ママンボウ

登録日:2010/12/26 Sun 01:46:37
更新日:2024/04/01 Mon 12:46:31
所要時間:約 4 分で読めます





ママンボウの体をおおう特殊な粘膜には傷を治す効果がある。


ママンボウとはポケットモンスターシリーズにブラック・ホワイトから登場したポケモン

■データ


全国図鑑No.594
分類:かいほうポケモン
英語名:Alomomola
高さ:1.2m
重さ:31.6kg
タマゴグループ:水中1/水中2
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず

特性:いやしのこころ(ターン毎に1/3の確率で味方の状態異常を治す)
  /うるおいボディ(天候が雨の時、ターン終了時に自分の状態異常が治る)
隠れ特性:さいせいりょく(他のポケモンに交代した時に最大HPの1/3回復する)

HP:165
攻撃:75
防御:80
特攻:40
特防:45
素早さ:65
合計:470

努力値:HP+2


■概要


ヒレが大きくなった桃色のマンボウ、といった容姿のポケモン
介抱ポケモンだけあり、傷付いたポケモンを見つけるとその長いヒレで抱きかかえ、岸まで運んでやるといった優しい心を持つ。
運んだ後どうするんだとか思ってはいけない。

発売前ではラブカス進化形である事が噂されていたが、んなこたぁなかった。
生息地はやはり海上であるが、レアポケモンに属するため、渦が発生した部分でないと遭遇できない。その辺りは「海宝」と掛けているのだろうか。

因みに「ママ」ンボウではあるが♂も存在し、性別の比率にも偏りがない。
♂を「オカマンボウ」とか呼ぶのはやめてあげよう。


■ゲームでのママンボウ


前述の通り海上にて出現するが、イッシュ地方は物語において水道を通る必要がない(そもそも水道と名のつくのは17番水道のみ)、
条件を満たさないと遭遇できないレアポケモンである、などの理由でシナリオで野生個体に会う事はほとんどないだろう。

一応7番道路にてママンボウを使用するトレーナーがいるので、ナットレイジヘッドのように自分で捕まえなければ図鑑に載らない、という訳ではない。

剣盾ではリストラの憂き目に遭うも、SVでは再登場を果たしている。
SVではパルデア北西部の海にのみ生息しており、やはりあまり出現率は高くない。


■対戦でのママンボウ


合計種族値こそ470で控えめではあるが、HP種族値はあのカビゴンを超える165。

そのお陰で素の物理耐久は同タイプのスイクンを超えており、全ポケモン中でもトップクラスに位置している。
特防こそ45と低いがHPが高すぎるお陰でフォローが容易く、特防に努力値を振るだけでサンダーの「10まんボルト」を確定で耐える程の硬さになる。

耐久型ポケにおいてHPがいかに重要なステータスであるかがよく分かるだろう。ツボツボ涙目。

基本的にそのバカ高い物理耐久を生かして耐久型として起用される。

攻撃技は
安定した「アクアブレイク」、やけどを絡めての「ダイビング」、鈍足を補うタイプ一致先制技の「アクアジェット」、威力は低いが3割やけどが美味しい「ねっとう」、対用の「れいとうビーム」、
特殊アタッカーに一矢報いる「ミラーコート」等。

変化技は
耐久型でお馴染み「どくどく」、特性と組み合わせての「あまごい」、雨下で使い放題の「ねむる」、
単体での回復技で味方のサポもできる「ねがいごと」、ねがいごとやどくどくのターン稼ぎに「まもる」、特殊耐久を上げられる「めいそう」、
相手の技をタイプ不一致にしどくどくとも相性がいい「みずびたし」等。

なお、「いやしのこころ」はダブル、トリプルにおいて一緒に場に出ているポケモンにのみ効果があり、
技「いやしのすず」等の様に控えのポケモンの状態異常を回復させるような効果はない。
また「うるおいボディ」は雨状態でなければ効果がなく、6世代から「あまごい」の雨永続仕様がなくなってしまったので雨乞いを採用しない場合は「さいせいりょく」一択である。

弱点としては、「みがわり」や「ちょうはつ」持ちに無力になってしまう点である。
だが、そこはそれらをやられる前の交換際に「どくどく」を浴びせる、エルフーン等の「アンコール」で縛る、などで対処しよう。

SVではDLC第1弾にて、わざマシンで新たに「クイックターン」を習得するようになった。タイプ一致の交代攻撃技なので再生力を絡めたサイクル戦を行うママンボウと非常に相性がいい技であり、純粋に大きく強化された。
更に多くの水ポケモンが没収された「ねっとう」も引き続き習得可能なお陰もあって、結果的に水技のレパートリーが全ポケモン中屈指の幅広さと化した。
多機能な攻撃技だけでサポートとクッション役をこなせることから、今作ではとつげきチョッキを持たせたフルアタがシングルバトルでは主流となっており、受けループの新メンバーとして活躍している。
ママンボウの活躍でグライオンオーロンゲモロバレルが相性の良さでメジャークラスの要注意ポケモンに復権する程の影響力を与えた。
一方で貴重なダメージソースの「どくどく」を喪失したのは大きな痛手。
他にもかいほうポケモンなのにダブルバトルで有用な「いやしのはどう」を失ってしまった。


■アニメでのママンボウ


ママンボウをスポットを当てた話はまだないが、サトシがイッシュ地方で初めて目撃したポケモンはこのママンボウである。


追記・修正は♂のママンボウにパパンボウと名前をつけてからお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • ポケモン解説項目
  • 無進化ポケモン
  • みず
  • 第五世代
  • BW
  • ママンボウ
  • 介抱
  • ママ
  • マンボウ
  • 耐久型
  • 高いHP
  • ママで止まります?
  • ラブカスの進化形ではない
  • ♂だとパパンボウ? ←いやカマンボウだろ
  • ジジンボウ
  • ババンボウ
  • ミラーコート
  • うるおいボディ
  • さいせいりょく
  • パパンボウ
  • カマンボウ
  • 癒し系
  • サワロ
  • 594

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月01日 12:46