ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世

登録日 :2011/02/19(土) 23:41:22
更新日 : 2017/08/18 Fri 21:48:57
所要時間 :約 6 分で読めます





「“王女らしく”ではなく本当の自分を確かめたいの……でも…」





  • ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世(Garnet Til Alexandros 17th)


種族:人間
性別:女
年齢:16歳
利き腕:右利き
CV:能登麻美子(ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア)

「ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世」は『FINAL FANTASY Ⅸ』の主要登場人物で同作のメインヒロイン。
パーティ内での名称は「ダガー」

「アレクサンドリア王国」の王女。
父を亡くして以来、母ブラネの態度がおかしくなった事に心を痛めており、自らの16歳を祝う盛大な祭りの最中に救援を求めて隣国「リンドブルム」への脱出を決意。
目的を同じくして潜入して来たジタンら「タンタラス」やビビと合流する事になる。

ジタンとは冒険を通じて親交を深めるも、理想と現実の間の意見の食い違いから道を違えた事もあった。
そして「旅」の中で、自らの出自の秘密を知り、母の死を看取る事になるのである。

物語の中盤には、戦死した母の後を継ぎ「アレクサンドリア」の女王の重責を引き継ぐ事になるが、王国の崩壊とそれまでの悲劇の積み重ねにより一時的に言葉を失う。

……しかし、王国を崩壊させた仇敵クジャを追う課程で仲間達の頑張りを目にし、自らも戦う事を決意。
母の墓前で言葉を取り戻し、過去との決別を誓い自ら髪を切った。

そして、個人の運命を越えた「命」を守る戦いに臨むのである。
自らを取り戻して以降は、ジタンにとっても最も頼れる存在となり彼を支えた。



専用武器はロッドとラケット。
ラケットは威力もマシで遠距離攻撃も可能。
固有アビリティは「白魔法」と「召喚」(「トランス」時は「幻獣」に変化。)
メンバーの回復役であり、攻撃型の召喚獣を持つ為、中盤以降には戦闘面でも主力に出来る。

一方でジタン、ビビと共にシナリオでの比重が高く、物語の途中で能力を一時的に失う(※コマンドが高確率で失敗するようになる)など、演出的な補正も多い。



【出自】
「アレクサンドリア王国」始まって以来の美姫と謳われ、民衆から絶大な人気を集める。
聡明で心優しく、母ブラネの変化を敏感に感じ取り行動を起こしたのもそれ故にである。
6歳以前の記憶が無く、周囲には幼い頃から城で過ごして来たと言われて来た。
自身でもそれを信じているが、どこで聞いたか知らない「歌」を記憶に残すなど、ハッキリしない部分も多い。

尚、劇中で見られる幼い日の彼女は現在の姿からは想像出来ない程のお転婆であった。
反面、この頃からエイヴォン卿の「君の小鳥になりたい」を愛読するなど、生まれながらの芸術好きではあった様だ。

お姫様と云う立場もあってか、外の世界を知らず理想が先に立ち過ぎているなど、序盤ではそうした周囲との「ズレ」が描かれており、その為に自らの命と自分を助けに来た仲間達を危機に陥らせてしまう場面もある。

高貴な生まれながら、差別と云う意識(それ故にか)が無く、どんな立場の相手にも慈愛の目を向けるのも特徴で、経験を積んで以降は「理想」とのバランスが取れた落ち着きを見せる様になる。



【関連人物】

  • ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世
「アレクサンドリア王国」の女王で、最愛の母。
元々は芸術を愛す心優しい母にして理想的な統治者でもあったが、父の死後より変化が始まり、ここ1年の変貌ぶりを特に懸念したガーネットは国を出る事を決意した。

自らにためらわずに刃を向ける程に冷酷となり、また自らの出自の秘密を知った後にも、ガーネットはブラネを愛し続け目を覚ましてくれる事を祈っていたのだが……。

この物語で描かれる生々しいブラネの姿は、紛う事無き「人間」のものである。


  • アデルバート・スタイナー
  • ベアトリクス
「アレクサンドリア王国」に仕える宮廷騎士。
忠実な臣下であり、常にガーネットを守る。
共にブラネの非道からガーネットを守り、後に離反。

女王となった後にも彼女を支える。
特にスタイナーは主要パーティメンバーでもあり、彼の変化からも「アレクサンドリア王国」の物語が見える。


  • トット先生
「ガイア」を研究する高名な学者で、ガーネットの家庭教師を務めていたが、その知識を恐れられたのか1年程前に王国から追放されていた。
ガーネットの出生の秘密を知る数少ない人物で、特に重要視している研究対象は「召喚獣」と「召喚士一族」


  • シド・ファブール9世
「霧の大陸」の最大国家「リンドブルム公国」大公。
亡き「アレクサンドリア」王の友人で、姫からはおじさまと慕われているブリ。
「タンタラス」に姫の誘拐を依頼するなど、常に先を見通す反面、迂闊な行動から自らを窮地に追い込むクセがあるケロよ。
ジタン「……ダメだこりゃ」


  • ジタン・トライバル
「タンタラス」の一員で、目的を同じくするガーネットは彼に自らの誘拐を依頼する。
仮の名の「ダガー」は彼が持っていた短剣に由来する。
……旅を通して幾度も彼に救われる中で、軽い態度を装いつつもその裏にあるジタンの深い思いやりの心を知ったガーネットは、やがて自分が彼に惹かれていると云う事を自覚する。


  • エーコ・キャルオル
滅び去った「召喚士一族」の生き残りの少女。
彼女との出会いにガーネットは自らの出自を知る。



【召喚獣】
ガーネットが使用出来る召喚獣は、攻撃型の物が全てである。
●シヴァ
●イフリート
●ラムウ
●アトモス
●オーディン
●リヴァイアサン
●バハムート
●アーク

この内、「シヴァ」「イフリート」「アトモス」「オーディン」「バハムート」は最初から備えているが、初期MPが低い上に消費MPが4倍になっているので実質的に使えない。

前述の様に実際に使用出来る様になる中盤以降は攻撃面でもパーティを支える。

「トランス」時の「幻獣」は本来の威力よりも落ちるが、トランスゲージ解除まで「召喚獣」が自動発動すると云うもので、高レベルになる程、素早く発動する。


※以下、ネタバレ




























実はブラネの本当の娘ではなく、10年前にガーランドの命によりクジャが滅ぼした「召喚士一族」の里「マダイン・サリ」の生き残り……つまりはエーコと同じ最後の「召喚士」であった。

滅びゆく「マダイン・サリ」から実の母と共に脱出するも、「アレクサンドリア」に着いた時に生きていたのは彼女だけであり、偶然にもブラネが失った本物のガーネット姫に瓜二つであった事から替わりに姫として育てられる事になった。

元はエーコ同様に「召喚獣」と交信する為のツノがあったのだが、「アレクサンドリア」に流れ着いた後に切られてしまったらしい。

ちなみに、彼女の本名はセーラ。
ガーランドと同様、FF1に登場したお姫様が元ネタである。

「FF9」の主題歌「Melodies of Life(生命の歌)」は劇中ではガーネットの歌う謎の歌……
実は本当の母から聞かされていた「マダイン・サリ」の歌だった。

本作のテーマが込められた名曲である事は言うまでも無い。





わたしができる追記、修正をしていく……ジタン、今までのわたしをおぼえていてね

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