Journey(ロックバンド)

登録日:2012/01/20(金) 08:04:15
更新日:2017/11/20 Mon 09:18:19
所要時間:約 6 分で読めます




Journey (ジャーニー)はアメリカのロックバンドで80年にヒット曲を量産し時代を代表するバンドの1つである。
特に映画海猿で使われた「Open Arms」を始め第2回WBC大会の中継時に使用された「Separate Ways」「Don't Stop Believin'」等が有名である。

80年代のバンドのイメージがあるが何気に73年から活動している。
スティーヴ・ペリーが加入後は作風が変わりスティーヴの歌声を活かしたメロディアスかつポップなハードロック路線に切り替え大成功を収める事となる。


81年に発売されたアルバム「Escape」は全米1位を獲得し全世界で1000万枚を売り上げ一躍トップバンドへ駆け上がる。
83年に発売されたアルバム「Frontiers」も大ヒットし、最もジャーニーが輝いて居た時期である。

しかしその後成功による金銭面での事情やメンバーのソロ活動により分解状態になってしまう。
86年にアルバム「Raised On Radio」をなんとか発売するがスティーヴ・ペリーが脱退してしまい解散してしまう。
それから10年後に黄金期のメンバーで再結成をしてアルバム「Trial By Fire」を発売するが、
スティーヴ・ペリーの母が死去した事により心身共に疲労しツアーに出る事を拒否し脱退する。
この時にスティーヴ・スミスもジャズに専念したいことから脱退する。


その後新たにボーカルにスティーヴ・オウジェリーとドラムにディーン・カストロノヴォを迎える。
カストロノヴォであり間違ってもスカトロノヴォではry


活動を再開するがアルバムの売り上げが以前ほど上がらず伸び悩んでいた。
オウジェリーも喉を痛め脱退し代わりにジェフ・スコット・ソートが加入するもどう考えてもジャーニーの曲とは声質がマッチしない。
ニール・ショーンは一体何を思って加入させたのだろう………
ジェフも1年足らずで脱退してしまい遂には活動困難かと思いきや、世界中が驚く夢の様な話で再び黄金期を迎えることとなる。
ボーカリストが見付からず遂にはyoutubeで自らのバンドのカバーを見ていたところ、
とある1つの動画を見た彼は深夜にも関わらず鼻息荒いままジョナサンに電話をかけた。

以下はその再現

ニール「おい!俺たちの新しいボーカルが見つかったぞ」

ジョナサン「どこのバンドなんだ?」

ニール「マニラのZooというバンドさ!」

ジョナサン「はぁ?マニラ?マニラってフィリピンのか?」


そりゃいきなり深夜に電話がかかってきて探していた人物がフィリピンに居ただなんて言われたら誰だって驚くだろう。

そう、ニールの見た動画はフィリピン人のバンドの演奏だった。
その抜きん出た歌唱力の高さと、スティーヴ・ペリーと瓜二つの歌い方をするアーネル・ピネダにニールはすっかり魅せられ、彼に惚れ込んだのである。

すぐさま連絡を取ろうとメッセージを送ったりコメントを書いたりしたニールだが、流石に最初は悪戯だと思われていた。
しかしニールが本人であることを証明したため、アーネルはオーディションに参加。
その結果、見事ジャーニーのボーカリストとなった。

ちなみに、ニールを惚れ込ませた動画をアップロードしていたのはアーネル本人ではなく、彼の友人。
持つべきものは友達である。

苦節40年にして人生の成功を勝ち取った彼のサクセスストーリーは、
母国フィリピンでは勿論アメリカでも多いに取り上げられニュース番組で特集を組まれるほどである。


新ボーカリスト・アーネルを迎え発売されたアルバム「Revelation」は全米5位と久しぶりの大ヒット作となりツアーも大成功。
2009年には日本ツアーも行い、東京、名古屋、大阪の全公演のチケットが完売という、こちらも大成功をおさめた。


余談

◇Separate WaysのPVが死ぬほどダサいことも有名。
ペリーがなだぎにしか見えない。

◇アンチMTVらしくPVはほとんど作っていない様である。


代表曲等

  • Open Arms
恐らく一番有名な曲。

  • Separate Ways
曲はかっこいいのにPVが…
どうしてこうなった

  • Faithfully
Open Armsと並ぶ名バラード。
この曲こそニールがアーネルを見つけた時に聴いた曲だった。

  • Anyway You Want It
日テレ「スッキリ!!」のテーマ曲。

  • Don't Stop Believin'
世界で今一番有名なJourneyの曲。
歌詞も素晴らしく産業ロックの一言では片付けられない。

  • When You Love A Woman
何よりスティーヴ・ペリーの歌声が素晴らしいバラード。
円熟さを持った掠れ気味のハスキーボイスで魂を揺さぶる様に歌う歌声には感動させられる。
しかしPVではペリーの容姿がロン毛+オールバックで痩せた長州子力の様になっている。


現在のメンバー


アーネル・ピネダ(ボーカル)
12歳の時に母親を亡くし、一家離散しホームレスになった過去もある苦労人。
リサイクル業者に、空き瓶、古新聞、くず金属などを集めて売っていたが当然まともに生活出来る訳も無く灯油混じりの水もすすって生きてきたと語っている。

それでも母親から教わった歌を糧に生きてきた結果、
苦節40年にしてフィリピンの小さなバーで歌う無名のシンガーから世界を羽ばたくシンガーへとなったのであった。






と、何この漫画みたいな話、と思うが実話なのである。

加入時点で既に40歳と普通の歌手であるならば喉の衰えが来ても不思議ではない年だが、
彼の歌唱力は年々進化して言っている‥マニラでの凱旋ライブはペリーを越えた。
最近両腕の刺青が増えた。


ニール・ショーン(ギター)
ジョナサン・ケイン(キーボード)
ロス・ヴァロリー(ベース)
スティーヴ・スミス (ドラム)
上記の4人は下記を参照。


黄金期のメンバー
スティーヴ・ペリー (ヴォーカル)
逞しい鼻が特徴の2代目ヴォーカル。
ソウルミュージックをルーツとした伸びるハイトーンボイスと時に甘い歌声が持ち味。
81年ごろまでは容姿もよく女性ファンも多かった。
しかしそれ以降はなだぎだったり痩せた長州小力になったりしていた。
1996年脱退。
因みに自分と声質が良く似ているアーネル・ピネダについては以外にもその実力を高く評価しており、

2014年に

「『(ピネダが)ペリーがジャーニーへ戻るようなら自分は快くボーカルを譲る』と語っているがどう思うか?あなたはジャーニー再加入を考えているか?」

という質問に対して

「誰が、そして、何がアーネルにそのような物言いをさせるのかは分からない。
アーネルはジャーニーのリード・シンガーだし、自分はアーネルがベストを尽くしてくれることだけを願っている。 
自分がジャーニーへ再加入することはあり得ない」

と高く評価している。
また、ピネダと初めて会ったロックの殿堂入りの際のスピーチでも

「そして、毎晩、心を込めてこれらを歌っている人物に感謝しなきゃならない。アーネル・ピネダだ。アーネル、愛しているよ。ありがとう」

と最大級の賛辞を送っている。

ニール・ショーン (ギター)
チリチリ頭。オリジナルメンバーにしてバンドのリーダー。
10歳からギターを始め18歳でサンタナのバンドのギタリストに抜擢される程の天才。
バラードでもお構いしにソロで音を詰め込みまくるがトーンが綺麗なので不思議と気にならない。
ライブでのギターソロは通称俺様タイム。


ロス・ヴァロリー (ベース)
変顔おじさん。一応彼もオリジナルメンバー。
変顔が大好きでよくライブ中に変顔を披露している模様。


ジョナサン・ケイン (キーボード)
2代目キーボード。
天才的な作曲センスの持ち主。Open Armsも彼による作曲。


スティーヴ・スミス (ドラム)
ハゲ、植毛
ジャズで鍛えぬかれた確かなドラムテクニックでスタジオミュージシャンとしても活躍。
ディーン・カストロノヴォの解雇を受けて2016年、20年ぶりにバンドに復帰した。

  • その他の主な元メンバー

  • エインズレー・ダンバー(ドラム)
ジェフ・ベックやフランク・ザッパ、デイヴィッド・ボウイなど一流のミュージシャンとも共演した事がある凄腕おじさん。
初期のジャーニーの作品には全て参加していたが、ペリー加入に伴うバンドの路線変更に異を唱えた為、脱退。
ロックの殿堂入りでは39年振りにメンバーと共演した。


グレッグ・ローリー (キーボード)
初代キーボード。ニール・ショーンとはサンタナの同期。
ペリー加入しこれから全盛期を迎えようとする直前に心労で脱退。
ロックの殿堂入りでは36年振りにメンバーと共演した。

ディーン・カストロノヴォ(ドラム)
スラッシュメタル上がりで腕前は勿論歌もかなり上手い。
ドラムを叩きながらMother,Fatherを歌う姿は圧巻。
2015年、DVで逮捕されてしまい解雇の憂き目に…
現在は元ホワイトスネイクのダグ・アルドリッチらと組み、自身がVoを兼任するレボリューション・セインツや
同じくダグ・アルドリッチや元モトリー・クルーのジョン・コラビと組んだザ・デッド・デイジーズで活動している。
因みに自身の解雇については

「突然言われたけど自分の事(ドラッグとDV)が原因だから彼らに恨みはないし、むしろ彼らには借りがあるくらいだ」
「彼らとは殆ど全ての人と連絡を取っているし、今は自分の活動があるけど彼らとはまた一緒にやれたら嬉しいよ」

と漢らしいコメントをしている。



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