レジアイス

登録日:2011/06/11 Sat 01:53:58
更新日:2024/02/25 Sun 19:56:33
所要時間:約 5 分で読めます




マイナス200度の冷気が体を包む。近づいただけでも凍りついてしまうぞ。マグマでも溶けない氷の体を持つ。

レジアイスとはポケットモンスターシリーズにルビー・サファイアから登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.378
分類:ひょうざんポケモン
英語名:Regice
高さ:1.8m
重さ:175.0kg
タマゴグループ:未発見(性別不明)

タイプ:こおり
特性:クリアボディ(相手の技や特性で能力を下げられない)
隠れ特性:アイスボディ(天候があられの時、毎ターンHPが1/16回復する)

HP:80
攻撃:50
防御:100
特攻:100
特防:200
素早さ:50
合計:580

努力値:特防+3


■概要


レジロックレジスチルと共に古代人の手でホウエン地方各地に封印されていた伝説のポケモンの一匹。
封印されていた具体的な理由は今のところ不明。

三匹合わせて通称「レジ系」と呼ばれている。


氷で構成されるずんぐりした人型のような姿を持ち、手足は短く、他のレジ系同様に顔は点線の記号のようになっている。
大昔にレジギガスの手により特殊な氷山から作られたらしい。

研究者が調査した結果、その身体の氷は氷河時代に南極で出来た物で構成されているらしく、
身体を纏うマイナス200℃もの冷気により、近寄っただけでも凍らされてしまい、炎やマグマの熱でも溶ける事は無い。
ちなみに、これは絶対零度であるマイナス273.15℃に少し届かないためか、「ぜったいれいど」を覚えない。

余談だが、その設定や封印場所等から他のレジ系と共に原爆や戦争との関係をよく示唆されるポケモンであり、有名なコピペも生まれている。


■ゲームでのレジアイス


105番水道の「こじまのよこあな」に封印されている。
ここの入り口は最初閉まっているが、134番水道にある「おふれのせきしつ」にて点字の暗号を解くと他のレジ系の封印場所と共に開く。

レジアイスに会うにはこの「こじまのよこあな」内で更に暗号を解く必要があり、
ルビー・サファイアでは「扉の前で二分間放置」、エメラルドでは「壁沿いに部屋を一周する」という条件が設定されている。
レベルは40。

プラチナでは映画産のレジギガス(テンイむら)を「テンガンざん」のキッサキ側に連れていく事により出現。レベルは30。
倒しても部屋を出ればすぐに復活するため、一部では特防の努力値稼ぎに利用されたとか。

BW2では一度レジロックを捕まえた後、ホワイト2だと彼に会うために必要な「ひょうざんのカギ」が手に入る。
そしてまた遺跡に行くとレジアイスが待ち構えている。レベルは65。

XYで追加された要素「ポケパルレ」では全身が氷のため、残念ながら撫でることはできない(触れた瞬間に凍る)。

USMではレジロック・レジスチル共々ウルトラスペースゼロの洞窟ステージで捕獲できる。
レジギガスはウルトラムーンなら同じ場所で捕獲できるが、ウルトラサンでは代わりにヒードランが登場する。

剣盾DLC「冠の雪原」では氷山の遺跡の謎を解くと捕獲できる。

ちなみに色違い明るい水色。結構美しい。


■対戦でのレジアイス


200という異常に高い特防を持ち特攻・防御も高水準、一方で攻撃・素早さはかなり低い特殊受け型のポケモン。
同じレジ系のレジロックの特殊面と物理面を入れ換えた能力をしている。

その特殊耐久はあのハピナスに次ぐレベルで、多少の特殊技ではびくともしない。
ちなみに特防特化する事により防御特化ハピナスとほぼ同程度の耐久力となる。

しかし氷単というタイプ故にハピナスより弱点がかなり多く、
「タマゴうみ」「じこさいせい」のような使い勝手の良い回復技も無い点から単純な防御性能は単純な数字以上にハピナスに劣っており不安定。

だがハピナスと違って火力があるのが大きな利点で相手に負担をかけやすいのが大きい。
特にタイプ一致のこおり技のおかげで強力なポケモンが多いドラゴンタイプを牽制出来るのは大きい。
「ちょうはつ」や「トリック」にも強い。

言うなれば防御性能を少しだけ削って火力を手に入れたハピナスである。
そのため相手の攻撃を受けながら火力でガリガリ削り殺すような立ち回りが理想。

技もそこそこ優秀。
タイプ一致の「れいとうビーム」と相性の良い「10まんボルト」や「きあいだま」を備えているおかげで攻撃範囲は広め。

他にも「ドわすれ」で更に特殊耐久を押し上げてもいいし、こおりタイプ故にじめんを呼びにくい事から「でんじは」によるまひ撒きも有効。


最大の欠点は前述のように使いやすい回復技が無い事と弱点の多さ。
ハピナスより崩し速度は速いが崩される速度もかなり速いため無茶は禁物。
特に物理の弱点はハピナス以上に多いため時に思わぬ痛手を食らう事も。

しかし地味に物理耐久があるため半端な物理技では仕止め切れない可能性もあり、
中には第三世代限定技で厳選し辛い「カウンター」を覚えている事があるため油断出来ない。

Pokemon GOでのレジアイス

2018年6月22日~7月19日、2019年11月2日〜2019年11月4日でレイドボスとして出現。

さて、このレジアイスレイド。伝説レイドの中でも屈指の難易度を誇ることで有名である

その訳は…

一つは原作同様に耐久が高いこと。レイドバトルは制限時間の300秒以内(ランク1〜4は180秒以内)にボスを倒さないといけないため、4、5人位では大したダメージが入らずタイムアップになってしまう。この為場所選びも重要になってくる。

もう一つはレジアイスのゲージ技がこちらの弱点をついてくること。
ゲージ技に「じしん」及び「きあいだま」が紛れ込んでいる為、本来氷に有利な炎、岩、鋼タイプが返り討ちにあってしまう。不用意にバンギラスを繰り出して「きあいだま」で葬られたユーザーも当時かなりいたことだろう。

主な対策ポケモンはかくとうタイプカイリキーニョロボンハリテヤマの他、じめんタイプの技を軽減出来るリザードンファイヤーホウオウなどが候補に挙げられる。(ポケモンGoには相性無効は存在しない。)

このように入手に手間はかかるが、その分見返りは大きい。
特にトレーナーバトルではその高い耐久を存分に活かせる。氷に弱い相手に三タテすることも可能。
「こおりのいぶき」と「ふぶき」による氷攻めが実装当時から強かったのだが、後にゲージ回収率最強技「ロックオン」を習得してから一転、「ふぶき」や「きあいだま」、後に期間限定で覚えた「かみなり」といった、高い威力と引き換えにゲージが重めの技のはずの重火力技を、高い耐久にものを言わせてとんでもない高頻度でぶっ放しまくるという別の意味で恐ろしいポケモンに変貌した。


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最終更新:2024年02月25日 19:56