アデルバート・スタイナー

登録日:2011/02/13(日) 11:56:32
更新日:2023/11/14 Tue 15:07:09
所要時間:約 5 分で読めます





「人の為に生きることは真に自分の為なのか 教えて欲しい 何のために人は生きるのか…」




  • アデルバート・スタイナー(Adelbert Steiner)


種族:人間
性別:男
年齢:33歳
利き腕:右利き
CV:広田みのる(ディシディアファイナルファンタジー オペラオムニア)

「アデルバート・スタイナー」は『FINAL FANTASY Ⅸ』の主要登場人物の一人。
「アレクサンドリア」の女王ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世に仕える宮廷騎士で、女性優位の「アレクサンドリア」では珍しい男子部隊「プルート隊」を率いる隊長でもある。
「騎士」の本分は主君の命に仕える事にあり…と考える四角四面の石頭。
物語の冒頭の混乱の中で「タンタラス」の王女誘拐計画と、ガーネット当人の脱出計画に巻き込まれ、共に国外逃亡するハメになってしまった…。
その“後”にもジタンやガーネットの言葉には耳を貸さず、何とかしてガーネットを「アレクサンドリア」に連れ帰ろうとする事だけを考えていた。
…その行動が更なる混乱を呼ぶ事も多く、ハッキリ言って「お荷物」だったが、
後に自らが信じていたブラネが戦争の準備をしていた事や、それによる世界の混乱を知るに付け、自らが何をすべきかを考える様になる。
…そして、自らが仕えた真の「アレクサンドリア」を取り戻す為にも「命」を守る戦いに自らの「騎士」の力を捧げる事を決意するのである。

戦闘では武器は両手で扱うタイプの騎士剣。
固有アビリティとして「剣技」および「魔法剣」を使う(魔法剣はビビがPTに居るときのみ使用可能)。
魔法剣はスタイナーのMPを使い(意外にもビビの残りMPには関係しない)、威力がスタイナーの腕力に依存するので弱点を狙えばかなりの高威力。
余談だが、剣技の雷鳴剣は基本命中率がなんと0%、つまり絶対に当たらない。
トランス」時は皮膚が鎧と同化し、全身鉄の塊のような姿となる。この状態では通常攻撃が高威力(何と通常の3倍)になる。


【出自】
5歳の時に戦災孤児となり「アレクサンドリア」の騎士に助けられた記憶から、自らも騎士となるべく研鑽を重ね、16歳にして「騎士」の称号を得た。
23歳の時に既に「アレクサンドリア」随一の剣士と呼ばれていたベアトリクスとの御前試合にて勝利(マグレ)を収め、
その褒賞として過去の英雄にあやかった名前を冠する男子部隊「プルート隊」の結成を許される。
…が、「プルート隊」の男連中はどうにもパッとする人間がおらず、
自身もマグレ勝ちの証明なのか、更に名声を高めていくベアトリクスに対して評価が低く、常日頃から悔しい思いをしていた様である。
共に旅をする事になったジタンに対してもガーネットを誘拐しようとしたと云う先入観からか、まともな評価をしようとはせずに啀み合ってばかりいた。
……が、上記の様にそもそもの人間性は素直で正道を重んずる潔白な人物である。
その為、世界を知りジタンの心根を悟った後は彼と和解。

………が、終盤には冗談を解せる程に頭も柔らかくなった。


【関連人物】
  • ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世
「アレクサンドリア」の女王で、スタイナーが命を捧げる主君。
名君であったが、スタイナーは旅の中で彼女の変容の事実を知る事になる。

「アレクサンドリア」の王女で、後の主君。
ジタンのことを信じられなかったのは当然として、当初は彼女の訴えも世迷い言だと判断し続けていた(おかしな考えではないが)。
そのため言うことをロクに聞かなかったが、軽んじていたというわけではない。

  • プルート隊
スタイナーの部下達で、メンバーは以下の8人(スタイナー除く)。
●隊長
No.1:スタイナー
●隊員
No.2:ブルツェン(情報通)
No.3:コッヘル(情報通)
No.4:ラウダ(文章は当代一)
No.5:トジェボン(三国一の砲手)
No.6:バイロイト(身体は丈夫)
No.7:ワイマール(ナンパ師)
No.8:ハーゲン(地理に明るい)
No.9:メルゲントハイム(砲弾運び名人)

※ボンクラ呼ばわりされており、実際散々な評価だったことから基本的な能力は低そうである。
そんな彼らだが、上述の様に何かしらの才能には長けているため、適材適所に配置するとかなり有能である。
スタイナーを「隊長」と呼び敬愛しているが、更に終盤では「隊長の嫁」にもこき使われている。
  • ベアトリクス
「霧の大陸」最強を謳われる天才剣士。
現在は「アレクサンドリア」の第一の騎士(将軍)。
「泣く子もだまる冷血女」
「100人斬りのベアトリクス」
…等の恐ろしげな異名を持つ。
…が、本来は身も心も美しく優しい女性であり、剣の腕は生真面目に研鑽を重ねた結果。
…ブラネに従っていたのも使命に忠実だったが故であり、後には主人公達に協力してくれる様になる。
……更に。

  • ジタン・トライバル
「タンタラス」の若き一員。
当初は啀み合っていたが、後に和解。
彼が迷っていた時期には大人の男の格好良さを見せる。

  • ビビ・オルニティア
旅の仲間で黒魔導士の少年。
ジタンやガーネット達の様な確執はなく、更に素直な子だったのでスタイナーも素直な気持ちで彼に接し、礼節を尽くす。
スタイナーが何気無く発した「ビビ殿はビビ殿ではありませんか?」
…の言葉は、ビビを前に歩かせる最初の契機となった。

※尚、ビビが一緒のパーティに居ると「魔法剣」のコマンドが使用出来る。
尚、威力はスタイナーの腕力に作用される事に注意。



※以下はプレイした人間だけが喜ぶネタバレ


























中盤で、エーコがジタンに宛てたラブレターを間違って数人が取得したのを契機にベアトリクスと恋愛関係に発展する。



隊長
「…レッドローズ!?……まさか、ベアトリクスか!」


ジタン
「…ハッ!とんでもない女に惚れられたもんだな!!」


隊長
「貴様に言われたくは無いのである!!」


姫様
「ちょっとスタイナー!…それどうゆう意味!?」





…生真面目で朴念仁のスタイナーと、純情で天然なベアトリクスのやり取りは妙に和む事請け合いである。

尚、スタイナーの他の好物はギザールの野菜のピクルス、「エクスカリバーⅡ」等…


「自分は、この国と姫様、そして……そして、ベアトリクス!……お前をも守ってみせる!!」









追記、修正をする者を見守るのも騎士たる者の取るべき道であろう。

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最終更新:2023年11月14日 15:07