アーケオス

登録日:2010/11/19 Fri 23:45:13
更新日:2024/02/01 Thu 09:15:44
所要時間:約 4 分で読めます





■データ


全国図鑑No.567
分類:さいこどりポケモン
英語名:Archeops
高さ:1.4m
重さ:32.0kg
タマゴグループ:飛行/水中3
性別比率:♂87.5♀12.5
タイプ:いわ/ひこう

特性:よわき(HPが半分以下になると攻撃と特攻が半減する)

種族値
HP:75
攻撃:140
防御:65
特攻:112
特防:65
素早さ:110
合計:567

努力値:攻撃+2

アーケンがレベル37で進化

■概要


さいこどり(最古鳥)の別名の通り「始祖鳥」がモチーフのポケモンで、ベージュのような体に青い羽がついている。頭だけ若干カラフル。

実は「飛ぶ事」より「走る事」が得意で自動車にも負けない速さで走る。孵化作業の速さにも負けない速さ。
種族値だけならマッハで飛ぶ地底鮫以上。すなわち・・・

自動車≧アーケオス>マッハ鮫

となりそうなものだが、BW2の図鑑では走る速度は時速40キロと言われている。
…図鑑の中の人は自動車に乗る時だいぶゆっくり運転しているようである。

まぁ一般ポケモンで一番早いのがセミだし(伝説ありなら古代の電球)気にしてはいけない。

飛ぶ際、助走をつけて飛ぶ。その必要距離おおよそ4キロ。
どっかの羽のない3つ首ではない。

BW時代の待機モーションはゆっくりと飛ぶものだったが、6世代以降は全身を使ってバタバタと飛ぶようになった。何があったんだアーケオス。


■ゲームでのアーケオス


プロトーガ、アバゴーラと共に新たに追加された化石ポケモンの一匹。元となる「はねのかせき」は古代の城にて手に入る。
主要人物では最終戦でNが使用する。

攻撃力の高さに加え、本編では持ち物への依存度が低く「アクロバット」を純粋に高威力・高PPの一致技として使用できるため使いやすい。
ただ連戦でダメージが蓄積すると特性「よわき」の影響で弱体化してしまうため、自分より素早い相手との戦闘はできるだけ避けていきたい。
アーケオスになれば一気に抜かれづらくなるため、使い勝手が大幅に向上する。

剣盾ではDLC『冠の雪原』で登場。
他の化石ポケモンと共になぜか野生個体が出現する。カンムリ雪原の生態系は一体どうなっているのだろうか…


■対戦でのアーケオス


初代化石ポケのプテラと同じ複合タイプを持つ。
種族値はあの物理ごり押しのヒヒダルマと並び攻撃値が140で、素早さも110と100族を抜けるため申し分無い。
しかし、防御面は脆く、まさに「パワー系速攻アタッカー」。
種族値だけを見るとあのゴウカザルの上位互換にもみえるが……

いかにBW期がパワーインフレしていると言われても、そこは特性で調整されている。
こいつの特性『よわき』はHPが半分以下の時に攻撃と特攻が半分になるのだ。
この耐久なら等倍技でも食らえば、間違いなくHPは半分無くなる。
この手のポケモンの必需品とも言えるを持たせてもほぼ無意味である。

余談だが種族値合計は図鑑No.と同じ567である。
偶然か狙ったのかは不明


技は
  • タイプ一致なら
アクロバット」「ついばむ」「ストーンエッジ」「いわなだれ」「もろはのずつき
  • サブウェポンには「かみくだく」「じしん」「ドラゴンクロー」「シャドークロー
  • よわき発動後には「とんぼがえり
その他「ファストガード」「がむしゃら」「りゅうのいぶき」など。

防御関係の積み技はほぼ無い。


また、「アクロバット」を最大威力で使えるポケモンである。

例)
アーケオス+ひこうのジュエル
55(本来の威力)
×1.5(タイプ補正)
×1.5(ジュエル)
×2(アクロバット効果)
247

種族値140からの威力247。まさに攻撃インフレである。
(一発限りなのだが、仕方無い)
なので持ち物はジュエルか「オボンのみ」(よわき克服)辺りが有力。

また、タイプがいわ・ひこうと、先制技に非常に不利なタイプを持ち合わせている。
「アクアジェット」「バレットパンチ」のほか、「こおりのつぶて」「ふいうち」も危険か。
「よわき」が発動しやすくなるので気を付けたいが……

ただ、第六世代以降ノーマル以外のジュエルが全て未解禁なので現在は上記のジュエルバットコンボは不可能である。
データ上は残っているらしく、相互互換と言えるZクリスタルも出たことだし機会があれば復活して欲しいものだが、やはりファイアローとの兼ね合いなのか。

アーケオス「僕が一番アクロバットを上手く使えるんだ!」

いっそのこと、通常火力をほぼ完全にカットすることで特性「よわき」の影響を極力排除した「ステルスロック」「がんせきふうじ」「がむしゃら」「とんぼがえり」という技構成の起点作り型にするのもアリ。ぶっちゃけ第七世代ではアーケオスを使う場合、このような持ち前のパワーを微塵も感じさせない型が主流であった。

剣盾では「メテオビーム」「ダブルウイング」「エアスラッシュ」と強力なメインウエポンを複数習得し、使い勝手が改善された(特に特殊型)。
弱気による癖の強さは相変わらずだが、ダイマックスにより耐久ラインを上げたり、諸刃の頭突きの反動を無くしたりとある程度の対策が可能になった。
またダブルバトル限定だが、隣に特性「かがくへんかガス」のマタドガスを置いておくことで弱気を無効化することができる。


●余談


2016年に行われたポケモン人気投票720では当時の全ポケモン720匹の内、中間発表の時点で15位・最終結果32位となかなかの好成績だった。

何気にすごい人気なんだなアーケオス…と思うかもしれないが、
これはテレビからの投票の場合『ア』行から順になっており、最初に来るのがこいつなので一匹だけ好きなの選んで適当に埋めた人や間違って決定した人の票が多数入っていると思われる。
(同じような理由で進化前のアーケンも88位である)



追記・修正は自動車にも負けない速さで走りながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • ポケモン解説項目
  • ポケモン最終進化形
  • 第五世代
  • BW
  • 化石ポケモン
  • いわ
  • ひこう
  • 最古鳥
  • 始祖鳥
  • 鳥ポケ
  • 弱気
  • よわき発動→カモネギ=アーヨワス
  • (自分に)Hit_and_away
  • 飛行<走行
  • ひこうジュエル→ アクロバット
  • よわきでバランス調整
  • 出席番号1番
  • 567
  • 砂パ
  • 古代の城
  • もろはのずつき
  • がむしゃら
  • とんぼがえり
  • すりかえ
  • ステルスロック
  • よわき
  • アーケン
  • アーケオス
  • ジョーカー
  • N
  • アイリス
  • アルティメットアイリス
  • 岩/飛行複合
  • 566

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月01日 09:15