ウソッキー

登録日:2010/08/20 Fri 23:18:08
更新日:2024/02/22 Thu 08:44:19
所要時間:約 7 分で読めます





足の先から伸ばした根っこで近くの木々を操り森を荒らす者を襲うポケモンだ。




ウソッキーはポケットモンスターシリーズに金・銀から登場したポケモン


■データ


全国図鑑No.185
分類:じゅもくポケモン
英語名:administree
高さ:2.3m
重さ:410.0kg
タマゴグループ:植物
性別比率:♂75♀25

タイプ:くさ
特性:しぜんかいふく(引っ込むと状態異常が治る)/ようりょくそ(晴れ時に素早さ2倍)
隠れ特性:せいぎのこころ(あくタイプの攻撃技を受けると、攻撃が1段階上がる)

HP:115
攻撃:125
防御:75
特攻:85
特防:75
素早さ:85
合計:560

努力値:攻撃+2

ウソハチがなつき度が最高の状態でレベルアップすると進化する。


■概要


雄々しい大木のような姿をしたポケモン。
大地の恵みに支えられており、力は一撃でインド象を気絶させるほど強く、嵐が起きても傷一つ付かない。
普段は穏やかだが、森を荒らす者に対しては容赦がなく、森の守護者として知られている。


■ゲームでのウソッキー


金銀では木の姿をして「36ばんどうろ」で道を塞いでいる。
マップ上では普通の木と同じアイコンで表示されており見分けが付かないが、「いあいぎり」で切ろうとすると驚いたウソッキーと戦闘になる。

弱点が多いのでHPを削ること自体は比較的容易だが、向こうからは「ねむりごな」でこちらのポケモンを眠らせてくるほか、1/3以下になると「しんりょく」で攻撃力が強化されるので注意。
ちなみに倒してもマップが切り替わると復活するので安心しよう。

仲間としては「ねむりごな」をはじめとする補助技でバトルでも捕獲役としても役立つ。
また、普通にレベルを上げるだけでも一致技に加えて「けたぐり」を覚えるので半減に悩まされることも少ない。


ルビー・サファイアではトウカの森の東側に出現。
ここでも「いあいぎり」を使うことで戦闘となる。

ダイヤモンド・パールでは進化前のウソハチが野生で出現。
ただし登場するのはダイヤモンドのみでパールとプラチナには登場しない。


■対戦でのウソッキー


高い物理攻撃力を誇り、耐久力も高水準。特にタイプ一致「ウッドハンマー」の威力は驚異の一言。
加えて、「じしん」「ストーンエッジ」「れいとうパンチ」「けたぐり」と優秀なサブウェポンを多く覚える。
これにより、草タイプの弱点である飛行に加えて4を始めとするドラゴンの対策も可能。

素早さは標準よりもやや低めだが、晴れパでは特性「ようりょくそ」によってそれもカバーできる。
加えて、樹木だけあって「やどりぎのタネ」や「ねむりごな」等の草タイプ特有の強力な補助技も使用できる。
晴れパ以外で運用する場合は、「おにび」によるダメージ半減を回復できる「しぜんかいふく」が何かと便利。
こだわりスカーフ」を持たせれば半端な素早さを補いつつ、攻撃範囲と補助技の両方を活かせる。

植物だけあって炎技は覚えないため、草や対策のサブウェポン選びが重要となる。
ナットレイユレイドルには「けたぐり」、ギルガルドには「じしん」が有効だが、エアームドハッサムルンパッパメガフシギバナ等に対しては有効打がない。
特にメガフシギバナやルンパッパには「ねむりごな」が通じない上に向こうからは「ヘドロばくだん」や「れいとうビーム」が飛んで来るため、大人しく交代しよう。
「はやてのつばさ」持ちのファイアローに対しては「きあいのタスキ」持ちであれば「ストーンエッジ」で対処も可能だが、スカーフ型の場合は要注意。

それでも草ポケモンの中はアタッカーとしても補助役としても優秀なポケモンであることに変わりはない。
炎タイプのポケモンは天敵であると同時に相性補完としても有用なので、上手くそこを活かしたい。


追記・修正は自然に優しい人にお願いします。

















    *   *
 * 嘘です
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`)E)
   Y   Y  *


というか


    *   *
 * ウソッキーです +
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`)E)
   Y   Y  *



本当はこっち↓

■データ




攻撃されないようにひたすら木のマネをしているが水は苦手で雨になるとどこかに逃げ出す。


全国図鑑No.185
分類:まねポケモン
英語名:Sudowoodo
高さ:1.2m
重さ:38.0kg
タマゴグループ:鉱物
性別比率:♂50♀50

タイプ:いわ
特性:がんじょう(一撃必殺技が効かず、HPが満タンの時に瀕死になるダメージを受けてもHPが1残る)/いしあたま(反動ダメージを受けない)
隠れ特性:びびり(ゴースト、あく、むしタイプの技を受けると素早さが1段階上がる)

  • 種族値
HP:70
攻撃:100
防御:115
特攻:30
特防:65
素早さ:30
合計:410

努力値:防御+2

ウソハチが「ものまね」を覚えてレベルアップすると進化する。


■概要


木のような姿をしているが植物ではなく、その体の構造は岩石に近い。

天敵から身を隠すため木に擬態している。
しかし岩タイプらしく水が苦手で雨の時はいつの間にかどこかに逃げ込む*1

またその擬態は決して完璧とは言えず、風が無いのに揺れていたり、冬でも腕のダミーの木の実が新鮮な色のままだったりする点を見ぬかれてバレる事も多い。

ウソッキーの靭やかな腕は同じポーズで木に擬態し続けているうちに鍛えられたものであり、両手の緑の玉の大きさ、腕の長さや角度にこだわる愛好家やマニアもいる。高齢者に人気であり、専門誌も出されるその様子はまさに盆栽そのもの。

岩タイプだが初見で草タイプと間違えるのは誰もが通る道。
というかもともとそういうコンセプトで作られたポケモンである。
名前の由来は「嘘つき」と「嘘(偽)の木」を合わせた物と思われる。


■ゲームでのウソッキー


金銀では木の姿をして「36ばんどうろ」で道を塞いでいる。
いわゆる初代のカビゴン的存在で彼を何とかしない限りエンジュシティに向かう事は出来ない。
身長1.2mで細いコイツがどうやって通せんぼしてるのとか、道の方に問題があるだろというのは禁句。

退かせるにはコガネシティのフラワーショップで貰える「ゼニガメじょうろ」が必要で、ウソッキーにこれを使うと驚いて戦闘となる。
ただしじょうろを手に入れるにはジムリーダーアカネを倒す必要があり、更にクリスタル版ではアカネを倒した後に36ばんどうろにいるフラワーショップ店員の妹サキと話す必要がある。

上記の通りその姿から草タイプに間違えられやすく、炎タイプや飛行タイプをぶつけて返り討ちに合うトレーナーが続出したとか。
まさにゲーフリの仕組んだ罠。草タイプが弱点とするタイプのほとんどに強い岩タイプなのはよく考えられている。

ちなみに捕獲タイミングはこの時だけなので注意。
倒すか捕まえると姿が消えるが、プレイヤーが逃げた場合はウソッキーのほうが自ら逃げて姿を消す。
(リメイク版では倒しても殿堂入り後に復活する)

最初から能力が高い上、レベルアップで「けたぐり」や「いわなだれ」を早めに覚える。特に金銀の「いわなだれ」の習得レベルは28と非常に早い。
第二世代の「けたぐり」は威力が50の格闘技だったが、習得の早さと旅パでは重要なPPが高いことから意外とお世話になる。
攻撃種族値が低かったり、「いわなだれ」を自力で覚えない岩ポケが多いジョウト地方ではかなり使いやすい部類に入る。
ライバルとなり得るのはイシツブテ系で、あちらはじめん複合で「じしん」もレベルアップで習得できるが、前作わざマシンかタマゴ技でないと「いわなだれ」を覚えない。

エメラルドではバトルフロンティア内に登場。またもや洞窟に通じる道を塞いでいる。
こちらも民家で貰える「ホエルコじょうろ」で戦う事が出来る。


ダイヤモンド・パールでは進化前のウソハチが追加された。
パールでは普通に野生で登場するが、ダイヤモンドとプラチナでも全国図鑑入手後ならウラヤマの話を聞いた後「じまんのうらにわ」に出現する。
代わりにダイヤモンドではバリヤードの進化前のマネネが登場し、パールとプラチナではウソハチと同じ出現条件となっている。
ちなみにウソハチとマネネは進化条件も同じである。

ちなみにウソハチはダイパ発売前からXDで使用可能だったりする。
ただし他のソフトには送れない。

第五世代ではブラック2のみ野生個体が出現。ただし大量発生時でないと捕まえられない。

第六世代では迷いの森の群れバトルでのみ野生個体が出現。オーロットの群れに紛れ込んでいる。
固定シンボルではないが、しっかり擬態して出てくる。
単なるネタ編成かと思いきや実は相性補完に優れており、双方に抜群で通るタイプがなく、ウソッキーの弱点は鋼以外オーロットで半減にできる。*2

Pokémon LEGENDS アルセウスでは紅蓮の湿地か天冠の山麓に出現。
トレーナーに見つかると咄嗟に木のフリをして動かなくなるため、非常に捕まえやすい。
また、サブウェポンが豊富で一致技を反撃する相手に抜群を取りやすいため、バトルで使うときも攻撃面は優秀であると言える。
野生ポケモン戦は不意を突けば先手を取れること、相手に倒された後の死に出しはそこから先に行動できる確率が高いことから、低い素早さもある程度カバーが利く。


トレーナーではダイヤモンド・パールで四天王キクノが使用。
キクノは地面タイプ使いなのに岩単のこいつを使うのは違和感だが電気タイプ使いなのに某タコを切り札とする自称最強よりかはマシだろう。
ちなみにプラチナではリストラされた。

SVでは、草タイプ使いのジムリーダー、コルサの切り札として登場。……あれ??
と言いたい所だが、今作ではポケモンのタイプをバトル中のみ上書きする「テラスタル」があり、当然このウソッキーはテラスタル発動中は草タイプになる。
弱点であった地面は半減、格闘・鋼も等倍まで抑えられるうえに、元タイプ技の一致補正も残る為、草タイプの弱点のうちを除く残り四つは岩で返り討ち、というなかなか理にかなった構築。
何より「自らを樹木と偽った岩石」が「岩石の魂を宿す樹木」になるという図は感慨深いものがある。
芸術家でもあるコルサはこれを「ウソから出た実(まこと)」と題している。
各地に出現する野生シンボルでも相変わらず木の真似をしているが、こちらが近付いたり雨が降ったりすると、物凄い勢いで爆走しフェードアウトしていく。スピードもそこそこあり、割としっちゃかめっちゃかに走る為、こちらには用はないが通り過ぎる道にこいつがいるとぶつかってしまいがち。


何気に自力で「ものまね」を覚える珍しいポケモンだったりする。


Pokemon GOでは本編とは違って低レアリティポケモンで道中やリサーチ報酬でよく見かける。
性能的には本編同様はCPはそこそこで、一致いわなだれ要員としてスーパーリーグなら使い道があるかも……と言った所。
ゲット時の的がでかいのでエクセレントスロー狙いの時はお勧めできる。
一番存在感がデカイのは岩タイプ使いのGOロケット団員が初手から繰り出してくるシャドウウソッキーで、これが非常に厄介且つガッカリな相手。
他のコラッタやズバットと言った他のタイプの初手シャドウポケモンに比べて一回り高い素のCPがシャドウ補正によって強化されるせいで、ノーマルアタックだけでもかなりの高火力。
サカキのシャドウペルシアンのように確実に詰むパターンがあるというほどでもないが、万全の手持ちで挑んでも割とガッツリ削られるので相手にする際は傷薬の在庫と相談である。
そして何より、岩タイプ使い団員はシーズンによってはかなりレアなシャドウヨーギラスを初手報酬にしてくれる場合があるのだが、
基本的にこっちも同時に出るパターンが殆どなので、ヨーギラスを期待して低レアリティのこいつが出てきたときのガッカリ感は尋常じゃない。
そして平常時もそうだが、捕獲難度がやたらと高いためせっかく下っ端とのバトルを終わらせてゲットチャレンジに移行しても中々捕まらないのが面倒。

■対戦でのウソッキー


初代には存在しなかった岩単タイプのポケモン。
防御力が高く次いで攻撃力も高いが素早さと特攻が異常に低い重戦車型。

種族値合計は410とかなり低いが無駄な部分を極限まで削っているだけ(特攻・素早さ30)なので数字程弱くない。
技の選択肢も「いわなだれ」「じしん」「じばく」「ばくれつパンチ」に3色パンチと他の岩ポケに見劣りしない。

ただ、対戦での評価は芳しくなかった。
他の岩ポケのように複合タイプがないのは耐性が減る反面弱点も少なく4倍ダメージを受けないので防御面では一概に悪いとも言えない。
しかし攻撃面では重要技「じしん」に一致補正が乗らず、攻撃種族値も並程度なので反撃で確実に相手を落とせるか怪しい部分がある。
4倍弱点がないことから爆発を狙いやすいが、当時は「だいばくはつ」を覚えず「じばく」止まりなのでこの用途でも微妙。
よって全体的な評価はゴローニャサイドン等既存の岩ポケに劣りがちだった。それこそ、戦力外扱いするプレイヤーもまるでいないことは無かった。

しかし、一致技はダイヤモンド・パールで「ストーンエッジ」、サン・ムーンでは「もろはのずつき」を習得。
サブウェポンもエメラルドから4倍弱点を狙いやすい3色パンチ、ダイパ以降はさらに強力な技が多数追加されている。
具体的には、
  • 強力な先制技「ふいうち」
  • 強力な格闘技「アームハンマー」に強化された「けたぐり」
  • 交代読みの「きあいパンチ」
  • 「いしあたま」と相性が良い「すてみタックル」
  • 「じばく」の上位版「だいばくはつ」

等々

特にラグラージ等の水タイプにプレッシャーを与える強力な草物理技「ウッドハンマー」の使い勝手はかなり良い。
ちなみに草タイプ以外で「ウッドハンマー」を覚えるのはこのポケモンとミミッキュネッコアラだけ。なんだかんだで植物に近い生き物なのだろうか?

攻撃種族値は100と物足りないため等倍ダメージのみでは厳しいが、物理技のバリエーションは岩単トップクラスであるため弱点を突きやすい。
これに攻撃のチャンスを増やす「がんじょう」と「ふいうち」が加わることで本来タイプ的に不利なポケモンもタイマンで押し切れる場合があり、より高火力を求めるなら「じゃくてんほけん」という手もある。
その素早さの低さを逆手に取りトリパでも戦えるが、こちらはドサイドンバンギラス等同じ岩タイプのライバルが多いのが気になるか。

特性の面でも「いしあたま」は強力技「もろはのずつき」「ウッドハンマー」を反動なしで使えるのは嬉しい。
後者は第九世代のテラスタルで草タイプになれるため、威力とネタに磨きがかかったと言える。
第五世代では特性「がんじょう」に「きあいのタスキ」と同様の効果が追加される仕様変更が為され、さらに強化された。
頑丈と相性の良い爆発技は弱体化してしまったが、「ロックカット」を積む猶予を作ったり反撃+「ふいうち」で生半可な耐久の相手なら落とせる。

しかし補助技のバリエーションが少なめ。いわタイプらしいと言えばらしいが。
補助技でめぼしい物と言えば上述の「ロックカット」以外では「ちょうはつ」程度。
ただかなり鈍足なので前者は特化しても110族までしか抜けず、後者も鈍足が災いしてコンボ封じには使いづらい。
素早さがあと10あればロックカット1積みで130族をギリギリ抜けたのだが…。

何気に「めいそう」と「うそなき」を覚える。
……が、そもそも特殊技が「めざめるパワー」「いびき」「りんしょう」「だいちのちから」の4つしかない。
詰まる話、コイツ特殊型は 根本的にできない のである。技が無いから。
第七世代ではもっと特殊技が無い奴が追加されたが。

また岩タイプ故に弱点が多く、特に特殊耐久が紙なのも注意したい。
頑丈がないと砂嵐時でも普通に死ねます。


■アニメでのウソッキー


タケシのウソハチがDP編序盤に進化し、手持ちとして活躍した。(CV:某スペシャルな13歳)
実はゲット当時タケシの手持ちの中で唯一の岩タイプであった。

映画『みんなの物語』ではゲットレース用のポケモンとして登場。ふとした事でカガチに懐くようになる。
様々な場面で大活躍するので、ウソッキーファンは必見。

リコとロイの旅シリーズでも第10話でコルサの手持ちとして登場。
黒いレックウザに見合う実力か見定める為ロイのホゲータと戦い、ゲーム版同様の草テラスタルやウソッキーらしい技「みがわり」、更に地味にアニメ初登場となる「ちょうはつ」を披露した。
このちょうはつ、描写はというと相手の目の前で腹の立つ顔と動きで跳ね回った後、心底バカにした様なニタつき顔で煽り立てるというまさに挑発という言葉を体現したもの。
しかし、このちょうはつで怒ったホゲータに新技・じだんだを修得させるきっかけを作った。
更に公式TwitterでもこのちょうはつのシーンのGIF画像が投稿された。

■漫画でのウソッキー


ポケットモンスターSPECIAL』では第3章ゴールドvsアカネに登場。
ある事情で37番道路の手前で擬態しており、自転車レースのコースを塞いでしまっていた。
例によって"ころがる"も"ひのこ"もものともしない謎の大木と化し、アカネやゴールドを驚かせた。
紆余曲折の末、ゴールドの手持ち「ウーたろう」になる。

後に別個体が第6章に登場し、こちらはエメラルド手持ちになっている。

ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ』では「泥を塗り固めて巨木の振りをする」という形でとおせんぼ。誰か気づけゴールドの機転で元に戻されゲットされる。
本作でゴールドが唯一自力でゲットしたポケモン。


■Pokemon Sleepでのウソッキー


リリース初期からウソハチ、ウソッキー共に登場しており、ワカクサ本島とシアンの砂浜にてぐっすり判定の睡眠を取ることで出現する。水が苦手な筈なのになんで砂浜にいるのだろうか

ちなみにウソハチは泣くように目から水分を出す「めからみず寝」という高レア寝顔がある。
ウソッキーに関しては低レア寝顔ではやはり木に擬態しながら寝ているものの、高レアになるにつれ擬態を盛大にサボりだすようになる。

肝心のお手伝い性能に関してだが、一言で言うと「本作屈指のネタ枠」である。
まずお手伝いスピードがとにかく悲惨。ウソッキーは進化後なのにお手伝い時間が60分超えという凡庸さで、ウソハチに至っては全ポケモン中ワーストの105分とまるで話にならない。
集めるきのみと食材はそれぞれオボンのみ、あんみんトマト等そこそこ需要があるものの、ウソッキーはスキル得意タイプであるため少量しか集められず、お手伝いスピードもあってあまり頼りにならない。
唯一の取り柄として、「エナジーチャージM」という掛け値無しで強力なメインスキルを持っているものの、よりお手伝いスピードが速いエーフィデンリュウと競合することになり結局見劣りしやすい。

この微妙な性能に加えて異常に出現率が高いことがウソッキーを一層ネタポケたらしめており、特にシアンの砂浜では出現ポケモンの種類が絞られていることもあってさらに出てきやすい。
ぐっすり判定で高得点を獲ったのにウソハチとウソッキーしか出てこないという絶望的な光景はポケモンスリープではよくあることである。

幸い最序盤ではそこそこ強い部類なので使いどころはあるものの、ある程度周りのポケモンが育つと以降は採用理由に愛が必要になる。


■余談


金銀発売当時西川貴教ラジオにてコイツが一回しかエンカウント出きないことを知らず倒してしまったと言っていた。

ちなみに 着ぐるみ も存在しており、特に「ポケモンKids TV」では童謡「おおきなくりのきのしたで」では よしお兄さんと 共演したり、クリスマスの動画では ウソッキーが クリスマスの飾り を飾られていてひょっこりはんのようにヒョコヒョコ出て来たりしてかわいかったりする。

HGSSのCMでは金・銀時代のウソッキーの思い出について語る女性が出てくるが、何を隠そう彼女は現在の声優業を始める前の小松未可子氏。
後に「XY」の特別編でマノンを演じる事になる。


ウソッキー「ならば逆に問おう。
      お前は一体いつから私が草タイプだと錯覚していた?」


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最終更新:2024年02月22日 08:44

*1 『スカーレット/バイオレット』では雨でも逃げない野生のウソッキーがいるが、それはゾロア系が化けた偽者である。偽の木の偽者……

*2 ちなみに冒頭の説明文はオーロットのもの。