原種以上に優れた飛行能力をもち、とにかく飛行一辺倒な戦闘スタイルが特徴的な 空中戦のプロ
突進を途中でキャンセルしてホバリングへ移行したり、滑空から切り返してブレスや蹴りを放ったり、蹴りを繰り出した直後にブレスを放ったり…と原種の行動に加えてさまざまな派生技を繰り出す。
MH3Gの戦闘を見ると空中蹴りに特化しているらしく、しょっちゅう蹴りを繰り出し度々ハンターを毒状態にさせて苦しめる。
俊敏性が高く、特に怒り状態での攻撃は何もさせてくれないほど激しく動き回る。

とはいえ蹴りを主として戦闘する傾向からか、積極的に距離を詰めてくるため人によっては原種よりも戦いやすい、という声も。

炎の扱い方にも長けており、爆炎を纏った噛みつきを地上だけでなく 空中から ぶっ放す。

また肉質も原種よりも硬くなっており、ホバリング状態でも攻撃しやすい位置にある尻尾に弾かれ、 見事にカウンターを喰らう という惨事もよく起こる。

対となる相手は同じく亜種の 桜火竜リオレイア亜種
劇中では2匹合わせて「蒼桜」と呼ばれている。


リオレウス希少種

別名: 銀火竜
危険度:☆8(MHP3rd)、☆5(MH3G、MH4)、☆6(MHX、MHXX)

白銀の甲殻に身を包んだリオレウスの特殊な亜種。
その姿から「 白銀の太陽 」などの異名をもち、伝説上の存在とすら言われる。
発見例自体が非常に稀ではあるが、原種亜種が温暖な気候で生息している(森と丘など)のに対し、一番多い発見場所が古塔の頂上か秘境であるため、ここが生息地なのではないかとされている。

弱点属性、肉質も全く異なり、原種亜種に最も有効な龍属性が全く通らず、柔らかいはずの頭部が非常に硬い(代わりに翼は柔らかくなっている)。

戦闘能力は亜種以上に優れており、設定上では 実力は古龍種にも匹敵する とされている(これはほかの希少種にも言われている事だが)。
飛行能力は言わずもがな、滞空時間、頻度は亜種同等かそれ以上に高い。
亜種と比べるとブレスの強化に特化されているのか、強力なチャージブレスを 空中から ぶちかまし、連鎖爆発により眼下のハンターを吹き飛ばす。

俊敏性も火力もひたすら高く、いざペースをとられるとほぼ一方的にやられてしまう程凶悪であるが、あんまりにも激しく動き回るものだから 適当に閃光玉をなげても勝手に墜落してしまう という一面も。

対となる相手は同じく希少種の 金火竜リオレイア希少種
ハンターの間では2匹合わせて「金銀夫婦」と呼ばれる事も。


黒炎王リオレウス

危険度:☆6

クロスシリーズのみに登場するリオレウスの二つ名個体
名前の 黒炎王 が示す通り、黒みがかった赤色(深めの紅色)の甲殻に身を包む。リオレウスの特徴的な翼膜の模様の色は原種、亜種、希少種ともに黒色だが、この個体は 金色 である。
体格は亜種や希少種以上に大柄で、リオレウスの象徴ともいえる翼はさらに巨大化している。
「飛竜の王種にして、その内の王たる王」 という「王」がゲシュタルト崩壊しそうな誉れ高い称号をもつ。
亜種の類ではなく、飛竜の王リオレウスの中でも特に実力が高く、特殊な生態をもつ個体をこう呼ぶらしい。

途轍も無い規模の炎を操るとされ、なんと 一発一発がチャージブレスのような拡散型 というとんでもない性能のブレスを平然とボンボン放つ。連発で放たれればたちまち辺りは連鎖爆発で 火の海 である。

地上での爆炎を纏った噛みつきは更に範囲が広がっており、 デンプシーロールのように連続で噛み付いてくる。 空中からいきなり側面に回り込み着地した後、間髪入れずに繰り出してくる派生も存在する。

また、大技として、口から凄まじい熱量をもった 巨大火薬岩 を吐き出して地面に設置し、一定時間後に テオ・テスカトルのスーパーノヴァ級の超大爆発を引き起こす という攻撃をもつ。もちろん喰らってしまえば特大ダメージは避けられない。
この設置された巨大火薬岩周辺はメラメラと炎が上がっており、 足を踏み入れただけで体力を削るダメージゾーン と化している。火薬岩設置後、黒炎王は 普通に次の行動に移っている ため、初見でいかにもヤバそうなエフェクトに焦り、逃げようとして黒炎王自体の攻撃に対応しきれないなんて事も。

この大技にはいわゆるミニバージョンのようなものもあり、口から巨大火薬岩のミニサイズのものを 3発連続で地面に設置 、一定時間後に 火柱が上がる程の大爆発を引き起こす。 ダメージは巨大火薬岩のもの程ではないものの、それでもかなりの火力を誇り、なおかつ割としょっちゅう使用してくるため非常に厄介。
この設置されたミニ火薬岩周辺にももちろんダメージゾーンは発生している。

炎だけでなく、爪に含まれた毒はなんと 猛毒 に強化されている。ただでさえこちらの体力を大幅に削る技が多い黒炎王の前で一撃貰おうものなら、元々の蹴りの威力の高さも相まってあっと言う間に1乙である。

更にある意味最大の特徴として、リオレウスの弱点の 閃光玉に若干の耐性をもつ という信じがたい特徴をもつ。
地上では普通に目を眩ませるのだが、こちらが空中から引きずり降ろそうと閃光玉を炸裂させても 一瞬怯んだだけで墜落せず、すぐに持ち直し 、そのまま滞空状態を維持してしまう。
翼膜を左右どちらでも部位破壊すると有効になる。流石に翼が損傷しているとバランスが保てないのだろう。

どの技も非常に攻撃力が高く、とても一筋縄ではいかない強敵であり、一部では 二つ名モンスター最強格 とする声もある程。

しかし、火力全振りにしているためか俊敏性が原種よりも低い、という特徴がある。また飛行頻度は高いのだが、よく観察してみると実は滞空時間は原種以上に短かったりする。
体力も二つ名のうちでは少ない方であり、「とにかく翼を部位破壊してしまえば原種よりも楽に倒せた」という感想をもった人もいる。4人などの多人数で一気にかかったら拍子抜けするほどあっけなく倒せてしまう事も。

とはいえ二つ名モンスターの名に恥じない実力をもっている為、原種に慣れているからと舐めてかかると命取りである。しっかり対策をして挑もう。

対となる相手は同じく二つ名個体の 紫毒姫リオレイア であるようだ。


◆テーマ曲


「咆哮/リオレウス」

初代モンスターハンターから登場するフィールド「森と丘」(最近では「森丘」)の汎用BGM。

同じフレーズを何度も使うなど曲構成自体はかなりシンプルだが、飛竜の王を思わせる威圧感たっぷりな曲である。

テーマ曲ではあるがゲーム内ではあくまで汎用BGMとして使われている。フィールドの「森と丘」が登場しないシリーズもあり、聞く機会が少なかったりするが、リオレウスの登場ムービーでは毎回このアレンジ曲が流れている。
MHWでの登場ムービーでは新モンスターアンジャナフのテーマ曲であり新フィールド「古代樹の森」の汎用BGMである 「森を牛耳る蛮顎の竜」 とのコラボ ともいえるアレンジ曲が流れた。このBGMが聞けるのはムービー中のみである。

モンスター代表のテーマ曲である故か他のモンスターにもこの曲をベースにしたテーマ曲が作られる事もある。
イャンガルルガ専用曲の 「唸る一匹狼」 セルレギオス専用曲の 「煌めく千の刃」 はこの曲をアレンジしたものである。また明言はされていないがライゼクス専用曲の 「電の反逆者」 にも入り出し部分や構成など、この曲と似た部分がいくつか見られる。

ラギアクルスのテーマ曲の 「海と陸の共震」 もこの曲を意識して作ったとの事。

例のモンスター専用曲の 「舞い降りる伝説」 はこの曲のピッチを下げ、コーラスをつけたものである。


◆戦闘能力

前述したとおり火炎を用いた攻撃と、なんといっても飛行を交えた戦闘を得意としている。

【MHP2G以前(戦闘)】

基本的にはハンターの攻撃が届かないほどの高空まで飛び上がり、上空から火球、蹴りなどで攻撃する。ガンナーならともかく剣士はどうしようもできないほど高い位置まで上がるが、強烈な光を発する閃光玉を浴びせてやれば墜落し、さらには一定時間無防備な姿を晒す。剣士にとって閃光玉は必至だろう。
どの技も非常に攻撃力が高いのが特徴で、一時期の怒り状態は 攻撃力1.6倍 という凄まじさを誇った。彼と初めて対峙してその圧倒的な力量差に涙目になって逃げ回る新米ハンターもいたとかいなかったとか…

...とここまで紹介したが、冷静に戦闘を見てみるとその場で一気に高空まで飛び上がり、攻撃を行った後はその場に着陸する、という行動を延々と繰り返すモンスターであり、 ぶっちゃけそんなに強力な存在ではなかった。
基本的に真下が安置で、飛び上がったら影へ潜り込み、着陸するタイミングを見計らって大剣やハンマーの溜め攻撃を叩き込む、というのがほぼ主流かつ一番早い狩猟方法だともされていた。
しかし、 それはMHP2G以前の話。 次回作のMH3に登場したリオレウスは ほんとに同じ種類かと疑いたくなる程大幅な変更 がなされた。

【MH3以降(戦闘)】

まずハンターの攻撃が届かないほど高い位置まで飛び上がることはなくなったが、代わりにMH2のクシャルダオラが行なっていたような ホバリング状態 で戦闘を行うようになった。そして攻撃が届くほどの位置まで下がったためか滞空時間は非常に長くなり、 ホバリングの状態がデフォルト ともいえる戦闘スタイルとなった。空中での動きはまるで地上で他モンスターが動き回るかのように素早くなり、こちらが攻撃しようとすると 絶妙な飛行テクニックで躱す という動きをみせる。
空中の回り込みは非常に追尾性能が高く、逃げようとして走ってもどこまでもついてくる。
ブレスの扱いは前以上に長けており、迂闊に近寄ってきたハンターを瞬く間に焼き払う。
さらにあれだけの重量を浮かせる程力強く羽ばたくのだから当然足元には風圧【大】が発生し、スーパーアーマーでも利用しない限り反撃することもままならない事態になることも多くなった。

夫婦仲の強化が著しく、同クエストにリオレイアがいると、別エリアにいても合流して一緒に共闘しようとしてくるし、どちらか一方が罠にかかったり怯んだりすると ハッとしたようなモーションをした後急いで駆けつけ、怒り状態に移行し 、どちらか一方が怒ると 自分も一緒に怒る など凄まじい ラブラブっぷり を見せつけてくれやがる。リオ充め…

またリオレイア同様、巣の卵を盗むとどう感づいたか別エリアからすっ飛んでくる。エリア移動の距離が他モンスターよりも長いリオレウスをおびき寄せる大変罰当たりな方法としてハンターからは評判。

実はMH4以降からの行動はそれ以前と比べて飛行の頻度、行動がより増大、多様化している。恐らくジャンプ攻撃を使用してきたハンターに対応するためだろう。特にエリアルスタイルが登場したMHX以降からはほぼ浮きっぱなしとなっている。
しかし、攻撃は足や尻尾にしっかり届く位置まで下がっている。

地味なことだが、実は従来も現在も物理攻撃に龍属性を含んでいる。属性やられを引き起こしたりはしないが、耐性が低いと思わぬ大ダメージを喰らいかねない。


【MHW(戦闘)】

ワールドにも勿論参戦。
デザインは鱗や翼膜の描写など、グラフィックの進化に合わせてかなりリアルになった。
咆哮も全く違うものに一新され、今までのものよりも甲高い鳴き声になった。

「空中から攻撃を仕掛ける」戦闘スタイルは継続されているが、今作ではあらゆる動作に 大きな予備動作と後隙 が追加されているほか、行動が遅めに変化しており、これまでのように空中に居座られても攻撃や回避、防御のチャンスは比較的多くなっている。
さらに低空飛行状態の高さは ものすごく低くなっており 、リーチの短い武器種であっても十分届く。あまりに低くなりすぎて尻尾を引きずっているように見える事もあるが

地上でのモーションはもはや露骨なほど弱体化しており、墜落による恩恵がこれまで以上に多くなっている。特に空を飛ばなくなる疲労状態は隙だらけ。また、今作では今まで異常に利用できなかった乗り攻撃が非常にしやすくなっている。地上に落としたら一気に畳み掛けてダメージを稼ごう。

また、翼の部位破壊に成功すると 離陸しようとしてジャンプするも失敗し、着地の際に大きくよろめく というモーションが追加されている。今まであまり意味のなかった翼の部位破壊だが、積極的に狙っていく価値のあるものとなった。というか今まで穴が空いても苦もなく飛び続けてたのがおかしかった気が

とはいえ強大な火力は健在。空中からは高威力の技を矢継ぎ早に繰り出す上に、新モーションも追加されているため、甘くみていれば返り討ちである。
しかも、行動が易しくなった代償なのか、 空中で怯ませても墜落しなくなっている。
ただその代わり、一旦地面へ墜落させるとしばらく地上で行動する仕様になっている模様。墜落させるには閃光、乗りなどが有効。閃光には 光蟲 ヒカリゴケ をエリアから採取しておくと良いだろう。特に乗りはどのエリアでも比較的利用しやすいため、段差があれば使用したいところ。
また、地上で怯ませても地上でしばらく行動してくれる。攻撃の一環として地面に足をつけた一瞬の間でも怯ませれば良いので、 はじけクルミ が非常に有効。しかもこれは闘技場でも採取可能。アイテム持ち込み不可のクエストでは重宝するだろう。


縄張りとしているフィールドは古代樹の森。生態が非常にリアルに描写されるようになった今作では、巣を中心に縄張りを常に飛び回って巡回し、巣の近くの木や壁に爪で跡をつけマーキングする様を観察できる。
逆に巣の中ではリラックスしているのか地上に降りてボーッとしており、たまにあくびをしたり、翼や爪の手入れをしている。 かわいい…

この時ハンターを見つけると、威嚇はしてもいきなり襲いかかったりはしてこない。どうやらこちらを小動物ぐらいに見ているらしく、攻撃を受けたり、縄張りで暴れられたりしない限りは特に興味は示さなくなった。警戒心が薄れているというよりは、逆に今までが過剰だったのかもしれない。

リオレウスはこの森のとして生態系の頂点に立っている模様。
その証左として、古代樹の森に生息している大型のモンスター達の大抵は彼を見た途端争いを仕掛ける事もなく逃げ出してしまう。
だが(現在) 蛮顎竜アンジャナフ だけは唯一争いを仕掛けてくるが、リオレウスは見事に返り討ちにしてしまう。アンジャナフに火炎を吐き出して薙ぎ倒すだけでなく、一目見ただけでも10数メートルはあるであろう巨体を掴み、あろうことか 持ち上げて崖から突き落とす 様は圧巻の一言。まさに 「空の王者」 といった貫禄を見せつける。
ハンターとの交戦の際に大型モンスターも乱入してくると、ハンターよりもモンスターの方を優先し、相手が逃げていこうが執拗に攻め立てる様子が見れる。

同クエストにリオレイアがいると共闘しようとする厄介な性質も継続。かなり積極的に合流しようとするため現在では 片方を相手にするならもう片方とも戦闘する事になるのはもはや必至 という有様となっており、多くのハンターを悩ませている。
また夫婦揃った状態で他モンスターが乱入した場合、 夫婦で一匹のモンスター(主にアンジャナフ)をリンチにする という構図も起こりやすい。怖すぎる…


◆攻撃手段

【MHP2G以前(攻撃)】

  • 噛みつき
クックと一緒。勢いよく噛み付くので反動で尻尾が大きく振れる。この尻尾に当たると何故かリオレウスの目の前までぶっ飛ばされるので注意。

  • 回転尻尾
クックと一緒だが、左右にも振るため注意。切断するとリーチが半減する。

  • 突進
クックと一緒。だが、怒り状態だととんでもない速さ。攻撃力の高いリオレウスの中でも死因になりやすい危険な技の一つ。軸合わせもせずノーモーションで突っ込んでくることもあるため注意。突進の後は勢い余ってズサーッとすっ転ぶため、追いかけて反撃したい。

  • ブレス
属性:
地上ではリオレイアと違い1発のみしか放たないが、飛距離が長いので注意。空中では1発、もしくは3発放つ。避けた後は頭を狙いたい。予備動作が分かりやすいのでまず当たりはしないだろうがとんでもない攻撃力をもつ。

  • バックジャンプブレス
属性:
後ろに飛んで距離を離すと同時に、ブレスを放つ。合わせ動作なしで方向を変えるので剣士は危険。攻撃力が凄まじく高く、特に怒り時は一撃必殺級。基本後ろへ飛んだ後はゆっくり着地するが、そのまま滞空するパターンも。

  • バインドボイス
ハンター発見時や怒り移行時に使用。原種、亜種のものは耳栓で無効化。2ndGからは希少種のものは高級耳栓で無効化。聴覚保護がついていない場合は、踏み出す左足にわざと当たってよけることもできる。
耳栓が付いてる場合は頭を狙うチャンス。
タイミングが良ければ緊急回避で避けることができる。
怒り移行時は口から吐息混じりに火を吹き出す。

  • 低空滑空
文字通り低空を飛行し大きく移動する。一瞬で距離が開くので追いかけての反撃は難しい。

  • 旋回
通称 ワールドツアー
エリア内を大きく飛び回る。複数回飛び回った後、終わりに勢いよく滑空攻撃をするが、しない時もある。この動作中は非常に時間が長いので、回復したり武器を研いだりして態勢を立て直すのに利用できる。
動いていればまず当たらない命中精度なので、特に注意すべき技でもない。

  • 空中蹴り
属性: 気絶
空中で大きく翼と尻尾を振ったのち、急接近して蹴ってくる。ホーミング性能が非常に高く、くらうと大ダメージ&毒+100%気絶。非常に危険な技だが、真下にいればくらわない。蹴り直前は風圧が発生する。

【MH3以降(攻撃)】

  • 突進
突進した後はズサーッと転ぶようなモーションだったが、今回は突進の終わりに勢いよく噛み付く。ただし疲れていると今まで通りすっ転ぶ。
亜種希少種 は最後の噛みつきをキャンセルして後述する バックジャンプブレスに繋げてくる 事もある。

  • ブレス
属性: 火属性やられ【大】
空中では真下にいればかすりもしない攻撃だったが、今回はこちらから距離をとり下がりながら位置を調整して正確に当ててくる攻撃に進化。これにより一気に危険度が増した。地上で放つものも首を曲げて放つためやや精度が増した。
稀にMHP2G以前から行なっていた「攻撃が届かないほど高高度まで上がりブレスを3連発」という行動を行うことがある。
希少種 はあろうことか 空中からチャージブレスをぶっ放してくる。 上空から放つ性質から非常に範囲が広く、かわし辛い。
黒炎王 のブレスは 一発一発が 希少種 が放つような拡散ブレス である。もちろん後述の バックジャンプブレスも例外ではない。

  • 滑空
滑空後はそのまま地面に着陸するモーションだったが今回はハンターを通り過ぎてもホバリングを継続する。
亜種希少種 はなんなら そのまま切り返してブレス、毒爪蹴りで追撃する 派生も追加されている。

  • バックジャンプブレス
属性: 火属性やられ【大】
恐らく一番凶悪な技。地上にブレスを吐き出し、その反動でホバリング状態に移行する。 判定がものすごく速く なり、初見では見てから回避はほぼ不可能なレベルに。さらに真横にいようと 最大90度向きを変えて無理やり当ててくる 仕様になり、さらに攻撃力が必殺級に高く、なんだかよくわからないうちに即死、という事故が多くなった。新大陸のリオレウスで最も注意すべき攻撃ともされてるくらい危険な技。
後述の通り怒り状態に移行する際に確定で使用するので耳栓が無ければ絶対に正面には立たないように。

  • バインドボイス
怒り状態移行時の咆哮は、 確定でバックジャンプブレスにつなげてくる 仕様に変更した。咆哮で怯もうものなら 被弾確定 である。
ちなみに滞空時に怒らせるといったん着地してから咆哮していたが、今回は滞空しながらするようになった。この場合は別にいきなりブレスを放ってくることはない。

  • 旋回
滅多にやってこなくなり、旋回回数は一周に収まったので非常に時間が短くなった。ただし滑空の命中精度は前作の比でないレベルで強化されているため(というか前までが低すぎた)しっかり避けないと普通に当たる。MH4からは一部のフィールド限定 *2 で行うようになった。ちなみに旋回しながら 火球ブレスを飛ばしてくるようになった ため、今までのように棒立ちしていると焼かれてしまう。
古塔の 希少種 は従来のレベルぐらい旋回時間が長くなってしまっている。しかし古塔は逃げ場がないためむしろ態勢を立て直せる時間に利用できる。

  • 空中蹴り
属性:
食らったら気絶が確定することはなくなったが 速度が超強化 され、真下にいようが容赦なく蹴られる仕様に。
しかし速度が速くなりすぎたためか判定が弱くなっており、リオレウスに向かって回避するだけで躱せてしまう。
基本その場で一旦急上昇してから放つが 亜種希少種 は低空飛行状態から使用する。前転回避を一回した程度では避けられないほどの凄まじいホーミング性能をもつため見てから回避は困難。
さらに 亜種 は蹴りを放った直後にブレスを、 希少種 はチャージブレスをぶっ放す 鬼畜な派生が追加されている。
黒炎王 のものは 猛毒 に強化されている。

  • 空中噛みつき
空中からゆっくり近づき、真下のハンターに噛み付いてくる。距離を離す傾向のあるリオレウスには珍しく距離を詰めてくる攻撃なため、むしろ攻撃チャンスになりやすい。
しかし 亜種希少種 爆炎を纏わせながら噛み付く ため範囲が広い。もちろん 火属性やられ【大】 を発症する。

  • 空中引っ掻き
空中噛みつきのようにゆっくり近づき、真下のハンターを爪で引っ掻く。一見爪を用いているため毒状態になるのではと思われるが、別に毒には侵されたりしない。食らっても尻餅をつくだけなのでこちらも攻撃チャンスとなる。

  • 薙ぎ払いブレス
属性: 火属性やられ【大】
空中から火炎を帯状に吐き出し、真下を薙ぎ払うように使用する。攻撃範囲は下に映る影、左翼辺りまでに渡るほど広い。

  • 捕食
ハンターを上空から足で押さえこみ、脱出するまで何度も噛みついてくる。こやし玉で脱出可能。この技を出した後は必ず着地する。
亜種希少種 は攻撃する直前にいきなり飛びのき、急接近してから襲いかかる行動も追加されている。ブレスや毒爪蹴りの派生として繰り出してくる事もある上に、こちらは着地の隙がほぼ皆無となっている。


【MHW(攻撃)】

  • 突進
特に変更なし。

  • 尻尾攻撃
今までのようにその場で半回転を二回行うモーションから、力を溜め、尻尾で薙ぎ払うような動作に変化。また地上だけでなく、 空中からでも行う ようになっている。ただ予備動作が大きいので対処はしやすい。

  • 噛みつき
属性: 火属性やられ
モーション自体は変わりないが、今作ではなんと 原種 の時点で爆炎噛みつきを繰り出すようになっている。ただし疲労時には普通の噛みつきとなる。

  • 空中噛みつき
真下のハンターへ、というよりは直進しながら、というモーションに変化。この噛みつきには火炎は纏わない。

  • 空中引っ掻き
特に変更なし。しかし今作では毒が付加…される事もなかった。

  • ブレス
属性: 火属性やられ
地上のもののモーションに特に変更はないが、空中からのものは一旦息を吸い込むモーションを挟むようになった。

  • 咆哮
鳴き声が甲高いものに。怒り移行時は確定でバックジャンプブレスに繋げる行動は健在。
ちなみにモーションに一つ新しいものが追加されている。一つは戦闘移行時や怒り移行時に使用する今まで通りのもので、新しいものはハンターを発見した時やエリア移動の際に軽く吠える。威嚇用だろうか。

  • バックジャンプブレス
属性: 火属性やられ
少し発生が遅くなった。ただ本当に少しだけなので、これまで通り危険な技である。
また空中での新モーションとして、大きく息を吸い込んだのち、地面に向かってブレスを吐き出しその反動で後退する、という 空中版 のようなものを修得している。

  • 薙ぎ払いブレス
属性: 火属性やられ
息を吸い込む動作が長くなった。真下に向けてではなくハンターへ向けてやや前方へ繰り出すため、攻撃範囲が変化している。使用した後はハンターとリオレウスの間に壁を作るように地面に火が燃え移りしばらく残る。触れるともちろん自分にも火が燃え移るため注意。

  • 滑空
モーションには変更なし。ただ頻度が大幅に減少しているほか、外れたらその場で切り返す挙動となったため、一気に距離を離されて反撃できない、という状態には陥りづらくなった。

  • 空中蹴り
属性:
一旦急上昇してから行うモーションから、こちらからいきなり飛びのき急襲する挙動に変化。蹴った後は元の場所へ高速で戻っていたが、今回はその場に残る。今までよりも自然な動きになったように思える。
また、新モーションとしてこちらへ斜めの体勢で滑空し、通りすがりざまに片足で蹴るモーションが追加されている。
地面に降りる一環としてこの技を使用することもあり、その際は勢いよく地面に爪を食い込ませる。

  • 踏みつけ
属性:
地上での新モーション。その場で軽くジャンプして近くのハンターを吹き飛ばす。爪を用いた攻撃であるため 毒状態にされてしまう のが特徴。
今作のリオレウスは地上ではかなり攻めやすいが、あまり調子に乗っているとこの攻撃を喰らいやすい。予備動作は見切りやすい部類。

  • 掴み投げ
空中での新モーション。上述した空中蹴りで吹っ飛び倒れたハンターへ近づき片足でしっかり掴み上げ、リオレイアのサマーソルトよろしく その場で一回転してハンターを投げ飛ばす。 締めにハンターへ咆哮。
通常の攻撃ではなく、空中蹴りからの追撃コンボとして使用する。
これだけ派手な技の割に ダメージはない が、崖から落とすなど、エリア外へ追い払うように使用することが多い傾向がある。

  • 旋回
完全にオミットされた模様。


◆破壊可能部位

  • 頭部
頭の棘が欠ける。
因みに破壊報酬には逆鱗と紅玉が含まれているので忘れずに破壊するようにしたい。

  • 尻尾
切断可能。リオレウスは尻尾を使った攻撃も中々強力なので切り落としておくと後々楽。MH3以降からの低空飛行時は切断できないようになっているため、切断可能ギリギリになるまで耐久値を下げておき、飛び上がったときに尻尾を攻撃して一撃で叩き落す、という裏技が存在する。
黒炎王 の尻尾は 二段階破壊 となっており、一段階目で尻尾の棘がボロボロになり、二段階目でようやく切断となる。

翼爪が欠け、翼膜がボロボロになる。片方破壊で報酬が出る。ちなみに翼膜に穴が開くほどボロボロになるが、本人はさして苦労する様子もなく飛び続けている。
しかし、MHWでは破壊すると離陸の際に隙が生まれるようになった。破壊しておけば優位に立ち回れる事も多くなるだろう。
黒炎王 は翼を破壊しないと 空中で閃光玉が効かない ので優先的に破壊したい。幸い耐久力は薄いため、落とし穴などの罠を駆使して早いうちに破壊してしまおう。

  • 背中
MH4から破壊可能に。背中の甲殻が砕ける。
ぶっちゃけ乗りに成功するだけで破壊できるぐらいの耐久力しか無い上に報酬も大した事無いので積極的に狙う必要は無い。


◆弱点部位・属性

【MHP2G以前】
原種亜種 が氷>龍。 希少種 が雷>水。

【MH3以降】
原種亜種 の弱点が龍>雷に変更された。

弱点部位は 原種亜種 が頭。
希少種 は頭が非常に硬くなっており、代わりに翼が非常に柔らかく弱点となっている。
が、MH4からは何故か背中が弱点に変更されてしまった。狙いにくい位置にあるため今まで通り柔らかい翼を狙うのが無難。さらに頭を部位破壊すると肉質が軟化するようになった。


◆余談

  • ライバル
シリーズの象徴であり、「王者」を冠することもあってか、ライバルとなる存在が多い。
  1. 大空と対となる存在である 「大海の王者」 ラギアクルス
  2. 「リオレウスのライバル」をコンセプトに作られた 「千刃竜」 セルレギオス
  3. 「リオス科の対極」をコンセプトに作られた 「電の反逆者」 ライゼクス
ざっとこれだけ存在している。
恐らくリオレウスの行動範囲の広さと適応力、生態系の頂点にも立てる実力からこれだけの敵を作りやすいのだろう。同じフィールドとかに放たれたらストレスで死んじゃいそうである。

  • 飛行能力
実は飛行するというのは見た目以上に大変な事である。
身近な鳥にしても骨の中を空洞にするなどして凄まじい軽量化を図った上で、体の殆どの筋肉を翼を動かす為だけに回してようやく飛翔するのに至っている。
飛ぶこと自体に猛烈な負荷がかかる為飛行する際は大体気流などを利用して滑空しながら移動するのが普通で、ましてやホバリングなんてものはホントに一部の生物しか成し得ないものである。
モンスターにしてもそれは同様らしく、あれだけの巨体を浮かせるホバリングは長期間使用することができないことを考えると、リオレウスの飛行能力の高さが伺える。

  • 防具
防具は作品にもよるが攻撃系統のスキルと高い防御力・火耐性を持つため、HRに関わらず割と出番が多い。貴重なかっこいい男性装備なのも評価が高い。
ただ火以外の耐性は割と残念だったりする。
亜種の防具は リオソウル シリーズ、希少種の防具は シルバーソル シリーズと呼ばれる。詳しくは当該項目参照。

  • 閃光玉以外にも…
どんな飛竜でも飛んでいる時にボウガンで捕獲用麻酔弾を2発撃ち込むと、墜落させることができる。
だが、PTプレイではあまりしないほうがいい。

  • イスラ・デル・モンストルオにて
実はメタルギアソリッドピースウォーカーのコラボ企画でも参戦している。 行動はMHP2G以前のもの。
さしものレウスも重火器相手では空中に飛ぶと的だが、なんと空中で攻撃した後も 着地せず、連続で行動する という飛行一辺倒っぷりで対抗する(その気になったらハンターともそんな戦い方をするんじゃ…)。
Sランククリアすると、まるでリオレウスの赤い甲殻を表現したかのような リオレウス迷彩 を入手できる。すっごく目立つ。
この迷彩を着た状態で言霊 「キエーーー」(リオレウスの咆哮) を使うと、敵兵を萎縮させて動きを封じることができる。
倒すと火竜の剛翼を入手することがある。剛翼は設計図扱いであり、火縄銃の種子島が開発できる。だがこちらでも物欲センサーに悩まされる人は多数。
それでこの火縄銃、武器が発展しているこの時代ではお世辞にも実戦向きと言えないが、試しに敵兵に向かって発砲してみるとなんとその地点から 局所的な竜巻が発生し、敵兵が真上に吹っ飛ばされてしまう。
唖然としていると味方から 「今こちらのヘリに敵兵がしがみついていた」 と無線が入る。つまりは敵兵回収用武器である。
とはいえ竜巻が発生するのは確率であり、場合によっては普通に撃ち殺してしまうことも。火縄銃であるため連発はできず、一回撃ったらリロード一回。しかもリロードがめちゃくちゃ長い *3 。ネタ武器の域は出ないだろう。
それにしても何故竜巻なのか…リオレウスが剛翼を使って吹き飛ばす様を表現したのだろうか。クシャルダオラ「呼んだ?」


◆「ヘタレウス」

リオレウスの最大の特徴はなんといっても飛行を利用した攻撃の数々。その高い飛行能力で以って眼下のハンター達を蹂躙し焼き払う様はまさに「空の王者」と呼ぶにふさわしい…
と、言いたいところだが、実際の彼の評価はモンハンの代表格とも言える存在の割に 芳しくない 。それどころか彼を蛇蝎の如く嫌うハンターも存在するのである。
理由は一つ。

「飛ぶから」

とにかく飛び回って攻撃チャンスを減らすため慣れないうちは非常に鬱陶しく感じることも多いのだろう。
ここアニヲタwikiの関連項目やここのコメント欄を見れば早いが、その性質から 『チキン』 だの 『ヘタレウス』 だの 『空の王者(笑)』 だのと、とにかく散々な評価を受ける事が ものすごく多いのである。

【MHP2G以前のリオレウス】
  • 高高度まで飛び上がるため剣士はほとんど何もさせてくれない。
  • 真下が安地であるため棒立ちしてるだけいいので降りてくるまで非常に暇。
  • 旋回(通称ワールドツアー)の時間が非常に長い上に命中精度がものすごく悪いためただの時間稼ぎにもとられかねない。
  • エリア移動頻度が異常に多い。 当時のリオレウスは何かのバグかと言いたくなるほどよく移動するので非常に厄介だった。しかも上記のように何もさせてくれない技も多いともなれば…

このような攻撃、行動が「時間稼ぎ」「逃げ」を連想させるため、ハンターからはヘタレ扱いされることになったのである。実際、当時のリオレウスとの戦闘で 時間切れ になることも少なくはなかった。

しかし、それもMH3で行動が一新され、低空を飛び回るようになり機動力が強化され、圧倒的な存在感を放つ強敵として猛威を奮うカタチとなった。
もうヘタレだなんだとは言わせない、「空の王」の面目躍如である…

と、思いきや。

今度はあまりの機動力の強化っぷりに戦いづらいという評価を受けやすくなり、 「クソモンス」 だと評される事が多くなった。

【MH3以降のリオレウス】
  • 戦闘のほとんどを低空飛行で行うため、武器にもよるが、こちらの攻撃が当たりづらい。
  • 各所で発生する風圧で度々動きを止められ、特に ランスは地獄

ホバリングで行動するため慣れないうちはとにかく攻撃が当てづらい。特に希少種などの空中での動きはものすごくすばしっこく、何もさせてもらえず、ほぼ一方的な戦闘になってしまうことも…

このような戦闘スタイルから一部のプレイヤー達からは「空の王者」と皮肉交じりに呼称されるようになり、ヘタレ呼ばわりされることは少なくなった( 無くなったわけではない )ものの、今度は「クソモンス」と有難くない称号を受けることになってしまったのである。

…空高くから攻撃したらヘタレ呼ばわりされ、位置を下げて攻撃したら低空の王者呼ばわりされ、 つくづく不憫な看板モンスターである。

酷評のネックとして大体一致しているのは「飛行状態が鬱陶しくて戦いづらい」という事なのだが、閃光玉を上手く使えば簡単にこちらのペースにもっていける。閃光中はあまり動かなくなるため攻撃チャンスにもなりやすい。
咆哮も耳栓をつけるなり避けるなりすればのちのバックジャンプブレスにも対応できるし、風圧にしてもスキルを自分の技量に合わせてつけるか否かの判断をしておき、あとは閃光玉をしっかり準備しておけば良し。

シリーズ通して火力は高いが体力は低めに設定されているため、慣れれば結構簡単に倒せてしまう。
また、MHP2G以前のようにただ機械的に飛んで降りてを繰り返していただけの時代のリオレウスよりも「かなり生物らしくなった」、「やっとまともに戦える存在になった」と評価する声もある。

いわゆる 「倒すための準備や立ち回りをしっかり分析しておく事が必要なモンスター」 の典型であり、ゴリ押しも通用しづらく自分の力量が試される点も多いため、この様に賛否両論な評価が多くなるのかもしれない。

リオレウスの低空飛行モーションはのちの作品のモンスターであるセルレギオスやライゼクスといった「飛行能力が高い」設定のモンスターに適用されている。
しかしあちらは飛行一辺倒というより攻撃の一環として飛行を利用している形であり、ベースは陸上戦。ボロクソに叩かれまくっているこちらよりは概ね評価は良いようである。
そのため一部では 「空の王者の座を譲ってしまえ」 等とあんまりな言われ方をされる事も。

またMHXのOPではライゼクスと空中戦を繰り広げる迫力満点なシーンがあるのだが、このシーンでは全体的にライゼクスに一方的に追いかけ回されている姿が目立ち、なおのことヘタレ呼ばわりされている。
ちなみに
  • いきなりライゼクスが不意打ちしてきた。
  • ライゼクスはリオレウスの弱点である雷を操る。
  • メタな話をするとライゼクスの凶暴性を表現するために必要なシーンだった。
などなど、リオレウスが撤退を判断する理由はそれなりにあったりする。ムービーをよく見るとリオレウスも最初は逃げ回っていたが、撤退が難しいと悟ると迎撃に移り、空中で巧みに二回ほどマウントをとるなど空の王者らしい動きを見せている(最終的には組み敷かれてたけども)。

さらにさらに、
  • MH4Gではストーリー中、「10周年記念」動画中ではセルレギオスがに襲いかかるシーンがある。
  • MHXでは嫁とライゼクスの不倫を思わせるクエスト名のもの(もちろん事実無根な話だが)がよりによって キークエ として用意されている。
  • 挙句の果てにイャンガルルガのモーションが嫁と似通ってるから イャンクックとの不倫でできた子だ 等という(もちろん荒唐無稽な)説が流れたりした。
このような事から一部では 「寝取らレウス」 と呼ぶ輩もいる。

…頂点に立つものは嫌われるものだ、とはよく言うが いくらなんでも言われたい放題過ぎである。 さすがに可愛そうすぎる…

しかし、最近発売されたMHWでは行動に大幅なテコ入れが加わった。ハンター側にも環境利用など出来ることが増えた事で、 今までよりも戦いやすくなった 、という評価も 比較的 増えてきている模様。

が、同時に今作では、今までのリオレウスの「エリア移動距離が長く、速度も速い」という特徴がマッチしており、広大かつ複雑すぎる「古代樹の森」のマップと 悪い意味で非常に相性が良い ことが悩みの種の一つとなっている。
導蟲を頼りに必死に追いかけ、やっと辿り着いた時には既にリオレウスのエリア滞在時間がかなり経過しており、またエリア移動し、また必死に追いかけ、またリオレウスが移動し…
を繰り返していたため、また例のごとく 「すぐ逃げるヘタレ」 呼ばわりされる事もある。さらに、「古代樹の森」の狭く複雑なエリア内でもリオレウスは縦横無尽に暴れまわるため、β版の時点から 「クソモンス」 と早々に酷評もされていた。
一部からは「真の敵は森」と言われることもあったり

とはいえエリア移動に関してはこちら側にも 「ファストトラベル」 という便利な代物があり、リオレウスが移動した先に一番近い場所へ先回りする事で対処は可能。リオレウス相手に複雑で狭いエリアで戦うのは危険なのは文字通り火を見るより明らかなので、 「挑発の装衣」 を身につけて広いエリアへ誘導すれば、こちらも対処可能である。また装衣が無くとも、今作のリオレウスは一旦戦闘に入ると自分の意思でエリア移動する時まではハンター(やリオレイア以外のモンスター)を執拗に追い回す習性があるため、誘導はそう難しくもない。

総じて「相手の分析が重要」という今までのコンセプトは継続されており、ゴリ押しも相変わらず通用しないが、準備、立ち回り、攻撃の工夫など、 ハンターの基本をしっかり思い出させてくれるモンスター となったと思われる。






このようにチキンだヘタレだ散々言われたい放題な彼であるが、よく考えたら せっかく飛行に特化した進化を遂げているのにわざわざ地上にいるハンターに合わせて戦ってくれているのがそもそもおかしいと言える。 その気になればずっと高いところにでもいて、延々とブレスを放っていれば良い…
だが、そんな戦い方をすればそれこそ クソモンス甚だしい 事になるのは当たり前である。

コンセプトの「高い飛行能力をもつ」事を活かした戦闘をさせたい…という考えと、しかしそうすれば戦いづらいモンスターに仕上がる…というジレンマが非常に起こりやすいのだろう。悪評はもはや仕方のない事なのかもしれない。


しかし、言うまでもないが、「ヘタレウス」…だのなんだのという呼び名は全て 「蔑称」 である。シリーズの看板モンスターとしてリオレウスが好きなプレイヤーは決して少なくない。
安易にこの言葉を使うのは控えた方がいいだろう。 これは他のモンスターにも言える事である。










「よし、奴が飛んでいる隙に追記・修s
うわああ!」



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【これ以上追記できません】
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