カルディア・バシリッサ

登録日:2010/04/02(金) 18:06:37
更新日:2022/12/12 Mon 07:50:08
所要時間:約 6 分で読めます





Cardia Basirissa

CV:鈴木麻里子
キャラクターデザイン:河野さち子

アシェン・ブレイデルに似た戦闘用アンドロイドで製造ナンバーは「W06」。
メインカラーが赤紫でショートヘアなど、特徴が『OG』シリーズのW16エキドナ・イーサッキと共通する。
『W00の護衛』という任務を請け負っていたアシェンとは真逆に、彼女に与えられた任務は『W00が何らかの目標に達しなかった場合、抹殺する』事である。
だが彼女自身はW00が何者なのかをアシェン同様忘れており、お互い機能不全のまま戦いを繰り広げ、またネバーランドに記録されていたデータの機密を守るためハーケン達の前に立ちふさがる。

任務を全うしないアシェンをためらわず始末しようとするなど性格は冷徹そのものでその格闘能力はアシェンをも凌ぐ程。

ちなみに彼女にはDTD機構は搭載されていない為、毒舌モードや放熱露出がないのは非常に残念。なら創ればいいじゃない!
名前の由来はギリシャ語でモチーフとなった「不思議の国のアリス」のハートの女王を意味する「カルディア(心の)」、「バシリッサ(女王)」。

武器は両手両足に備えた『スザク・ブレード』や大腿部に搭載された遠隔操作武器『スラッシュ・リッパー』を装備している。主な技は上述の武器による攻撃技や『ピアレス・アックス』、展開したスザク・ブレードで連撃を繰り出す『キリン・アサルト』。昇龍拳?該当データにありません。
技の由来は主にソウルゲインの武器の一部から。

専用BGMはなし。まぁ全キャラに用意されてるわけじゃないのでこれは仕方ない。

【EXCCED】
前作でハーケン達と戦って敗れ機能停止していたが、修復・再起動された。ただし修復は不完全らしく、前作でハーケン達と戦ったデータは失われている。カルディア!カルディアじゃないか!と歓喜したのも束の間、前作での登場及び活躍が無駄なものとされてしまった。
そして今作ではW03ピート・ペインの指揮下で行動する、が専ら遣いっ走り要員。
ここから彼女への不遇極まりない扱いは始まった――。

物語中ではアシェンとの思想の相違から幾度も交戦することとなるが、ストーリーに合わせて十分にレベルを上げておかないと苦戦必至、というかすぐやられる。その美しい肢体に見惚れている間に気が付いたら死んでいる事で有名。
また闘志加速を併用しCRT率を上昇させてくるのでヒット数の多い彼女のコンボ技は脅威的であり、残存HPが減るにつれ閃き熱血まで使用してくるので一刻も早い対処が必要とされる。

またカルディアとは対照的に感情の起伏が激しく言動が攻撃的なT−elosとは目的・利害の一致から、一時協力関係を組んで戦いを挑んできたことも。中の人が同じという事を感じさせないダブルビューティによる容赦ない鬼畜攻撃にもまた絶望させられる。アシェンさん、無敵のコードDTDでなんとかしてくださいよォーーーーー!

EXCEEDではピート・ペインの積極的な状態異常効果付与の攻撃で「暗闇」状態を撒き散らされ、被CRT率が飛躍的に跳ね上がったところにカルディアの連撃が叩き込まれてしまうので速やかにピートを倒す必要がある。本当に目障りですピートさん


以下ネタバレ














その正体はアシェンと同じくシャドウミラー隊の人造人間・Wシリーズの初期型ナンバーであるW06(ダブリュー・ゼロ・シックス)で、エンドレス・フロンティア各界の異変に際して起動し己の任務を全うすべく活動を開始する。そのため、かつてフォルミッドヘイムによって作り出されたパーソナルトルーパーのレプリカを追い、シャドウミラー隊のデータ漏洩を防ぐため、関係者全ての抹殺を図る。

アシェンと同様にWシリーズの長であるW00ハーケン・ブロウニングの護衛の任も受けているのだがハーケンがW00であると言うデータは失われていたらしく、彼自身がW00という事実を知らないままに任務を放棄したアシェンと共に抹殺対象として対峙する。
カルディア自身は(“奴”は、まさか……)と思わせぶりなことを言っているシーンもあるのだが、結局マイティエーラに当時赤子だったハーケンが乗っていることは「記録にない」と断言した。W00が生身の人間であると知っていたかどうかも定かではない(結果的にハーケンらとは何度も交戦しているので、奇しくも任務は行われていた事になるが)。

ネバーランドでは身勝手な理由で戦争を誘発させると発言したことからバトルマニアとまで言われる。
その容姿や性格等からW16であるエキドナ・イーサッキのプロトタイプであるとも推測されている。

無印でフォルミッドヘイムのネバーランドでアシェンやハーケン達と戦った時、損傷率が92%を超え機能を停止する。澄井鞠音の元に持ち込めばなんとかなったらしいが、そのような状況ではなかった為に敵味方問わず死者が出なかった第1作(アインストなどは別として)において彼女は例外的に死が描かれた(機械であるため正確には死ではないのだが)キャラとされていた。

EXCEEDでは前作で戦って仲間にならなかったキャラは支援キャラとなっていることが多いが、彼女は公式サイトでは引き続き敵キャラ扱いとなっている。
しかし特に大きな活躍を見せる事無くピートの「コードPTP」に終始操られた挙句、自らの退路を開くために「コードATA」を強制発動させられ自爆、跡形もなく爆散してしまった。幾度も相間見えた前作から今作での彼女との交戦はたったの二回。そして退場である。

何のための一生だったのかと思う感じのキャラで、一部ファンからは責めてもうちょっとだけでも描写が欲しかったとよく嘆かれる。
ある意味最も哀しく、不幸なキャラである事は間違いない。
EXCEEDの公式サイトでは、キャッチコピーは『再起動した悲しき人形』となっている。


だが、スパロボなので「実は〜が起こり生きていた」とかあるかもしれない。
また、アンドロイドなので復活もあり得なくはないだろう。
いつか、彼女が救済される日が来るのだろうか。




追記…修s……ろし…

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最終更新:2022年12月12日 07:50