飛空艇一覧(FF9)

登録日:2011/03/04(金) 20:36:38
更新日:2022/08/14 Sun 15:42:43
所要時間:約 6 分で読めます




FINAL FANTASYシリーズにほぼ毎回登場し、爽快な音楽と共に縦横無尽に空を翔ける船『飛空艇』。
中でもFINAL FANTASY Ⅸでは多くの種類が登場する。

この項目では、FF9に登場する飛空艇について解説する。





【霧機関搭載型】
序盤の舞台となる「霧の大陸」に蔓延する、“霧”をエネルギーとする飛空艇。その為、霧の無い上空・大陸の外では飛べない。
ゲームに登場するのは殆どがこのタイプ。

●劇場艇プリマビスタ

   種別:劇場付き豪華飛空艇
 総トン数:8,235t
収容乗客数:288名
   動力:ヴェール・エナジー
   建造:ゼボルト造船所
   船籍:リンドブルム

盗賊団タンタラス所有の飛空艇。
この飛空艇そのものが劇の舞台となる、通称「劇場艇」。その為か非常に派手な外見を持つ。
ゲーム序盤で「魔の森」に墜落。森と共に石化したと思われるが、エンディングにも登場している(別の同型艇?)。

因みに、プリマビスタ(prima vista)とはイタリア語で「初見」「一目で」という意味。
同名の化粧品のCMで耳にした人も多いのではないだろうか。

DISSIDIA 012 FINAL FANTASYのバトルマップとしても登場している。


●カーゴシップ

アレクサンドリア王国が保有する旧式の貨物艇。
飛空艇黎明期に建造された船で、現在使用されている飛空艇の機関部は、皆この船を基本としている。旧式ながら機関出力は高い。
ダリの村で製造した黒魔道士を「アレクサンドリア」に運んでいた。操縦も黒魔道士が行う。
ジタンらはこれで「リンドブルム」に向かおうとするが、途中黒のワルツ3号の襲撃を受け大破した。


●フェンリル
小型の高速飛空艇。今作にも登場する同名の召喚獣との関連は不明。
カーゴシップに乗り込んだジタンらを追うゾーン&ソーンが搭乗していたが、暴走した黒のワルツ3号に乗っ取られ、カーゴシップと空中戦を繰り広げる。

が、3号自らの魔法により動力部が破損。ゲートをくぐり切れずにそのまま衝突、爆散した。


●ヴィルトガンス

リンドブルム飛空艇団の主力を担う戦闘艦。飛空艇の艇首に巨大な盾を貼り付けたようなデザイン(というかそのまんま)。
因みにこの名前、シナリオの本筋では一切登場しない。リンドブルム商業区に居る女の子から「父親がヴィルトガンスのパイロット」という話を聞ける程度である。
アレクサンドリアとの戦争では出撃前に黒魔導士の集団に船渠内で撃破されるわ、召喚獣アトモスに飲み込まれるわと散々なやられっぷりだったが、終盤ではその戦闘力でクジャの軍勢を蹴散らし、記憶の場所へ向かうジタン達を援護した。


●レッドローズ
アレクサンドリア王家の座乗艦でもある戦闘艦。巨大な艦砲を備え、リンドブルムを攻撃した。
特殊な装備として「テレポット」があり、これは入った者をワープさせる装置で主に黒魔道士を送り込むのに使用する。
「クレイラ」からアレクサンドリアに向かうジタン達もこれを利用した。
“空飛ぶ女モーグリ”ことセリノも搭乗しており、セーブも可能。

ブラネ女王がクレイラ攻略の際に、ダークマターを用いてオーディンを召喚したのもこの飛空艇からである。
終盤ではベアトリクスが乗艦、記憶の場所に突入するジタンらをサポートした。



【蒸気機関搭載型】
「リンドブルム」大公シド・ファブールが開発した「蒸気機関」を搭載したタイプ。
  • エネルギーに「霧」を用いない為、飛行エリアを制限されない。
  • 精神的に有害な「霧」と違い蒸気は無害。
といった特徴がある。
現在このタイプはヒルダガルデのみで、三隻製造された。
名称の由来は、シドの妻であるヒルダガルデ・ファブールから。

●ヒルダガルデ1号

銀色の飛空艇。
シドの浮気に怒ったヒルダが国を出る際に使用したが、クジャによりヒルダごと奪取されてしまう。
以降はガイアにおけるクジャの移動手段として利用される事になる。

ウイユヴェールへの“お使い”の際には、ジタンらを当地へと運んだ。
因みにこの際、停泊しているこの船を調べるとゾーン&ソーンから買い物ができる。


●ヒルダガルデ2号
1号を失ったシドが製作に着手したが、いかんせん当の本人がブリ虫状態であった為その作業は全くはかどらなかったブリ。
しかし、アレクサンドリアに向かうのに必要となったため急遽完成させた……はいいが、その仕上がりは最悪の一言(例/絶え間無い振動、ネジが飛ぶ等)。

結局、処女飛行でそのままお払い箱となるハメになったケロ。


●ヒルダガルデ3号

ヒルダと和解し、ようやく人間に戻ったシドが造り上げた。
アレクサンドリアの船(水上船)、ブルーナルシスを船体としてそのまま流用。
結果、製作期間の大幅の短縮に成功した。

初めて本格的にプレイヤーの移動手段として活用できる船であり、後に後述のインビンシブルにその役を譲るものの、搭乗と同時に流れ出す軽快なBGMと共にプレイヤーの印象に強く残る機体であると思われる。

記憶の場所突入の際は、リンドブルム艦隊の旗艦としてシド自らが搭乗し活躍する。
この時砲撃を行っているのが確認できるが、元々装備されていたのか後から追加したのかは不明。

パイロットの女性エリンとは、カーゴシップで初めてリンドブルムを訪れた直後に城内を探索すると会話ができる。
船乗りになったばかりであり、
「新型飛空艇(=ヒルダガルデ)のテストパイロットに合格したはいいが、肝心の飛空艇が無い」
と嘆いていたが、ジタンの励まし(ナンパ。結果は失敗)により元気を取り戻す。
※この時点で会話をしたかどうかで、後にトレノで会った際のセリフが変化する。



【テラの飛空艇】
異世界テラの超科学により製造された飛空艇。本編の舞台、ガイアに存在するどの飛空艇も凌駕する性能を持つ。
確認されている機体はインビンシブルのみ。

●インビンシブル

テラの最新型戦闘用飛空艇。テラの管理者ガーランドが保有する飛空艇であるが、クジャに貸し出されていた。
インビンシブル(invincible)とは「無敵の」の意。
よくインビジブル(invisible)と間違われるが、その場合「目に見えない、隠れた」となり意味が違ってくる。
まあ、視認できなければ十分チートだが。

作中でよく巨大な飛空艇であるといわれるが、一節では170mもあるとされている(大型旅客機が70m前後)。

底部に赤い巨大な目玉のような装置があり、魂の吸収・召喚獣の制御といった能力を備える。
(※クジャはこの機体に溜め込まれた魂を使ってトランスをした)

アレクサンダーをあっさりと破壊する程の火力を有し、その力と上記の能力によってガイアに数多くの悲劇をもたらした。
テラでこの船を見たガーネット(ダガー)は、マダイン・サリの惨劇がフラッシュバックし昏倒してしまった。

テラ脱出の際にジタン達が奪取。以降この船がプレイヤーの新たな移動手段となる。操縦はジタンが行う。
ヒルダガルデ3号と違い、荒れ地での離着陸も可能である。

尚、インビンシブル中心部には“ステラツィオ”星宮パイシーズがある。クジャが持っていたのだろうか?
因みに船体造形のモデルはFF4の飛空艇エンタープライズを天野喜孝氏が自己解釈で描いたもの。





――――――
ジタン「まあそうしょげるなよ……。いつかこの項目の名前が良項目としてアニヲタWiki中にとどろく日が来るさ! だから……君の名前教えてくれないかな?」

Wiki篭りの女の子「ありがとうございまっす!おかげでまたやる気が出ました!」

ジタン「あ、それで名前……。ちなみにオレの名前はジタンね」

Wiki篭りの女の子「わたし、エリンっていいまっす」

ジタン「そうかエリンか……。それじゃ元気が出たところで お茶でも……」

Wiki篭りのエリン「頑張って追記・修正にはげむようにしまっす!」 タッタッタ…





ジタン「……………」orz



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最終更新:2022年08月14日 15:42