神北小毬

登録日:2009/05/26(火) 19:06:41
更新日:2021/11/03 Wed 13:46:03
所要時間:約 4 分で読めます




わわわどうしよう~、もうお嫁貰えない~!




かみきた こまり

リトルバスターズ!のヒロインの一人。


CV:全年齢版/エクスタシー
やなせなつみ(無印版のみ「柳瀬なつみ」名義) / まきいづみ
身長:159cm 
体重:45Kg 
3サイズ:83/57/84 
誕生日:4月5日
テーマ曲:魔法のアンサンブル
     たったひとつの魔法の言葉
初期称号:ほんわりきゅーとなメルヘン少女


ショートボブの髪型にだぼっとしたセーターを着用しており、他メンバーが着用しているブレザーは着ていない。
(公式4コマでは、セーターの下にブレザーを着ている)


のんびりとした口調で独特のイントネーションをつけて話す。
マイペースさを随所に見せるが、英語が得意で成績は学年上位という意外な一面もある。
そのためか、会話の中に英語を混ぜることがある。
反面、古典や現代文などの国語系統の教科は少々苦手。
しかし童話も自作していたりする才能の持ち主。
ちなみに内容は童話らしくとてもメルヘンな物。


意外にも運動神経は良い。
ただ、スポーツのルールや体の動かし方を知らないだけ。また、学習能力は非常に高い。
しかし野球の練習では木陰でお菓子食べてたり、クドリャフカ美魚とお茶している事が多いため、あまりコンボに貢献してくれない。


それでも、彼女を鍛え続けると……
小毬は他のメンバーより能力の成長率が高く早期参加のため、最終的にもの凄いことに。


心優しい頑張り屋で、休日にはよく募金活動や老人介護などのボランティアを行っている。
相手を和ませるニコニコした笑顔と天然っぽさからクラスの内外に友達が多い。

しかし、お節介で人が良すぎる性格が災いして、他人のトラブルに巻き込まれたり気合が空回りしてドジをやらかす事もしばしば。
二文字を超える女子の名前は二文字に略した愛称のような名前で呼ぶと言う特徴がある。
→鈴ちゃん、佐々美→さーちゃん、クド→くーちゃん、来ヶ谷→ゆいちゃんなど

来ヶ谷「だからゆいちゃんと呼ぶなと……」


学校の屋上がお気に入りの場所で、
昼休みになると本来は進入禁止である屋上にドライバーで窓の開かないようにしているネジを外してまで入り込んでお菓子を食べている。

作中ではワッフル、ポテチ(うすしお)、チョコ、キシリトールガム等を理樹におすそわけしていた。
あとホットケーキが嫌いな人はいないらしい。


笹桐ゆうやが描く『リトルバスターズ!』4コマでは、小毬の妄想ながら『毬子』という娘(性格は鈴にそっくり)が登場したり、
オリキャラに惚れられたりと結構優遇されている。

こちらでは、とある出来事から理樹ではなく恭介に好意を抱いている。
公式とは言え作者の趣味だと考えられるが、実は原作からしてヒロインの中では特別に恭介を心配する姿が描写されており、
理樹に対しても、彼女のルートの途中までは友人としての好意はあれど、恋心は無さげなのでおかしい描写ではなかったりする。
加えてあっちのシーンもバッドエンドだし。


以下ネタバレ


























棗鈴のリトバスメンバー以外での最初の友人であり、お互いにちゃん付けで呼び合っている。
現実世界に投げ出される鈴のことを誰よりも思いやっており、虚構世界に最後まで残り続け、鈴が笑っていられるように願いを託した。
リトバスはゲームの仕様として、一度攻略したキャラはRefrainの最終EDを見るまで再攻略できなくなるのだが、小毬だけは何度でも攻略できる。
これは小毬が攻略された後も、虚構世界に残り続けているためである。


小毬の経歴としては、子どもの頃に最愛の兄、拓也が病気で他界している。
拓也は亡くなる直前、小毬に対して、「次に目を覚ました時、小毬は自分のことを忘れている」と暗示をかけた。
結果的に小毬は拓也を忘れ、悲しみにくれずには済んだものの、死に対するトラウマだけが残り、
以降、生物の死や血を見ると恐慌状態に陥るようになってしまった。
「かつて自分には兄がいたかもしれない」ということはわずかながら覚えており、恐慌状態に陥ると兄のことを探し回り、
次第に記憶をなくしていって元に戻るということを繰り返してきた。
そのため、何度か学校を転校している。


小毬√ではなんやかんやで理樹と比較的強引に交際することになり(お互い好意を抱いているのでおかしくはない)、
理樹とデートしている最中、土砂降りの街のなかで猫の亡骸を見た小毬は激しく泣き叫び、理樹に連れられて寮に帰ってくる。

ひとまず理樹の部屋で休むことになった小毬は、眼も虚ろに理樹を「おにいちゃん」と呼ぶようになっていた。
今まで笑顔を絶やさず皆を癒してきた小毬が、昔拓也に作ってもらった絵本にも関心を示さず、
ただただぼんやりと理樹を慕ってくる。

(この時、問題に立ち向かわない選択肢を選ぶとBADエンドとなるが、エクスタシー版ではBAD√に唯一のHシーンがあるため、
シーンやCGを回収するために、嫌でも見なければならない。ただし鬱度は特筆もの)

理樹は小次郎のもとに赴き、上記の小毬に関する真実を聞かされる。
拓也の墓前に立ち、気持ちを新たにした理樹は、小毬のために新しい絵本を書き始める。
絵本など書いたことはなく、何度も線を消しては書き、やっとのことで完成にこぎつける。
絵本をもって小毬と対峙した理樹は、拓也の死という現実を受け入れるべきだと告げる。

そして書き上がった絵本の空白のページに、新たな物語を書き加えていくべきだと、強く背中を押す。
小毬はしゃくりあげながらも兄の死を受け入れ、新たな一歩を踏み出していくのだった。



修学旅行の際に、恭介を助けようとした理樹が近くに落ちていた女子の制服で燃料タンクの穴を塞ぐという描写が有るが、
『皆が制服を着ているときに、唯一セーターを着ていた』小毬のものと推測される。 

ちなみに彼女のエロシーンはBADENDに進まないと見れない。
そして彼女のバッドエンドは恭介の計らいで強制的に記憶が消されていると思われるので…やはり他ヒロインよりも恋愛色が薄め。


余談だが、理樹との世界で「もう会えないけれど…。ありがとう。大好きな、人へ」という独白、
そしてもうひとつの物語では「理樹くんの言うことならなんだって信じるよ」という発言をしている。
これらにはいつも笑顔を振る舞う彼女の、現実世界での密かなる健気さが強く現れている。



さささルートではヒロインの中で一番活躍?する。

また、私服はゴスロリである。
ゴスロリである

はるちんの私服もそうだが、まさかの衣装に驚いた人も多いはず。



以下、アニメ版のネタバレ


























アニメ版では設定が若干変化し、物語開始時点では絵本を書いていない。
しかし、自身の√のクライマックスを経て、拓也のように絵本を書き始める。

また、鈴との友情が原作以上に強調されており、アニメ版の改変のなかでも特に評価が高い。
「いつでもリトルバスターズの仲間たちがいるから、陽だまりみたいに笑って」、そんな理樹の言葉が、小毬の心を動かす。
ページがめくれ、空白のページが続く。


真っ白なページに、小毬さんが新しいお話を書いていくんだ!


そんな二人のもとに駆けつけた鈴も、泣きながら抱き付き、不器用に励ます。


がんばれ……
こまりちゃん、がんばれっ……!


自分はもう、素敵なものをいっぱい持っている、それに気づいた小毬は立ち直り、絵本を書き始める。


鈴に人形劇のミッションが届いた時も、鈴と一緒に人形劇のお話作りや人形作りをし、夜通しでサポートした。
鈴の人形劇のお題は「がんばるぺんぎんさん」になり、鈴の劇は大成功に終わった。
小毬は学校の屋上から、鈴の劇の成功を、夕焼け空の一番星に祈っていた。
屋上にやってきた鈴に、小毬は自分の髪飾りの、二つの願い星の話をする。
そのうちのひとつは鈴のための願いにすると約束し、ふたり夕暮れの空を眺めるのだった。


Refrainでも、虚構世界にとどまり続けている描写がなされ、原作よりもストーリーがわかりやすくなっている。
鈴が理樹と付き合い始めた時には泣いて喜び、そしてリトルバスターズが崩壊していくさまを屋上から涙ながらに見守っていた。
そして原作通り、虚構世界に最後まで残り、鈴の背中を後押しした。





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最終更新:2021年11月03日 13:46