説明不足

登録日:2011/04/11(月) 23:57:31
更新日:2023/09/11 Mon 12:22:45
所要時間:約 4 分で読めます




説明不足っていうのはアレだ。

項目とか話の内容とかがアレなせいでアレだったりすることだ。

「蛍光灯買ってきて」と頼んだらサイズの合わないアレを買ってこられたりとか。

つまりはそういうことだ。



追記・修正よろしく。


「後は察しろ」
そうか!監督にはそんな意図が…!













で終わって良いわけが無かろう。



言葉通り、物事に対する説明が充分に行われていない状況の事である。
改めて書く迄もないが、そもそも「説明」というのは、“それがどういうものであるのかを、相手にも分かるように順序立てて言うこと”を指す。
当然、不足すればそれを伝えたい相手に充分に理解して貰えない(もしくは曲解される)という事態が起こる。

とはいえ、説明不足という現象が起こるのを説明者のせいだけにするのは酷な話であろう。
説明しすぎて逆に理解されないこともあるし、相手によって理解しやすい説明も違ってくる。
時には、違う理解力の持ち主に同時に説明しなければならない。


◆パターン

●故意型

受け取り手に対して、故意に説明を省くやり方、自発的に何かに気付かせる為に、敢えて説明を省く場合も有るが、
大抵悪意を持った人間に多い。彼等の言い分としては、
「嘘はついていない。少し言い忘れただけだ
「だってあの時聞かなかったっしょ?聞かれたら答えたのに(ニヤニヤ)」
という事になる。
代表的なのはミステリーの真犯人が証言の矛盾を突かれた時にする言い訳や「僕と契約して、魔法少女になってよ!」など。

●事故型

偶然説明が足りなくなった、または説明を足りなくしてしまった。
相手が自分と同じ情報、知識を持っていると思い込んでしまった場合や、上手い言葉が見つからなかった。
又は人と話す事が極端に苦手だったりした。
さらに、途中で話から抜けていたり途中から話に乱入した場合起こり得る。
あるいは、今際の言葉の場合もある。
この場合、創作物では肝心の部分に到達できずに力尽きたり、中途半端な所で途絶えて真逆の意味に捉えられることが多い。
故意型と違って悪意の有る場合はまず無いが、それ故にいつの間にか全面抗争並みに関係がこじれてたり、
虎型ロボットが暴走したりする場合も有るので結構シャレにならなかったりする。

●コミュ障型

事故型の派生。
口下手、恥ずかしがり屋な為に起こってしまった場合。
説明したい事柄を上手く言葉に出来ずに終わったり、やきもきした相手が説明の途中で「だいたい分かった」等と言って会話を切り上げてしまう。
この場合は半分相手の責任であり大抵積み重なったミスのツケを後に払わされたり、大事な情報を聞き逃して死んだりするので人の話は最後まで聞きましょう。

◆主な例

「僕は魔法少女になってくれって、きちんとお願いしたはずだよ。実際の姿がどういうものか説明を省略したけれど…」


「練習は禁止だ、合宿所から出るな」←理由は言わない。

正解は「ディメンションキック」(仮面ライダー図鑑の解説では「全身を発光体と化して敵に命中するまで追尾する変則技」と紹介されている)。
そもそもスカイライダーが墜落した直後にカードを回収なんて回り込みでもしないと無理だろう。
また『装動 仮面ライダージオウ』の担当・G男は装動のディケイドでスカイライダーを倒すシーンを再現したが…?
「あのシーン、ディメンションブラストなんですね…。完全にディメンションキックだと思い込んでおりました」

「3年ほど前、ラジオ体操を本気でやってみました。血ヘド吐きました。でも1週間続けたら慣れ、半年後にはラジ体では飽き足らず、自衛隊体操に手を出して血ヘド吐きました。パワーアップってそういうものでは?
白倉Pのツイートより一部抜粋。

「宇宙から来たみたいだけど…ウォズ、何か知らない?」←と正体不明のライダーだったが…正体不明のまま倒された。
一応ワームとの関係性は疑われたが何も解明せずに終わった。

特に父から息子への遺言等は大体まともに伝わらない。

「何?カードの効果はカードのテキストを読めばわかるのではないのか!?」

柊柚子はアカデミアに攫われたのではなくシンクロ次元に消えたとか、親父の目的とか、零羅を無理にでも戦わせる目的とか、別にとか仲間達に言わなくても問題はないよな。視聴者は大体知っているわけだし。

  • ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団
日本一ソフトウェアのDRPG。
このゲームの特色の一つとして、プレイヤーの分身の役割がほぼ地下迷宮の探索役に特化している点がある。
ストーリーの展開などは周囲の人間だけが勝手に進める形になっており、人間扱いされていない主人公(及びプレイヤー)に対して細かい状況の説明が行われない。
主人公をオペレートする立場のプレイヤーは地上で起きた内容を垣間見ることができるが、現場にいないため常に納得ができるだけの情報が提供される訳ではない。
一方で、現場で状況に直面している登場人物は納得してしまっている上に、他人なので心の中まではテキスト表示されない。
つまりほぼ明確な理由の元に説明不足なのである。前作も同じ感じだったが、今作ではより顕著とになった。
おかげで、特に気にしなければ素通りしてしまうが、細かく見ていると結構な量の伏線が潜んでいる。

リュウセイ「俺はこんなところで負けるわけにはいかない、なぜなら、俺には絶対負けられない理由があるからだ!
その「負けられない理由」が説明されないため、理論が無限後退を起こしている。
このシーンに限らず、このアニメでは「ボーグバトルの具体的ルール」をはじめ、視聴者に対してまともな説明は行われない。「前後編の後編だけ」「新シリーズの導入部分だけ」「知らないレギュラーキャラの活躍の振り返り」などのエピソードも存在する。

「追記・修正したんだ。立て逃げじゃない」

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最終更新:2023年09月11日 12:22