ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)

登録日:2010/01/28(木) 15:44:14
更新日:2023/12/27 Wed 15:33:33
所要時間:約 22 分で読めます






ゼロ、動けるか?
……いいだろう。これが、最後の出撃だ



新機動戦記ガンダムW』のOVA作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場するモビルスーツ(MS)。
TVシリーズに登場した同名の機体を、OVA化の際カトキハジメがリデザインしたもの。
基本的な設定・スペックはこちらの項目を参照。



■目次





■機体データ


型式番号:XXXG-00W0
頭頂高:16.7m
重量:8.0t
装甲材質:ガンダニュウム合金
出力:3,732kW
推力:88,150kg
武装:ツインバスターライフル
ビームサーベル×2
マシンキャノン×2
メッサーツバーク
ウイングシールド

主なパイロット:ヒイロ・ユイゼクス・マーキス


■機体解説


武骨で角ばったTV版ウイングゼロとは対照的に曲線を用いたボディデザインが特徴。
手足はすらりと伸びつつ、肩や前腕のアーマーによって力強さも感じさせる。
カラーリングは赤い部分が大幅に減り、白と青が基調となって大きく印象が変わり、寒色系の落ち着いた色調。
変形機構や左腕のシールドはオミット(正確には後述の後付け事情でOVA本編では使用不可と)された。


最大の特徴は、まるで天使を思わせるような純白の大きな翼「ウイングバインダー」で、
TV版ゼロの無骨なウイングデザインとは打って変わって、スマートなフォルムとなっている。
この翼は本体同様ガンダニュウム合金製で、バックパックから伸びたアームに接続された二対の主翼・副翼スラスターで構成されている。
地上では文字通り翼として、宇宙空間ではAMBACとして機能し、トールギスをも遥かに超える大推力・機動性・運動性を生み出す。

また、シールドの役割も担っており、大型ビーム兵器の直撃すら受け切ることが出来る。
この耐久性を活かし、主翼を閉じて機体を覆い摩擦熱から機体を保護する「大気圏突入モード」をとることで安全に大気圏突入を行うことが可能。

ちなみに2枚の主翼が無くなった場合でも、副翼と本体のスラスターによって飛行能力は維持することが出来る。


もう一つの特徴として、「ゼロフレーム」が挙げられる。
これはゼロに搭載された内部骨格で、人間と変わらない可動範囲を持つ。短時間であればこの状態でも稼動できる。
武器、最終装甲、プロペラントを除く諸機能全てを持たせており、フレームのみでトールギスを凌駕する性能を持ち、
更にはトールギスもう一機分以上の性能を持たせる事が前提となっているほど。

このフレームの採用により装甲などの外殻にも依存していたOZ製のMSとは異なり、
外装の損壊によって稼動不良に陥ることがなく、全装甲の90%を喪失しても戦闘の継続が可能となった。

ただ、流石に限度があり、劇中では宇宙でアルトロンとの戦闘と、その直後の無理な角度での大気圏突入、
サーペント部隊からの集中砲火等の一連の損傷と、ツインバスターライフルを連射した反動によって、
最終盤に機体は限界を迎え、最後のツインバスターライフル発射と共に自壊して墜落している。


その他、胸部中央にはゼロシステムを搭載。
システム起動時には胸部と耳部分の装甲が展開されるなど細かなギミックも存在する。
惑星間航行用ブースターを装着することも可能であり、装着時には主翼とブースターを接続する羽毛のようなジョイントパーツを複数装着する。


◇TV版ウイングゼロとの関係性

上述のように、TV版とEW版のウイングゼロは、特徴こそ共通化しているものの、その外見が全く異なっている。
TV版と区別するため、またガンプラ商品名のために、90年代頃はEW版を「ウイングガンダムゼロカスタム(ゼロカス)」、
00年代頃からは「ウイングガンダムゼロ(EW版)」等と、TV版のウイングゼロとは違う名称で読んでいるが、設定上は同一の機体扱いである。
ファーストガンダムことRX-78-2で言うならば、TV版ゼロがオリジナル、EW版ゼロが「ORIGIN版」や「Ver.カトキ」みたいなもの。*1
演劇で例えるならば、メディアによって「ウイングゼロ」という役を別々の俳優が演じているイメージだろうか。
なお、スパロボシリーズのプロデューサーを務めていた寺田貴信氏によると、
「サンライズからTV版と区別する際にはカスタムではなく(EW版)を付けるようにとの指示があった」
とのことで、「カスタム」表記から「EW版」表記に変更されたのは版権元であるサンライズの意向でもある模様。
呼称が変わった理由は不明だが、当初はTV版をウイングゼロ、EW版をウイングゼロ『カスタム』と呼んでいたわけで、
設定上は同一機体なのに、「カスタム」と付いている方が改良済・上位機種に勘違いされるからだろうか。

ただ、OVA版『EW』においては「同一の機体」という以上の設定的な言及は無いため、各作品やファンの間では解釈が微妙に異なったりもしている。


TV版を『EW』の設定を取り入れて描いた『敗者たちの栄光』では、
自爆で損壊し、フレーム以外装甲が丸剥げ状態となってしまったプロトゼロ*2をピースミリオンで改修した機体として登場。
自爆時にフレーム部分以外はほぼ全損していたため、装甲や武装などはウイングガンダムの予備パーツをベースに全面新造・変更されている。
すなわち「ウイングガンダムプロトゼロ」の「カスタム仕様」の略称が「ウイングガンダムゼロカスタム」で、
略称ながらまだ少し長いそれをもっと略した名称が「ウイングガンダムゼロ」というわけである。
特徴である翼は先に登場していたトールギスFの装備の発展型を搭載した、という解釈となっている。
更に追加装備としてメッサーツバークや専用のシールドが追加され、オミットされたネオバード形態への変形機構もアーリータイプウイングガンダムを踏襲し再設定された。

また、児童向け雑誌では「マリーメイア軍と戦うために改造された姿」という解説もあった。
が、これは本編を視聴した人ならわかるだろうがマリーメイア軍の蜂起と声明は4機のガンダムが太陽に向けて発射した後である。
そこから後述の通りカトルが回収してからそのままヒイロに渡されているため、戦うための改造をする時間は一切ないので明らかな誤り。
あすかコミックスの漫画『グラウンドゼロ』では、「戦後 特に必然性もなくヒイロの思い付きで 大改造された」とされている*3
多少の変更ならまだしも、あまりにも姿形が違い過ぎるせいで多大な混乱を招いていたこととメタ的な理由なので分かりやすい説明を優先したのだろう。
この設定は当時雨後の筍のように出てきた公式アンソロでも踏襲されている。
中にはクリスマスあたりでリリーナに何かあったらこれで*4助けに行くつもりだったとデュオに冗談交じりに言い当てられ、
それが原因で傷ついたヒイロが太陽に送る決意をした、という折角改造したゼロを使わず太陽送りにする、という矛盾を解消するネタもあったりする。

OVA1巻冒頭で、TV本編を回想するシーンが流れるが、その時もウイングゼロはEW版デザインになっていたので、
前述通り「視聴者には変わったように見えるだけで、劇中では最初からこのデザインだった」ことになっており、戦後改造されたという設定は誤りである。


……まぁ色々書いたが、「媒体の違いによるパラレル設定なども複雑に絡んでそれらの関係性が不明慮になる」というガンダムシリーズの伝統にどっぷり浸かっている機体なので、
設定に関してあまり杓子定規に捉えないほうがいい部分が大きいことも考慮しておこう。


尚、詳しい解説は作品項目に譲るがこのデザインでさえカトキ氏にとってはちょっとリファインした程度の認識らしい。
わけがわからないよ……


■ネオバード形態


上記の通り『敗栄』で追加設定され、復活した高速飛行形態。
プロトゼロが自爆した際、シールドなどを喪失したことで機能消失していた変形機構をピースミリオンでの二度目の改修で復元したもの。

アーリーウイングの変形に準じているため、変形時には主翼と副翼が接続されているバックパックがリアアーマー付近まで移動。
そこから副翼を水平に広げ、主翼を大気圏突入モードのように胴体前面で閉じる。
そして移動したバックパックの位置にバスターライフルを接続したシールドを取り付けることで完成する。
なお、TV版やプロトゼロと違い膝を曲げるだけで下半身は回転していない。

これにより、「折角鳥のように美しい翼を持ったのに、バードモードがないのは勿体ない」と残念がっていたファンの溜飲もようやく下がる事となった。
OVA本編ではバードモードはオミットされたと言うよりは、整備不良や、新しいシールドを調達するヒマがなかったので使えなかった…と解釈するのが正しいのかもしれない。*5



■武装


概ねの性能はTV版と同じだが、設定が一部異なる。

  • ツインバスターライフル
銃身上部にサイトセンサー、分割時に折り畳まれるギミックが追加された。非使用時は分割した状態で左右のウイングに収納される。
本体とは対照的にやや無骨さが増したデザインになっている。
AC世界最強のビーム兵器であり、ほぼノンチャージによる時間で最大出力ではコロニーやそれよりも巨大な資源衛星も破壊可能。
また、ウイングガンダムのカートリッジ式から本体のエネルギーを使用する方式に変更されており、3発までという制限もなくなっている。
反面、機体全長近い長砲身故に通常ビームライフルより取り回しに難がある。
敗栄本編においては最大出力5発以上発射されている*6
ちなみにOVA・劇場版では連結状態でしか使用されていない。

  • ビームサーベル
両副翼の懸架アームのラック内に格納される。TV版では柄の色は灰色だったが、EW版では白色に変更された。
ガンダニュウム合金由来のジェネレーターによる桁外れの出力と、
サーベル周辺の空間が電離層によってビームが水分子と隔離される為、水中でも一切減衰することなく使用可能。

  • マシンキャノン
位置は変わらず肩の付け根部分。
ただしカバーの色のほか、展開方法が回転式ではなく蓋状の装甲が上にせり上がって砲身を露出させ使用する方法に変更された。

  • メッサーツバーク
『敗栄』で新たに登場した追加装備。
ゼロシステム内に保存されていた設計図を基に開発されたもので、下部のグリップを展開することでバスターライフル並の威力を持つ携行火器となる。
更にツインバスターライフルまたはバスターライフルに一度に三基を取り付け、「ドライツバークバスター」にすることで破壊力が上昇。
ただでさえ異常なほどの破壊力を更に引き上げているため、威力に耐えられるように素材もガンダニュウム合金製として設計されている。
ヒイロが最初に製作したものは間に合わせに別の素材を使った急造品だったが、しかしそれでもバスターライフル級の威力を発揮し、
バスターライフルによるドライツバーク一射で海上の空母三隻と上空にいたMS輸送機を消滅させた上に大気圏外まで達する威力のビームを放ってみせた。
ただし、本来の素材ではないため一発撃つだけで自壊した上に、これでも設計通りの威力は出ていない。

ウイングゼロが装備した姿はゼロシステムが見せた幻影などでしか登場していなかったが、
EVE WARS終盤にマグアナック隊が届けたメッサーツバーク六基がツインバスターライフルに取り付けられた「ドライツバークバスター・ドッペルト」として運用。
リーブラ破砕に使用された他、FTに置いて第二次月面戦争開戦の原因となったGUD原石の鉱床を破壊するために使用されたが、あまりの威力で月の形が変わってしまった。

  • ウイングシールド
こちらも『敗栄』で追加装備として復活。
装甲表面は本体同様青くなり、ネオバード形態ではツインバスターライフルを懸架し機首を形成する。
先端部には緑色のセンサーらしきものが追加され、ネオバード時には側面に黄色のスタビライザーを展開する。
後部にはウイングバルカンも内蔵。



■劇中での活躍


◇OVA・劇場版

設定上はTV版と同じ機体であるため、冒頭では本機がリーブラの破片を破壊しているシーンがある。

その後、アルトロン以外の3機のガンダムと共に太陽へ送られ廃棄処分される予定だったが、
マリーメイア軍が蜂起したため、それに対抗するべくカトルの活躍により機体は回収される。
その後ヒイロの手に渡ったが、地球へ降り立つ際に五飛のアルトロンと交戦。
そのまま戦いながら大気圏に突入するも、ヒイロが戦いを放棄しゼロは海へと沈んでしまう。

だがその後、ガンダム達やゼクスノインが奮闘する中でマリーメイア軍司令部付近上空へ現れ、
対核シェルター目掛けツインバスターライフルを連続で同地点に放ち、これを破壊する。
しかし、体勢を保たずに行った強引な大気圏突入や、アルトロンとの戦闘等で損傷を受けていたところにマリーメイア軍MSの集中砲火を浴び、
そのダメージとツインバスターライフルの反動に耐えきれずにウイングゼロのボディは崩壊していき、3発目の放射と共についに大破・墜落した。

ちなみに、『W』のガンダムと名の付くMSで唯一最後まで『自爆』しなかったガンダムである(パイロットは自爆に定評があるのに)。


◇『敗者たちの栄光』

錯乱したトラントが自爆させたプロトゼロの残骸をピースミリオンが回収。
当初はそのまま保管されるはずだったが、時を同じくして駆動パーツの限界がきていたトールギスFに代わる機体としてハワードが修復・改修し完成した。
このときトールギスからウイングバインダーが受け継がれたことから、ゼクスからは「トールギスの魂を受け継ぐ機体」と称された。

その後はゼクスと共に戦乱に呑まれようとするサンクキングダムへと降下し、TV版と同じ道を辿る。



■関連機体


ウイングガンダムゼロ

TV版における本機体。


◇ウイングガンダムプロトゼロ

『敗栄』における本機の前形態。


◇トールギスF(フリューゲル)

『敗栄』において改修された宇宙用高機動仕様のトールギス。
ウイングバインダーの試作品を搭載しており、上記のプロトゼロと共に本機のベースとなる。


◇ウイングガンダム(Endlees Waltz版/アーリータイプ)

劇場版『EW』公開時に本機から逆算してデザインされたウイングガンダム。
ボディデザインはほぼ同一で、『敗栄』で再設定されたEW版ゼロの変形機構はこちらを踏襲している。
(アーリーウイング自体がEW版ウイングゼロを踏襲しているため、相互補完するような形となった)


◇ウイングガンダムゼロ [ピースクラフト仕様]

「もしもゼクスがヒイロと機体を交換しなかったら?」というIF設定でデザインされたウイングゼロ。
機体色は純白で、武装はヒートランス・テンペストと円形シールドになり、トールギスを意識したデザインに変更された。
RGをベースにした誌上作例だが『敗栄』にはイラストが掲載されている。


白雪姫(スノーホワイト)

『FT』に登場する機体。
ウイングゼロと五機のガンダムの間に開発された機体、その解体されていたパーツをW教授が発見し、現行技術による改良を施しつつ再建造した機体。
ゼロシステムや新型バスターライフルの他、ステルスマントや七つの矮星(ジーベンスバーク)といった装備を持つ。
火星時代の技術で改良されているものの、主な改良部分はホロ・モニターなどの内装や、
ナノディフェンサー・マントといった火星環境への適応がメインであり、ゼロから戦闘能力が飛躍的に向上しているわけではない。
……というか、そもそもオーバーテクノロジーに近いガンダムを何とか再現したレベルの機体なので、
そのガンダムの開発者たちが軒並み姿を消した後では大した改良が期待できるはずもない。

バスターライフルの性能もウイングガンダムと同等レベルになっているので、火力というよりは七つの矮星を用いた特殊戦術をメインにした機体と言える。
それでも機体そのものの性能は最強クラスなので、ヒイロの技量も相まって活躍を果たした。


全貌がはっきりしなかったが、超合金フィギュア「ウイングガンダムスノーホワイトプレリュード」が発売されることになり、
カトキ描き下ろしデザインでプレリュードの全身像が登場。
一応「プレリュード(前奏曲)」ということで白雪姫そのものではなく、その試作機又は改造前の姿と思われるが、
ボディデザインは基本的にEW版ゼロに準じ、ノイエツバークを計6挺装着したセラフィムユニットという追加武装なども設定された。


◇ウイングガンダムゼロリベリオン

スパロボDD』で登場した『コードギアス 反逆のルルーシュ』とのコラボ機体。
基本デザインはEW版ゼロと同じだが、ボディは黒と金、ウイングバインダーは赤とガウェイン蜃気楼に近いカラーにアレンジされた。

黒の騎士団では自前で造る金も設備も無かったため、ゼロ(ルルーシュ)がヒイロ機の設計データをわざと流出させ、
そのデータを元にブリタニアで造られた機体を完成後にゼロ自身がかっぱらい専用機とした。
ゼロシステムもしっかり搭載されているのだが、ルルーシュがどう対応しているかと言えば、
ゼロシステムと対話し、システムを超える戦術でもって対応するというとんでもない方法でゼロシステムを制御している。
らしいと言えばらしいが、ルルーシュことゼロもヒイロたち同様にゼロシステムを「ゼロ」と略して呼ぶため、
ゼロ「違うぞ、ゼロ。そうじゃない…」のように、台詞だけだと自問自答しているようなややこしい字面になったり。
しかしガンダムシリーズ屈指の超機動、超運動性の本機に、ヒイロやゼクスはおろか、一般軍人とも比べるべくもない貧弱な肉体のルルーシュが搭乗したら、
スロットルを軽く入れただけで即ミンチになるのではというツッコミはいけない。スパロボマジックだ。
『W』一話のヒイロのような高笑いをしたりととてつもなくノリノリで楽しそうに操縦している。
「フハハハハ、これがガンダムか!!」
ちなみに、ブリタニアに流れたデータは生きているため、再建造が可能とのことだが、ゼロを乗りこなせる奴がまずいないという理由で放置。いいのか…


ウイングガンダムセラフィム

書籍『新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ最強プレイングブック』に掲載された外伝作品「新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~」に登場する機体。
嘗て鹵獲されたウイングゼロのデータを元にロームフェラ財団で製造された機体。
コンサートホールに偽装された大型設備で量産されており、少なくとも6体は完成している。
ロームフェラにとっては目障りそのもののはずのウイングゼロだが、本誌はガンプラ改造のムックなので、整合性などは気にしてはいけない。

■ゲームでの活躍


◇ガンダムVS.ガンダム NEXT PLUS

家庭機版のみ参戦。まさかの『Endless Waltz』枠で登場。
既に参戦していたウイングガンダムゼロとの区別のため、名称は「ウイングガンダムゼロカスタム」となっている。
ゼロ同様GP3000の高コスト機体。
だが照射系ビームを軸に戦うあちらとは違い、本機はキュベレイ並の高機動力と、ヴェスバーのような単発強制ダウンのビームを持つ。
2連射もできるため、巨大MAを完全に黙らせることができる。ただし弾数は少なめ。
振り向き撃ちはブースト消費が激しく、ブースト切れの時の振り向き撃ちはとんでもない隙を見せてしまうので注意。

またローリングはなく、こちらのツインバスターライフルは射撃チャージの武装である。
しかも三段階溜めが可能(1で照射ビーム、2で爆風発生、3でスーパーアーマー付属)。
マルチロックも可能である。
銃口補正がとにかく優秀で、0距離だと誘導切りしても当たってしまう事も。

格闘は射撃機とは思えない程優秀で、伸びと上下への誘導が強い。後格闘を混ぜるとこれでもかというくらい動き、カット耐性も十分。
特殊格闘に関しては負ける格闘を見つけるのが難しいくらい判定が強い。

「飛翔」という滑空飛びも出来、間合いを取りながら攻撃、着地逃げ、落ちれない時の回避、逃げ、敵の上に滑空して奇襲などの様々な要素に使用可能。
なお、飛翔中は射撃防御判定がある。

アシストはデスサイズヘルカスタム
誘導が鬼畜で、当たった相手を運送する。ライフルで追撃可能、間合いが近いかったり壁際だと格闘でも追撃できる。

ちなみに盾は無いのだが、翼の部分に射撃防御判定が発生することがある。

このように、グリリバ補正か射撃寄り万能機としては優秀すぎる性能により、対戦で大暴れしている。


機動戦士ガンダム Extreme vs.

初代ではEW枠のみの参戦で、TV版は他機体含め存在しなかった。
前作のTV版ウイングゼロとゼロカスタムを合わせ、新規格闘を追加したような機体。
特にBD格闘から繰り出される「サイコクラッシャー」は、天使を彷彿とさせるウイングゼロが使用すると非常にシュールである。

バスターライフルは「Gvs.G NEXT」のTV版ゼロと同じく、足を止めずに照射ビームを放つことができ、
特に近距離では普通のビーム・ライフルとは段違いに当てやすく、射線形成力の高さから硬直を取らずとも刺せるのが強み。
TV版ゼロから引き継ぎ、過去に猛威を振るったローリングバスターライフルは流石に弱体化されたが、横移動を狩り一瞬で大ダメージを奪う性質は健在で、依然として強武装。
非常に高い空中性能とバスターライフルのおかげで、ゲームメイキング能力はトップクラス。

ただしコスト3000としては火力が低く、ワンチャンスにおいての奪ダメージ力はどうしても劣る。
バスターライフル自体は強力であるが、発生が遅いことと、遠距離からはかなり当てにくいことなど短所もあり、
格闘や機動力やワンコン火力も大したこともなく、これらをフォローする手段も欠けることから、徹底してステップを踏まれるなどして対策されると厳しいのも辛いところ。
その他、シールドの追加(大気圏突入形態でシールドを行う)や「NEXT」のTVゼロ時代からのローリングバスターの変化(誘導が皆無、連続回転)など、細かな仕様変更が目立つ。

この機体で最新100戦以内に50勝を納めることで、レッド・ワンの称号が購入可能になる。価格は250000GP。
ウイングゼロと直接関係ない称号な上、ほぼ1話限りしか登場していない。※この名称が、なぜレア称号として採用されたのかは疑問である
(※トレーズ派として活動していた際のヒイロのコードネーム。この段階でヒイロはウイングゼロを持ち機体としていない)。

二作目「機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST」ではTV版ウイングゼロも登場。
EW版はバスターライフルの性能が多少下がったが、機動力の大幅強化やアシストのトールギスⅢによる優秀な援護射撃などが追加されるなどして大幅に強化された。
様々な強機体が追加された中でもこの機体の独特な強みは顕在で、相方を守りにくいという弱みもあるものの稼働終期まで一定以上の立ち位置を維持し、
特に前作の様に低コ相手に機体性能による理由でジリ貧になってしまうなんてことはなくなった。

ちなみにマルチロック時のチャージショットに「バスターライフル両手撃ち」が追加されたが、
性能は低く、強力なシングルロック時チャージショット(ローリングバスターライフル)を撃ち辛くするだけの存在として
四作目で削除されるまでの4年間、プレーヤーに疎まれ続けることになるのであった。嗚呼無情。

三作目「MAXI BOOST」では新システムのEXオーバードライブとのかみ合わせが致命的までに悪く、一転して不遇機に転落。
長い間放置されていたが、アップデートで漸く戦える性能に返り咲いた。
また、レッド・ワンの称号はTV版に移動するなどTV版とEW版の間で称号の入れ替え・追加・削除が行われた。

四作目「機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON」ではTV版と同仕様のゼロシステム(一出撃一回のみ、6秒間 敵の攻撃の誘導・銃口補正を切る) が追加。
更には飛翔のバリエーションに急降下も追加。急降下は弾数制でなく、ブーストのある限り使い放題。ダメ押しでマルチチャージショットの削除もされた。
やったねたえちゃん!環境トップだよ!……とそんな甘いことはなく、
主力のローリングバスターライフルは射程を大幅短縮され、機動力は悪くされ、急降下はブースト消費極大で実用性が無いと散々な調整がされた。
確かにゼロシステムは強力だが、弱体化に見合っておらず、またまた不遇な立場に逆戻りした。
稼働後しばらくは日の目を見なかったが、あまりに無残だったためか2度の大幅上方調整を受けた。
具体的には基本的な足回りがほぼ全盛期に戻り、急降下も実用的になったため距離・高度調整能力ではゲーム中トップクラスに。
また、格闘コンボはどの始動でも受身を許さない特殊ダウンが選べ、前格闘は数少ない地上ダウンへの追撃可能属性が付与されるなど格闘のリターンも安定するようになった。
ローリングバスターライフルも全盛期ほどではないにせよほぼ「FULL BOOST」準拠の強武装として復活。
ピーキーだが使いこなせば最上位との対戦にも耐えうる性能を得た。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2では射撃CSに単発射撃が追加。やや溜めはあるが一撃で強制ダウンを狙える。またマルチロック攻撃は削除された。
格闘CSのゼロシステムはリロード方式になり有限ではなくなってもいる。
後に射撃CSのチャージ時間減少や、特殊格闘のリロード半減、前格闘と後格闘の落下速度上昇、ツインバスターライフルの爆風拡大などのテコ入れも受けている。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは、追い風となる修正をいくらか受けた。
まず、下特殊射撃にかつてのマルチロックCSが移行。
初動モーションがかなり早く、弾速や射程距離も優秀なので、単純な流しゲロビとしてセットプレイに用いられる。
付随してリロード時間の大幅な短縮+N特殊射撃(EXVS2までの特殊射撃)でのカメラ変更がオミット、爆風の巨体化がされている。どちらかといえばこちらの修正のほうが嬉しいか。
サブ射撃にはレバー前後でデスサイズヘル(EW版)が追加。
プレイアブルの横格闘一段から下派生で拘束してくれる。
デスヘルのみでダウン値0からでも強制ダウンを取ってくれる上拘束時間が長く、放置も追撃も容易で扱いやすいアシスト。
またデスヘルの攻撃も最後の蹴り飛ばし以外ダウン値が0であるため、
どんな攻撃からでも(破壊されない限りは)最後まで攻撃してくれるので、コンボ火力の水増し要因としての側面もある。
さらにさらにトールギス同様メインとの相互キャンセルがある上、アシストに2機体配置されたため、
トールギス呼び出し→メイン→デスヘル呼び出し→メインの2段降りテクが可能になった。攻撃面・回避面両面で新たな主力となっている。

横格闘も調整をもらっており、回りながらの横薙ぎ→返す刀で斬り上げ→縦回転しながら斬り下ろしという非常に見栄えするモーションとなっている。
性能も良好で発生が早く、射撃機が持つにしては破格のものとなっている。
今までEWゼロが苦手とする近距離の暴れに対しての返しとなる格闘であり、非常に優秀。

その他、射撃CSは前作から続いてチャージ時間短縮、前格闘のダウン値低下、耐久値上昇など、貰えるものは相当に貰った。
2段降りテクと新規横格闘のおかげで苦手としていた近距離での戦闘もやりやすくなった。
メインの後隙は決して無視できないものの、今までと違い様々な選択肢を選べるようになったので、
近接戦闘は対EWゼロ戦において狙うべきウィークポイントでもあるが同時に反撃の恐れもあるリスキーなポイントにもなった。

耐久増加も非常に嬉しいポイント。
前作までは620という最高コストにしては低めの耐久値だが、今作では+60の680という高耐久に。
元々の高機動と飛翔+降りテクにこの高耐久が合わさり、打たれ強くなっている。
長所であった低コ狩り能力の高さに加えて、基本的な射撃戦や格闘戦もこなせるようになったため安定性にも磨きが掛かっている。
環境トップであったサザビーやPセルフ、突如参戦し環境を荒らしたエクスプロージョンも下方され、次期環境トップの座を争う強機体の1機として名を馳せている。
メインの扱いとふわふわした挙動に慣れさえすればやることが比較的単純なので、このゲームをある程度プレイしているが勝てないプレイヤーにもおすすめ。

多くの環境機が下方を受ける中、本機の下方を望む声も少ならからずあり、2022/6/9アップデートで下方修正を受ける。
下方点は1つだけだが、内容は大飛翔の削除。
前々作マキオンから存在する有名な離脱テクだが、流石に今の性能のEWゼロが持つには優秀すぎた。
修正後は大飛翔と同じコマンドを入力しても通常のN飛翔(垂直ジャンプ)が出るようになり、完全に削除された。
ただ慣性飛翔はそのまま残っているため、逃げ性能自体は大きく変わっていない。

スパロボシリーズ

初参戦のF完結編は性能が凄まじく高い化け物ユニット。
しかし、肝心のW系パイロットが総じて残念な能力のため活かせず、集中が使えるヒイロでようやく何とか使える程度。
TV版ゼロからの改造という設定で、TV版のウイングゼロにトロワが持ってきた専用のパーツで改造することでこの形態になった。
なお、そのパーツはもう一個ウイングゼロが作れるくらいあったそうな。
改造中はゼロもヒイロも出撃出来ないうえに完成するのはラスト数話付近、というやるせなさ。

作品によってツインバスターライフルの燃費の差が激しく、良い時は連発出来るが、悪い時は初期ENで2発、フル改造でも4発程度しか撃てない。
あと、APだけはどうしようもないくらい弱い。
最近は低燃費の分割されたバスターライフルの追加や、ローリングバスターライフルが移動後に使用可能なMAP兵器となっている事があり、こちらを主力とした運用がメインになっている作品もある。
戦闘演出はいつも非常に優遇されており、スパロボ全体で見ても飛び抜けて派手と言っても過言ではないだろう。
因みにコレンとはα外伝で共演。
コレンにはやはりというか特殊台詞があった。

αではTV版のウイングゼロとは別にOVA版のウイングゼロが存在するという設定。*7
なお、このOVA版ウイングゼロは1年戦争以前に作られたものというトンデモ設定があったのだが、何がどうしてそういう事になったのかは結局有耶無耶のままαシリーズは終わってしまった。

Zシリーズでは第3次から参戦。
…なのだが、ここで珍妙なことが起きている。
第2次の段階ではTV版のウィングゼロであり、爆破されたとかいう話もない。なのに、いきなりこちらのバージョンに変化している。
「あれ、なんか変わった?」程度には触れられているが、何故このような変化があったのかは不明で、W組はもちろん他作品キャラもさほど突っ込まず、
イアンに改造してもらった」で話が済みそうな気もするが、そんな話題にもならない。
天獄篇では「ツインバスターライフル最大出力連射」という新技が追加。原作でシェルター相手に3連射した際のアクションを再現しているが、
いくらなんでも技名が無理矢理すぎるのではなかろうか……
ちなみに前述した通り機体自体はTV版と同一設定の為、本作においてはダブルオーガンダムの兄弟機という設定が生きている。
その為、劇場版00の最終フェーズにおけるELSとの対話においてもパイロットであるヒイロ共々、イオリアの望んだ革新者として大きな役割を果たした。


Xではビームサーベルのアニメが変更された他、流石にネーミングが無理矢理だったのか最大出力連射が削除された。
初登場はリフレクターパックのエネルギーが足りないG-セルフに向かって「確認する、リフレクターは完璧なんだな?」とツインバスターライフルをぶち込み、
G-セルフ本体にダメージを与えることなくリフレクターにエネルギーを与えるという荒業を見せつけた。
また、ゼロシステムによる未来予測がある作品あるキャラを救うのに一役買っている。


Gジェネシリーズ

初代から登場。
初代では機体性能が異常に高く最強のハロに次ぐ強さ。ただ燃費が悪い。

その後はだんだん基本性能は下がり、WARSではEN回復の仕様が改善され動かしやすくなったが、機体性能、ゼロシステムの性能も落ち着いた。
ただ、テンションゲージ8割が弱気になるためパイロット側の負担が大きい。
まぁエピオンと違って格闘メインではないので問題なさそうだが、防御アビリティがないのである程度回避が出来るくらいのパイロットを乗せて育てよう。
また、TV版ウイングゼロ同様ビーム武装メインな為、最近多い対ビームバリア持ちに弱いのが悩みどころ。

ちなみに∀シナリオで例のコレンのシーンがちゃんと再現されている。

WORLDでは素のゼロが変形せずとも飛べるようになったため、この形態の利点は本気で初期性能が上。パイロットのヒイロの能力・スキルのお陰で火力非常に高い。
しかしいくらなんでも機動力が低すぎる。トールギス以下ってなんだ……

CROSSRAYSではビームサーベルに会心特性(クリティカル時に更にダメージ+20%)が追加されたため、再びTV版の上位互換に。
ツインバスターライフル最大出力でシェルター・シールドの下りを再現。その都合で毎回半壊する。
武装の大半がビームなので、アビリティでの補強はしやすい部類。しかし、ビーム軽減のラミネートーアーマーを持つP.Dの機体にはとてつもなく不利。
ただし、普通に使う以上にEW版ウイングを生産する→こちらに開発する→解体し差額を得る…という、
通称「養鶏」と言われる稼ぎ要員としての印象が強いかもしれない。解体稼ぎとしては最高効率なので仕方ないか…
また他のEWガンダムが『敗栄』などの新武装を引っ提げて参戦しているのに立体化までしているメッサーツバーク、『ZERO』モードが実装されていないのもファンからは不満点である。
DLCでスノーホワイトプレリュードの参戦も期待されたが、実現はしていない。



■立体化


ガンプラ

HG(1/100)、HGFA(1/144)、PG(1/60)、MG(1/100) RG(1/144)の順番で製品化されている。
当時、1/100シリーズではゼロカスタムの初立体化という事で売り切れ店が続出していた。因みに、EW版の初立体化はナタク(アルトロン)。
PGのパールコーティングVerは、あのHGUCデンドロ(¥28,000)より高い(¥30,000)。
なおPG、MGは胸部にコックピットがあるが本来は腹部にあり(シェルター破壊後や特別編VHS版パッケージ参照)、プラモの独自解釈である。
MGは当時としては驚異的なプロポーションにウイング部分に軟質素材を使用して劇中のイメージを再現している……が、
重めの武器を持つのに可動指しか付属しないためバスターライフルの保持がままならないという欠点がある。
後発のMGプロトゼロの固定指パーツを流用したりでフォローする事自体は可能ではあるが*8
それと現在の視点で見ると可動域がかなり残念。
肩の引き出し機構がない上脚の可動域も狭めで、爪先が可動しない(反対側には動く)ためサーベルを振り回すようなポーズの再現は難しい。
また、デカいウイングを背負っている都合上スタンド無しでの自立は難しい……等欠点がかなり目立つ上後述の通り事実上のリメイクが決定したため現在購入する事はおすすめしない。

その人気故かアナザーの主役機としてはかなりの頻度で立体化されている機体でもあり、ガンプラの新グレードが発表された際には立体化有力候補としてピックアップされることも多い。
2020年末には待望のウイングガンダムゼロ(EW)ver.kaが発売予定(元からカトキデザインだろとは言ってはいけない)。
『FT』『敗栄』から逆輸入したデザイン・ギミックを取り入れ、ネオバード形態への変形も再現されている等事実上のver2.0となっている。



■余談


  • デザイン
ロボットに生物的な翼を付けるというアイデアは、当時の視聴者を驚かせ、カトキデザインの代表作とされている。
EWの制作中にディズニーのアニメスタッフがスタジオ見学に訪れたことがあり、ウイングゼロが翼を広げるシーンを作画していたところを見て
「舞い散る羽根を全部手描きとか日本人ってクレイジー!」と驚かれたらしい。

雑誌等で「ガンダムシリーズで最も美しいMSは何か?」という質問で大抵、Sガンダムやキュベレイと一緒に上位にくい込んでいる。
現在では「ウイングゼロといえばこっち」と言われるほどに定着しているが、テレビ版の無骨なデザインを好む人もまた少なくない。
ちなみにEWのガンダムは頭部のみTV版とほぼ同じフェイスになるよう石垣純哉がデザインしているが、ゼロのみカトキが全部デザインしている。
ただしOVA第一話ではゼロのフェイスもTVと同じデザインになっている。これは作画時期の関係。

  • 構造設定の変遷
本機もまたガンダムシリーズ恒例の設定の変更・後付けが多く加えられている。
特に『敗栄』以降は各種武装や変形機構の復活など、それ以前の玩具などでは再現出来ない新規ギミックが多く加わっている。
ちなみにビジュアル面での大きな設定の齟齬としてはコクピットの位置が挙げられる*9

  • 中の人から
ヒイロは(テレビ版ゼロも含めて)この機体をよく労っている。
冒頭の「ゼロ、動けるか? ……いいだろう。これが、最後の出撃だ」などが代表的。
死線をくぐり抜けただけに愛着があるようだ。ウイングガンダムが泣いている

  • 中の人の中の人から
本機に乗っているヒイロ・ユイ役の緑川光はこの機体が大好きで、
スパログ(スパロボ公式ブログ)にてEW版のゼロでガンダムWをリメイクしたいと熱望している(漫画だと敗栄がそんな感じの内容になっている)。
ただウイング系列自体、緑川にとってはガンダムシリーズの主役を張った機体ということもあって思い入れが強いらしい。
事実、別作品の番組で緑川氏が演じている別キャラの話になるが、そのキャラの返事としてではあるが、「二度と戦いたくないガンダムは?」と聞かれて、「ウイングゼロカスタム」と答えている。

  • 黒歴史の因縁?
∀ガンダムの最終局面にて、コレン・ナンダーの脳裏にウイングゼロ(EW版)の顔が浮かぶシーンがある。
このことから、「コレンの正体はゼクスではないか」と言われていた。





五飛、教えてくれ。俺はあと何回、この項目を追記修正すればいい……?

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最終更新:2023年12月27日 15:33

*1 それを考慮してもEW版はTV版との差が激しいが

*2 TV版ゼロに相当する機体。もとよりTV版ゼロも、H教授が設計した「ガンダム」の試作機という位置づけである。

*3 しかもこれただの背景設定とかではなく、ネタバレとなるが、このあまりにも不可解な行動がある人物の緊張を招きこの漫画の主題としての事件の発端となるいう重大な位置を占めている

*4 聖なる夜に天使が舞い降りた的な演出のために

*5 実際、『敗栄』以降の作品ではこの設定となっている。

*6 一部資料においては機体本体の最大内蔵エネルギーはコロニー破壊3回分で、最大出力ではウイングガンダム同様3回程度の発射が限度となっている、機体が最大出力の反動に3発以上耐えられないという資料もあればテレビ版よりパワーアップしているとする資料もある。

*7 ちなみにゲーム中でOVA版を手に入れた経緯が不明なヘビーアームズと第2次αでアーリータイプに改造されたウイングガンダム以外のW系のガンダムはすべてTV版とOVA版が別の機体という設定である

*8 MGプロトゼロはバスターライフルをきちんと保持できるように専用の持ち手がついている。おそらくMGウイングゼロの反省だろう。

*9 アニメ版EWの劇中や円盤ジャケットではTV版と同じくゼロシステムの下の腹部にコクピットが配置されていたが、敗栄やMGガンプラではゼロシステムの後ろ、つまり胸部にコクピットがある