ガンダム試作3号機/試作3号機ステイメン

登録日 :2010/02/24 (水) 15:39:19
更新日 : 2017/10/23 Mon 09:54:41 NEW!
所要時間 :約 7 分で読めます





あと少しで、
第一線を抜けるんだ!!


ガンダム試作3号機とは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するガンダムであり、巨大機動兵器である。
アームドベース『オーキス』とその中核をなす『ガンダム試作3号機ステイメン』から構成される。

コードネームは「デンドロビウム」で、同名のラン科の植物から付けられている。花言葉は「我が儘な美女」等。



◆ガンダム試作3号機ステイメン

型式番号 RX-78GP03S
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.0m
全備重量 70.0t
出力 2,000kw
推力 188,800kg

武装
ビームサーベル×2
ビームライフル
フォールディングバズーカ
フォールディングシールド

搭乗者 コウ・ウラキ


試作3号機の中央ブロックであるガンダム。
劇中では殆ど活躍しないが、スペック的にはグリプス戦役時のMSを凌駕する程の高性能機である。
腰部に接続されたテールバインダーはガンダム試作1号機フルバーニアンのユニバーサルスラスターと同等という破格の性能を持つ。

両腕に折り畳み式の「フォールディングアーム」を装備。展開して約3倍のリーチになる。これはオーキスのコンテナから武器を取り出す時のマジックハンドみたいなもの。

全天周モニター搭載の他にPスペックと呼ばれるコアファイター搭載型も存在していた。


武装は
  • ビームライフル
  • ビームサーベル
  • フォールディングバズーカ
  • フォールディングシールド
とかなりシンプル。

後期OPのサビ辺りからステイメン単機がノイエ・ジールと戦うシーンが見られるが、劇中じゃ殆ど活躍していない。
オーキス補給中の迎撃(戦闘描写なし)と最終戦後にコウの雄叫びと共にビームライフル撃った程度。

余談だが、ガンプラビルダーズにてステイメンの活躍を拝める。



◆ガンダム試作3号機

型式番号 RX-78GP03(末尾にDが付いている場合有り)
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 38.5m
全長 140.0m(砲含まず / 73.0m)
全幅 62.0m
重量 226.4t
出力 38,900kw
推力 2,265,000kg

武装
メガビーム砲
大型ビームサーベル×2
Iフィールド・ジェネレーター
フレア・ディスペンサー
ビームライフル
フォールディングバズーカ
爆導索
大型集束ミサイル
マイクロミサイルコンテナ

搭乗者 コウ・ウラキ


アームドベース『オーキス』とステイメンが合体した形態。MAに似た形状をしている。だが連邦にMAは存在しない扱いとなっているので、これでも便宜上はMS。

連邦軍は試作3号機に対して「宇宙空間における拠点防衛能力」というあまりに無茶苦茶な要求を提示。
これはガンダム一機で大艦隊からMS部隊まであらゆる兵器に対応するという意味に等しく、『火力』『機動力』『防御力』『武装数』等、非常に高いスペックを必要とした。

そこで開発部は大型スラスターによる高機動力と多数の重火器による高火力を有するジオンのMAに着目するも、MAはMSと近接戦闘になった場合に非常に脆い事が判明。
そこで一年戦争で使われたGファイターのように、MSを中心にブースターや武装コンテナ等MAに匹敵する装備を取り付け、近接戦闘時にはMS部を使い対応する方式を取った。

武器コンテナは8つ(2基のコンテナで合計16)のウェポンスロットを持ち、内部にはユニット化された多数の武器が搭載される。
また、対艦・対集団を目的とした大型火器の他に、ビームライフル、フォールディングバズーカ、フォールディングシールド等のステイメン自身が運用する武装も折り畳まれ、ここに搭載されている。
さらに連邦軍MSとしては初のIフィールド・ジェネレーター搭載MSでありビームに対する防御面も万全……なのだが、ノイエ・ジール戦では有線式クローで真っ先に壊されてあまり役に立たなかった。
またフレアディスペンサーも搭載している。

6基の大型スラスターを使い前線に突入。搭載した武器を使い吶喊する姿は「機動弾薬庫」というべきである。
その戦闘能力はMS1個大隊にも匹敵する。また当時における 最大最強の機動兵器 である。

しかし、あまりの大きさの為母艦内に収容する事はできず、補給や整備は宇宙空間での船外作業で行わなければならなく、その運用コストも通常のMSの約100倍と凄まじい。
あまりの武装量にアルビオンの片舷MSデッキが使用不能になり、キースのジム・キャノンⅡが補充用の武装に押し出されてしまった。
しかもMSとしては規格外の武装量故に 火器管制システムがとんでもなく複雑化。
その度合いも一時帰投したコウが嘔吐する程であり、コックピット内に特定処方による薬物(小説版によると 劇薬 )が常備され、複雑化した火器管制システムが及ぼす極度の肉体的・精神的負荷からその薬物の投与が推奨される程。
「(設計段階では)ニュータイプや強化人間の搭乗を前提としていたのでは?」という説がファンの間で持ち上がるのも致し方無い。

搭載されている武器も無茶苦茶で
  • 全長90m近いメガビーム砲
  • 戦艦を一刀両断する巨大ビームサーベル
  • 108個の小型誘導ミサイルを全方位射出するマイクロミサイルコンテナ
  • 一基でも戦艦を沈めるミサイルを3つ束ねた大型収束ミサイル
等とんでもない代物ばかり。
大型ビームサーベルのグリップをマニピュレータークロー基部に仕込んであるオーキスの腕は並みのMSをぶん殴ったり挟み潰して破壊したりと地味に頑丈。

大きさ、火力、機動力、コストなどなどあらゆる面で「規格外」なMSである。
ガンダム30周年記念PVの歴代ガンダム集合シーンでは、あまりの大きさに他のガンダム達の存在感を完全に食ってしまっていた。

余談だが、本機はSガンダムディープストライカーのオマージュであり、元ネタとされている。
戦史ではデンドロビウムを元にして「303Eディープストライカー」が設計。だが、製作される事はなかった。(予算不足。完成しても、駆れるキチガ○がいない)



ガンプラ
ステイメンは1/144とMGとHGUCが発売中。
MGとHGUCには前述のコアファイターも付属。


長年ステイメンは立体化できてもデンドロは通常よりミニサイズでなければ無理だろうと言われていたが、2002年にバンダイがHGUC化…つまり超弩級の1/144サイズで立体化した。

全長約1m、総重量約6kgである。

箱の時点でデカい。

並のPGすら余裕で超える約3万の定価も圧巻。
おいそれとは買えない。
当然だが、HGUCでは最高価格である。

作っても置く場所もない。

全塗装するにも、エアブラシは必須。
その上、ガンダムカラーが何リットル必要なのだろうか?

他にも、M.I.A.、Gコレ、HGメカニクス、SDガンダム等で立体化されている。
こちらはサイズが落ちる分お手頃価格。



◆スパロボシリーズ
大体が中盤あたりに参戦。NT能力無しで大火力を発揮出来るオールドタイプの希望。
撃破されても中身のステイメンが残るが、ステイメンの火力はかなり控えめなので大幅な戦力ダウンになる。

宇宙用だが、ミノフスキークラフトをつければ空でも使用可能。α外伝以降の作品だと強化パーツに頼らずとも基本的にデフォルトで空を飛べる。
作品によっては地面に下ろしたり海に沈めたりもできる。

ウインキー時代は運動性が低く格好の的だったが、α以後は性能が見直され運動性が向上して使いやすくなる。サイズがデカいので当たりやすいのはあまり変わらないが、
改造を施せば普通にスイスイ敵の攻撃を避けていくことも十分可能。中々恐ろしい光景である。

武装はメガビーム砲がメインとなる。武器が個別改造の作品だと保険でビームサーベルとバズーカ辺りを改造しておくと心強い。
MAP兵器も持つが威力が控えめなため微妙。
作品によっては必殺技的な零距離ビーム砲がつく。ちなみにAでは地形適応が空と宇宙にしかない為シーマ様に使って原作再現ができない。
そのサイズのデカさにより、ダメージ計算にサイズ差が反映される作品だと元々高い火力がさらに高くなる。



◆A.C.E.2
宇宙専用で僚機出撃不可だが高火力とIフィールドによる絶大な防御力を誇る。メガビーム砲が敵に接触すると砲身が突き刺さり、その状態で撃つと超強力な零距離ビーム砲になる。AP3000以下で強制パージされ、ステイメン単機になるので残りAPに注意。
メガビーム砲とフォールディングバズーカ以外の武器は弾数が少ない上にリロード時間が極端に長いという大きな欠点があるが、リミッターを解除して弾数制限を取り払うと化物と化す。



◆ギレンの野望シリーズ
カタログスペックだけ見ると直接戦闘と砲撃を両立した凶悪MAだが、実際はメガビーム砲とフォールディングバズーカの射程が噛み合っておらず、メガビーム砲は攻撃回数が少ないので直接戦闘は苦手。砲撃中心の運用をしたい。
肝心の砲撃は着弾点指定型なので運用しやすい。
ステイメンは運動性が高く武装もなかなかだが耐久力が開発時期を考えるとかなり低いので運用は難しめ。エースを乗せないと簡単に撃破される。


◆Gジェネレーションシリーズ
地上ステージでの出撃は原則不可能(パーツなどで空中を上げれば出撃は可能)だが、宇宙だと文字通りの「怪物」。
サイズがXLLという弩級サイズなので、World及びOverWorldでは普通に運用しようとしたら出撃枠を1機で4機分圧迫してしまうので作りたての頃は育てにくい。
…が、仕様で各艦のマスターユニットは「サイズがXLサイズ以上であっても1機分に圧縮される」ので、
その気になれば 宇宙で2機のデンドロビウムが暴れまわる という世紀末な光景も見れる。地上での運用が酷な分、一度宇宙に出ると止まらない。
脱出装置も持っているので、デンドロビウムが撃墜されてもステイメンとしてそのまま戦闘続行可能なのも強み。コウの「幻の撃墜王」との相性も抜群。
ただし前述したようにマスターユニットにしない限り戦力が目減りする事、Iフィールドが近接には対応していないこと、武装が射撃に偏っている上に背後をカバー出来ない事に注意が必要。
更に地味に横幅があるため、戦艦と戦艦の間のような狭い場所の通りぬけが出来ない欠点もある。
余談ではあるが脱出機能持ちの機体は戦艦に戻すと元に戻るという特徴があるため、脱出後のステイメンを戻すと 何度でも デンドロになって出てくる。
オーキスを山のように積んでいるホワイトアークなど想像しただけでもとんでもない光景である。


◆ガンダムVS.シリーズ
ステイメンがコスト2000で登場。フォールディングバズーカ2挺とコンテナミサイルで射撃戦を行う。
弾幕メーカーだが、弾切れしやすく打点の低い玄人向け機体。
なんとデンドロのコンテナを“召喚”できる。

機体選択画面ではライフルを構えているが、実際は使えない。
いや、一応使えるのだがメイン射撃としては使えず、オマケ程度。

また爆導策でビョ~ンとジャンプする。

続編のNextではBOSSとしてデンドロビウムも登場。Iフィールドも搭載。
案外戦いやすいがやはりそこはオーパーツ。
超密度のミサイル弾幕や劇中にあった零距離メガビーム砲は凄まじい威力。

その後家庭用EXVSでDLCとして参戦。コストは2500に増加。
ビームライフルを使わなくなり、照射武器のメガビーム砲が追加。
覚醒技はオーキスとドッキングしてゼロ距離ビーム射撃。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/